9才の時からの愛読書。
モンゴメリの3部作です。
赤毛のアンほど、誰にでも愛されることはないのだろうけれど、
私はとても好きなんです。
2003年3月31日(月)
 もうセーターを片付けてもいいんだな、とようやく思う。コートに袖を通すこともきっともうないよね?今頃だけれど、衣替えのことが気になりだした。と、言ってもすぐにそうする気にもなれなくて。お人形の写真を撮ってみる。今、こんな情勢だからこそ、という気持ちで「アラビアンナイト」のケンとバービーをアップしました。世界の平和を祈って。
肺炎の話も恐い〜。春なんだけど、ニュースを見る度に、うららかな気持ちが吹き飛ばされてしまう。


ノースポールとデージーと。
2003年3月30日(日)
 やっぱり体力がちょっと落ちた。毎週末になると、体が重くなるのは休みで気がゆるむからだろう。自分の心の弱さがいちいち体に出ているようだ。
オットの言葉がきっかけで主婦業に空しさを感じ、気力をなくしてただ本ばかりを読みふける。これは私の幼い頃からの癖で、手っとり早い現実逃避なのだけど、昨日に続き田辺聖子先生の本を読んでいると、心をあらわれるような思いがして、とてもよかった。「小町盛衰抄〜歴史散歩私記」というものを再読。
本来私は女性が書く文章が好きだ。共感できることもあれば、できないまでも、ああこういうものの見方、感じ方があるのだな、と心に響く。男性作家では感じることができない手ごたえなのだ。数多いる女性作家の無kでも特に田辺先生の語り口は、まさにかゆいところに手が届くような、爽快感を感じさせてくれる。しばし、本の世界に没頭。


ニルスのふしぎな旅。
とても可愛いピンバッジです♪
2003年3月29日(土)
 接骨院ではカーテンで仕切られた中にこもって電気治療を受ける。そうしていたら、72才のおじいさんが82才のおばあさんをナンパしているのをきいてしまった。なかなか飄々としていてもの慣れた彼に、やんわり受けて華やかにかえす彼女もイカしていた。いいねえ、春だねえ。お互いそう本気でも冗談でもなく、場所とタイミングがあえば、「おデートしましょう」と約束していた。あの〜、それぞれ独身ですか?(汗)
その後内科にも行って、漢方薬をもらい、体調を整えたところで、新作ブライス捕獲の旅に出る。しかしやはり縁はなかった…。ティーフォートゥの方はあった。予想以上に可愛かったけれど、メイクはうちにいるブラちゃんたちと同じだし…髪型が違うだけなら、カツラでいいのよ、カツラで!と言い聞かせる。ハリウッドの寒色系のメイクが好きなのだ。どうしても手に入らなかったら、思いきって寒色系メイクにカスタムしてみようかな。(でもアイシャドウ塗り替えるのにエアブラシがいるじゃん〜。エアブラシ、高いよね)銀髪もカツラでなんとかなるでしょう!そう思うと、気が楽になった。これってプラス思考か?一昨年、ハリウッドが発売された当時、福岡に住んでいてトイザらスで実物を見た。正直、かなり可愛いと思ったのだが即決できず帰宅。でも面影が瞼の裏にちらついて、決意して迎えにいくともう彼女はいなかった…。その後、楽天からもバービーコープさんからも販売のお知らせを頂き、その度にいちいち考え込んでいたら瞬く間にソールドアウトになってしまい、以降、高嶺の花状態。今回のエクセレントハリウッドちゃんも予約しなかった。やっぱり巡り合わせなのかもねえ、と思いつつボークスも覗いてみる。スーパードルフィーを間近にみるのも久しぶりで、氓Rシリーズを生で見るのは、呆れたことに初めてだった!頭部が小さいことにショックをうけた。レジの後ろには、異様にたくさんのクリス、ルカ、セシルの箱が積み上げてあった。皆、取り寄せ注文されたもの、とのこと。少年SDの人気をつくづく感じた。だってものすごく高価なものだよ!ただ、私は生で彼らを見せていただいて、まだ自分の中に彼らを受け入れる余地が出来ていないことを感じた。それよりもミニSDの美加に惹かれた。なぜかな…。たぶんね、私はお人形としては全然女の子が好きなんだ。子供も最初はどうしても娘が欲しかった。たまたま運良く、娘を最初に授かったので、第2子は余裕だったけれど。娘ですっかり満足しちゃって、もう子供はいらない、とまで思っていたくらいである。男男とつづいていたら、今でもまだムキになって妊娠していただろう。
我が家のキラ・アンジュのために「SDのためのドレスメーキングVol。1 あの子に送るお洋服」と瞳パテを購入。今度は綺麗な空色のグラスアイを買いにこようと決心しながら、お店を去る。というわけで、今日は曇っていたし、ケンさんの撮影はしなかった。でもお人形三昧の半日ではありました。


春がきた。でも冬の花ジュリアンはまだまだ綺麗。
2003年3月28日(金)
 アメリカが劣化ウラン弾を使用するという記事を、朝一番に読んで気分が悪くなった。つい最近、「エロイカより愛をこめて」で読んだばかりなので、私にも多少の知識がある。核だ…。春の暖かさがすっと体からひいて、足下から冷気が這いのぼってくるような気分になった。イラクでは捕虜になった米兵や英兵が処刑されたとか、イラクの赤ちゃんの無惨な写真をアメリカが必死でひた隠しにしているとか、聞く。悲しみと恐怖を通り越して、怒りを感じる。
 与謝野晶子の事を思い出して(反戦というと「君死にたもうことなかれ」を思い出すのだ)田辺聖子さんの「千すじの黒髪」を読んだ。読み返すのはほぼ7年ぶりくらいな気がする。驚く程、感じるものが変わっていた。与謝野晶子の人生については一通り知っているつもりだったけれど、理解ということには遠く及んでいなかったのだと思う。今の私は彼女に共感しないし、その生きざまに憧れもないけれど、彼女の歌には心を揺すぶられる。でも、男の趣味悪いよ…。っていうか、そんなに鐵幹はいい男だったのか。私は一番嫌いなタイプなんだけどな。やっぱり田辺聖子先生の文章は素晴らしくて、しばらく再読し続けてしまいそうだ。京都弁をしゃべる源氏物語とか大好きなのだ。
 やっと週末。人形三昧ですごしたいな。とりあえず明日は前からアップしたかったケンの撮影をしたい。でもトイザらスなんかにも行ってみたいしな〜。いや、お人形をこれ以上増やすのはきっとダメ…。


