2002年6月30日(日)
 娘が何かを何日も欲しがることはめったにない。なのでたまにそういうことがあると、誕生日とかクリスマスでなくても買ってあげたくなる。今日のそれは、バトンだった。どうせ息子と取り合うので2本買う。タカラのジュエルダイヤシリーズとかいうの。原宿のキディランドに行ったのだが、ついでに東京ミュウミュウリカも買おうと思ったらもうなかった。
 オットが内装をとても気に入っているカフェによる。市ヶ谷のオットの会社のすぐそばだ。オットが今いる社屋も初めてみた。40億というすごい自社ビル。社員にもっと給料よこせよ、と罵りたくなる今時なバブリーさ。それはともかく、オットが気に入っているそのカフェーの内装は確かに素敵だった。つくづく、夫婦の趣味が一致していることを実感する。せっかく家を建てるのだから、ささやかにでも理想に近付けたい。設計士さんともこのカフェーを訪れることに決めた。
 東京駅で、3ヶ月ぶりに上京してきてくれた母を迎える。それからファミリーレストランでお気に入りのメニューを食べたのだが、そのあと具合が悪くなってしまった。実は今朝は5時から息子が起きて暴れていたので、私はほとんど眠っていない。体調もこの数日よくなくて、朝から左肩が凝りに凝り、鈍い頭痛がしていたのだが、それがひどくなってきて、吐き気すら感じる程になってしまった。
断乳してありがたいのは、薬を気兼ねなく飲めること。絶対禁止だったバファリンを飲み、しばらく苦しんでいたけど、効果があらわれてやっと、落ち着いてワールドカップの決勝戦を見ることが出来た。ドイツが負けて残念。カーンを応援してたのにな。
 アン・ライスの「パンドラ・深紅の夢」を読む。昨日お江戸に身を浸していたけど、今日はローマ帝国を旅していた。読書の醍醐味。でも今の私にライスはちょっと重い。残酷なローマ兵が赤ん坊を壁に叩き付けて殺りくするなど、到底堪え難い描写に苦しむ。今年最初に読んだ本もライスの「幻のヴァイオリン」で、ヒロインは幼い娘をガンで亡くして、苦しんでいてい、私も本当に辛い思いをしたのだった。ヴァンパイア・クロニクルズ好きなんだけどね…。私には気楽で明るい読み物しか今はダメなのかもしれない。

2002年6月29日(土)
 三日前から背中と腰が痛い。それで今朝一番で近くの接骨院へとオットにひっぱっていかれた。一昨年まではなんともなかったのだが、昨年の健康診断では背骨が歪んでいると言われた私。やはり背中がぱんぱんに張っていると言うことでマッサージを受ける。いい気持ち。痛みの原因は息子に違いない。なにしろ歩かない。11キロと比較的小柄だからいいようなものの、外に出かける時は母親である私に乗って行くと決め込んでいるらしいのである。こういうの、できるだけ甘やかしてあげていいのかな、厳しくつきはなさないといけないのかな。
その後、息子を歯医者に連れて行く。
それから、小児科に行って娘におたふく風邪の予防注射。まあ、泣いた泣いた。診察室の入り口のドアにかじりついて離れまいとがんばったり、私に抱かれながらも大暴れ。でも娘の幼稚園ではたえず何かしら伝染病がはやってるので、こちらも必死である。終わってしまえば娘もけろりとしていた。
 ひさしぶりに小説などを買ってみる。宮部みゆきの「本所深川ふしぎ草子」。7不思議にちなんだ7つの短編。江戸情緒にひたりつつ一気読みの快楽。明日はアン・ライスの「パンドラ 深紅の夢」を読もう。
 韓国対トルコの3位決定戦を観ている間に子供達が眠ってしまったので、珍しくお風呂にいれないでそのまま寝床に運ぶ。今日はハワイの義妹からお誕生日プレゼントが届いたので大喜びだった。私も欲しかったバービーのアラビアンナイトセットをもらって大喜びなの♪ついに初ケン、我が家に登場。始めてのケンがこんなイロモノになるとは思わなかったけど、これでなんかふっきれたわ〜(何が?)

2002年6月28日(金)
 3日ぶりにお弁当をもって公園へ行く。息子は大喜び。三輪車を一人でこげるように特訓してみるのだが、本人にやる気がさっぱり見えない。言葉も本当に遅くて、なんか未だに子育てに悩む毎日である。娘の方だって安心してみていられる、なんてことは全然ないし、母親になって5年、つくづく疲れた。今日はそんな日みたいだった。テンションがさがってどうもダメと言う日が時々ある
夕食作りまでの合間にぼんやり、漫画を読む。懐かしい川崎苑子先生の「土曜日の絵本」が文庫本化されたのだ。川崎先生の大ファンだった私にはたまらない逸品で早速買い込んで読書チャンスを狙っていたのだが、今日のような日にまったりと読んでいると心が癒されたわ〜。
 ずっと楽しんできた「真珠夫人」も今日で最終回。ヒロインの美しくも悲しい花嫁姿に涙…はしなかったな〜。ハッピーエンドではないような、そうなような。う〜ん。

