2001年5月31日(金)
 寒い公園で風邪をひいてしまった。娘の風邪がやっとなおったと思ったら、息子が鼻水をたらし目やにをさんさんとだしているではないか。明日は小児科、眼科巡りコースか。来客の予定もあり忙しそう。私は関節の節々が痛い〜(><)さっそく薬を飲む。
 オットがさらにパワーアップしたソフトモヒカンな髪型で帰ってきた。色は美容師さんこだわりの渋めの金色。夏らしくて良い感じ。

2001年5月30日(木)
 ワールドカップが明日開幕ということで、サッカーに興味のない私の耳にもいやでも情報が入ってくるのだから、興味がある人にはもうたまらない楽しみなんだろうなあ。私のアンテナには何がひっかかってくるかというと、昼メロの「真珠夫人」高視聴率だっていう噂。今朝も読売新聞で特集されていてホクホクしてしまった。私と同じように身悶えしながら見ている人がたくさんいるようで楽しい。
 もうすぐ歯磨き粉を使い切る。次は義妹にもらったバービーの歯磨き粉を使い出せるんだ♪とそんなことも楽しみにしている私。すると近くの輸入雑貨店で見かけた歯ブラシも…と気になる。柄の部分がピンクのドレスのバービーで、でもブラシ部分がどぎつい紫色していて、それでひいちゃったんだけれど、やっぱり思いきるべきだっただろうか。バービーグッズは意外な所で売っている。自分でも知らない間にはりつめたアンテナにピピッとひっかかってきたりして、面白い。
 身近に、小さな楽しみが幾つかある毎日がシアワセって感じだな〜。

2001年5月29日(水)
 このサイトは私のお人形メモというか目録のようなつもりでつくったので、アップしていないお人形があると、非常に気分がおちつかない。毎週1体ずつでも、という気持ちでいるのだが、なんだかじっくりお人形に向き合えない今日この頃。ちょっと身辺が慌ただしいのねん。今日もデジカメに充電しただけで、子供達に振り回されて一日が終わった。ン〜(><)
 福岡の友達が電話をくれた。彼女も来週引っ越しをするというのであわただしい。私が憧れていた動物園の正門の真ん前のマンションに引っ越すそうでうらやましいな〜。福岡で動物園の隣で生活していた影響で、娘が気楽に動物園に行きたがるのが東京に来てからの難点。いまだに「お家に帰りたい」と訴えられるのにも辟易するし。あんまり引っ越しするのが向いてない我が家の娘。息子もショックで喋らなくなっちゃった時期があったし、夫婦二人だけの時のようにもう転勤は娯楽ではなくなってしまった。
 「神戸そだち」という名前の食パンをみつけて買う。美味しい。シクシク、わが町神戸に帰りたい時が切実にある私だ。

2001年5月28日(火)
 中華航空機が空中分解して墜落したと言うニュース、恐いなあとしみじみ思う。
うちの母がいつもいうことだが、天皇陛下や首相が乗る飛行機は墜落なんかしないのに、なぜ民間人だと落ちるのか。つまりは整備に手をぬいているのではないか、なんて思う。エイズの予防ワクチンができるようになるかもしれないとのニュースはきっと明るい話題なんだろう。そうなると、将来は子供の予防注射にエイズ予防なんてのも加わるのだろうか。
 と珍しく朝から新聞をゆっくり読めた日は色々考えながら行動する。息子をやっと風疹の予防注射につれていった。私は注射恐怖症なので、息子のために必要なことと思っていても、可哀想で申し訳なくて涙がでる。息子は娘程長くひきずらない。一泣きしたらけろりとしている。それから幼児教室へ。今日の息子は友人からのプレゼントのチャイナ服をきていたのだが、どこに行っても好評だった。子供服は色々遊べて楽しい。私は女の子服、男の子服の両方を楽しめて幸せを感じることがよくある。
それにしても子供達の小さくなったお洋服の愛おしいこと。こういう捨てられない愛おしいものが増えてゆくから家は狭くなるのだろうか。娘が幼稚園でつくってきたものなんかも、どうしても処分できなくて大切にとってあるんだけど、これも無限の広がりよね〜、息子もそのうち色々つくりだすのよね。ああ、ドラえもんの4次元ポケットが欲しいっす。

