フルタ チョコエッグ メルヘンシリーズ 3びきのこぶた
次男。
2003年4月25日(金)
 昨日より空気はサラッとしているけど、私の厄は晴れない。好事魔が多し、と今は首をすくめて災難をやりすごすしかない。
明るい服を着てみる。いつもより丁寧にお化粧をしてみる。目を閉じて祈ってみる。
祈りと言えば最近、身近に宗教に入信している人が多い気がする。カトリックであったり新興宗教であったり。皆控えめで優しい人たちだ。だから傷付きやすくて何かを信じるのか、信じているからそういう人柄なのだろうか。
 とても尊敬している人生の先輩がいて、その人のことを考えていたら、その人が偶然に電話をくれた。とてもとても嬉しい、有り難い気持ち。蜘蛛の糸のように思えた。理解してもらえるって幸せなことなことなんだ。少しホッとする。


フルタ チョコエッグ メルヘンシリーズ 3びきのこぶた
わらの家。
立て3センチあるかな〜?というくらいの小ささ。
2003年4月24日(木)
 蒸し暑い一日、厄がわらわらと降り掛かってきました。かなりピンチ。生死にかかわる、ということではないけれど。


散り始めたけれど、美しい八重桜。
2003年4月23日(水)
 今年はない、と聞いていたのに、娘のバレエ教室で発表会をするとのこと。12月23日。ひええ、お金はかかるし、時間もとられる、母の労力は大きい。また新たなるプレッシャー誕生。
 息子を母に託して娘とだけ出かけると、なんて楽しいのだろうと思う。いつもは、いつ何時私の手を降りほどいて車の前に飛び出すか、大型犬に近寄っていって噛まれそうになるか判らない息子を連れて、絶えまない緊張感に固まって歩いているから、娘と話をしながらなんて歩けないのである。娘と2人だと、しみじみのんびり歩き、お話をし、ちょっとウインドーショッピングを楽しんだりして、ああ女同士だなあ、という感動がある。
でもどうしてなのだろう。大したことをしてる訳でもないのに、毎日があっという間に終わるのは。私の母もすでに育児に疲労困ぱい。腰痛に倒れる。でも2人とも布地フェチなので、私がためこんだ布地をひろげてしばしうっとりしたいのだ。明日こそ、と思いつつ今日も終わる。母が帰る日が近付いている。
母にとっては私はいつまでも到らなすぎる娘で一日中、家事のことなどで小言をいわれているのだが(姑でなく実母でよかったよ)たとえば私のお人形とか、食玩のフィギュアなどに理解を示してくれるので私はうれしいのだ。
ちょっと前まで私はフィギュアというものにさほど興味がなかった。なのに今は小さくてよくできたフィギュアを見るととても喜ばしいの。昨日娘にねだられて買ったフルタのチョコエッグの中からでてきた3匹のこぶたが余りに可愛いので、今日も買ってしまった。ああ、またハマるのか…。