2002年6月27日(木)
 明日はようやく雨もあがり、暖かくもなると言う。ムカッ!今週で唯一でかけなくてもいい日だっちゅうの!
今日は娘の幼稚園でのお誕生日会だった。朝からざざざざっと雨が降っていて、鬱陶しいったら。風邪が治ったばかりの息子を連れて、きっとタクシーも来ないだろう、15分歩いてバスに乗り、更に15分歩いて幼稚園は行く往復の苦難を予想してホロホロと悲しんでいたら、優しいオットが「今、ちょうど仕事の都合がつく時だから」と有り余っている有給休暇を少しでも消化するためにも午前中休んでくれて息子のお守をひきうけてくれる。おかげで彼の監督のもと久しぶりに運転もしてみた。(彼も相当恐かったようだ)
相変わらず娘はモテモテである。みんなに抱っこされている、名前を連呼されている。娘の赤ちゃんの時の写真を持って行ったら、他の園児達に大ウケだった。わたしはいつも生後5ヶ月頃の娘の写真を持ち歩いている。母親になったばかりの頃の、新鮮で有り難いような気持ち、初心を思い出せるからである。
 とはいえ、連日の雨降り外出、家にいても退屈した子供達はわめくし泣くし、お腹が空いたの眠くなっただのに追われながらお風呂に放り込み、寝かせつけるまでヘトヘトで余裕のヨの字もなくなる日々だったりする。優しいママをめざしているんだけど、最高十四時間が私の限度みたいだ。それが過ぎるとピキピキとキレる。あちゃ。
 家の玄関や門についてのカタログの取りよせを昨日、これはと思うメーカー六社に頼んだら、今日にはもう全部が届いた。気に入った玄関ドアは安くて40万超。マジかい。
金に糸目をつけつつ、ちまちまと建てる小さな家に、せめてせっせと夢を詰め込もうとしているんだけどナ。理想と現実が歩み寄りあう点を妥協というのだったけ?

2002年6月26日(水)
 シトシトシトシト雨が降る。でも息子の熱が下がって安定し、元気になってくれたので気持ちは明るい。雨の日はタクシーが来てくれない確率が高いのだが、今日はきてくれて、おかげで娘のバレエ教室へ行けた。
そこでプチ発表会ならぬ勉強会という催しをすると知らされる。11月2日のその日に向けて、夏は特訓するようだ。果たして我が娘にできるのだろうか。お金も参加費3万、衣装代1着5千円からと結構な金額。(発表会だと参加費はその4倍)張り切ってがんばろうと喜ぶ人、皆が参加するとして、その練習をしているのに自分の娘だけできない、というのも不憫だけどお金が辛いとしきりにこぼし、だから皆が参加しないでいてくれたら有り難いのにと言う人、色々だった。私としては娘に正式な舞台衣装を着せてみたいという誘惑に抗いきれない。娘がちゃんと踊れるかどうかは不安だけれど。オットに相談したら大賛成。そうだよね。お祭り大好き男だもんね。
バレエはふだんから綺羅めいているが(髪飾りや髪の結い方、レオタード、名札にまで女の子の母親達は凝る!)さらに華やかな発表の場がたまにあってもいいと思う。もともと芸事を習うと言うことはお金がかかるものなのだろうし。ひたすら節約、積み立て貯金でもしますか。私が我が家の家計を圧迫してもなんなので、新しいお人形のラインナップは見ない、オークションも覗かないと思っていたら、ジェニーズクラブの会報が届いた。うむむ。
 娘のお誕生日にプレゼントしたミニドレッサーが随分子供達に受けがよい。娘も女らしい仕種で鏡を覗いていたりして、とても面白いのだけど、息子もかなり気に入っていて鏡にむかって百面相をしている。表立って笑わないように注意しながら、私はその光景を楽しんでいる。
 「真珠夫人」のヒロインを演じている女優の横山めぐみさんが意外に近くにお住まいであることを、今日、バレエ教室の友人にきいた。近くの商店街なんかでもよく見かけるそうだ。かなり、遭遇してみたいかも。

2002年6月25日(火)
 息子を朝一番で病院に連れて行く。熱はあがったり下がったり。風邪の諸症状はみられない。本人は食欲もあり、水分もよくとり、良く遊んでよく寝て…なのであまり心配はいらないと思う、と先生に診断された。でもまだ小さい子供なので、本当は不安。やっぱり子供は元気で普通でいてくれるだけでありがたいものだとつくづく思う。
 ワールドカップもいよいよ大詰め。準決勝、韓国対ドイツ戦をオットと楽しんで観る。0-1でドイツが勝利。韓国もすごく頑張ってたけど、ドイツは本当に鉄壁っていう感じだったかな。カーンというキーパーに目が吸い寄せられた。
 さて、今月はボーナスがあり今日はお給料日だから、というわけでもないが、オットが家を買ってきた。
色々迷った末に、これは、と思う土地にめぐりあい、そこに家を建ててもらうことになったのである。手付け金を払ってきたので、これで本格発進ということになったわけ。
猫の額ほどの狭い土地に小さな小さな家が建つ。11月末には引っ越しの予定だ。
引っ越すと言っても近くだから、環境が激変する訳ではない。その前に息子の幼稚園も決めなきゃいけないし、娘が通っている幼稚園は変わることになるかも知れない。今年もすでに年末までスケジュールみっしり…ほんと、忙しい。

2002年6月24日(月)
 娘の幼稚園には室内温水プールがあり、一年中スイミングレッスンがある。しかし総勢26名のチビ達を先生ひとりで面倒みるのは大変だ。ということで、4人づつ母親が、着替えなどの手伝いにいくお当番がある。今日、それで幼稚園にでかけた。
よく言えばおっとり、悪く言えばトロい娘は終止マイペースで、先生と友達にかばわれながら、楽しそうに授業を受けていた。小さな子達の着せ替えをするのは大変だけど面白い。みんなのおしゃべりに笑わせてもらった。
 帰宅していつも通り息子を公園につれていったのだが、どういうわけか靴をなくす。狐につままれたような気分。しかも彼はひそかに発熱していた。あっという間に39度近い熱がでた。とりあえず、冷えぴたシートなどを首の後ろやわきのしたなどに貼ろうしたが、息子は断固拒否。苦労して寝かし付ける。明日からは雨がまた続くとか。苦難だ〜(><)