2001年5月27日(月)時々
 息子愛用の三輪車サンちゃん(突如命名)が壊れた。ハンドルがスパポン!と抜けちゃったのである。我が家の最寄りの自転車屋さんに駆け付ける。そこはとんねるずの木梨さんのお父様が経営していらっしゃるお店で、当のお父様がいらっしゃった。私が「この三輪車ちょっとみてください〜」と泣きつくと、「どうなったんですか?」とハンドル具合を確かめた後、中央のナットをきゅっきゅっきゅっと締めてなおしてくださった。代金をお支払いしようとしたら「いや、いいですよ」と手を振ってくださった。い、いい人だ〜!
 というわけで今日も三輪車にお弁当持参で息子と公園に通い、その後、娘を幼稚園から迎えた足で直接娘のお友達のお家に遊びに行かせて頂く。夕方までゆっくりママ同士でお喋りし、帰宅後は超特急で夕食の支度をしーの、子供達の衣替えをしーの。さすがにもう冬物はしまうべさ、とがんばる。子供はサイズががんがん変わるので、処分しなくてはいけないものも多数あり、思い出一杯で大好きすぎて、もう2度と着られないと判っていてもとっておきたいものもある。母としてしみじみ感慨にふける。というわけで、今日も母としてのみ生きたような一日。

2001年5月26日(日)
 お弁当をつくって多摩動物公園に行く。娘が最近ずっと動物園に行きたがっていたので。多摩動物公園はオットの一番のおきにいり。私は風邪を引いていまひとつな体調だったけれど、娘だって相変わらず風邪で具合は良くないのだけど、でかける。
動物公園は広い。坂もけっこうある。2才の息子は下り坂だときゃっきゃっと笑いながら駆け下り、上り坂だと抱っこをせがむ。この動物園は私が今までに観たどの動物園よりもゆったりしていて、動物がまだ幸せそうだ。それが見ていて、こちらの気持ちも安らがせてくれる。
土日みっちり家族サービスするなんて立派な夫で父だと自画自賛する彼。でもわが子の為に土日くらい尽くしてもバチはあたりませんって。大体誰が見てもそっくり、瓜二つの正真正銘のわが子ではないか。私の連れ子じゃないんだからさ、なんて思いつつ、ハイハイと口では言っておく。
たっぷり歩いて、くたびれた。お茶をいっぱい持っていってよかった。帰りついたときにちょうど激しい落雷を伴うにわか雨。
また1週間がはじまる。そして5月は終わるのねん。

2001年5月25日(土)
 娘の風邪がなかなか良くならなくてイヤな感じである。幸い幼稚園がお休みだったので、家でゆっくり静養させようと思いつつもバレエのレッスンには通った。本人が休むと言わないのである。中途半端な風邪の状態なのに、楽しそうにしていた。
 数年ぶりに、大沢誉志幸さんのラジオの生放送を聞いて、深く深く感動。3年前、突然の引退宣言に私は泣いた。でも大沢さんらしいとも思った。復活を、キャンディーズみたいと思いつつ喜んでいる。ずっとずっと、たぶん死ぬまで私は大沢さんが好きだ。好きなアーティストは数多いるが、大沢さんは私にとって永遠のキング。
 自慢をひとつさせて欲しい。
 オットは私に内緒で、結婚式に大沢さんを呼んでくれた。人生最大のびっくりだった。司会の友人が「ゲストの大沢誉志幸さんです」と高らかに叫んだ時、友人の中の誰かがモノマネをしてでてくるのかな〜、と思った。そうしたら御本人が登場して、私達のために2曲歌ってくださったのだった…今でも体が震える。もう10年以上まえのことだけど。
「宵闇にまかせて」「海辺のvision」という素晴らしい曲である。私は自分の御葬式には大沢さんのCDをかけ続けるように遺言しておくつもり。特に、この2曲は胸に抱き締めて死ぬよ。

2001年5月24日(金)
 今日はお弁当持参で息子と公園に行く。息子の数ある悩ましい点の中のひとつが「少食」「偏食」ということなのだが、公園でのお弁当だと意外によく食べることを発見。来年からの幼稚園に備え、お弁当の練習もかねて、これからできるだけお弁当ランチにしてみようと思う。ママさん同士のおしゃべりタイムも楽しいし。って私も本当に専業主婦してるなあ、と時々ふと我に帰って思う。やればできるものだ。
 カラムーチョを食べながら、オットと安藤政信、鈴木京香主演の「サトラレ」を観る。設定は面白かったけど、もう一度は観なくてもいいって感じ。イマイチ心を揺さぶられなかったなあ。でも公開当時にちょっと興味があったので、テレビで観られて満足。
 こんなぐうたらな私が運営しているこのサイトも、もうすぐ一万Hitであることに、ひたすら恐縮する思い。カウンタープレゼントをカッコよく、私も企画してみたいんだけど私のちゃちな手作りなんて、人に差し上げられるものじゃないし、と頭を抱えている現在。既製品でもいいかな〜?