ぱんだ様からの愛その3。
本場のムーミンのフィギュアですぅ、ニョロニョロだよ〜(>_<)
すごく好きです♪
2003年3月27日(木)
 昨日落札したケンの件、すぐにオットにばれました…(汗)でも安かったから、怒られずにすんだわ、ホホ。スーパードルフィーあたりから、オットは私が欲しがる人形に対して恐怖感を持っている。私の部屋にはいって、人形を見渡し、金額を計算すると血圧があがるようだ。やめちくり!
 本気で、お裁縫修行しようと思って、まずは簡単なもの〜!と久しぶりにドールブックを眺めてすごした。さすが春休み、余裕あるなあ。子供もまあまあ一人で遊んでくれるようになってきたからかしら。娘が、最近箱だしアップしたばかりの「うたうことり」バービーを気に入って、放さない。私としてお安いピンクボックスとは言え、大切にしておくつもりだったんだけどネ。ドレスのキラキラの粉が剥がれ落ちる一方です。でも娘は「私の女王さまよ」と言って喜んでいるから、まあいいか。リカちゃんのママだそうです。なるほどね〜。


花は友達。
2003年3月26日(水)
 今頃になって、「そういえば新しいジェニーのドールブックが出てるのでは?」と思い付き、本屋に行ってみたらちゃんと出ていた。嬉しい気持ちでそのまま、子供達の幼児教室(受験塾ではあらず)に行く。実は先生が洋裁の達人でいらして、本を見せたらとても喜んでくれて、しばらく色々人形のお話などもしてくれた。やっぱり人生で一番最初のお針仕事はお人形の洋服を縫うためだったのだそうだ。身近な所に理解者がいると本当に嬉しいな。ところで、そのドールブック「ロマンティックドレス」は素敵です。うっとり。眼福。
見てるだけじゃなくて作ってみたいなあとしみじみ思う。願わくば、四月からの自分一人の時間を有効に使いたいものだ。溜め込んだ布地を取り出し、お人形にあててみて、本をめくり、あれこれ夢想して笑っている私。無気味な光景でしょうね。
 春休みになったらめっきり出無精になった。(案の定)でもおかげで体力が回復してきた感じ。気分もすこし盛り上がって、ついついオークションサイトをみてしまったら、思わず入札。。。あああ〜、ダメじゃん!でもね、何年も前から目をつけてたケンだったの。うちはレイフが異常にいるのだが(四人だよ、四人!)バービーのお相手のケンは一人しかいなかったから、いいよね、と必死で自分に言い訳してしまう小心者。ううう、オットにバレないようにしなきゃ〜(>_<)


ぱんだ様からの愛その2。
こんなに可愛いパッケージで送ってくださった朝鮮人参茶は
びっくりするほど飲みやすくて、胃だけでなく心も癒されていくようでした。
2003年3月25日(火)
 娘の幼稚園のお友達が遊びに来てくれる。そのお母さまはとても明るくて、誰とでも仲良くなれる素敵な方だ。なのに、幼稚園で人間関係に悩むことがあるときいて、うっと思ってしまった。私は人間関係で揉めるのがことのほか嫌い(好きな人はいないと思うが)今までは転勤族の立場をフルに活用し、深入りしないおつき合いだったのがよかったのか、楽しい記憶しかもたずにきた。が今落ち着く予定ではいった幼稚園は少人数制である分、狭くて深くて籠った雰囲気になるという。ううう、実はそんな気配を感じていた。でも息子が大暴れするから送迎時の立ち話もゆっくりできないし、まあ、いいか〜という感じで即行、幼稚園をひきあげていたのだった。特別なことがない限り、私はこれからもそうすると思う…。娘を転園させてから四ヶ月。2、3人のひととしか家を行き来していないというと、意外そうにされてしまった。ちょっと疎遠すぎるのかしら…。私としては多いつもりでいたのに。焦ったところで、私は私でしかあり得ない。非常識は論外だが、そうでない限り私は他人に対して押し付けがましくない範囲で自由でありたいと願う。でもね〜、それが子供の社会にも微妙に影を落とすことになったりするのかシラン?なんていう迷いもあって、今一つ吹っ切れないのだ。
OLをしていた頃、どんな会社でも女の子の派閥はあった。私はひいていた。失うものも、関わるものもない気ままさが、私を気軽で大胆な気持ちにさせ、女の子派閥におとなしく入れてもらう必要を感じさせなかった。でも不思議と友達には恵まれて、楽しくやっていたのよ。
幼稚園でもそんな風にいくといいなあ。何より、娘本人が園生活をエンジョイできればと思うし、そのためのサポートが親同士のおつき合いだったりするのかな、と思うとやはり今後の自分のスタンスに付いて悩みはする。さらさらと、生きていきたいんだけど…。
 胃と腰痛、扁桃腺の痛みが全部ひいてきて、嬉しい。お人形棚をみて、人が喜んでくれたのも嬉しい。


ぱんだ様からの愛その1。
なんて可愛い熊くんでしょう!
はるばるスウェーデンから来てくれました。
スウェーデン国旗のついたセーターがラブリ〜。
2003年3月24日(月)
 我が家では私がパソコンに向かうことは歓迎されないことであるらしい。子供達はまとわり付いて泣くし、オットはハッキリと「やめてくれ」という。だから家族が寝静まってる頃しか、ネットサーフィンできないし、この日記もオットが入浴中にこそこそ打つ。家族がいることで払う犠牲の第一は自分の時間であり、趣味である。しようと思えば理屈をつけてオットをへこまし、子供達を追い散らすこともできるけれど、それは私にとって全然幸せでないように思う。だから、私の楽しみは密かなものになってしまう。
のほほんとしているのが好きだ。今日はうららかに暖かく晴れた良い一日だった。庭(っていうか、門から玄関までの通路)の花の手入れをし、子供達を遊ばせていると、郵便屋さんが大きな小包を届けてくれた。なんと、サンタの国の友人、パンダ様からの大きな大きな愛だった!あまりにも愛が深くてうれしくて、ぼうっとしてしまった。一昨日、隣家のOLをしているお嬢さんが、「サンリオのお店でみていたら○○○ちゃん(私の娘)の顔が思い浮かんで」と言って、マイメロディの小さなマスコットを下さったのだけれど、その時も思ったこと。贈り物は物がどうである、というそれよりも先に、気持ちが嬉しい!自分のことを思い、それを伝えようとしてくれたというそのことが、とてもとても嬉しい。
言葉の贈り物も、ここのところ毎日しみじみありがたく感じています。
私の体調を気遣ってかけてくださる皆さんの言葉のひとつひとつに、私は本当に癒されています。ありがとう!


