2002年11月30日(金)
 雨、という予報を裏切って晴れてくれたのは私達家族にとって祝福だった!家の中の荷物と格闘するまえに、あちこちに出かける用があった。取りあえず、今まで住んでいた家の御近所に挨拶、今度越してきた家の周りへのご挨拶。
 キッチンがまったく使えないと言うのも不便なもので、子供の為にも朝から最低限栄養をとりたいから、ここ数日あちこちのモーニングを食べ歩いている。私的にはデニーズのモーニングセットがヒット。売店コーナーで、プチブライスが売ってたよ〜(><)持っていないコージーちゃんだったので、お迎えしたい衝動に駆られた。もう物を増やすのは懲り懲り、と思っている端からこれだ。業が深いな。

2002年11月29日(金)
 幸い、晴れた!しかし、我が家の物の多さは引っ越しのプロたちをさえ悩ませる始末だった。オットはこの期に及んでひどい風邪をひきこんでいて調子が悪い。荷物をはこびだし、運び込むのにてんやわんやで、予定時間を大幅に押し、御近所への挨拶周りができなかった。昨日からずっと外食ばかり。これがまだまだ続きそう。取りあえず、洗面所と寝室のスペースは確保。新築のお風呂に入るのは、慌ただしい一日のあとに格別だったわ〜。でもあまりにも前途多難。泣きだしそう(;_;)

2002年11月28日(木)
 朝からオットは家の引き渡し、代金の支払いなどで不在。私一人で引っ越屋さんを迎える。恐怖の荷詰め。いや、本当に恐怖なのは荷ほどきのはず。天気に恵まれることをいのりつつ、明日を迎える。

2002年11月27日(水)
 明日が引っ越し屋さんの荷造り、明後日が引っ越しとなり、今日でパソコンともしばしお別れ。これからバックアップとらにゃ〜!
 人形をせっせとつめていたらすっかり腰がだるくなってしまった。つくづく、我が家は物が多い。私が一人で増やしている。小物が好きというのが業が深いのよね。これからは自制しようと思いつつ、世の中は誘惑に溢れていること。
オットがおみやげ…というから何かと思ったら、あの昼ドラ「真珠夫人」DVD発売記念販促物の『たわし』だった。『たわしコロッケレシピ』がついてるし。笑える(^o^)

2002年11月26日(火)
 カーテンとカーテンレールに振り回されている。まず値段が高い。とりあえず、カーテンそのものよりレールに凝ろうと思い、カーテン屋さんにきてもらって新居の窓をはかってもらったら、私が思い描いているようなデザインレールはつけられないことが分かった。いかに小さな家かわかろうというものだ。まあ費用はやすくすんじゃって良かったんだけどね。その分、レースのカーテンにはちょっと凝りたいなと思ったり。やっぱりオーダーメイドしたいわ〜。
そんなこんなで、荷造りがさっぱりはかどらない。本気でピーンチ!

2002年11月25日(月)
 息子を幼児教室に連れていって、驚いた。単語ばかりだけど、たくさん喋る。踊ったことがないのに踊る。目覚め、というものを感じた。神様に感謝する。ただただ、子供の成長が嬉しい。幼児教室の先生達はとても素敵で、いつも明るく、悩みの多い私を救ってくれる存在なのだけど、一緒になって泣く程喜んでくれた。
息子の様子がおかしくなったのは福岡から東京に引っ越してきてからだ。今度の引っ越しは悪影響にならないといいなあと願っている。
 今日は紙ものを整理。子供がいると、ベネッセのしまじろうセットをとっていると、ものすごくかさばる。絵本は付録の数々。子供が特に気に入って入るもの以外は処分処分。悩ましいのはお人形の箱だ。昔は個性的なパッケージに心惹かれたが、捨てがたい苦しみと言うのが確かにあっていっそオシャレでもなんでもない箱なら惜し気なく捨てられていいのに、と自分に都合のいいことを考えるようになった。。。ほんと、どうしよう。