2001年5月23日(木)
 周囲で風邪が猛威を振るっている中、やはり我が娘の回復も思わしくない。幼稚園を休む程には弱ってないという微妙な患い方である。息子は元気で久しぶりに公園へお出かけする。もう少し暑くなったら公園の池でみんなで水浴びする予定。その前に梅雨が来るんだな〜。子連れで雨の外出は辛いからうまくやり過ごしたい季節である。
 結婚して間もなく12年になる私達、その前から二人で読みはじめたマンガがある。週間少年マガジンで現在も連載中のボクシング漫画、「はじめの一歩」!ボクシングにはまったくの素人の私が読んでさえ面白い。今ではオットもマガジンを買わなくなっているのだが、これだけは単行本になる度に買う。最新刊を読んで、二人で熱くなった。でてくるキャラクター全員に厚みがある感じなのがいいし、ストーリーもよく練られていて、ユーモアもきいている。読んでいると元気が出てくるんである。スポーツ漫画で燃えてみたい、という方には絶対おすすめ〜。
 北朝鮮からの亡命家族5人がマニラ経由で韓国にはいることができ、よかった。身重のおかあさんと私の息子と同じ年の女の子のことがずっと気にかかっていたから。それにしても日本領事館の人の情けないこと。英文を読めない人が副領事というのがかなりショックだった。そりゃ、わたしも読めませんのですがね。外交官が私と同じじゃ困るでしょーに。

2001年5月22日(水)
 彼が休みの日はスケジュールめいっぱいで忙しい。娘が幼稚園に行っている間の2時間で、まず駅前で用事をすませる。娘が帰宅して一緒に昼食後、トイザらスへ。小1時間買い物して、小児科に直行。まだしつこい風邪を煩っている娘を診察してもらいお薬をもらう。それからバレエ教室に付き添い。そのあと、新しくできた大丸ピーコックで買い物をして喫茶店でケーキセットを食べてひと休みした後、帰宅。たった今、朝だったと思ったらもう日が暮れていたのだった。
 トイザらスでは散財してしまった。近々ある娘の遠足に備えてリュックサックと一人用レジャーシートを買う目的だったけれど、ついバービーの小物とか私も買ってしまう。娘が今こっているのはとにかくミニモニと(最近ではバカ殿さまとミニモニ姫のアイーンダンスが私の頭の中を駆け巡っている)おじゃ魔女どれみ関係のもの。あれこれグッズものを買って、息子にもミチコロンドンのTシャツとか、サングラスとか本人より親が喜ぶものを買ってしまった。
 モッズ期のバビのヘッドだけごろごろ持っているのだが、それに合うボディを求めて思い悩む。ノアドロームのミリー素体とか試してみたけど、ぜんぜん合わない。首のところ、デザインナイフでゴリゴリ削ってみようかなあとお安いバビを購入。先日のドールショーで、ヘッドだけのフランシーをお持ちのあなたに!ということで合うように改造されたジェニーボディを売っていたのだけど、同じようにヴィンバビのヘッドに合うボディも売り出してくれないかな〜。

2001年5月21日(火)
 息子と幼児教室に行って、じわじわとながら成長しているのを実感して嬉しくなる。育児に関しては「聞いてはいたけど、まさかこれほどとは…」と思ってることがいっぱいあるけど、不安、というのもそうだった。自分の事なら努力とあきらめでどうにでもなるけど、子供が平均より遅れてるとか体が小さいとか、なき虫だとかぼんやりしてるとか、私ひとりがじれったがってもどうしようもないことって、たくさんあるのだ。私にできることは明るさ、朗らかさを過剰なまでに演出し家庭のムードメーカーになるという、従来の私には非常に無理がある仕事なのだった。でも、ぎこちなくやってみている。
 お人形遊びできない寂しさで、1体だけアップ。なんかデジカメの調子が悪い。
 来年の今頃はお人形遊びに、お出かけにと自由に羽ばたいている予定の私。ああ、楽しみだ。

2001年5月20日(月)
 妙なお天気で曇り、雨、晴れとフルコースだった。今日までずっと個人面談で娘の幼稚園は午前保育なのだったが、明日からはお弁当持ちなのでやっと少しはのんびりできる。午前保育な日々は送ったと思うとすぐお迎えで超あわただしいのだった。でも、来年は二人まとめて幼稚園バスにのっけて見送ることができると思うと、自然に頬がゆるむ。お洒落して友達と自由ヶ丘で遊んじゃうよ、なんて夢がふくらむの。はたして本当にそんなにうまくいくのかいな。
 やっとDVDで「ハリー・ポッターと賢者の石」を観た。一言で言うとがっかり。原作に忠実なのはわかるけど、あの魅力に満ちた文章のエッセンスがぎゅっとつまった内容を期待していたのに、原作をところどころかいつまんで、それを最新の技術を駆使して映像化しただけ、に私には見えた。これをみて、原作も読んでみようと思った人が多いのならいい。でも逆に本を読むまでもないと思った人もいるのではないか、と不安。それは残念なこと。原作は素直に面白いもの。
 オークションで落札した高橋真琴さんの本とポストカードが届く。繊細緻密な絵柄にただうっとり。