我が家に入ったとたん目に付くベッツィー達。
女性客にはかなり好まれます。
我が家の子供達もいつも話しかけてる。。。
2003年3月23日(日)
 ほぼ一日寝込んで過ごしてしまった。やりたいことがたくさんあることを考えると焦るので、なにも考えずにひたすら体を休ませることに専念してみた。オットが子供達の面倒をよくみてくれ(元から大変な子煩悩)掃除機もかけてくれたし、食事の支度もしてくれて、しみじみとありがたかった。
午後も随分すぎてから、やっと体がうごくようになり、お人形の写真をとってみる。すると娘がその人形をたいそう気に入ってしまった。「うたうことり」というピンクボックスのバービーなのだけど、さえずる小鳥が子供達の心をとらえ、姉弟で奪い合いをして遊んでいた。でもお人形は絶対乱暴に扱わないの。娘は人形に靴をはかせるのが好きで、髪をとかすのが好き。付属のブラシでバービーの髪を丹念に梳いて遊んでいた。そんな情景がうれしい。


セーラームーンに変身中の娘。
2003年3月22日(土)
 ここのところ数日、夜明け頃になるとしくしくする腰痛に責められて目覚めるようになっていたので、今日はたまりかねて接骨院に行く。いつもオットにすすめられていたのだが、暇もないし子供のお守も大変だしで行き渋っていた私が、「行ってみようかな」と言い出したので、オットは「よほど痛いんだなあ」と気にしてくれた。行って診断してもらうと、結構重症でヘルニアの一歩手前だとのこと。そうか〜、道理で痛いと思ったのよ。電気治療にマッサージ、テーピング、アイスシップ、挙げ句にコルセットまでつけらりた。もうヤケクソな気分になり、今度は内科に飛び込み、喉の痛みを訴えたら、扁桃腺がかなり腫れてる、40度の高熱がでてもおかしくない状態、と言われた。なんだ、本当にボロボロな私。。。どこでも言われるのが「慢性疲労」なのだけど、2児の母がそんなことじゃいけないよね。復活するべく、やはりしばらくおとなしくしていいようと心に誓った。
足腰が冷えるのでも悩んでいたんだけど、腰痛に関係あるらしい。腰痛を克服するためには腹筋と背筋を鍛えるしかないそうな。今からどうしたものか…と悩みつつ、いきなり大量になった飲み薬を飲み飲み、腰に湿布を貼る。なんか老け込んだ気分〜。


子供達用バススポンジ。
使いにくいかも、と思いながらも可愛くて、つい。
2003年3月21日(金)
 娘が幼稚園の卒園式に出席してようやく春休みを迎えることになった。私が体調を崩してからの1週間は長くてつらく感じたから、四月からの生活に備えて、春休みの間に体力増強をはからなくては。ゆっくり休もうと思いながら、今日は若者の街へくりだした。目的はトイレブラシ購入である。久しぶりにLoftに行ってみると、オシャレで品揃え豊富で目がキラキラしてしまい、かなりショッピングを楽しんだ。娘もすでにかなりウインドーショッピングを楽しめるようになっていてびっくり。さすが女よの。
オットが予約してあるお店にいくまでの間にチャコットによって、娘のレオタードを物色、いいかも、と思うものがあったが、微妙にツボをはずれていたので、一旦購入見送り。でもしばらくすると、やっぱり買えばよかったと後悔。このお店でタレントのうつみみどりさんをお見かけした。素敵な美声年にバレエシューズを見立てていらした。彼はもしかして第二の熊川哲也??うつみさんがお召しのフォ−クロア調ニットのファッションが素敵だった。
ボークスにも行ってみる。しかしオットが拒否反応を示したので、ゆっくりできなかった。むくれる私。
オットがつれていってくれたのは、かつて大変人気があった力士がオープンしたばかりの洋風ちゃんこ鍋屋さんで場所は六本木。幼児連れでもOKなありがたいお店。おいしく頂いて(胃の痛みはひいたものの、刺激物はいまだ避けている私は、漬け物とお刺身を少々に肝心のちゃんこを形ばかり頂く)なごんでいたら、その有名なオーナーが挨拶にきてくださった。お兄ちゃんとして全国に知られている人。笑顔がやさしい。子供達を抱き上げてくれた。さすが四児の父!
昔、私はスポーツは何もしらなかった。正反対のオットは毎日帰宅するとまっ先にスポーツ情報をみるのだが、相撲もその中では大きな楽しみのひとつだったので、私もちょっとだけ興味をだくようになった。ある時、これから相撲部屋に弟子入りする兄弟のドキュメントを見た。弟の方を見ていて、スター性を感じた。でも私が心引かれたのはお兄ちゃんのほうだった。だから幕下の時からずっと気にかけて見るようになった。やがて弟はみるみる人々の注目を集める活躍をする。それにくらべてお兄ちゃんは地味だった。やがて弟にはたくさんのファンがつくようになり、私が好きなのはお兄ちゃんの方、というと皆に「ひねくれた趣味」と笑われた。お兄ちゃんに人気がでたら、今度は「ミーハー」と笑われた。どう言われようが、お兄ちゃんの相撲を私はいつも正座して祈りながら見ていた。お兄ちゃんが引退する間際は、とても苦しかった。でも本当にずっと好きだった。それで、オットが連れていってくれたお店なのねん。
ちなみに私が14年前、トム・ハンクスが好き、というと「トム・クルーズでしょ」と言い直す人がとても多かったの。なのに、彼が大俳優になるとまたもミーハー呼ばわり。そういえば、私がオットと結婚する時「どうして!?」なんて言われた。でも今はみんなにいい選択をしたと言われる。
好きなものは好き。うまく言葉でいえなくても心の奥で判るものがある。

昨日のように体調が悪くなるから、今日はもう戦争についてのニュースをあまり観ないようにする。
喉が痛い。風邪をひいたみたい。あしたも病院めぐりだあ。


私の心のオアシス。
オットの最愛。
たくさんの、子供達の為に、
永遠の平和を祈る。
2003年3月20日(木)
 イラクへの攻撃がはじまった。ずっとTVをみていたら、突然息苦しくなり、心臓の動悸が激しくなり、いたたまれない恐怖に襲われた。最近忘れ気味だったパニック障害の発作。自分でコントロールできない。息子はすやすやと昼寝をしていて、娘は楽しそうに独り遊びをしていた。気絶してはいけないと歯を食いしばり、お医者様に電話する。でも診療時間外でもう電話にでてくれなかった。夢中で親友に電話していた。神戸の友達。彼女の暖かい声をきいていたら、涙がでてとまらなかった。そのあと、落ち着きを取り戻し、呼吸も動悸も穏やかになった。戦争の恐怖について考え過ぎるのはどうしようもない。私が一人で苦しんだって、なんの世の中へのたしにもならない。
ただ祈るだけ。
早く、早く、戦争が終わりますように。長引かないで欲しい!