息子のリュックサック。
やっぱりMINI-Kです。
綺麗なブルーとどっちにしようか悩んで、息子はいつも青だから
逆にイエローにしました。
青い服に映えて可愛いです。
ほかにオリーブグリーンもありました〜。
2003年4月22日(火)
 昨年11月に転居することになった時、娘の幼稚園を変わるかどうかで随分悩んだ。元からちょっと遠めで、スクールバスがあるからよかったようなものの、でも行事等に参加する時の往復がかなりきつく(幼稚園は不便な場所にあった)転居するとさらに遠く遠くなって、スクールバスの乗り場まで15分はかかる。私はともかく娘にとってかなりきつい毎日になるのではないか、新入園の息子にとっても辛すぎるのではないか。悩んだ末にその幼稚園をやめた。
新居から徒歩5分のところに伝統ある有名な大きな幼稚園があって、そこを見学。ところが娘はその建物の玄関ホールで怯えてしまい「暗くてこわいからここはダメ」というのだ。ええ〜、困ったと笑いながら、家から徒歩氓T分の駅近くの小さな教会付属の幼稚園を見学した。そこは素敵な教会で、幼稚園の教室は明るく可愛く、お庭も小さいけれど可愛いのだ。娘はニッコリ笑って「ここにするわ♪」と言った。幸い、娘の学年には空きがあり、すぐに入園を許可してもらえた。ところが息子の学年、新入園児はもう定員いっぱいで断られてしまったのである。補欠1番、空きがでたらすぐ入園、ということで話がきめた。ところが、それがいつになるか判らない。私達夫婦としては息子を四月からぜひ入園させたかった。私が極端に育児に疲れている、というのもあったけれど、社会性、対人関係に発達の遅れが見られ、自閉傾向と診断されている息子に「できるだけ早く集団生活をさせるように」との医師からのアドバイスもあったからである。苦渋の末、息子は家から徒歩5分の大きな幼稚園にとりあえず入園させることになった。
 かくて、私は現在、二つの幼稚園をかけもちしている。まず息子を送り届けて娘を送る。息子を迎えて娘を迎える。すごく大変だと思っていたけれど、この生活が始まってから案外調子いい。でもね、幼稚園の行事が入り組んでて忙しくもある。愚かしいのかも知れない。娘に我慢を強いて、一まとめに大きな幼稚園に放り込んでおけば私は楽ができたかも。でも5才にもなった娘の意志は尊重したかったし、実際娘の選択眼は正しくて、のんびり平和主義、怖がりの娘には少人数性のアットホームな幼稚園が合っていたのだ。息子は大勢の園児の中に放り込まれ、広い園庭をかけまわり、飼われているたくさんの動物を眺めて、刺激多い毎日を送っているようだ。
 成りゆきで私は四つの幼稚園を知ることができた。公園デビューも何回もした。決して活発とはいえない性格の私だけれど、成りゆきに任せていたらいつも妙に波乱ある生活になってしまう。3月に極端に体調を悪くしたのは、来るべきこの生活へのプレッシャーだったのだけれど、案ずるより産むがやすし…という状況になっていけばいいなあと念じつつ、毎日ベストをつくすだけ。だけどそのうちどかーんと5月病とか来そうだなあ(^_^;)


娘の今年の夏の帽子。
私と母とオットと、みんなで一斉に一目惚れしたもの。
メゾピアノは女の子を持つ幸せを感じさせてくれるお店。
2003年4月21日(月)
 幼稚園社交界の忙しさが予想以上な気がする。でも誘って頂くことは嬉しいことなので、喜んで一緒に遊ばせて頂くようにしているのだ。今日は、私がランチのお店を予約し御案内して大人3人子供5人で食事し、そのあとお友達のお家で遊ばせて頂いた。みなさん、お家の中がスッキリと美しく片付いているのが素晴らしい…。
それぞれの御夫婦のなれそめを聞くのも、かなり楽しい。聞かれて答えていると、私でも大恋愛のような気がする。(オットに婚約者同然の人がいて、私がそれを奪う形になったという事実だけを並べれば、想像力の飛躍でかなりのドラマを予想されるけれど。単にオットが女癖悪く、二股三股かけていただけのことで、私はそれにひっかかったバカな女のだ。でもゴールインして、楽しく平凡な暮らしを満喫しているけれど)でもまるでトレンディドラマのような出会い、恋愛を経て結婚した方も多数いて、世の中本当に事実は小説より奇なりなのね、なんて感慨深い。物語ならそこで終わるけれど、女の一生は続く。妊娠出産話はまた、濃くて深い。そこから現在にいたる育児の話をつないで、ようやく今居合わせた女達の人生が交差するのだ。たかが幼稚園ママ、されど奥は深し。誰もが深遠なる哲学を持っているのである。
 というわけで、連日でかけっぱなしの私。せっかく来てくれている母とゆっくり語り合う暇も、ましてや一緒にお裁縫を楽しむ暇もない。でもなんとか頑張る。明日はクラス会に茶話会があるだけ。午後はフリーのはず。頑張って、母と遊ぶわ〜!