2001年5月19日(日)
 週末は娘の幼稚園の外履きと上履きを洗って乾かさなきゃいけないので天気が気になる。今日は幸い晴れてよく乾いてラッキー。
でもオットが友達の結婚式にでかけてしまい、つまらない。彼がいると嬉しいのは、子供を連れて出かけるのが楽というのもあるけど、それ以上にやっぱり一緒にいて楽しく、安心感を与えてくれる人だから、というのもある。彼がいない週末はどうもピリッとしない。まあお腹がすいたすいたとうるさいあたり、子供がもうひとり増えたような面もあるんだけどね。私の将来の夢はオットとの穏やかな隠居生活なのさ〜♪

2001年5月18日(土)
 娘の風邪がこじれてきたようなので幼稚園のあと病院へ行ったら先生まで風邪をひいていらっしゃった。ほんと、暑さと寒さの間をいったりきたりのこの頃の気候で風邪が大流行中みたい。私も未だにすっきりしない。
病院からバレエ教室へ直行し、そのあと近くの美味しいことで有名なケーキ屋さんでお茶をして帰宅。
 たいしたことはしていない、主婦としてごく当たり前の義務をこなしているだけで時間は過ぎて、せっかくオットが買ってきてくれた「ハリー・ポッターと賢者の石」を観る暇がない〜。明日こそはと思いつつ、今日も子供と一緒に寝てしまうのだった。

2001年5月17日(金)
 娘が私にと、幼稚園から摘んだタンポポの花を持って帰ってきてくれた。こういうことがあると聞いてはいたけれど、実際にしてもらうと本当にほのぼのしちゃうものである。なんか永久保存しておきたいような気持ち。
 無性にゲームがしたくなった。ウルティマとか新しいFFとかネットでのゲームが面白そうだけど、主婦が片手間でできる感じじゃないのが辛い。のめりこみたくてもそうはできない状況。でも本当にちょっとしてみたくて、久しぶりにゲームボーイなんか引っぱりだしちゃった。何年も前にした「テリーのドラゴンクエストモンスターズ」をちょっとやってみる。それで結構気がすんだ。これはモンスターの配合が難し楽しいのである。ネットでのゲームは他の人との接触が楽しそうでもあり、恐そうでもあるなあ。人見知りしちゃうね、やっぱり。

2001年5月16日(木)
 天気予報をチェックして、昨日と比べて今朝はぐっと冷え込むと知っていたのにうっかり半袖で寝ちゃったら、起きた時には風邪をひいていたお間抜けな私。これで家族全員仲良く風邪っぴきとなってしまった。
 黄色いレインコートと黄色のスケルトンの長靴をはいた息子の姿は笑ってしまうくらい可愛い。バッチリ写真を撮っておいて、30過ぎに生意気言われたら「あんたはこんなだったのよ、このハナタレ小僧!」とでもつきつけてやろうか、なんて思う。
それにしても人の子は早く育ってるように見えるのに、なんで自分の子はいつまでも赤ん坊っぽいのかな〜?妊娠中も同じようなこと思ったけど。他人から妊娠をきかされ、次の瞬間にはもう生まれてるような感じなのに、いざ自分が妊娠してみると出産までは長い道のりだった。今日は息子に湯舟のなかでおしっこをされました、トホホ。
 でも忙しい水曜日のあとの木曜日はできるだけのんびり過ごすようにしているのだけれど、今日のように少し寒い小雨の降る日は子供がよく眠ってくれたりして、その横でのんびり添い寝するのは実にいい気持ちなのだった。

2001年5月15日(水)
 今日も暑かった東京である。洗濯物が乾いて嬉しいけど。
 毎週の事ながら水曜日は二人の子供を抱えてバレエ教室にいくので、寒い日でも汗だくになるのだから今日はもう滝の汗だった。母親業の過酷さが身にしみるのがいつも水曜日。でも先週土曜日に50回レッスンを受けた御褒美にペンダントをもらって以来、娘はますます張り切っているのだった。
毎回カードにスタンプを押してもらうだけでも喜んでいたのだが、今まで持ったことがない大人っぽいペンダントをもらったのだから、なおさらみたい。子供はモノに弱いのだと実感できておかしい。周りの子達も急に練習熱心になり、週に1回しかきていなかった子も50回を目指して週2回のレッスンにかえたりしていた。娘が周囲に与えた影響大。
来年の今頃は私もマダムバレエのクラスに通ってるかも。