カバヤ食品の「WOODMATE」という食玩。
お腹のオレンジの部分は引き出しになってます。
そう彼(?)はアクセサリーボックスなのだ!
息子のハートにスマッシュヒットです。
2003年3月19日(水)
 バービーやブライス、ベッツィーやクールブラッツなどを悲しい気持ちで見渡す。もう戦争は避けられない状態らしい。こんなに可愛いお人形達が生まれ、愛されている国。その国がなぜ、戦争へ戦争へとなだれこもうとするんだろう。大統領の大義名分はちっとも心に響かない。自分の考えに賛同する人は善人で、非を唱えるひとは悪なのだろうか。
悲しいし、恐い。
私の通った小学校は、反戦教育にものすごく力をいれていたと思う。先生方は、太平洋戦争時の日本人の実話をたくさん読み聞かせてくれた。軍国主義がいかにおぞましいエゴイズムに満ちたものだったか、神国の名の元に、日本人がいかに残酷な振る舞いをしてきたか、その影にも罪のない弱者がいて子供達がいかに悲劇に見舞われたか。昔は自分の身におきかえて、恐いこと、悲しいこととおもっていたけれど、母親になって立場が変わり、すると気も狂わんばかりの恐怖をもって、小学校時代に聞かされた戦争の話を思い出したものだ。それを読みながら、なぜあんなに先生もボロボロと涙を流し(男性教論だった)声を震わせていたかが、痛い程分かった。その悼みの気持ちを世界のすべての人に伝えることができたなら…と願ってやまない。
歴史の繰り返しの中で、人は学び賢くなっていくことができるはずだ。
 子供の為に絵本を選んだ。世の中は当たり前のように平穏に、何の不安もなさげに過ぎていく。本屋さんの絵本コーナーは夢の国だった。胸がときめくような素晴らしい、子供の為の世界が無限にひろがっていた。ページをめくりながら、涙ぐんでしまった。


ジョウロ。
息子が好きな雑貨店があって、放っておくと駆け込んでしまう。
小さい物が一杯あって危険なので、抱いて店内を一周し外に出ます。
ちょっと歩いて気が付くと、息子が手に持っていたのがコレ。
あわててお店に戻ってお金をはらいました。
¥380でよかった〜。
2003年3月18日(火)
 バスには当たり外れがあると思う。空いてる、混んでるは別として、運転が丁寧な運転手と乱暴なやっつけ仕事みたいな運転をする運転手。我が家は駅までバス停3駅くらいで、別に歩いてもOKな距離だけど、近くにバス停があり、5分置きくらいにバスがくることもあって、子供達がやたらにバスに乗りたがる。すると、5人に一人くらい、乱暴な気性の運転手がいるのね〜。すべての人が譲り合いの精神をもっているとは言えない世の中で、立たざるを得ないお年寄りや体の不自由な人、幼児などはどうすればいいのか、というくらいに激しくバスは揺れる。ブレーキをギリギリまでふまない、角を勢いよく曲がる。なんだか乗ってるだけで殺伐とした気持ちになる。(幸い、今日は子供達を座らせることができたからよかったものの)子供達が降りるか降りないかのうちに、ドアがせっかちにしまる。運転手の運転の抜き打ちチェックなどOバスとかTバスとかやらないのかな〜?昨日までの体調の私がこのバスに乗っていたら、絶対転んでいただろう。オットが常々言っていることだけれど、世の中は「健常な成人男性」を基準につくられ、動いていることが多いと思う。でもそういう人たちだって、年をとるのは間違いない。もしかしたら、怪我や病気で体が不自由になるかもしれない。運転手さんにはそういう気持ちを持って欲しいと思うな。今日の運転手さん、若くて、いかにも家族がいなさそうな感じだった。親はまだそう年寄りでもなく、まして身近に幼児もおらず、自分はずっと健康に生きている人なのだろう。「判らない」と言えばその場をやり過ごせると思っている感じの人間。選べるのなら、そういう運転手に命を預けてまで、バスに乗りたくないな。


基本的にはワインが好きですが、
オットが安かったからと買ってくると、こんなのも飲みます。
薔薇のラベルが好き。
2003年3月17日(月)
 なんとか胃の不快感はおさまってきたものの、腰痛はあいかわらず。血圧もたぶん低い。しかも娘が嫌いな雨。子供達は軽い風邪で鼻をずるずるいわせてるし…と、たくさんの言い訳を自分の心に並べ立てていると、オットが「今日、もう幼稚園、休んじゃえよ」と最後のだめ押し。どうせ今はお弁当もなく2時間だけの保育だし、本当に貧血で子供を連れて歩いてる途中で倒れそうだし、で、めでたく今日は引きこもって過ごしました。本を読んじゃったり何かをつくりかけると、子供達の相手をしてあげられないので、最低限の家事だけして、ただにこにこと子供達を見ていた。私は子供と遊んでやるのが下手なんだけど、子供と言うのはありがたいもので、自分から遊びを提案してくれるし、基本的には母親に見つめられてるだけで満足らしい。
 お天気が良ければ、お人形の写真を撮ってアップしたかったな。


まいりとるだーりん。
さんざん、悩ませてくれる、それでも愛しくてたまらない…。
2003年3月16日(日)
 療養に努める日ということにして、床暖房の上で毛布にくるまってゴロゴロと過ごす。娘の為に借りてきた「東京ミュウミュウ」のビデオを観る。コスプレとしては徹底してて、原作の絵を書いている人は洋裁のできる人なのかな、なんて思った。コスチュームの描き方が、本当に裁断して縫ったらこういう線ができるかな、という感じにちゃんと描かれているのだ。でも決めセリフの「ご奉仕するニャン!」というのがちょっと私的にはダメだった…。子供達にそれぞれビーズとかパズルとかお絵書き道具を与えておいて、オットとふたり「スイートノベンバー」という映画を観る。ラブストーリーで癒されるつもりが、ちょっとささくれだっちゃった。。。なんか主役2人に感情移入ができなかったのだ。体調が悪いせいかしらん(>_<)