2002年6月23日(日)
 息子が満3才になった。お祝は横浜で遊んで、トイザらスで本人が欲しがった消防車セットと仮面ライダー竜騎のヘルメット。4日前が誕生日だった娘にはおじゃ魔女ドレミのミニドレッサーをプレゼントする。二人ともそれぞれとても気に入ったらしく、よく遊んでくれるので親としては嬉しい限り。昼間は三浦海岸よりネタ直送というめったになく美味しい回転寿司で、帰宅後、今月3個目のデコレーションケーキを食べた。
ウィンドーショッピングだけのつもりが、またしてもバンビものを買ってしまった。黒字にピンクの花や帳、バンビのシルエットとBambiのロゴがプリントされたウエストポーチ。一瞬オットがバービーものと間違えたくらい、大人っぽい可愛さのあるもので、日々の公園通いに活用するつもり。確かにこれ、バービーっぽいデザインなのにバンビもので面白い。ロゴが似てるのね。BambiとBarbie.
あと娘の髪飾りをまたどっさり買い、カエルの柄の軽量折り畳み傘を¥500で購入〜♪
トイザらスで東京ミュウミュウリカちゃんを買おうと思っていたら、まだ入荷していないとのことだった。それも運命と、お人形は買わず。ここのところちょっと買い物しすぎなので、これから地味に生活しようと心にきめる。
 ミニドレっサーの前で子供達が百面相をして遊んでいる。3年前の今頃は生まれたてほやほやの息子と、2才になったばかりの娘のことを考えながら過ごしていた。息子も帝王切開での出産だった。またしても胎盤が低い位置についてしまっていて、自然出産はリスクが高いから、との判断だった。なんだかいつも危ない私。安産で当たり前と思うなかれ、病院に長く入院していると、意外にかなりの女の人が命がけで次世代を産み落とそうとがんばっていrのが分かったのである。私もけっこうがんばっちゃったなあ。これからも毎年きっとしみじみします。

2002年6月22日(土)
 昨日との気温差10度。昨日の間隔で薄着をしたら、午前中は本気で寒かった。
 パニック障害の私は半月に一度カウンセリングを受けているが、今日がその日で、その後息子の歯医者に通った。今日は息子もちょっとしか泣かず、あっさり治療終了。本当に手慣れていて、しかも優しい素敵な先生なので、ラッキーだったと思う。
昼食後オットが仕事にでかけていき、娘のバレエ教室につきそった。行く途中のタクシーの中で息子が眠ってしまい、手に持っていたお気に入りの青いミニカーをなくしてしまって、本人もわたしもけっこうショック。この半年間、肌身はなさずなほどのお気に入りだった。でも失くしものは、災難をもっていってくれる身代わりと考えることにして、諦めをつける。
さっ!と一瞬立ち寄った本屋で、目についたコミック文庫を3冊も買ってみた。
清水玲子先生の「天使達の進化論」は昔なつかしい、当時LaLaなんかに掲載されたのをリアルタイムで呼んだ記憶がある。清水先生が描く愛の形はいつもとっても切ないなあ。まさに命を削るような恋愛だったりする。
川崎苑子先生の「土曜日の絵本」1、2巻もなつかしい(><)どれもせつなさと暖かさがつまったお話だ。「りんご日記」、小学校時代から大好きで、主人公のりんごちゃんの性格や住んでいる可愛いお家、お洋服に憧れたものだ。。カラーイラストがすごく好き。当時雑誌から必ず切り抜いておいたくらい、綺麗であったかいのである。実家にごっそり川崎先生の本を置いてきたことが悔やまれる。そう、人形を知らなかったあの頃、本をひたすら買い込んでいたのよね。まだ家にレディリカがあったっけ…(しくしく)
 昨日から気を揉んでいたお人形が今夜届きホッとする。バービーのニューフレンド、Amazing Nails Kayla。浅黒い肌にブルネット、上品でいてきりりとした表情の美人さんである。インパクトが強い訳ではないけど、大人っぽくて、ヒスパニック系を意識したかのような肌色も私には新鮮で、子供達を寝かし付けてから何度も眺める。ああ、箱だしして遊びたい。また近々このサイトにアップできるようにしよう。
 明日は息子の誕生日。またイベントに燃える我が家なのだった。結婚記念日、長女、長男の誕生日と、その都度ケーキを注文し、記念のプレゼントを用意して祝福しないでは、お祭り男のオットの気はおさまらない。どの町に引っ越しても、六月の騒ぎで大体すぐケーキ屋さんに、なじみの常連扱いされることになるのだ。