2002年11月24日(日)
 ひたすら荷造り。大量に処分するものが出て、自分でも驚く。この家に住んでたった1年。しかし、ほぼ12年間持ち歩いてきたものだ。今まで処分しかねていたものを今回は思いきった。たぶん最後から2番目の引っ越しだし(老後はオットの故郷に戻るから、たぶん)もう広い家に住む見込みはなくなったから、本当に自分の気持ちを切り替えた。それでも、思い出を捨てるようで忍びないものは荷造りした。子供の服や作ったもの、描いたものなど。ベビー服の本当に痛んでいるものは捨てることにしたのだけど、綺麗なものはやっぱり捨てられない。妹が子供を産んでくれたら気持ちよくあげるのに、と思う。捨てることにしたベビー服も思わずきゅっと抱きしめてお別れを言った。子供にまつわるものが、こんなに私の心を縛るものだとは。あと、うんざりしたのは手芸関係のもの。毛糸から端切れ、布、糸、ボタン、ビーズ、などなど。本気でオットに申し訳なく思った。そんなこんなで、やっと人形にとりかかったのは夕方から。清く正しい人形者が見たら眉を潜められそうだが、スタンドごと、靴をはかせたまま、エアパッキングで一体一体包んでいく。近距離だし、これで大丈夫、なはずである。あまり本気でではないけれど、お人形を整理することも考えながら手にとるのだが、やっぱり一旦私の娘になった以上、手放す気になれなくて。本も昔は処分が難しかったけど、今は簡単。再読したいかどうか、それにつきるもの。お人形はどの子もみんな、着せ替えて遊んであげたいから、やっぱりお別れできない〜(><)

2002年11月23日(土)
 この土日が引っ越しの為の勝負、と思うけれどオットは仕事三昧だ。一人で奮闘する。チビが二人いて甘えん坊なので、なかなか作業がはかどらないけど、がんばる。思いきって余計なものをガンガン処分する。母がいなくて良かった。彼女は物を一切捨てられない人で、今までも引っ越しの度に泣いて私とオットに物を捨てさせまいとするので、往生したのだった。今回、子供達のお守は誰にも頼まないことにして正解。近距離だし、頑張る。
明日は大安。だから、新居に物をひとつ持って行って、それで引っ越したことにする。ドールハウスを持って行くつもり。荷造りするとこわれるんだもん。

2002年11月22日(金)
 憑き物がおちたように風邪がなおった。しかし、オットに憑いた。泣き泣き会社を休んだオットをこきつかい、荷造りに突入。大量のビデオ、書籍類の整理。午後は一家で、新居完成披露に行く。建設会社の自信作だけあって、夢に思い描いていたような、小さくて可愛い家ができ、子供達は大喜び。思わず小坂あきこの「あなた」なんか歌っちゃうね。ま、古い暖炉はないけどさ(普通、新築にはないよね)
吉祥寺のユザワヤでカーテンを血眼で物色。オーダーすると30万円だ。おーまいがっ!

2002年11月21日(木)
 いい加減に腹がたってきた。風邪に対して、だ。よくなるどころか熱があがってきて、冗談抜きで気分が悪行ったらない。必要最低限度の家事と育児をこなしては、息も絶え絶えにふとんに倒れ込むばかり。マジ、あと1週間で引っ越しなんですけど。明日は死ぬ気で荷づくりだあ!…うううう、熱が。37.5〜38度を行ったり来たりの微熱で関節ガクガク。オットは一切会社を休めないと言うし、もうヤケだわ。とにかく、しゃにむに、人形をつめよう!

2002年11月20日(水)
 今日も朝から、どうしようかと思う程に体調が悪かった。しつこい風邪だ。正直な所、オットに会社を休んで看病してほしくてたまらなかったけど、彼はさっさと出勤していってしまった。娘を幼稚園から迎え、バレエ教室は休むことにして布団にもぐりこむ。子供達が安全にあそんでいるか、いつも気が張りつめてうとうとしかできないけれど、今日は子供達も私の両隣りに潜り込んできて眠ってくれたので、私もホッとして眠りの底へ。滅多にないことなので、神様に感謝したいくらいだった。オットがひどいガラガラ声で早めに帰宅する。不思議なのだが、自分の体調が悪いと、早退したり休んだり、結構自由自在なのよねー。私が頼むと、欠勤なんて絶対不可能だと、頼んだ私を生ゴミでも見るような目でみるのにな。
おみやげ、となにか本らしきものをくれたからデアゴスティーニのバ−ビ−本かとときめいたら、ローラ・アシュレイのカタログだった。新居のカーテン用資料だったみたい。一時、ローラ・アシュレイの壁紙などにあこがれていたけど、今はそれほどでも…かな。