オットがお気に入りのコーヒーミル。
豆を引くのは子供達の楽しみ。
2003年3月15日(土)
 「低い…低すぎます」先生が唸った。今朝起きた瞬間からのあまりの具合の悪さに(吐き気、めまい、体のだるさで、自宅の階段の昇り降りさえままならず)かけこんだ病院で、私の血圧の話。上が82で、普通の人(?)の下の数値なんだそうだ。これじゃあ、辛いはずですよ、と先生が感心したように言う。でもね、いつも大体90くらいなの。私の母も妹もそう。だから我が家は女三人でボ〜!っとしている家であった。してみるに、私がぼんやりと生きているのは、必ずしも性格的なものではなく、肉体という器の持つ特性のなせるわざなのだろうか。それはともかく、私は漢方薬治療することになった。速効性はなく、2週間くらいでジワジワきいてくるそうだ。楽しみにしていましょう。
 という訳で、今週末はあまり動き回らずに自宅で楽しく過ごしましょう、ということになった。けれど、ランチは大好きなパスタのお店に行ったし(本当にどれも激ウマ)、娘のバレエ教室にも付き添った。またまた近くで主婦が男に刺されるという事件があり、それが先週の未遂事件と同一犯なのかどうか、気にかかるので、みんなと話し合ってしまった。私は恐がりで怪談もダメだけど、実際に起きる事件・事故の恐ろしさにくらべたら、後者の方が断然恐い。
 スーパーで買い物し、レンタルビデオ店で映画を借りてやっと帰宅したら夕方だった。全然おとなしい週末じゃない〜!でも映画は楽しい。子供が喜ぶかと思って「シュレック」を借りて観た。面白いことは面白かったのだけど、オチになんとなく納得がいかないような。


娘がねだりにねだった、セーラームーン人形。
ドォンサイズかな。
2003年3月14日(金)
 娘の幼稚園はもう、春休みを控えて午前保育にはいっているのだが、今日はみんなでお弁当を持ち寄って、ランチ。みなさんのお弁当を見る機会に恵まれて楽しかった。我が家のお弁当はとても地味。なぜなら、子供達が偏食だから。しかし、意外に地味お弁当が多くてホッとしたよ。ホワイトデーで、娘もお返しを頂いた。息子も、お返しをした。幼稚園社交界はなかなか華やかである。先日娘は年長のお姉さんから手紙を頂いて、その返事を書いた。その方が双児さんだったので、もう一人の方にも書いた。必死で字の指導をし、メッセージを考え、可愛い封筒とちょっとしたシールなどを選ぶ。娘の中で手紙をやりとりする、というのがブームになってきた。
 体調不良で、疲労感が激しく、帰宅後しばらく寝込む。なぜこんなに疲れているのか。引っ越しの反動が三ヶ月経った今きたのかな〜。肩凝りがひどくて、そのせいで頭痛を併発。胃も痛くて腰もダメ。ボロボロですな。


目下、娘が一番気に入っている魔法の杖。
¥400しないのに、綺麗で可愛い。
2003年3月13日(木)
 グリーンジャンボ宝くじ、少しだけ当たりました。¥3300なり。¥3000で買ったからもちろん少し勝ったと言う所。よくあたるよね、¥3000。なんか神様に「さあ、返して置いてあげるから、もう博打はやめさない」っていわれてるようだ。それでもいつか当てたい、1等賞!
 今日はオットが休みをとってくれて、鬼のように面接にまわった。まず、息子の幼児教室の先生と息子の成長をふりかえり、今後に期待しようという約束。それから娘の幼稚園で担任の先生との個人面談。それから息子の幼稚園入園にあたり、別の先生との面接。色々心配したけど、息子もなんとか無事に四月から新しい生活にはいれそう。でも今日ちょっと、先生に預けられただけで泣いた、泣いた。私にべったり甘えて丸三年10ヶ月を過ごしての入園。最初は相当泣くと思う。
 我が家が一番美味しい!と思っているパスタのお店に行って、家族で舌鼓。祖師谷商店街にあるそこは、絶対にすごい穴場だと思う。
本屋によったら、「エロイカより愛をこめて」の28巻が発売されていたので嬉々として買う。あと「子供なんか大キライ!」と「妖精国の騎士」文庫版の11、12巻。
実は今日、医者に行って、みごと急性胃炎の診断を受けてきた。事実、体がなんだかな〜、な具合。でもがんばる。


バンビならぬ、バビーちゃん。
あまりに子供達に好評なので、増やしてみました。
2003年3月12日(水)
 私がこよなく憧れるもの、それは精力である。マメでタフな人っているよね。それって一種の才能なのだと思う。生き生きしている、って感じ。それでいうと、私はいつもぐったりまったりしちゃっている。優しい人には「ほんわかした感じ」とか言われるけど、それは単に寝不足でぼーっとしてるだけ!
 忙しい一日(幼稚園、幼児教室、バレエと駆け回る)をそれでもなんとか泳ぎきると、オットが御褒美にお人形を買ってもいい、と言ってくれた。その気持ちに癒されて、一息つく。主婦として、最近のお人形購入額は許容範囲を超えていると思うので、調子には乗るまいと思う。時間を買えるものなら、買いたいけれど。


現在、娘が溺愛しているシルバニアファミリーのわたうさぎの赤ちゃん。
そのベビーカーを、小さな動物達で取り囲むの図。
ここまでピーターラビットのガシャポンで遊んでくれるとは思わなかった。
2003年3月11日(火)
 陽射しは暖かいのに風が冷たい〜。震えながら歩く。ゴミ捨て場でカラスが生ゴミを突き出していたので、隣の奥さんと掃き掃除をしながら世間話なんかしてみる。
息子にはいつも迷彩柄のジャンプスーツを着せていて、毛布みたいな生地でいかにもあたたかそうだと、よく通りすがりの人から声をかけられる。男の子に迷彩柄、かなり可愛い。でも緑いっぱいの公園に放し飼いにすると(小さい子供なんて犬みたいなもんです。特に男の子は)本当に見えなくなるので、注意。
 昨夜、やっと子供が眠った頃になって胃が痛みだし、腰痛も併発して今日は朝からだるかったので、娘を幼稚園からひきとってきて、もう外出しなくていいとなると、やれやれとリビングに横になった。リビングは、子供達が好きな動物カードに、パズル、ブロック、絵本、ビー玉が転がっていて、かき分けないと横になるスペースはない。おもわずブツブツ言いたくなるのをぐっと我慢。いつか子供達が大きくなったら、寒々しいくらい片付いたリビングに寝そべることになるでしょう。なんて思いつつふと窓の外をみたら、あまりの強風にハンガーがはずれて、洗濯物がとんでいく瞬間だった。飛び起きて外にでて、追い掛けました。息子のパジャマのズボン、無事確保。