カエルの長靴です〜!
やっぱりプリティーなの。息子ばかりか娘も気に入って、ちょっと困った(^_^;)
これで雨の日も楽しくなりそうです。
2003年4月20日(日)
 母が息子の入園祝いにリュックサックを買ってくれると言うので(来月は遠足があるのだ〜)新宿高島屋のMINI-Kに行く。待望のカエルの長靴も母が買ってくれてラッキー。子供服売り場は楽しい。でも高価〜(>_<)息子が子供美容室に行っている間に、オットと母に子供達を任せて、私一人抜け出した。向かった先は新宿「天使のすみか」。なかなか楽しかった。思わず、フルチョイス・オーダーしたい…なんて野望を抱きそうになり危ない。¥78000だって。念願だった造形村のグラスアイを購入。とても綺麗な空色の20mm。グラスアイのカタログをみると、綺麗な色がたくさんあって幾つも欲しくなったのだけど、私がいいと思ったものの殆どはフルチョイス・オーダードールにだけ使える、というもので、それ以外には購入できないとのこと。残念。
ちなみに、私が店内に入った瞬間、岡村靖幸の「だいすき」が流れて。その後、大沢誉志幸の「ダンス・トゥ・クリスマス」が流れて、あまりの感動に金縛りにあってしまった。町中で思い掛けない瞬間に大沢さんの声を聞くと、初恋の人にばったり会ったように、舞い上がってしまう。
再び、高島屋に取って返し、家族と合流。メゾピアノで、白い素敵な帽子をみつけて、注文していたピンクの麦わら帽子をキャンセルして、それを購入。ランチに食べた胡麻だれ蕎麦がおいしく、ホクホクしてみんなご機嫌で帰宅。
SDアンジュ(キラタイプ)の目をチェンジしたいけど、また明日。でもウィッグとか靴、スタンド、アイも欲しくなって、アトリエベベさんにオーダーのメールを送ってしまった。節約精神、皆無。


フルタから出ているラムネ菓子のオマケの東京ミュウミュウのピンバッジ。
この数カ月、5才の娘が心血を注いで集めて、ついに!ついに全25種類コンプリート!
家族で手をとりあって喜びました。
娘…私に似た?(笑)
2003年4月19日(土)
 念願かなってやっとドラマ「動物のお医者さん」を観ることができた。原作が大好きな私はどうしても忠実さを求めてしまって、「ちが〜うぅ!」と叫んでしまうこともあったのだが、原作をほとんど読んでいないオットは「面白い」という。原作ファンじゃないひとにも観てもらう、分かってもらうためにはそれなりの作り方をしないといけないだろ、とオットに言われて、そういうこともあるかも…と気をとりなおす。オットとはまだ14年くらいの付き合いなのだけど、趣味がぴったり一致することもあれば意見が違うこともあり、彼との会話は、偏りがちな私の視野を広げ、客観性を引き戻してくれる大切な刺激だ。でも二階堂が菱沼に淡い恋心を抱く、という設定だけはどうにも嫌だったけど。ハムテル役の男の子も、すごく期待されている俳優さんらしいのだが、どうしてもハムテルのイメージにあわない…。これはこれ、と切り離してみるしかなさそうだ。
 2週間ぶりにサイトを更新。昨日届いたばかりのエクセレント・ハリウッドちゃん。開封してみると可愛さがわっと迫ってきて、感動的だった。ずっとこの子に会いたかったことをしみじみと実感する。寒色系のメイクがやっぱり可愛い。アジアン・バタフライと並べたら、異様に仲がよさそうなコンビに見えた。これで我が家には四人のブラちゃんが並んだのだけど、とても可愛い。
 昨日の深夜、飲み会に行っているオットの帰宅を待つ間でもなく寝てしまおうとして、その前にちょっと、と人形棚の前に立って眺めていたら、ついふらふらと、そのまま着せ替えに熱中してしまった。オットが午前様で帰宅した時には、SDのアンジュのドレスを着せ替え、お気に入りのウィッグを被せ、楽しみに陶酔しているところだったので、びっくりされてしまった。ああ、でもやっぱりお人形遊びは楽しい。いいストレス解消です〜。