2002年11月19日(火)
 引き続き体調が悪く、機嫌も悪い一日だった。
 最近ネットをしていると、本当に子供が嫌がるようになり、オットも嫌がるし、なんかネットサーフィンをして遊ぶ暇が全くなくなってきてしまった。まあ目の毒になるものを見なくて物欲を刺激されずに済む、という考え方もあるけど、やっぱり寂しいぞ。家族が寝静まっている早朝が私とパソコンとの蜜月時間だ。お弁当作り、朝食のしたく、洗濯と慌ただしく仕事に取りかかる前の一時の楽しみである。それで朝はやっぱりコーヒーがいい。香だけで目がさめる気がするもの。
冬早々に風邪の洗礼を受け、さっそく免疫をつけて、この冬を乗り切ろう。

2002年11月18日(月)
 一晩ぐっすり眠ったら風邪もなおって…といいたいところだけど、なんか悪化してしまった。それでも元気な娘を幼稚園に送りだし、息子を幼児教室に連れて行き…娘がまた帰ってきて、やっと家に辿り着いたらなんだか妙に気が抜けてだるくなってしまって、膝の関節が嫌な感じのだるさを訴えてくるし、熱をはかったら37度5分あった。私にとっては高熱!ううう、お医者さまからもらった薬をしっかりのんでるのに、なぜ〜(@@)バタッ。

2002年11月17日(日)
 昨日お医者さんでもらった薬がきいて、鼻がやっと本調子をとりもどし、おかげで味覚ももどってきた。風邪をひいても日曜日でも家事育児を司る身に本当の休息はない。気晴らしに新居を見に行く。もうほぼできあがってあとはエクステリア部分の感性を待つだけという様子。隣の奥さんは会う度に、我が家の建築工事のおかげで毎日うるさく落ち着かない、日曜日もゆっくり寝坊ができないと言ってくる。そんなに隣に家が建つのがいやなら自分で土地を買い占めておけばよかったのに、と不思議。それができなかったなら文句をいう筋合いもない。私はそのまた隣のご主人から、当の奥さんの家を建築中に多大な迷惑を被ったと聞いている。お互い様だなあと笑ってしまった。

2002年11月16日(土)
 合う人みんなに驚かれるくらい、私の風邪は悪化した。熱はない。ひたすら、鼻を直撃だ。それでも新居用のカーテンを選びにでかけ、レールなどをふくめてデザインを決め、見積もりを出してもらったら約60万円。。。うううう、風邪が一気に悪化した。なんとか安くあげる方法を考える。自分で縫う暇があったら、人形の服でも作ってるしぃ(><)昼食を家族でファミレスで食べたが鼻がつまっていると、味がさっぱり判らないのだった。あとでオットにそう言ったら、それなのに一番高いコースを食ってたのかよ!とおこられた。娘は元気いっぱいなのでバレエのレッスンにつれていき、帰宅後ドっと寝込む。オットも風邪をひきはじめてる〜。

2002年11月15日(金)
 私の風邪も治りそうで治らない。鼻にきちゃって、ティッシュの箱を抱えて歩いているありさまだ。何かしようにも集中できない。風邪をひくのは、ちょっとくらいなら案外気持ちいいものかもしれない。何もしないで布団にくるまり、優しい身内に介抱されてればと思うけど、実際は熱っぽくても関節が痛くても、育児だけはしなければいけないので、ひたすら養生だ、
 TVのコマーシャルを見ていてふと、自分が竹ノ内豊を好きになっていることに気付いた。今さらだけど、たぶんアレ、「利家とまつ」に出てたときにヤられたのだと思う。孤独で優しい渋い役所で、声の低温ぶりもなかなか良かった。基本的には私はどうも高い声の人が好きみたいなんだけどね。ゴスペラーズというバンド(?)の中にひとりとても気になる声の人がいて、先日オットにそれが黒沢さんという人だと教えてもらった。オットも趣味の声楽ではテノールだし、その黒沢さんもテノールを担当している人なのだ。私は自分の声が嫌いなので、高低に関わらず、声の良い人が好きみたい。

