Betsylocks
& The Three Bears
2004年2月、待ちに待った新しいタイニー・ベッツィー・マッコールが発売されました。
粒ぞろいの新作の中でも一番最初に登場した彼女、
「Betsylocks & The Three Bears」」は
コアなベッツィー・ファンはもちろん、ベッツィーを知ったばかり、という人達の心をも虜にした、
まさにトナー社今年度最高の自信作なのでしょう。
「ゴールディロックスと3びくのクマ」というお話をモデルにして登場ということなのですが、
日本ではただ「3びきのクマ」として親しまれているお話です。
実は今、私の娘が絶好調にハマっているお話ですので、あまりのタイムリーさに驚きました。
簡単にお話しますね。
『森の中にお父さん、お母さん、男の子の3びきのクマが住んでいました。
ある日、食事のスープが熱すぎたので、それが冷めるまでクマさん達はお散歩にでかけました。
そこへ、森で迷子になった女の子がやってきて、家の中にはいり、
子グマの小さな椅子に座ってこわしちゃって、スープも飲んでしまいます。
そのうえ、ベッドにもぐりこんで眠ってしまいました。
帰って来たクマ達は、椅子が壊れていたり、スープがなくなっていたりにびっくり。
ベッドに寝ている女の子も目をさまし、互いの姿に仰天!
でも仲良くなりました』
いかがでしょうか?ご記憶にある方、たくさんいるんじゃないかな〜、と思います。
何十年も、あの「3匹のくま」の中にでてくる女の子が、
ゴールディロックスという名前を持っている事を知りませんでした。
このベッツィーに初めて教えられたのです。
このドレスが可愛いの!水色のオーガンディー素材。
クラシックなローウェストのデザインがたまりません。
でも私が何十年も前に親しんだ「3びきのクマ」の挿し絵の女の子とは全然ちがうのよね(笑)
そのお話ではどの絵本でも、森歩きに相応しい格好、赤頭巾ちゃんのようなスタイルでいることが多いんです。
魅力はなんといってもこのゴージャスな巻き毛ちゃんでしょう。
加えて明るいブロンドであるということ。
でもこの後ろ姿、すごくないですか?(^_^;)
お話的にはクマのお父さんはロックスより遥かに大きく、
お母さんクマがサイズが同じくらい、ということになるのですが。
「細かい事は言わないで。私の大切なお友達よ」
ただ可愛いから、というだけが理由の3匹のクマではなかったのですネ。
髪型のせいでしょうか、ドレスの雰囲気も大きいのですが、
私が彼女の画像を見た瞬間イメージしたのは、音楽を習っている女の子、でした。
それもヴァイオリン。
「ピアノだって好きよ!
疲れたら、ちょっとひと休み
みんなでお茶をいただきましょう。
あら子グマちゃんたら、カップを落としちゃったの?
ふ〜。お腹一杯になったら眠くなったよ。
みんなで夢の中へ…。
「私のことも好きになってね」
(2004.3.4)
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