2002年6月21日(金)
 暑い。行き付けの公園は木陰が多くて涼しい名所なのだが、そことの往復の道で、くっきりとTシャツ型に焼けた。
お弁当をもってでかけては、「真珠夫人」がはじまるギリギリまで子供と遊ぶ毎日。娘は体調復活し、元気に幼稚園に出かけた。ワールドカップ、イングランド対ブラジルはブラジルに勝利の女神が微笑んで、人気のベッカムが消えることになった。
 オットが私が大好きなディズニーのバンビグッズを買ってきてくれる。昨日はティンカーベルのビニールバッグやポーチ、アリスのスタンプ、ダンボのお箸などだったけど、今日はバンビのバスタオルとスタンプ。あ、全部娘(と息子)のです。でも私が使うの〜♪肩凝りが激しいのは、断乳しても甘えん坊の息子がいつも抱っこをせがむから?それを見て、娘もだきついてくるから??抱っこなんてあと何年させてもらえるのかな、と思いつつ、必死で子供達を抱く結果の肩凝り、オットに揉みほぐしてもらう。。。
 ストレスが一つ。久しぶりにオークションでお人形を買い、すぐに入金したのだが、以来二日間なんの連絡もないのだ。人形が送られてこないし。相手は結構有名な方で。ホームページもお持ちの方…関西弁でいうところのイラチな性分ゆえか、ぱっぱっとメールで対応してくれないセラーさんには不信感が募る。何日にお人形発送するとか、それだけでもメールをしてくれるのが筋だとおもうんだけどなっ(-_-#)

2002年6月20日(木)
 やっぱり微熱な娘。大事をとって幼稚園を休ませる。初欠席。風邪の諸症状はなにも見られない、ただ微熱だけ。それはそれでイヤな感じ。いつも強迫観念に駆られるかのように、子連れで外出してるから、今日のように子供は熱だしてるし雨降ってるし、なんて立派な理由で家にひきこもっていられると、なぜかとっても心安らぐ。許された気がする感じ。母としてはちょっと休日かも。子供達もなんとなくまったりしていてくれた。
しかし、断乳以来の息子の食欲はけっこうすごい。一日中、食べ物を漁っている。なんでも食べてくれるならいいけど、好き嫌いはすごくある〜(><)パンが好きなんだけど、例えば茶色い皮は食べない。ロールパンなんか見事に皮を剥いで贅沢この上ない食べ方をしている。。。世界には飢えてる赤ちゃん、子供がたくさんいるんだよ!!!と言い聞かせるが、まったく聞いちゃいない息子なのだった。娘も食わず嫌い女王。かくいう私もそうでした。だからあまり、子供にうるさく言わないっす。

2002年6月19日(水)
 娘が5才になった。
 はっきり言って難産だった。妊娠8ヶ月の時に胎盤が完全に子宮口をふさいでいる前置胎盤になっていることが判り、自力出産は無理、帝王切開が確定した。しかも少しでも出血したらそのまま一気に多量出血のおそれがあり母子共に生命の危機、したがって絶対安静が必要と言うことで、まさにハンプティダンプティよろしく危なっかしくバランスをとりながら、1ヶ月半入院して24時間点滴(お腹の張り止め)を打ち続ける生活を余儀無くされたのである。
妊娠38周になり、赤ちゃんの推定体重が2500gを越えた頃を見計らって、6月20日に手術することになっていた。
ところが前日の早朝、あっという間に血の海に身を浸したほどの大量出血をみた。
急遽、全身麻酔で2700ccの輸血を受けながらの手術、辛うじて母子共に一命をとりとめた次第である。厳しい副婦長さんや主治医の先生、保健婦さんまでがみな「危なかったね〜」と額の汗をぬぐい、涙ぐんで喜んでくれた程の大騒ぎだった。というわけで、この日は下手をしたら命日になっていたかもしれない、ほんと、生きてるだけで丸儲けという感慨を持つ、娘の誕生日なのだ。
 私とオットの人生が大きく変わった瞬間でもあった。命がけで守るべきものができた、すごい日。無事に、私達の元に娘が来てくれたことを感謝する日。子供達が大きくなって、友達や恋人なんかと外へお祝に出かけるようになっても、私とオットは死ぬまで子供らの誕生日を祝福し続けると思う。あの感動を忘れることはできないだろう。

なんとなく、今さらだけれどファーアウトバービーをアップ。ずっと箱ごと眺めて楽しんでいたのだけど、ついに箱から出したくなったからね。

2002年6月18日(火)
 私がハマっているお昼のドラマ「真珠夫人」は、菊池寛が原作。でももう絶版で読めないらしい。ドラマが人気なので要望に応えて…というので期待したら、脚本家によるノベライズらしいのでちょっとがっかり。でも読んではみたいかな。どうせなら、菊池寛なんだから再版したらいいのに。昔の古めかしい文章で読みたいよ〜。
 雨の日の子連れ外出は辛いことの方が多い。自分一人で歩くのでも億劫になりがちな人も多いだろうけど、軽めとはいえ12キロの子供を抱いて歩くと、なんかかなり辛い試練に耐えている気がしてくるものである。そうかといって、傘もろくにさせない子をたどたどしく歩かせるのも恐い。横をビュンビュン車が通るの。こんな時の為の運転免許…ああ、もう言い飽きたわ。
 誕生日を明日に控えて、娘が珍しく発熱。37度ちょっと。めったにないことなんだけど、自分で体調の悪さを訴えられるようになったことに、成長を見る。自分で「お熱があるの」といってきたのだ。ただの風邪だろうけど、ちょっと心配。
 朝、新聞に連載されはじめた「わが子を亡くした時」という記事を読んでぽろぽろ泣いてしまった。
親になることの素晴らしさ、親になってから知る苦しさ…その中でも、子供を亡くすという最悪の事態、想像するだけで身がよじれるような悲しみを感じる。世界中の子供の安寧を願ってやみません。