ついに到着のエクセレント・ハリウッド。
近日中にアップします〜♪
2003年4月18日(金)
 春を一瞬で過ぎて夏になった。かと思う程の暑い日だった。もうみんな半袖。なのに、私はまだ衣替えしていないのだ。かなりマズい。
毎日、異様に忙しい一週間だった。新入園って生活が根本的に変わるものだ。子も親もドキドキである。かなり精神削ってるかも。息子は川沿いの桜並木の道を歩くのが大好きだったのに、そこが通園路になったため、その道を歩くのを嫌がるようになってしまった。今日は午後から、娘のお友達のお宅におよばれして、またその川沿いの道をあるいたのだけど、ずっとさめざめと泣き続ける。ところが、幼稚園を通過した辺りから「お?」という顔になり、そこからいきなり足取りが軽くなってギャロップしながら(まだスキップができない)歩いたりした。う〜ん、そんなに幼稚園嫌いなのか。入園前に「お宅のお子さんだけにつきっきりではいられません。怪我をしてしまうこともあるかと思います」と言われて覚悟していたけれど、現実には近隣では珍しい保父さんが、息子にずっとつきっきりでいてくれている。今日、ちらっと遠くから見たけれど、わりと楽しそうに遊んでいた。優しい保父さんで、息子の事を好いてくれているように見えて、それが有り難かった。
もうほとんど散ってしまった桜なのに、風が吹くとどこからかハラハラと花びらが舞い上がり、目の前を横切っていく。今は八重桜が満開、艶やかなばかりの美しさ。道ばたに咲く菜の花、タンポポ、スミレ草。川には鯉(たぶん鯉、きっと鯉)や鴨がのんびり泳ぐ。子供達は元気で、ピンク色のほっぺたをして、嬉しそうに明るい表情で走っていく。こんな平和な光景を、この先何十年後かの私はきっとものすごく懐かしく思い出すんだろうな。
 昨日見損ねてがっかりしていた「動物のお医者さん」、明日の10:45から早速再放送するらしい。よかった〜♪今度はもう忘れないわ。明日は腰痛をみてもらいに接骨院にいく日だけど、絶対早めに帰ってこよう。
 ちなみに、娘の幼稚園では私の人形コレクターぶりはすっかり噂の的になっていることが判明。うーん、ま、いいか。


フルタのチョコエッグ、メルヘンシリーズ第2弾、ドールコレクション。
出来心で買ってみました。
この子はビスクドールモデル2、ということなんだけど、
わらっちゃうくらいブサイクで、そこが可愛いと判定しました。
2003年4月17日(木)
 昨日の試みに挫けず、ワンピースとパンプスという女らしいスタイルで出ようとしたら、息子が鼻血をだしパニくって、私の服で拭く、という面白いことをしてくれた。時間がさしせまっていたので、いつものコットンパンツにスウェット、木綿の靴下にぺたんこ靴という姿で飛び出したら、ああ、快適…。女らしさとはこういう安らぎを捨てることなのか、と改めて痛感。もう私、後戻りはできない気がします。。。
 息子が入園して一応1週間。担任と副園長先生とお話をする。発達の遅い子供は往々にして愛情不足なんですよ、と言われた。身長がひどく低い子供も、親が心を入れ替えて愛情を注ぎ始めたら一気に成長して平均になる、そういうこともある、という。得々としてお話する先生の顔をみつめながら、この3年10ヶ月のこと、いや親になってからの6年近い歳月のことが頭の中を駆け巡って、言葉につまった。息苦しい程、子供の事を可愛いと想い続けてきたのだけれど。愛し過ぎて、ダメにすることもあるのじゃないかと不安におもうくらいだったのだけど、という感情をもてあます。
それで考え事にふけっていたら、楽しみにしていたドラマ「動物のお医者さん」の1回目を見損ねちゃったよ。ますますブル〜。友達か、運がよければ妹が録画していてくれることを気弱く祈るばかり。