息子が愛するぬいぐるみ、その1。
ソニープラザで一目惚れしたビーニーズ、ピンクのユニコーン。
くたくたっとしていて可愛いけど、
息子が庭で落としたので、早々に薄汚れてしまった(T_T)
2003年3月10日(月)
 一日一善というけれど、息子の場合は一日一悪、っていうか三悪、四悪、という感じだ。今日も娘の幼稚園でのお茶会で色々やらかしてくれたが(床に落ちたケーキをぱくっと食べた時は周囲から悲鳴があがった)、帰宅して放心状態の私に追い討ちをかけるように悪行三昧。特に、並々と満たしたばかりの麦茶のポットをテーブルで倒した惨状のすごさは、まさに絶句ものだった。毅然と叱る、というのはかなりの努力が必要。感情的になりすぎずに(全くならないのも影響力が無いように思う)暴力的で無い言葉と態度で戒める、ということはかなりこちらの忍耐の神経をすり減らすものだ…。
 お茶会で、出されたケーキを息子がほとんど一人で食べてしまったことで周囲の人に気の毒がられたが、最近私はケーキを丸々食べたことは無い。息子と娘が分け合って食べ、残りをちょっとついばむくらい。ケーキは大好きなんだけど。そういえば、そのことを先日来た友人も大変いぶかし気にしていたけれど、自然のなりゆきで特に無理しているつもりもない。最近は食パンも縁以外食べたことが無いな〜。子供達はトーストが好きなのだが、縁は残す。私はそれを食べ、それだけでお腹いっぱいになってしまうのだ。友人は「えええ〜!?」と声をあげていたが、単純に子供が美味しいものを食べニコニコしていれば可愛く思い、嬉しくなる。ふと自分の両親のことを思い出す。父母も私が美味しいと思って食べているものは、自分達の分までさしだしてくれた。その時、私はよくそんなことまでしてくれるなあ、私にはできないなあ、と思っていたけれど、あれはひ弱で好き嫌いの多い私が進んで食べるものなら少しでも多く食べさせてあげたい、食べる所をみたい、という親心だったのだな、と今頃にして気付く。
 親心と言えば、思い出のひとつに、小学校での初めての遠足の時のエピソードがある。それは須磨の水族館で、バスガイドつきのバスで小学校から行くのだったが、私はすでにそこに何度も足を運んでいたので(父は大の生き物好きだったから、動物園の次によく連れていってくれた)別に嬉しく無かった。なのに父はワクワクしていた。変なの、と思いながら私は小学校に行き、クラスメートたちと共にバスに乗り込んだ。バスは走り出し、私は窓際で片腕をついて、景色をみていた。そしてふと、隣を走っている青い車(サニー)に目を止めた。家と同じ車だなあ、と思ってみていたら窓ガラスがしゅしゅ〜っと開いて、父の顔が現れた。えええっ!?っと呆気にとられた私に父は満面の笑顔をむけ、そのまま水族館までついてきた…。そして水族館内を、小学校1年生の集団の後を氓Oメートルくらい離れてずっとついてまわった。父は一目見たたいがいの人が「恐そう」と感じる人だった。本人はオシャレのつもりでかなりヤーさん風の服を着、サングラスをかけた姿は水族館内でも異彩を放っていた。担任の先生は大変狼狽し、戸惑っていたものだ。6才7ヶ月の私は大いに恥じ入り、帰宅して母に報告した。(当然、父は一足先に、何食わぬ顔をして帰っていたのだ。それにしてもあれは確かに平日だった。仕事はどうしたのだ、父!)母に激怒されて父はしょんぼりしており、私もむくれてみせたものの、実はどこかおかしく、あたたかなものも感じていた。
 この話は私のオットのお気に入りである。今は亡き私の父のその時の気持ちがよく判るというのだ。そうだろう。オットは、娘の幼稚園などの行事のたびに興奮し、心配し、そばについていたいと熱に浮かされたように口走る。運動会の時なんか、娘がかけっこしているだけで涙ぐんでいたくらいだ。父も生きていれば今頃はジジバカぶりを発揮してくれていただろうか。私は父の実の子供ではなかった、母の連れ子だったのに、本当によく可愛がってくれたものだと、今さらながらに深い愛に包まれていたことを思う。そして、だったら愛する実の子に、ちょっとくらい振り回されたっていいじゃないか、と思えるのである。父からの遺産である。


ダチョウ。
2003年3月9日(日)
 思いっきり寝坊をしていい日曜日は祝福。でも、そうそう長くは寝ていられない。子供達の体内時計は正確で日曜日も平日も無いのだ。朝ごはんの時間は実によく分かっているのである。寝ている私の顔を息子はピシャピシャ叩き、娘は「ママ、お腹空いた」とシクシクと泣く。ハイハイと起き出して朝食の支度をしたり、洗濯機を回したりしながら、夢見るのはちょっとしたホテルライフ。旅は苦手な私であるが、ホテルは好き。特に朝食のルームサービスはかなり好きで、あれは贅沢な気分にひたらせてくれるよね〜。マレーネ・デートリッヒのように晩年はホテルで生活して過ごしたいなあ、なんて思ったりして。お金があれば高級老人ホームにはいればいいのかしらね。ないだろうけど。
 友達にすすめられた美味しいハンバーグとパスタの店に行ってみる。若乃花とかサッカーのカズ選手の写真と色紙がはってあった。庶民的な商店街にしてはお値段高め。美味しかったけれど、私が最初にみつけたパスタのお店には及ばないと判断。ハンバーグはすごく美味しかった。お店の人のサービスもよかったんだけれど、メニューにはかなり自信があるらしくて、サラダとライス、スープ付き、みたいなお得なセットものはまったくなかった。ライスも単品で、オットがびっくりした大声で「え!?ついてないの!?」と言うので恥ずかしかった…。天真爛漫、っていうか、無神経?(笑)
昔、白金台のお店で(思いきりシャレのめしていた)、お冷やがでてこないなあと思って頼んだら「有料になりますが?」と言われてびっくりしたことがある。しかもそこのお料理はとびきりしょっぱかった…。よく見るとお客さんの殆どは飲み物無しで料理を食べていた。大変あこぎな商売である。あのお店、まだあるのかな。
 「アメリ」という映画のビデオを借りてきて観る。なるほど〜、可愛いお話だった!オットは「変」と一言で感想をのべていたけど、起承転結がやたらに激しくきっぱりした映画を見慣れているから、ちょっとテンポが違うこの映画は新鮮に感じられた。ひさしぶりにレンタルビデオ店に足を運んだら、観たい映画がいっぱいあった。映画って、みないでいればそれなりでいられるけど、はずみがつくと毎日観たくなる。これはやっぱり趣味なんでしょうね。私にとって読書は習慣だ。では人形はなんなのだろう。取りつかれていることは間違いないのだけど。
子供達用に「あたしンち」というアニメを借りてくる。毎週金曜日に欠かさずみてるけど、子供達は本当にこれがすき。原作の漫画を夫婦でずっと前から楽しんでよんでいたので、私達もなじみやすい。アニメになってあの面白さが伝わるのかなあ、とおもっていたら、ちゃんと面白い。今日、ビデオで久しぶりに第1話からみて楽しかった。
 100円ショップで里中満智子先生の本がでていたので、買ってしまう。「千夜一夜物語」ブラック。笑うせぇるすまん、みたいなお話。
 昨日のスーパーに味をしめて、またオットが一人でお刺身を買いに行く(我が家は息子以外全員、マグロ好き)しかし夜に近い時間だともう売り切れだったらしい。やっぱり狙い目は夕方だ!