2002年6月17日(月)
 今日から煎茶を10杯は飲み、煎茶でパックすることにする。顔のシミをなくすためのドリョク。テレビをみて、俄然やる気になった。オットは笑いながら見ている。我ながらいつまで続くことかと思うが、パックはともかく煎茶を一日10杯は飲むのは胃ガン予防のためにも続けよう。私の父は胃ガンで亡くなっているのでこわいのだ。
 また忙しい1週間の始まり。梅雨時だから公園にはいける時に行っておく。そういう人で公園はにぎやか。でも息子はひとり遊びが好きで公園のはしっこの方をさすらっているので、付き添いの私は楽しそうなみんなのおしゃべりの輪に入りにいけないのだった。息子から目をはなすと犬かなんかのウンチ掴んだりするしねー。母はかなしい。

2002年6月16日(日)
 外出するとバンビものをひとつ持って帰らないと気がすまない体質になっている気がする;
原宿に遊びに行った。わたしだけキディランドで落としてもらい、オットは子供達をつれてこどもの城へ。久しぶりにひとりでショッピングする気分は、まさに憑き物がおちたようにすっきり。オットに気を使うことなく、ゆっくりじっくり人形をあれやこれやと眺める。ランジェリー#4バービーが素敵で思わず手にとった。お顔はもう私はちょっと飽きてるのだが、髪型がくるくるの短いブロンドヘアでピンクのランジェリーも可愛くて素敵。あと、ずっと好きだなあと思ってみているのは今年でたピーターラビットのバービー。コンサートデートケン、箱裏ではスポットシーンバービーとデートしている。お迎えしてみようかなとちょっと思ったが、植毛がどうしても気に入らない。マテルは男ドールの植毛が苦手なのだろうか。モールドヘアの方がいっそ格好が良いようだ。
 東京ミュウミュウリカちゃんもみた。すごいショッキングなピンクの髪の色だった。でも可愛かったかも…。中国製になってから、とんとリカを買っていない。いつも服だけ欲しいと思ってみていたのだが、ミュウミュウの猫のコスプレがかなり好きなのかも知れない私。
 結局、バービーのステッカー2枚と(我が家の目印としてポリバケツに貼った)、カイザーのドールスタンドばかりを買った。スポットシーンシリーズをコンプリートしたかったり、ランジェリーバービー#4に心惹かれたり、誘惑は多かったのだけどね。
 気がつくと娘のものばかり買っている。ミニモニ小道具(携帯電話、コンパクト、カメラ、扇子)をいれるのにいいショルダーバッグ、幼稚園の水泳の授業用ディズニーのバンビのビニールバッグ、可愛い透明感ある髪飾りをいくつもたくさん…
象好きの息子にはディズニーのダンボのカップを買い、自分用には不思議の国のアリスのノートとボールペン。ドォンを思わせる小さな手鏡。なんかこれ、ドォングッズとしてネットでみたことがある気がするのだが、レプリカしたものだろうか。カウンターヒットプレゼントにしようと思って、これは二つ買った。
 優しいオットだが、人形を買うことは決してすすめてくれない。悲しい。

2002年6月15日(土)
 最近の歯医者さんの技術が一般的にすごいのか、たまたまいい先生にあたったのか、その両方なのか。息子の虫歯治療が始まったが、苦痛を感じることなく一回目がすみ、すでに1本がなおったという。それは泣いたけれど、雰囲気に圧倒されていただけみたい。虫歯の進行止めの薬を湿布した時のように苦悶しなかったので、私はおおいにホッとした。
 娘を幼稚園バスから拾い上げた後、父の日のプレゼントを買いに走る。ロイヤルホストでランチして(シーザーサラダ最高)娘のバレエ教室に付き添い。ホームセンターによってポリバケツと花を買う。
 カラスがゴミの集積所を襲って散らかすので、生ゴミはポリバケツに入れて捨てることになった訳での至急調達。なんか可愛いのがあればいいなあと思ったけど、そんなものなかった。私的にはショッキングピンクか、レッドをイメージしてたんだけどな。
 花はペチュニアを買う。2階の窓のプランターボックスからは薄紫、玄関の両脇の丸鉢からはピンクの花がこぼれるように咲くようにイメージしながら、帰宅してすぐ植えた。
 今日はヴィンテージブライスが欲しい病。オットはブライスは気持ち悪いから嫌だと、首を縦にふってくれない〜(><)

2002年6月14日(金)
 雨が止んでいる一瞬を狙って息子を公園に連れて行く。彼は三輪車で往復しなきゃ気がすまないのだ。そういう人は他にも居て、一緒にはやめのお弁当を食べて、しとしと雨が降り出してから帰ってくる。
御近所のおばさんが今日はワールドカップを見なくちゃいけないから早めに帰ってきたわ、と力んでるのに出会って、皆盛り上がってるなあと感心したら、私のオットまで帰宅って来た。あらら。そう、オットは大のお祭り男。おかげさまで、サッカー知らずの私もしっかり日本対チュニジア戦を観戦させていただきました。後半の日本の2回のゴールの時はやっぱり飛び上がって喜んじゃったな。
 と、そういう関係ない一日を送りながら心にひっかかるものがある。また病である。13SDが欲しいのだ…しかしオットに切り出すこともできず、ひたすら他所様のサイトを巡ってはため息をつくばかり。
 「東京ミュウミュウ」というアニメ(?)は知らないのだが、そのコスプレをしたリカちゃんは可愛いと思う。久しぶりに買うかもしれない。