2001年5月14日(火)
 オットがもらってきたイチゴのジャムのクッキーと、ストロベリーワインが美味しい。ワインはにおいがもろにイチゴジャムなので、最初はうわ〜と思ったのだが恐る恐る口をつけるとわりとさっぱりとした甘味と酸味のワインなのだった。
子供を寝かし付けてワインを飲みつつ、ネットサーフィンあるいは読書をする夜は至福の時である。今日も息子の幼児教室通いを始め、母親と言うよりは子供の奴隷のようになって一日働いたけど、眠ってくれれば幸せなのさ。
撮りためておいたビデオなんかも見る。恥ずかしながら、昼メロにハマっております。私、何年かに一度はもののはずみでハマるんだよね。特に好きなのがレトロもの。明治、大正、昭和初期なんかが舞台のクラシックなお金持ちさんのお話が好きなの。今13:30からやってる「真珠夫人」はモロにこれ。タイトルもええね。菊池寛が原作。セリフ回しのクラシックさがたまらない。東海テレビはこの手のドラマが得意だ。一昔前は高木美保と渡辺裕之主演の「華の嵐」なんかにハマった。失業中にうっかり見始めてのめり込み、就職後もタイマー録画して見抜いたというくらいのものである。はじめは「昼メロにハマるな」と笑っていた母と妹もいつしか同じ泥沼入りし、私が録画し忘れると「バカバカバカ〜」と涙ながらに罵られたものだ。
自分でもばかばかしいなあと苦笑しつつ、何かにハマってみるのも案外幸せなものだ。横山めぐみのヒロインぶりがなかなかいい。健康的な人なので主人公の儚さを表現するにはちょっとどうかと思わないでもないんだけど、なりきりぶりがいいのだ。御本人も楽しんでるね、と思う。今は便利な世の中で録画しわすれてもホームページをみると粗筋がちゃんとわかるようになってるし、撮影裏話とか出演者のインタビューもあるからオモチロイ。

2001年5月13日(月)
 もう梅雨かよっ!と突っ込みたくなるような毎日である。幼稚園に行かなくてはいけないため、雨が降るとタクシーが来ないので、降らないで降らないでと祈る。娘の幼稚園は私的にはちょっと不便なところにあって、二人の子連れで徒歩10分、バス10分、徒歩15分がきついのよ。今日は個人面談だったのである。無事にタクシーで往復できてラッキー。
まあ娘もそれなりに頑張っているようだ。泣き虫、臆病、神経質と3拍子揃ってるから、心配は尽きないんだけど私が思ってるよりうまくやっている、というか、体が小さいおかげでかなり得をしているらしい。みんなに可愛がってもらえるんだよね。
その調子で人生うまくやりくりしていってね、と母は祈るばかり。
 例の中国での日本領事館での事件。あの北朝鮮からの親子が貧困で苦しんで、2才の女の子を200ドルで売る話まであったと今日の報道にあってショックをうけた。信じられない程の不幸がこの世には確かに存在すると認識して心が震えるよ〜。

2001年5月12日(日)
 息子の発熱もやっとおさまってきたが、念のために大切に扱う。
でも最近恒例の家探しにでかけた。やっと決まりそう…。それで夫婦のテンションが一気に高くなった。ハードルはいくつかあるけど、挑戦する甲斐がありそうなのだ。人形とガーデニングという趣味のための空間をちょっぴりながら確保できそうなので、その家を獲得できるように切望してしまう。家が決まって引っ越す頃には息子の幼稚園も決まるだろう。そうしたら、私の心にも自由の翼が生えて羽ばたき出すのよ〜。ン〜、夢だわん。

2001年5月11日(土)
 昨夜、息子の発熱は39.4度に達し、さすがに私も不安になった。男の子はよく熱をだすというけれど我が家の息子はめったに熱をださない。間違いなく人生初の最高熱だ。そんな時に限ってオットの帰宅は午前2時。不安なままに、2月の水疱瘡の時に医師にもらったアンヒバという座薬タイプの解熱剤を使う。それでやっと本人も少し楽になり眠ってくれたが私はほとんど眠ることができなかった。
 隔週の土曜日に私自身がパニック障害の治療の為に心療内科に通っている。それから息子を小児科に連れて行き、成りゆきで家探しをし、娘を幼稚園から迎えて昼食、オットに息子を預けてバレエ教室へ、という目まぐるしさ。
息子は風邪らしい諸症状はでておらず、高熱でも元気でにこにこと遊んでいる。何が原因の熱なのかはっきりしない。見た目は風邪独特のぐしょぐしょした感じはなくてさっぱりとしているのだった。抗生物質だけもらって飲ませる。
娘はついに50回目のレッスンとうことで、先生から記念品をもらってとても喜んだ。教室の看板にもなっているバレリーナのレリーフのペンダントである。私も50回通ったのね、と感激した。さらなる精進を母子で目指そう。