2002年11月14日(木)
 息子の自閉症疑惑はまだすっきりとは晴れない。言葉の発達、対人関係が顕著に遅い。不安を振り切るように、息子を信じる気持ちで成長を見守っている。他人と比べてはダメ、と分かっているけれど、時としてそれは難しいことではある。
 身近に好きになれない人がいる。つねに他人の言葉は否定しがちで、自分と自分の子供のことを自分で褒めてばかりいる。うぬぼれる、とは自らに惚れると書くけれど、まさにそんな感じ。彼女との会話は苦痛だった。私が娘を通わせているバレエ教室から、通っている小児科医、息子を通わせている幼児教室から今度引っ越す場所などなど、とにかくすべて否定的な意見を、聞いてないんだけど聞かせてくれる。つくづく感心するのは、これだけ自分で自分のことを好きだと、人生楽だろうなあということなのよね。でも美しくない。

2002年11月13日(水)
 息子の体験入園で春から通う幼稚園に行く。そこから徒歩5分の新居を見て回る。娘は壁紙に応じて、空の部屋、リボンの部屋、レモンの部屋(トイレ)、メロンの部屋(洗面所)、ぶどうの部屋(トイレ)などと名前をつけている。屋上にやっと柵がつき、怖がらずに景色を見られるようになった。小さくても屋上があるというのは気持ちいいものだ。三角の屋根の可愛らしさをすてて、屋上にして良かったと思う。でも、徹底して白にこだわってつくったのに、壁をつたう下水管がねずみ色なのがとても嫌。なんだかなあ。家を建てて思うのはとにかく日本のメーカーのセンスのなさである。バリエーションが少なく、遊び心がない。下水管とはいえ、カラーバリエーションくらいツクレ。キッチンのレンジフードも当然白のつもりでいたら、そこだけ焦茶色だ。私が選んだシステムとセットになっているものはその色しかなく、他には選べないと言う。YAMAHAもたいしたことないな〜、なんてため息。
 息子の風邪、良くなるより悪くなっているように見える。咳の回数が減ってきたと思ったら鼻水がでてきた。私は相変わらず喉が痛く、それよりもまた頭痛がしてバファリンを飲む。
 引っ越しに向けてそろそろお人形など梱包していかなくては。こういう時、箱出し派コレクターは辛い。そうでなくても我が家は「小物が多い。多いですねえ!」と引っ越し屋さんを唸らせたくらい、物が溢れている。やれやれ、いい加減に片付けなくては。さて、どこから手をつけたものか。

2002年11月12日(火)
 ついに風邪をひいたらしく、喉だけが痛い。養生を決め込むことにして、「妖精国の騎士」を1巻から読みとおすという贅沢を楽しんでみる。引っ越し準備前のリフレッシュというか、たまには主婦業も休みたいというか(でも洗濯と料理後片付け、もちろん子供達の世話はしてるよん)まあ、読書三昧を決め込むこと程楽しいことはない。それよりも自分の記憶力の衰えを痛感した。長い壮大なファンタジーを認識して読みながら、私はたくさんの伏線に気付かないでいたことに気付いていてしまった。ハリー・ポッターもそうだった。1回目はとにかく物語の筋を追うのに夢中で読む、香気がぬけないうちに2回目を読み、伏線に気付く。そして3回目で本当に作者が意図したものを読み取れた気になる…一生に1度しか読まない本も確かにあるが、好きな本はもう何十回だって読み返す。未だにモンゴメリが好きだ。アンは別格としてもエミリー・シリーズが大好きだ。娘の名前もそれから頂いた。女流作家ものが好きなのは、描かれている女性像がリアルで共感しやすいから。男性が書く女性って、やたら男性にとって都合がいいなあといつも思っちゃって、あまり好きじゃないのだ。