群れ集って餌を食べるキリン達。
迫力でした。
2003年3月8日(土)
 子供達が大好きな動物園に行く。多摩がオットのいちばんのお気に入り。広くて、全部見て回るのが大変だけど、今日は日和がよかったからか、動物達ものんびりしていて、すごく見応えが合った。ちょうど餌を食べる時間だったのもよかった。虎の咆哮がすごかった。あまりの迫力に殆どの人がたちどまって、堂々とした姿に見入り、咆哮をきくたびにどよめいた。なのに娘に「何が一番よかった?」と聞いたら「ウサギ」だというので、オットががっくり来ていた。あのライオンやきりんや虎や狼の迫力、コアラなんかはどうだったの??子供の答えにはいつも意表を付かれる。
近所のスーパーが高級志向をややさげて新装開店し、庶民的な品揃えとお値段で、近隣の主婦のハートをつかんでいる。私達も今日、鮮魚コーナーで、お兄さんが値引きシールを持って登場するまで固唾を飲んで待っていた。欲しかったマグロのお刺身を持ち「これは!?」と聞いたオットにびっくり。でもお兄さんは威勢よく「あいよ!」ち50%のシールを貼ってくれた。とても嬉しい。夕方の鮮魚コーナーは狙い目だ。


金平糖もひな祭りの重要なお菓子。
義父が贈ってくれたこれは、やっぱり4センチくらいの陶器の入れ物に入っています。
開けると豆でできたお雛様が。
2003年3月7日(金)
 冷たい雨に降られて、暖かい乾いた家の中にはいると、しみじみホッとする。その分、外では厳しい思いをしていたわけで、寒い雨の日はなんとなく、通りすがりの人たちも張りつめた表情をしているように思う。雨の日は外出しないで、家でちくちく縫い物でもしていたいなあ。ああ、休みたいと願いながら幼稚園を往復した。親がこんなことを考えているので、敏感な娘は即反応し、しくしく泣きながら歩いた。子供達には長靴があるけれど、私は普通の靴だったので足下が濡れてとても気持ちわるくて。長靴、買わないとダメだな。人形何体分で買えるかしらん、とつい考え込んでしまう辺り、因果だ。
 しけた雰囲気を吹き飛ばしたくて、娘の為に密かに買っておいた、シルバニアファミリーの『ときめきマイルーム』というセットを箱だしして遊ぶ。ドレッサー、ベッド、デスク、ピアノなんだけど、小物類が信じられない程細かくて、徹底している。まさかここまで!?とびっくりしてしまった。娘といっしょになって夢中になってしまった。ミニチュア好きな人には、おすすめだわ、シルバニア。
待ちに待った週末。明日からはぐっと春になるらしい。なんだかこの冬は長かった気がするな〜。


義父が贈ってくれたひな祭りのお菓子。
幅4センチくらいの小箱でとても可愛い。
2003年3月6日(木)
 昨夜、娘の髪を乾かしていたらドライヤーが火を吹いた。恐い。娘の髪に火がついたら、と思うとゾッとする。恐いといえば幾つかの恐い話をきいて、今日はみんなで震え上がった。
まず、近くで殺人未遂事件があった。白昼、道で女性が男に刃物を向けられたらしい。幸い命に別状はなかったらしいのだが、犯人はそのまま逃走し、近くの学校や幼稚園は警戒体勢をしいた。
あと、誘拐の恐怖。友人のそのまた友人が、娘さんを誘拐されそうになったという。テーマパークで。7才の女の子は親から離れて一人でトイレにいける。そこでその人は娘さんを待っていたらしい。ところがトイレから消えていた。そしてついに閉園時間。出口の所で必死で子供を探していると、たまたまとある女性が抱きかかえていた子供の靴が目に飛び込んできたそうだ。それが娘さんと同じ靴だったけれども、服も髪も違っている。諦めて通り過ぎるにまかせたものの、やっぱり気になって呼び止めて無理に眠っている子供の顔を見ると、果たせるかな、まさに自分の娘だったそうだ。服を着替えさせられ、髪をバッサリ切られて、薬で眠らされて。その女性は逮捕されたものの、動機については黙秘。臓器売買目的では?という推察がなされているそうで、すごく…すごく恐い。世界各国で小さな子供の誘拐とその売買が噂されているらしいけれど、どんなに嘘臭い話でも、教訓として気を引き締めなければいけないと思う。事実は小説より奇なり、と言うし。
 恐い話を聞かなくても最近ちょっとブルーだ。育児の壁にぶつかったな、という手ごたえ。こういう時は、他のお母さん方がみなものすごく立派に見えて、劣等感で落ち込んでしまう。娘の為に、幼稚園のほかのお母さん方と仲良くなりたいのに、息子の大暴れでたえず気が動転している私はとんちんかんなことを口走ってしまって全く冴えない。そして事実、息子はいろんな迷惑をかけている。他の小さな妹さんはもとより弟さん達もみんなすごくお行儀がよくて、賢い。日々、息子のしつけにこころをくだいているのだけど、今は全然その効果が見えない状態で、ときどき天を仰いでため息をつく。
今まで多少の疲れは人形が癒してくれていたのに、ここ数日、ちょっと癒し効果が物足りないのよね〜(>_<) 