2001年5月10日(金)
 毎日のあまりの気温の変化についに屈したか、珍しく息子が発熱した。それでも機嫌はいいし、食欲はある。強いて言えば、いつもよりイタズラにこころなしかキレがない。いつもよりさらに甘えん坊になってすりよってくる。娘もオットも風邪をひいているので、仕方ない状況でもあった。元気なのは私だけ。でも私が倒れても誰も看病してくれないからなー、踏み止まらねば。
 子供の自閉症疑惑に震撼した私は今年にはいってめっきり人形道楽、パソコン遊びをつつしみ、子らに接することにしているが、1月にはろくにパパ、ママも言ってくれなかった息子が今、単語だけとはいえ30語近く話すようになった。50音は全部言える。
親がなくても子は育つというが、やっぱりいないと育たないじゃーん!というのが私の感想だ。ほっておいたら黙りこくった本当にヤバい子になるところだった。娘は相変わらず無性に何かに怯えて私の後追いをするし、私は母親としてめちゃめちゃ必要にされている。それを煩わしいと思ってしまうことも正直言ってあるんだけど、やっぱり愛が勝る。ネグレスト、育児放棄という幼児虐待も近ごろは多いという。願わくば、すべての子供が愛に包まれて育っていってくれますように。そうしたら、世の中はもっとよくなるのではないか、と夢見たりするのだけれど。
 中国で日本領事館に亡命の為に駆け込もうとした北朝鮮の母子の姿の痛ましさに涙した。立ちすくむ2才の女の子…私が側にいたら駆け寄って抱き締めてしまいそうだ。なんとかあの人たちが幸せになれるように祈る。

2001年5月9日(木)
 東京に引っ越してきてから九ヶ月半になるが、福岡と比べてハッキリ行って食べ物は不味い。高いお金出せば美味しいものがあるのは当たり前だから、安くてどれだけおいしいか、ということを主婦の立場で言えば断然福岡に軍配があがる。他にもなにやかや(こうえみえて)気苦労があり、めっきり食欲が落ちた私はこれを期に太り過ぎていた体をセーブすることにした。すると7.5キロもやせてしまったのである。うーん、すごい。それで今日、棚の奥から封印していたパンツをだしてきた。これは4年前、まだ息子を身ごもる直前に「いつものサイズ」で通販で購入し、まったくはけなくて私を愕然とさせた戦慄の逸品なのだ。その後第2子の妊娠でもはや誰の目にも元の体に戻れないことが明らかになり、誰かにあげるなどの処分をしそびれたままクローゼットにしまいこんでいたのだが、今日ふとそれをまた試してみる気になったのである。すると、はけた。ハレルヤ!
 引っ越しノイローゼダイエットッて感じ?育児ストレスで太った体を転勤ノイローゼでスリム化する。思えば過酷な日常である。昔はどんな環境でいくら食べても太らずウエスト57センチがキープできたのだが、よる年並で環境にコロコロ左右される体になったようだ。とはいっても栄光の57センチにはさすがにもう帰れないだろう。
アデュー、華奢だった頃の私。オットはまだ諦めがつかないようだけどね。

2001年5月8日(水)
 午前と午後の気温差に戸惑いつつ、水曜日のハードスケジュールとこなす。午前中は、ゴールデンウィーク中ずっと風邪気味でいやな感じの咳と鼻づまり音をさせていた娘を病院につれていく。今はせき止めのお薬って1BFのシールなんだよねえ。それを肩甲骨の下のあたりに貼るの。なんか私の子供の頃とは大きな違いだわ。
退屈がる息子が暴れなければ、娘のバレエ教室はちょっとしたお母さま方のサロンでもあり、楽しいんだけどなあ。今日、お友達にほとんど使わないまま小さくなってしまったと言うレオタードとシューズを頂いた。どちらも渋い黒で、デザインが可愛い。ラッキー。
シール好きの娘の為に、今流行のシール帳を買う。これが今、小さな女のこの間で流行してるのよね。私も娘と一緒に楽しむ魂胆である。子供の事はなんでも楽しんでしまうのが一番だ。娘も私といっしょに人形道楽にハマってくれるといいなあ、なんて夢見てるんだけど。下手をしたら息子の方がハマりそうな予感。