2002年11月11日(月)
 今、幼稚園はどこも親と先生の個人面談シーズンだと思う。娘の幼稚園もそれでずっと午前中保育。11:30には帰ってくるのだが、息子の幼児教室が11:20からで迎えが不可能だ。幼稚園は休ませてもらって一緒に息子の通う七田チャイルドアカデミーに行く。ここは楽しく子供の脳に刺激を与えてくれる遊びをしてくれる教室、と思って欲しい。決して早期教育が目的ではないのだ。受験塾とは違うのである。最初に友人がくれたビデオに娘がハマった。福岡に引っ越した時、お友達つくりのとっかかりのつもりで始めて教室に通った。これがとても楽しかったのである。東京に戻ってからは娘には週2回のバレエを習わせることにしたので止め、代わりに息子が通いだしたが、息子もすごくレッスンに集中して楽しんでいる。今日、特別に娘もレッスンを受けさせてもらったら、やっぱりとても楽しかったとうきうきしていた。来年から二人揃って通わせようかな。英語も習いたいと本人が言っているし、きょ、教育費が苦しいよ〜。
まったく、私が人形道楽してる場合じゃない。誘惑はできるだけ振り切らなくちゃと思うけど…つまんないなあ(ため息)
 一旦帰宅して昼食後、娘が来月から新しく通う幼稚園の面接に行った。本当にアットホームでいい雰囲気。先生方も優しくてまとまりが良く、もう1年早くここの存在を知っていたかったと思う。もうひとり一緒にはいる女の子がいて、ロンドン生まれのロンドン育ち、2週間前に帰国したところだそうだ。Sサイズの娘に対してLLサイズの彼女は優しく可愛い子で、娘と仲良く手をつないで歩いてくれた。お母さんもとてもいい人だったし、これから仲良く出来そうで愉しみ。
 マイドールズハウスで我が家的に有名なデアゴスティ−ニ社が、バービーシリーズを刊行しているという。早速オットに指令をだして購入を試みたが、難易度が高いことが判明。神奈川県内のごく一部の文教堂チェーンでのみ、試験的に販売しているそうで、すでに6巻まででているという。現物を見たい!ホームページにものってないし、好奇心でジレジレする〜。

2002年11月10日(日)
 ダンボール箱が届いたからには荷造り開始と心に決めて迎えた日曜日だったが、正直、どこから手をつけていいか判らない。今の家には1年ちょっとしか住んでないのに、すでに山のように処分したいものを抱えている。ちなみに、引っ越し屋さんには、人形類は頼むから自分の責任で梱包してくれと言われた。マニアックな価値が計り知れないものは万一の場合に責任をとりかねるとのこと。もとより、私も人任せにする気はさらさらなかったのだけど、中でもビンテージなどの取り返しのきかない貴重なものは、引っ越し先が近いこともあり、できれば御自身で運び込んでおいて欲しいとも言われた。ええ、ええ、大安の日に、身代わりに人形を置いてくるつもりざます。我が家の引っ越し日は仏滅にあたるので、一応縁起かつぎにそういうことをするのである。
 仕事の前にちょっと散歩&買い物、と家族で商店街へ出たらイベントをやっていて、あちらを覗きこちらを覗き、結構遊んでしまいました。子供達は風船をもらって大喜び。娘は大好きなピンクの風船を後生大事に持っていたが、息子はまず無造作に風船をわり、次のをもらった瞬間(係の人が親切)すぐさまそれを空に飛ばし、次のも飛ばし、4つめをやっと捕獲しておくことに成功した。風があまりないよく晴れた冬の青空に、ぐんぐんぐんぐん上って行く緑やオレンジの風船が可愛かったわ〜。
 雑貨屋さんでピーターラビット柄のどんぶりとれんげを家族分注文する。引っ越し後に引き取る予定。ピーターラビットとアリスものが私とオットのお気に入りなのである。ほんと、趣味をあわせてくれるオットだ。人形以外には。
 超安いパスタ屋さんでランチを食べて帰宅。中山星香先生のコミック文庫「妖精国の騎士」が知らない間異に9、10巻と出ていたので、勢い良く読んでしまう。文庫版でかなりの量を一気に読める幸せをかみしめる。これをちまちま普通の連載とかコミックで読んでいたら、辛かっただろうと自分で思うから。
 それから幼稚園の申込書と調査書を書いていたら、結構な時間になってしまった。荷造りはできず。うーむ、いかん。
 コンビニで「人形の国のアリス2」「アリスのティーパーティー」をたっぷり見かけて思わず手にとったら、娘にすかさず「ママ、ひとつだけよ」とチェックをいれられてしまって、とほほほりーん。。。箱買いしたかったんですけどぉ、結局一つも買わず。オットにはオークションでコンプリートするように指示される。花より実をとれって感じ?(ちょっと違うか)