グリコの木のおもちゃ。
全長7センチくらい。
妹から、私の子供達へのプレゼントのひとつ。
ブライスにひっぱらせたら、可愛いんじゃないかな〜。
2003年4月16日(水)
 幼稚園お休みでホッとしている様子の息子、『家』の有り難みが分かった、という表情をしていておかしい。でも、私は保護者会とバレエの付き添いでほぼ半日、母に彼を預けて置き去りにしたので、かなりガックリしたようだ。
 息子が暴れていない保護者会は初めてだった。新学年で始めての会だけにとても大切な内容だったので、このタイミングで来てくれていた母にはひたすら感謝するばかり。会の後、他のお母さん方とお茶をするのでも、実にゆっくりと紅茶を味わうことができた。お話もゆっくりできた。すごい〜、なんて身軽なの!
しかし。夜になるとぐったり疲れていた。原因は服装かな?息子がいないので、久しぶりにスカートをはき、ストッキングとパンプスをはいたら、なんだか、体が緊張しちゃってダメだった。もう女、終わってる?

  
息子のレインコート、すごく可愛いんです。
通販のフェリシモで購入。
泣きべそをかいているのは、幼稚園に行くのが嫌だから(笑)
2003年4月15日(火)
 朝、出かける直前に胸に幼稚園の名札をとめたら泣き出した息子。今日は幼稚園に行ってもずっと泣いていたらしい。雨で、外遊びができなかったから気を紛らわすことができず、そうなると幼稚園に魅力を感じられないらしい。困る。けれど、明後日から平常のお子さん達と同じく、10:45まで頑張ることになった。心配だけど違う意味でドキドキ。ここ数日、一人で歩く時間が15分でもあることに興奮気味の私、1時間以上子供と離れていられるとなったら!異様に忙しいのも明日で終わり??胸が高鳴って思わずオークションでお人形を落札してしまいそうです。コラコラ(^_^;)


バンダイが出している食玩。
¥200で、どうせチャチと思いながら娘に買い与えたら
びっくりする出来のよさで、娘ばかりか家族もごきげん。
2003年4月14日(月)
 母…子供達にとっておばあちゃんがいてくれることは、すごく大きいことなのだと肌身にしみて感じる。私が暇になるのだ!子供達は絶えず私に「見て!聞いて!話して!」と訴えかけてきてるし、膝の上にのってきたり、背中におぶさってきたり、いつもスキンシップを求めてくるのだけど、それを全部母が代理してくれる。私の中に一気に身も心も余裕ができ、ミシンと遊んだりして過ごした。針と糸をもつだけでわくわくする。
 息子の長靴と娘の夏用の帽子を揃えなくてはいけない。でも私には都心まででる時間はない…ので例によってオットに任せる。息子の長靴に関してはMINI-Kのカエルのデザインのものを指定し、娘の物はメゾピアノで何かぴんとくるのがあったら、とお願いしたら、両方ちゃんと取り寄せ注文してきてくれた。娘のはさくらんぼ飾りのついたピンクの麦わら帽子だそうだ。楽しみ〜。オットは私の好みをよく知っていてくれる…、でも人形に関しては親切ではない。ガックリ。


全長4センチくらいの赤ちゃん人形は、ひとつ¥100。
2003年4月13日(日)
 屋上に鯉のぼりを立てる。風に泳ぐ鯉はいかにも気持ちよさそうで、勇ましくもある。なるほど、元気な男の子出いて欲しい、立派に成長し切って欲しい、という願いをこめやすいものだなあ、と実感する。宗教に関して考える時もいつも同じ感想を持つのだが、医学が発達していなかった昔は、本当に簡単に子供を亡くすことがおおかったのだろう。なす術もなく、ただ祈ることしかできず、だから色々な縁起を担いだのだろうと思う。こんなに科学が発達した今でも、やはり子供の成長を祈る気持ちは変わらない。縁起物を大切にしたくなってくるのだ。
 神戸から母が来てくれた。やっぱりタイニ−・ベッツィー・マッコールに夢中になった。これぞ、母の理想のお人形のはずだと思っていたとおりである。。母は、幼い私に女っぽい人形を与えたがらなかった。それは極端なほどの毛嫌い用で、バービーなんかはとんでもなく、私が大好きだったレディリカでさえ「どうして子供のお人形に、こんなに胸がないといけないのかしら」とブツブツ言いながら、ダーツをとって体にフィットしたドレスを縫ってくれていたものだ。今の私に対してはもちろんそんなことはなく、ランジェリーバービーを見ても「綺麗じゃないの〜」と喜んでるけど、基本はベッツィーみたいな子が好きなはず。
人形ではないけれど、娘が好きなアニメなどを見ると、私も時々「ここまでセクシーじゃなきゃいけないかね?」なんて思う。変身していくヒロインがボディラインをあらわにする瞬間とか。ところが娘は色っぽくて綺麗、可愛いヒロインが大好き。今頃なぜ?なのだが「うる星やつら」のラムちゃんとか、キューティーハニーに夢中でもある。
そういえば私も峰不二子好きだったもんね(っていうか、今も好きだけど)