2001年5月7日(火)
 休み明けに雨が降るとなんとな〜く気持ちは萎える。でも気力をふりしぼって息子にレインコートと長靴を装備して幼児教室へとでかけたのに、まだお休みの日だった!私の確認不足である。タクシーをかっ飛ばして行っただけに悲しさひとしお。切れていた食パンを買ってバスで家路につく(哀)タクシーでパンを買いに行くなんてゴージャスなことしちゃったよ、クスン。
 でも親類のおばさんから電話があり、その方の明るいおしゃべりにつられて元気がでてきた。友達からのメールもたくさんきて楽しい。私はわりと孤独好きなのだが、それでも時々人恋しいのかもしれない、誰かとつながっていると感じられる時、ふわっと気持ちが明るくなるもんね。
 下の子供が小学生になり手が離れてさみしくなったとの友人からのメール。彼女にはこれといった趣味はなかったと思う。私はきっとこれ幸いと自分の人形道楽にのめりこむからさみしくないと思うんだけど、子供のアルバムをめくると胸が痛くはなる。この小さかった頃にもう一度戻って抱き締めたいなあと思う。せめて今、抱き締められる楽しみを味わっておく。

2001年5月6日(月)
 ゴールデンウィーク最後の一日はバレエにひたって過ごす。というのも、娘の教室で教えて下さっている先生のお一人がプリマをつとめる公演が、三権茶屋のキャロットタワー、パブリックシアターであったからだ。世田谷クラシックバレエ連盟という団体で幾つものお教室が合同で、九つほどの小品を上演。娘のお友達もたくさん来ていて、楽しい観賞のひとときとなった。
ハネムーンのパリのオペラ座で「真夏の夜の夢」を観た時は、ぐーぐー眠っていた夫も、娘のおかげでバレエが身近になったからか、楽しんで観賞。(もっとも息子のお守で大変ではあったけれど)
とにかくバレエは人間の体の動き、音楽、衣装、とすべてが楽しく美しい。本当にのめりこんで観る価値がある文化だと思う。娘の先生は「くるみ割り人形」のお菓子の国の中のこんぺいとうの役で、たいそうお美しかった。むかし有吉京子の「SWAN〜白鳥」にハマった身、あの華麗なシーンの数々を彷佛とさせる生の舞台の迫力を実感。(トゥシューズが舞台を踏む音がけっこうパッパカパッパカ響くのが面白かったりして)たっぷり楽しめて、それが無料なのだから世田谷区も太っ腹だとオットは感心していたが、駐車場代は高かった(-_-#)
 帰りはスカイレストランで食事をしていく。東京の夜景も楽しめて、ぜいたくなGWのしめくくりだったかな。

2001年5月5日(日)
 暑い一日だった〜。庭にいたらすっかり日焼けしてしまった。ドルパに行っていたら熱気で倒れていたかも知れない。でも行って思う存分SD達を眺めたかったなあ、とまだ未練たっぷり。まあ気長に軍資金をためて次のチャンスをうかがいましょう。
 3日前から電器ポットがこわれてしまって不自由で仕方ない。自分がいかに常に保存されている熱湯に頼って生きているかを痛感した。コーヒー、お茶、と頻繁に飲んでるからな〜。お気に入りのピーターラビット柄の電機ポット、連休明けたら早速修理にだそうっと。
 連休中になんとか更新を(今さら、なお人形ばかりだけど、やっぱり愛おしいから)と思っているんだけど、もう明日で連休も終わり(@@)早い。充実はしてたけど、もっと遊び回りたかったなあと言いつつ、今日は疲れてるからと家に引きこもることを主張する矛盾ぶり、でもちゃんと息子の為に端午の節句を祝ったのだった。はためく鯉のぼり、リビングルームにはどーんと鎧飾り。元気に育てよ、息子。

2001年5月4日(土)
 昨日の興奮も冷めやらぬままに、人形を眺めたり高橋真琴先生の本にうっとりと見入る。のんびり庭の手入れをしてテーブルセットでオットとルイボスティーなぞを飲む。(抗癌作用があるとかで我が家のブーム)子供達は庭で遊ぶのが好きだし、のんびりしててこのまま昼寝でもできたら幸せだなあと思っていたが、やっぱりまたまた商店街へ行った。100円ショップやキッチン雑貨店、コーヒー豆屋さんなどをぶらりぶらりと楽しんでショッピング。娘のもの、息子のもの、それぞれ可愛いお茶碗なぞを買ってみる。商店街の色々なものを物色しながら格安のものを「掘り出し物〜。」と萌えながら買うのって、ほんと楽しい。