2002年11月9日(土)
 可哀想だけど、やっぱり今度の引っ越し先から今、娘が通っている幼稚園に通園を続けるのは無理だとずっと悩んでいた。娘はさっと新しい環境に順応できる性質ではない。福岡の時の、こぢんまりとしてのほほんとした雰囲気の園が合っていたのに、昨年の突然の転勤で仕方なく、現在のマンモス幼稚園に入れ1年かけてやっと慣れた感じ。できるだけ続けさせてあげたかったけど、遠距離通園は親より子供の方が辛い。近くでこぢんまりとして、ほのぼの暖かく先生の目が行き届く所…と探していて、ついに理想的な幼稚園をみつけた!住宅街の中の小さな教会に付属しているところである。私が子供の頃に通った神戸の教会付属幼稚園にとても似ていて、ピンときた。オットも気に入り、その場で編入願いを受理してもらった。幼稚園をまた変わるのは可哀想だけど、絶対いい幼稚園だから大丈夫。私が通いたいくらいだもの。
 引っ越し屋さんが見積もりに来た。さすが、CMで仕事きっちり、勉強しまっせ!と叫んでいるだけの事はある。プロ根性を見た。段ボールがどっさり届いて、いよいよ引っ越しだぁと、気分が盛り上がってきた。
新居は中身のクロス張りが終わってすっかり家らしくなった。全体は白いクロス、息子の部屋は水色、天井は星の模様。天窓がついていて、そこから本当の空が見えるのが気持ちいい。娘の部屋も天井は星の模様(息子のは水色地に白い星だけど、娘のは白地に金の星)だけど、壁は白地に小さなピンクとグレーのリボンの模様。子供部屋のまん中のトイレのクロスはレモンイエロー。私の部屋は小さな薔薇の模様、大人用トイレは薄紫、洗面所は淡いメロン色。我が家の家具はほとんど白だし、今回バスタブや洗面台、キッチンも全て白を指定してきたので、ところどころ色で遊んでみたのだが、想像以上に楽しい仕上がりとなった。
福岡から引っ越してきてからほぼ10ヶ月、娘は毎日のように「お家に帰りたい」と泣きべそをかいていたが、『ピンクの家』が形作られてきたあたりからピタッと言わなくなった。子供達の幸福な成長を祈りながら建てた家といえる。
 今日は幼稚園を3つくらい見学し、バレエ教室に通い、引っ越し屋さんの見積もりを受け…ととにかく忙しかった。でも素敵な幼稚園が決まったし、新しくデロンギのオイルヒーターが届いた(もう5年も前から欲しかったの!)ので、とてもハッピーで充実している。ただ…禁酒の禁断症状がでてるよ〜(><)赤ワインが飲みたい!