2002年6月13日(木)
 消しゴム版画家のナンシー関さんが急死。ショック。彼女の文章はしばしば私の笑いのツボに入り、かなり楽しませてもらっていたのに。先日の俳優の伊藤俊人さんの死亡といい、40才前後って危ない年令なのかな、もしかして。夫婦で気をつけよう。
 今日も朝からお弁当をつくって公園行きに備えていたら雨が振ってきたので断念。家でお弁当をたべ、息子と二人でまったりと過ごす。娘の幼稚園の送り迎えはあったが、それ以外は外出の予定もないのんびりした日。悪くないなあ。久しぶりにのんびりネットなんかもしてみる。ネオブライスはこれからも続々と発売予定らしい。なんかどんどん可愛くなってるんだね。我が家にはパル子がいるだけなんだけど、思わず友達増やしてあげようかな、なんて考えてしまうのだった。
 キャッスルのサンクスフェアの後日サービス申し込むの、忘れてた。最近ほんとうにもの忘れが激しい。マズい。

2002年6月12日(水)
 雨音で目がさめるのは久しぶりな気がした。一気に梅雨入りしたなあと実感。
娘が幼稚園お休みなのでのんびり工作などさせて遊ばせながら、幼児教室の先生に育児相談。育児って案外孤独なものなのである。相談できる相手がいる私は幸せだ。
 雨の日はタクシーが来ない。でもちょうど雨と雨の間に電話したらタクシーがきてくれて、おかげで今日も娘のバレエ教室に通うことができた。こういう日の為に自動車の免許をとったのだったが、生活に生かすことができない。子供をのせて車の練習をする気にはどうしてもなれず、だからいつまでも上達せずの悪循環。来年息子が幼稚園に入ったら、一人でトロトロ練習してみようかとは思っている、って気が長いことを言って誤魔化してるなあ。ホント、運転は嫌いだよ。

2002年6月11日(火)
 間もなく入梅だという。その前の初夏の名残りのように照りつける日ざしの中、幼児教室へ息子と通う。こちらの先生との会話は育児に悩む自信のない私にとって心の支えだったりする。週に一度のバスでの往復も、息子にはいい刺激かな、と思う。そのあとお弁当をもって公園へ。ここで悲しい事件発生。空腹の余りあわててお弁当箱を抱えた息子がばっこん!と下にお弁当を落っことしてしまったのである。砂まみれのごはんほど無惨なものはないね。気を取り直して一つのお弁当を分け合って食べてしばらく遊ばせる。家に帰っても以前のように、授乳しながらの気持ちの良いお昼寝はなくなってしまった。改めて大きな喪失感に襲われて、泣きたくなってしまった。自分がこんなに子離れできない人間だったなんてねえ。それがショックだ。
娘の成長はゆるやかで無理に何かをやめさせたり仕込んだり、ということはなかったのだけどなあ(ため息)

2002年6月10日(月)
 娘の体育授業の参観&父兄との懇談会、そして昼食会で幼稚園に行く。幼稚園での娘の素顔って夫婦でどうしても気になることのひとつだったので、オットのためにビデオ、カメラ、そして忘れちゃならない息子を抱えてえっちらほっちら汗だくで幼稚園に行く。(結構遠いのだ。園は近い所がいいね〜)娘は何人ものお友達と仲良く楽しそうにしていた。ここ数日落ち込んでいた私にとってそれって祝福だったな。
 息子との断乳生活に入って5日目。息子はもう求めてこなくなった。代わりにアイコンタクトが減ってしまったような気がして、たいそう寂しい。無性に悲しい。これで本当に息子は自立した性格に変貌をとげるのか、ちゃんと食事ができるようになるのか、私自身の体調ももどるのか…惑いは消えない。
 オットが大沢誉志幸さんのアルバムを持って帰ってきた。御本人自選の2枚組ベスト版で、ライナーノーツにさりげなく、音楽活動を再開したことをうたってある。毎日の生活は子供中心で家の中は勿論、車のなかでさえしまじろうやおかあさんといっしょのCDだったりするのだけれど、これだけはぜひともじっくり、私本位に聴かせていただきたいものだ。

2002年6月9日(日)
 息子の虫歯ショックをずっとひきずり、今朝はなんとなくテンションがあがらない幕開けだった。我ながら貧血気味で午前中は辛かったが、母親業主婦業に休日はなし。最低限度だけでもなんとかこなし、午後は子供達を公園に連れて行って自転車の練習、商店街でのお買い物。この商店街は本当に侮れない。500円でなかなか可愛い服が買えるのである。息子のオシャレなパンツを490円でゲット。ここで買い物をするとかのユニクロも霞んで見えるの、マジで。
 オットの本日の時間割りは全てワールドカップ、日本vsロシア戦にそなえて作られていた。いつもより速めの夕食、入浴で中継に備える。すると日本史上初のワールドカップでの勝利をあげたではないか。まさに勝利の美酒に酔いしれた。それにしてもサッカーって激しいスポーツだなあ。格闘技だよ、これって思っちゃった。その昔、かわいなみ先生の「シャンペン・シャワー」というブラジルサッカーを扱ったコミックを読んでいたことが懐かしく思い出される。まだ実家にはあるはず。今度、読み返してみようっと。

2002年6月8日(土)
 12回目の結婚記念日を迎えた。まことにめでたい、ということで、記念のケーキを家族で食べ、お寿司を食べに行く。12年の間に引っ越し8回、帝王切開での出産2回と思うと私もたいそう感慨深いのだった。
 来年の今頃は娘はもちろん息子もぐぐっと成長し、断乳で苦しんだね、なんて思い出話になっているのだろうか。
 オットが記念に何かお人形を買ってくれると言うのだったが、何がいいのか思い付けなかった。欲しいと言えばいろいろ欲しい。やっぱり相応しいのはビンテージのバービーだろうか。いやビンテージブライスという手もある。など、欲を書いている間にタイミングを逸した。
 久しぶりに髪を短く切ってみる。来月はもっと短くする予定。お気に入りの美容師さんが自由ヶ丘から原宿のお店にかわるので、私のプレイスポットもずいぶん変わりそうだ。