2001年5月3日(金)
 家などを探していて実感するのだけれど、私とオットは本当に価値観が似ている。ここぞという時の意見がほとんど一致する。多少の見解の相違はあっても話し合うとお互いにニュアンスはよく理解できるので、必ず一致できる接点がみつかる。
結婚する前からそうだった。
同じ職場で働いていて、仲良くみんなで飲みにいくときなど、喫茶店で頼むならエスプレッソ、カフェバーならマティーニ、と同時にオーダーして、いつも「あれ、おんなじだね」と彼の方が不思議そうな顔をした。
生まれ育ちが違うから、細かい違いはもちろんたくさんあるけれど、お互いに影響しあって嫌いなものもすきになったり、同じく苦手になったり…顔も何となく似ていると、結婚前から「ご兄妹ですか?」ときかれることがあったが、今もある。
私が園芸にこると彼もこってくれ、インテリアや食器の趣味も好きなお店もいつも二人で好きになってきた。
 が、ついに「夫婦がズレるものができたなあ」とオットがため息をつくようになった。私の人形道楽の始まり、のめりこみである。容認はしてくれるので、いつも申し訳なく思いながら人形道楽している私。人形道楽とは物欲地獄にハマるのと同じことだ。オットには物欲がない。それでも許してくれるのだから、こちらは有り難がるしかない。オットが同じように人形にハマってくれることはこれからもないだろう…、と思いつつ今日はドールショーに行かせてもらう。
 楽しかった!いっぱい目の保養ができた。素晴らしいモッズの黒髪のTNTバービーをお迎えすることができた。状態がよくて本当に傷もシミも一つもなく、ヘアの乱れすら全くない綺麗な娘で一目惚れだった。うれしすぎた。会いたかった方達にも会えて、お話できて感動。やっぱりこういうイベントっていいな〜!
 オットはというと仕事が横浜であったので、子供達をつれて横浜にドライブ。私はドールショーを素早く堪能した後、京浜東北線をぶっとばして桜木町で合流し、彼が仕事に行っている少しの間ブラブラしていた。GW期間の横浜は半端じゃなく混んでいた…いつもは閑散としているのに。娘が1才になるまで私達はずっと石川町に住んでいたので、なつかしい。娘はみなとみらいの病院で産んだ。神戸育ちの私には、やはり横浜が性に合う。今住んでいる、都内の田舎もいいけれどネ。
 今朝、ハワイの義妹からひさしぶりのメールがきて日本の妊娠・出産本と名付けの本を送って欲しいと頼まれていたので本屋に行く。義妹用に本を見つくろってから、自分の為に胸が高鳴るような本も買った。子供の頃から大・大・大好きな高橋真琴先生の「MACOTOのおひめさま」という本。家に帰ってからむさぼるように見たんだけれど、本当に美しくて感涙ものなんだジョ〜(><)
今日は綺麗なものをたくさん見られて良かった。明後日もドルパがあるんだよね〜、と言ったら「もう十分でしょ」とオットに却下されてしまった。たしかにもう資金がないんだ〜。もう少しイベントの間隔があると私も強気になれたのになあ。

2001年5月2日(木)
 オットが今日からゴールデンウィーク後半に突入し、これが案外忙しい。私と子供だけならしごく簡単にすませる昼食も一応、それらしくはつくらなくちゃいけないしね。私の不幸は別にお料理が好きじゃないって事だなあ。オットも好きではないし。食い道楽なんだけど、食べるのが好きな人は作るのも好き、というのは私達にはあてはまらないんである。
 でも明日、ドールショーに行ってもいいと彼がいってくれたのでうれちい。
ごきげんでまた、近くの商店街に行く。可愛いアメリカ製の子供服の出店がでていて、バービーの可愛いお洋服がいっぱいあり、オットも気に入ってくれた胸元に造花のついたかわゆいバービーTシャツを娘にかう。このお店に立ち寄っていた近くの名門幼稚園の名札をつけた男の子に、娘がナンパされた。面白い光景で笑ってしまった。いいねえ、ママがナンパなんかされたのはもう何年前かしら??と遠い目をして、本気で娘をうらやましがってしまいましタ。

2001年5月1日(水)
 天気はすっきりしないけど忙しい。正直、夕方近くからのバレエレッスンはちょっと辛いものがある。2才の息子が眠たがって泣きわめくし、やる本人も、親にいたってもぼ〜っとしてしまう時間だから。でも、親バカではないが娘はめきめき上達してきてふだんも家の中で自発的に練習しているくらいなので、親の怠け心で休ませる訳にはいかないと通う。行ってしまうと娘はかなり頑張る。それを見て私も元気が出る。
リトルダンサーという映画に感動した私としては、息子もバレエを始めたいと言えばさせるのにやぶさかではないが、今の所その発露はまったくない。バレエって全身運動だから男性がやると筋肉ムキムキになるんだよね。パパ的にはやっぱり息子には野球やサッカー、空手、体操なんかをしてほしいようだ。その前に日本語が判るようにならないとまずいではないか。面倒臭いのでトイレトレーニングもさっぱりしていない…予防注射のやり残しも歯科検診も気になる。子育ては絶えまない義務と責任を愛情で挟んだ、一大プロジェクトなのだ〜(ため息)