2002年11月8日(金)
 今頃だけど、「人形の国のアリス」という食玩の第1段シリーズをコンプリートした。結局やっちまったよ、あはは…。オークションってありがたいな〜、と身に沁みて感じた。需要と供給のバランスがうまくとれてるのね。お人形が欲しくなるからあまり覗かないようにしていたのだが、食玩という伏兵がいて、またも深みにハマってしまった。
ついでに御贔屓のアーティスト大沢誉志幸さんのバンド時代(クラウディ・スカイ)の幻のアルバムもゲットしてしまったりして。届くのが今から楽しみ。日頃、オットがいい音楽だからとあれこれ山のようにCDを持って帰ってきてもいっこうに聞く暇がない私だが、これだけは子供を泣かせてでも聴く!いや、泣いていたらうるさいからやっぱり寝かし付けた跡のひそかな愉しみになるのか。
愉しみといえば、コツコツ集める食玩だな。アリスシリーズももう第2段でてる。オットにはオークションで無駄なく買うように言われているけど、自分で買ってあける楽しみを考えると、誘惑を感じずにはいられない。ダブるのも楽しみと割り切ってしまえばいいのだろうけれど、オークションなどにだすのもいちいち面倒臭くて。

2002年11月7日(木)
 天気予報では毎日「この冬一番の寒さです」と言ってるけど、確かに日ごとに寒くなっている。今日は立冬らしい。冬なのね。
 心配事がいくつか。息子が嫌な感じの咳をしている、今朝、血便をした。少々のことなので様子を見る。インフルエンザの注射の跡、私はいつも赤く固く腫れてむずがゆい。息子も同じく。オットと娘はなんともない。インフルエンザなんてものがなければいいのになー。
 明日もお天気が悪いようだ。クリーニング仕立ての毛布にくるまって昼寝をしてみるのは気持ち良い。ただし、寒いのと忙しいので最近公園にいかないと、息子がさっぱり昼寝してくれなくなった。子供が眠っている横で添い寝するのは格別の暖かさ、気持ちよさ。小さな子供の肌の柔らかいこと、心地良いことこの上無し!どんな絹も天鵞絨も、薔薇の花びらも子供の肌の感触の良さには叶わないと思う。というわけで、私は甘い声で子供達を布団乾燥機であたためた布団の中に誘い込むのだが、子供達はきゃらきゃら笑って遊び転げるばかりなのだった。

2002年11月6日(水)
 息子の幼稚園の入園金を納入に行き、私と子供達はインフルエンザの予防注射を受ける。息子はパッと泣いて泣き止むが、娘は注射前に恐怖の絶頂に達し悲痛に泣叫ぶので、毎回、母としてとても辛い思いがする。子供の肌に針を刺すというのがこんなに辛く感じるものだとは、母になるまで実感したこともなかった。でも万が一インフルエンザで脳炎になどなったら辛いどころの騒ぎではない。やっぱり可愛い子には予防注射だと思って、耐える。実は私も注射恐怖症なので、娘の悲鳴にたまらなく共感してしまうのだった。オットも受ける予定だったが、微熱があり喉が腫れているということで、注射はやめて風邪薬をもらってかえって来る。
さて、幼稚園入園の出費が痛いので当分節約。だからというわけでもないかど、叶って欲しい夢があるので、大好きな大好きな赤ワインを今日限りで断つことにした。毎晩、子供を寝かし付けた後、オットはビール、私はワインでゆっくりTVなどを見ながら、おしゃべりをするのが大好きだったけど。昔の人は、願いごとがある時には一番好きなものを断って祈ったと言う。私の場合、子供をのぞくと、人形とワインなのかな〜と思って。人形、結構断ってるもんね。やっぱり毎日楽しんでいるものを断った方が効果大…なことを期待する。無宗教だからな〜、でも神様って信じてる私。

2002年11月5日(火)
 年中組の娘の個人面談。なかなか頑張っているようで大変よろしい。娘はいつもひたすら頑張っている。だから「家の中ではねえ、あんまりがんばらなくてもいいよ」と言ってあげるのだが、彼女にはそれがよく判らないらしい。しかたないので、私が極力リラックスさせてあげる演出をしなくてはいけないのだが、自分に心の余裕がない時には難しいものだ。
クラスで、花瓶にさした柿の枝の絵を描いているのに、娘だけなんの関係もない好きな絵を描いてあったのがちょっとトホホだった。ま、個性ってことで。。。

2002年11月4日(月)
 心身共に疲労困憊、憂鬱至極。テンションがあがらなくてちょっと辛い一日だった。また薬のお世話になる。気晴らしにドールショーにいけばいいのに、どうしても体が重くて出かける気になれず。まあ、人間こういう風に落ち込む日もあるよね。仕方ない、とありのままの自分を受け入れてぐったりと過ごした日でありました。