2002年6月7日(金)
 息子の虫歯の原因はおっぱいである。もうすぐ3才になると言うのにまだ断乳できずにいた。昨日、息子がごはんをろくに食べないのも、新生児の頃は体が大きかったのに今は小柄な方であることも、言葉などの発達が遅いのも、そして虫歯になってしまったことも、全部おっぱいのせいだとオットに言われ、自分でもそう思い、ついに私も断乳を覚悟して、実行しはじめた。
 うまく分析できないが、ただただ寂しく悲しい。変なの、って自分でもわかっているけれど。断乳ブルーって言うのかな。
 オットが風邪をこじらせていて会社を休む。私は息子と公園に行く。今週は皆勤賞である。公園が幼稚園だと思って、かなり億劫でも頑張って通う。行けば、楽しくなる。私のブルーを判ってくれる仲間がいる。
 私はかなり楽しい青春を長くおくってきた。それに比べれば育児をはじめ、専業主婦になってまだ5年。二人の子の母になってまだ3年。でも今が私の人生で一番苦しい時期だと思うと言ったら、皆もそうだと言う。育児道は険しいのだ。十人十色というように育児感もさまざまだろう。でも私のような弱くて悲しいママもたくさんいるみたい。

2002年6月6日(木)
 息子を歯医者に連れて行く。軽い気持ちででかけたらうちのめされた。息子の歯は虫歯だらけ、それも相当悪化していたのである。とりあえず進行止めの薬を湿布してもらう。それが激辛で2才の息子には悶絶ものの刺激だったらしく、ものすごい反応をしたので、私は仰天し不安で蒼白になってしまった。息子が可哀想でたまらなかった。
母親失格と言う自責の念にかられる。辛くてたまらない。ショックでめまいがするほどだ。
いっぱい泣いてしまいました。
 歯医者に行く前の、明るい気分でつくったスポットシーンクリスティーのページをアップ。

2002年6月5日(水)
 オットはやっぱりスーパーマンだと、今日はとても感動した日♪
朝から公園通いをして、娘を幼稚園から迎えて、お昼を食べさせて、二人を連れてバレエ教室へ行って…お出かけの支度はいつも超ドタバタである。不測の事態に備えてウェットティッシュからタオル、この時期は冷たい麦茶、デジカメなどをバッグにつめこむ。もちろんお財布(通帳も入るサイズ)、手帳などもあるからバッグは重くてぱんぱんである。歩きたがらない娘の手をひき、絶対歩かない息子を抱いて、28度の蒸し暑さの中を倒れ込むように、バレエ教室に辿り着く。
息子は眠ってしまって、ずっと抱いている。重くて暑い。汗がダラダラと流れ続ける。娘がちょっぴりづつでもバレエが上手になる姿、赤い新しいバレエシューズを嬉しそうにはいて踊る姿がせめてもの慰め。(白いバレエシューズも可愛いなあ。今度は白にしよう)
と、突然のどしゃぶり。夕立ちである。
帰り道の困難さを思って呆然。まさに途方に暮れる。とりあえず、覚悟を決めてしっかりと息子を抱き娘の手をつないで外にでる。するとそこに、まるで奇跡のようにオットが車で待っていてくれたのだ。
本当にそれは、私にとって「助かった!」と砂漠で泉をみつけたような、信じられないものをみつけた喜びに満ちた瞬間だったの。
オットは風邪で咽頭炎で声がでないのに会議でプレゼンをして、それが済んだ後かえっていいとみんなにすすめられて早退してきたらしい。帰ってきた時夕立ちがきて、私がさぞ困っているだろうと駆け付けてきてくれたのだった。間に合ってよかった、と笑ってくれた彼の笑顔が天使にみえた。ううう、結婚してよかったよ〜。子煩悩だし働き者だし、(真珠夫人には理解ないけど人形道楽は諦めて許してくれてるし)いい人だよ〜。私にとってはキムタクよりいい男だ!(せせら笑ってくれていいです。)疲れている子育て中の主婦には、優しい思いやりが何よりのご馳走なんです。包容力があり、父性愛が強くて、行動力とガッツのあるオットに一生ついていこうと、今週末に結婚記念日を控えて思った次第。
ま、私が自分で車を運転してれば、こういう感動物語もないんだけど。それはいいってことで。
 という訳で、でもないけれど、はりきってリンクページ更新しました。

2002年6月4日(火)
 ムキになってやる、と思う。
 息子の幼児教室へ出かけた後、お弁当をもって公園へ行く。ひたすら母親として生きる覚悟だ。
 オットが昨夜から声がしゃがれていると思ったら、完全に枯れた声になってしまった。咽頭炎だそうで、今日はとても早く帰ってきて、ワールドカップをテレビ観戦する。彼の会社はかわっているが、取り締まり役からの通達により社員一同食堂のモニター前に集まって日本サッカーチームを応援することになっていたそうだ。彼は誰が見ても体調が悪かったのでその分早く帰ってきたらしい。日本-ベルギーは2:2で引き分け。私はオットに強要されて日本を応援。一応、ゴールが決まる度にときめいたりしてしまった。愛国心のめざめ?サッカーは野球と違って時間が決まっている所が好き。家事がスムースに運ぶんだモン。