エヴリーブライス。人形の後ろのフェンスがオシャレだと思う。
2003年3月5日(水)
 幼稚園の保護者会、幼児教室、バレエともりだくさんな一日をこなして、ぐったりと放心状態になる。他の人はこれくらい楽々とこなしているのに、私にはいっぱいいっぱいだ〜。息子のパワーを封じるために空き時間にコンビニで買い食い、ミスター・ドーナツ、マクドナルドというフルコース。大きめのかばんには、息子のおもちゃや絵本、おしぼり、水筒、おやつをつめこんで移動。それでも息子はおとなしくしていない。ただ私が努力してます〜、許して〜、という気分が周りの人に伝わるといいなあ、という願望が荷造りさせるのである。野外での人形撮影に憧れてるんだけど、こんな有り様では当分無理というものだ。まあ、楽しみは先にとっておきましょ。
 最近、お友達に人形棚をお披露目することが多い。だんだん噂になってきたゾ〜。いいのかな?身近にお人形友達ができたら嬉しいのになあ。誰かハマってくれないかしら。


義父が息子に贈ってくれたキャンディ−付き車。(逆かな?)
2003年3月4日(火)
 全天候型ドームはどうなったんだろう。と、今日のような天気(すごい強風)の日には考える。子供の頃読んでいた雑誌には2000年には科学の発達で人類はドームで覆われた街にすんでいるだろう、天気に左右されることのない生活になる、と書かれていたんだけど。それでロボットがいっぱいいて、家事しなくてもいいようになってるの。ロボットはいいけど(鉄腕アトムの誕生日はもうすぐらしいが)、風雨を避けられれば嬉しいのになあ、と思ってしまうのは、悪天候の日に幼児2人を連れて歩くのがキツイから。もっと小さい時は家から出なければ済んだ話なんだけど、幼稚園にはいるとそういうわけにもいきません。
 それでも今日はお友達の家におよばれしてきた。他の方のお家にうかがうと、ある意味ショック。皆さん、すごくきちんと片付けてらして、おもてなし上手なんだもの〜。いつでもお客さまを迎えられる、という感じである。私なんかすごくヤバい。普通の人、としての自分を磨かなくちゃいけないよなあ、とかなり反省した。泣いても笑っても親になった以上、この私が子供達のとりあえずのお手本になってしまうんである。それって…かなり焦る。


娘は三人官女がお気に入り。
2003年3月3日(月)
 今日は、娘の友達をお招きして、そのお母さまとゆっくりお話できた。私が人に気をつかいすぎていて、見ていて痛々しいとその方はおっしゃるのだが、実際に息子が周囲に迷惑をかけているので、謝らない訳には行かない。この頃、また育児のことで悩んでいて、胸がざわざわする。
ピーター・ラビットは上着をすぐなくす、と絵本にかいてあったけれど、息子はとにかく靴をなくす。足にぴったりのものを履かせているつもりなのだけど、手をひいて歩いていてふと気付くと、片方靴下でペタペタ歩いている。何足かあった靴が今では1足きりになった。今日は危うくその最後の靴もなくすところだった。優しい外国人女性が靴をもって走ってきてくれたので、思いきり感謝した。やれやれ、と息をつく。難儀やなあ、と関西弁がふともれる。ちょっと力が抜ける所がある故郷の言葉。
 我が家の太陽であるオット。本日から新しい部署でのお仕事となった。予想に反してかなりやりがいがあるらしく、ツヤツヤしたいい表情で帰ってきて、私も嬉しく思った。そして、娘を中心にひな祭りを祝うの図、で写真を撮る。悩みもいつか、笑い話にかわるはず。


横浜。
2003年3月2日(日)
 昨日は義母から、今日は義父から、ひな祭りへの贈り物が届く。その気持ちが本当に嬉しい。包みがまちまちの色々な贈り物は、それぞれが別の時に色々なお店で買い求められたことを物語っている。それはつまり、義父母が孫のことをいつも考えていてくれていて、ちょこちょこと買い集めておいてくれたものだということだ。そんな贈り物の箱は、私をとても幸せな気持ちにしてくれた。
 午後から、懐かしい横浜へ出かける。娘がうまれる前後2年半足らず、横浜で暮らしていた。娘が生まれたみなとみらいの病院を訪れ、毎日のように散歩した山手通を歩き、幼い娘を遊ばせたイタリア山庭園に行く。懐かしさで胸が苦しくなるような感覚になる。それからまたみなとみらいに戻って、お買い物。子供にかこつけてこまごました可愛いものを色々買う愉しみは格別のもの。トイザらスもチェック。新しいジェニ−達はなんて可愛いのだろうと見とれてしまった。リカちゃんはイマイチ。バービーは売り場がなんだかションボリな感じだ。娘がついに、シルバニアファミリーにハマった。時がきた、という感じだ。私も一緒に飛び込む覚悟なのだ。オットにはやめて、と泣かれているけれども。娘が一目惚れしたのはわたうさぎの赤ちゃんと乳母車。よくできていて可愛い〜(><)
エブリイブライスも買ってみた。なかなかいい味だしてるかも。


昨日、友人がくれた花束。綺麗。
2003年3月1日(土)
 雨の中、幼稚園に息子の入園説明を聞きに行く。発達が遅い幼い彼のことを考えながら話をきいていると、不安で胸がざわめき、不覚にも涙がこぼれそうになった。でも、トライしてみるしかない。
 オットが仕事で出かけるので、今日は家で母子3人でゆっくり休んでいるように言われて、自分でもオーバーヒート気味な気がしていたので、子供達には大好きな「モンスターズインク」のDVDを見せながら、とてもゆっくりパソコンに向かうことができた。私は素材ページを見て回るのが大好き。今日は和風素材がとても新鮮に感じられた。特に平安朝なのが良いわ〜。
 昨夜、「運命のダダダダーン!」という番組を見た。先週はマリー・アントワネット特集で楽しんだけど、昨夜はあの真珠夫人のモデルということで柳原白蓮が取り上げられていた。それで久しぶりに林真理子さんの「白蓮れんれん」が読みたくなって再読。ドラマチックな生涯に、感心する。タフだ…。