2002年11月3日(日)
 明日しよう、明後日しようとおもいながら放っておいたガスレンジ台の掃除を義母がしてくれていた。トホホ、ありがたいっす(T_T)
 今日は息子の幼稚園の面接日。大泣きしちゃってヘロヘロだった。私自身も連日何かあって緊張感を解く暇もなく、なんだか疲れている。
なのに、オークションでちょこまかと買い物をしてしまう。ヤバイ、ヤバい、買い物依存症かな?
 新築中の家はとりあえず大工さんの仕事が終了した。明日からは内装、まずはクロスばりに入るそうだ。どんどん家らしくなってくるので、見に行くのがとても楽しみである。来週の今頃はダンボールが届いている頃…荷物づめ、できるかな?自信がないぞ〜(><)


娘が贈呈された花束。
初舞台の記念の♪
2002年11月2日(土)
 バレエって素敵!今日は小さな発表会とはいえ大変でみんなで愚痴を言い合ったりしたけれど、舞台が終わった後の充実感は快いものだった。2回公演というのが厳しくて、我が家の娘をはじめ4、5才の小さい子達は途中で飽きてしまい、帰りたがってぐずったりしてその子守りだけでも母親には重労働だったのだが、舞台に立った女の子達の可愛いこと、頑張っている姿のいじらしいこと。母達の苦労は十分報われたのである。
子供の頃、バレリーナに憧れていた私は娘が生まれたら絶対バレエをさせるのだと決めていた。その念願が叶ったんだなあと胸が一杯になり、つくづくと娘を眺めていた。
 バレエの衣装、髪飾りとかって、近くで見ると安っぽいような、薄汚れたような感じなのに、舞台にたって照明をあびると輝くような美しさ。舞台ようのリボンで編み上げる形のサテンのシューズの可愛らしさ。華やぎがぎゅっと凝縮された空間にいて、女として満足だった〜。舞台終了後はヘトヘトだったのだが、息子の子守りを担当するためにかけつけてきてくれた義母が、素晴らしく美味しい五目御飯と、真鶴の美味しいお刺身を山程持ってきてくれていたので、それをみんなで思う存分食べ、今日の感想を語り合った。でも舞台って母ひとりではできない。家族全員のフォローが必要なものだと痛感。

2002年11月1日(金)
 ハードな11月が始まった。まず、息子の幼稚園の申し込み。ここは面接も無しでひたすら鷹揚に希望者を受け入れてくれる。家からも一番近く、芸能人のお子さんも数多く通っている伝統ある幼稚園だそうだ。新築中の自宅にまわったら、おおお、もう外壁の色が途中まで塗られていた。うーん、ピンク。ああ、ピンク。私、ピンクの家に住むんですぅ!
時間がないのと、ハッピーミールセット目当てでマクドナルドでランチ。今回はサンリオのタオルハンカチだったわ。コインパーキングで精算時、千円札をいれたら使用不可になり、おつりも何も全く出てこなくなった。オットが激怒してTimesに電話する。お金返せ〜!
さらに、第一希望の幼稚園に願書を提出。どうなることかと思ったが無事、明後日の順番をとることができた。これで、明日は娘のバレエの発表会に専念できる。その舞台稽古が夕方から夜にかけてあり、くたびれた。明日はもっともっと拘束時間が長いのだ。覚悟覚悟。
 オークションで食玩をゲットするのに夢中になってます。ハイ、邪道ですね。でもやっぱり揃うのは嬉しい。結局、人形の国のアリス第1弾のコンプリをめざしてる。なんと「蛙の召し使い」が極めて入手しにくい。誰か譲って〜!
あとトミーのキャラパーティーに凝ってしまった。バンビにティンカーベル、アリスのしろうさぎにチェシャ猫、クリストファーロビン、と続々と取り寄せてます。あとタイムスリップグリコのくらしシりーズを全部そろえるべく…。
ううう、雑貨が増える一方だあ!