2002年6月3日(月)
 公園で息子が犬のウンチをつかんだ。一瞬目を話した隙に(><)超エンガチョ〜!!ってことで、テンションがさがる。
夏の軽装はお出かけしやすくて好きだけれど、半袖半ズボンになってから息子は生傷が絶えなくなった。おぼつかない足取りでそれでも早く移動するから、ぼってんぼってん転びまくる。まだぷくぷくふわふわの肌に擦り傷切り傷は痛々しい。暑くない格好で怪我をしにくいスタイルはないものか。うんと薄手の綿ローンかなんかの長袖長いズボンか。まさかねえ。
 母としてのお勤めだと思ってできるだけ毎日お弁当をつくって公園に通っている。それが私にとって楽しいことなのかどうか実はよく判らない。子供は可愛いと思うけれど。今はまあ幼稚園の練習くらいのつもりで公園に行ったり幼児教室に行ったり。
子供を育てるのも楽じゃない、という日々の実感。
 リカキャッスルからサンクスフェアのお知らせがきた。すでに後日サービスも申し込めるようになっている。もう、フェアだけのもの、後日サービスだけのもの、という食い違いはなくなったみたい。じっくりカタログを検討しながら、まどろんでしまった午後(公園でムキになって遊ぶと母子で疲れるのだ)。

2002年6月2日(日)
 青山のこどもの城へ行く。子供が出来てから行くのは初めてだったが、大きめの児童館といった感じで私は熱狂できなかった。私はもともと児童館が苦手なのだ。子供も親も自意識過剰になるし、なんか気がこもって重苦しい感じがする。外の公園の方が好きである。入館料はもとより、駐車場代が高かった!
 でもその後はお楽しみ原宿キディランド。雑貨好き、人形好きの私にはたまらない。娘にことよせて、ディズニーグッズをまた買い(ティンカーベル、バンビもの)、バービーをじっくり眺め、リカの新しいドールブック「かんたんなお姫さまドレス」を買った。娘は念願のミニモニの玩具のコンパクト、携帯電話、カメラのセットをみつけてごきげん。やはり買い物は女の最高のストレス解消なのね。
chacotteで娘の新しいバレエシューズを買う。本人に選ばせたら真っ赤なシューズがいいと言った。思わず「踊ろう赤い靴〜♪」とくちずさんでしまう。レオタードもすごく可愛くて欲しい!と思うものがあったけれど今日は我慢。
 家に帰ってゆっくりドールブックを眺める。私はドールブックからお人形にハマり、今に到る。着せ替え人形の魅力を引き出して教えてくれた日本ヴォーグってすごい会社だと思うんだけど、他の人は普通にお人形からハマるのかな。
ゆっくりお針子できる日を夢見つつ、子供達との時間を暫くは大切にしていようとも思うのだった。

2002年6月1日(土)
 朝起きると、風邪の具合もよくなっていて一安心。とにかく週末は予定ぎっしりで忙しいのだから体調はベストに整えておきたいのだ。
 たまにはオシャレにランチしようということで、近くの某有名アイドルが経営しているという噂のイタリア料理店でランチコースを食べる。美味!
女性の方が非常に大きなよく通る声でおしゃべりしているカップルがいて、私は聞くともなしにその音楽感や演劇感を拝聴していたのだが、私の愛する大沢誉志幸さんを「オオサワトシユキがさ〜」と言っていて、ぷるぷると体が震えてしまった。ヨシユキよ、ヨシユキ!
昔、大沢様はテレビ番組の若い女性司会者にやはり「オオサワトシユキさん」と連発されて、収録中に暴れて帰ったという伝説があるそうな。オットは私の顔をみて笑いをかみ殺していた。まあ、話題にしていただけるだけでも有り難いような気もするんだけど。大沢さんって結構マニアックな趣味に属するタイプだから。
 それから探索中の不動産物件をちらっと見た後、息子を小児科に連れて行く。二日前からさんさんと目やにが出るようになり、鼻水もあるので眼科に行く前に先生に相談しておこうと思ったら、風邪薬のほかに眼科に行くまでもないと目薬も頂けたのでラッキー。世田谷区は六才まで小児医療補助で診察、薬代無料なので、本当にラッキーだと思う。
 私が娘のバレエ教室に付き添っている間にオットは家で来客(不動産屋さん)をもてなし、そのあと合流して吉祥寺までドライブ。ユザワヤでお買い物三昧。基本は超大形手芸ホビー店、そして文房具も玩具もたっぷりというこのお店、私のような人間にとっては夢のおもちゃ箱みたいなもので、ひさしぶりなのではしゃいでしまった。
欲しかったスポットシーンクリスティーもゲット。娘の幼稚園のスモッグ用にアイロンワッペン、バレエのレオタードへの名札付けように手作りブローチキット、そして女の子の間で大流行のシール帳を、娘用と私用に購入。娘もシールにこっているが、私も子供の頃からのシール好き。娘の為にシール帳をえらんでいたら、ディズニーのアリスやティンカーベル、バンビのものがあってがまんできなくなっちゃった。私もためこんだシールをぺたぺた貼って遊ぼうっと。
このシール帳、私が子供の頃にあったらどんなに嬉しかっただろう。シールって貼ってしまったらおしまい、ってことで私はずっと大切に保存していた。(黄ばむほどに)でも本当はすごく貼りたかったの。この、シールを貼る、剥がせるをくり返せるノートは仕組みとして気がきいていると思う反面、それ自体に結構派手な模様が描かれていて、せっかくシールを貼っても引き立たない、という欠点も多くみられる。大人の為のそれなりのシール帳もあるといいなあ。こんなことを考えるのは私だけか。