隣家の素敵なお嬢さんが、娘にプレゼントしてくれたマスコット。
幼稚園バッグにつけて、娘は大喜び。
母は有り難く、嬉しく思ってます。
2003年4月12日(土)
 オットが美容整形外科に連れていってくれた。6年前からある私の頬のシミをとればいい、といって。なかなか面白い体験だった。今日は治療(っていうのか?)代の見積もりということで行ったのだけど、ざっと13万円ほどだそうだ。普通のエステなどのレーザー治療だと、大体20万円くらいなので、お安いとのこと。別にもういいや、って感じ。でも聞いてみたことはいい経験になった。結構色々な病院をめぐってきた私だが、まだ未知の世界があった、ということで。オットは次回のボーナスで、シミとりさせてあげられるよう頑張る、と言ってくれた。あの〜、それ他のことに使っちゃダメ?(笑)私の趣味はさておき(おけないだろう)、子供達のことに使ってあげた方が有意義だと思うし。
 オットの実家を訪ねて、ご馳走してもらう。あまりに色々頂いて有り難いばかり。でも一番嬉しいのは子供達への愛情だと思う。子供は乾いたスポンジのように愛情をぐんぐん吸い取って育つ。両親とはまた違う身内からの愛情が、子供達にとってどれだけいい影響を及ぼすかと思う。
それにしても毎週土曜日は雨のような。帰りの夜のドライブ、雨が激しくて恐かった。


持って帰ったら崩れていたバースデーケーキ(T_T)
すごく美味しかった♪
このプレーンな、イチゴショートタイプが、子供達の大好物。
2003年4月11日(金)
 息子を幼稚園に送り届ける。先生が待機していて、ぎゃ〜ん!!と泣く息子をひっかかえて教室に連れていった。それを見送り、家にもどって近所の人と、ゴミ捨て場まわりの雑草を刈り取る。(そのためにわざわざ鎌を買ったの)あっという間に時間が経ち、すぐさま息子を迎えに行く。先生がでてきてこの50分の様子を教えてくれた。5分程で泣き止み、砂利を集めて遊んでいたという。しかし別の先生に連れてこられた息子はぐしょぐしょに泣いていて、私の顔を見るなりすごい勢いで走ってきてジャンプしてだきついて、強い力で私にしがみついた。しばらく抱きしめて歩く。桜の花びらがホロホロホロホロこぼれては風に舞い散り、道も川面もピンクの花びらで埋まっている中を歩きながら、いつかこの光景をどんなに懐かしく思い出すだろう、と考えた。腕のなかの、子供の小ささが、暖かさが、今限りの大切なものに思えて仕方なかった。
今日はオットの誕生日。なんのプレゼントもできなくて悲しい…。オットは無欲な人なのだ。子供達の笑顔をみられるだけで十分と心から言う。ううう、ごめん!私、誕生日は色々欲しいから!と、とりあえずお人形が、欲しいんだけど…。
 もうブライスに惑わされるまい、と思っていたのに、今日になって4月の新作「ディスコブギー」を見たら、私が好きなブルーのメイクで可愛いじゃないか!慌てて色々なショップサイトを巡ったけれど、どこももう予約終了状態だった…。ああ、ブライスって、ブライスって!ちなみに、アメリカのFAOでは現在もハリウッドを売っているのだろうか?向こうでも即日完売なのかしらね?


子供用スリッパ。
2003年4月10日(木)
 ついにきました、息子の入園式。大丈夫かなあとドキドキハラハラしながら見守る辛さ。やはり先生のいうことを全く聞いていない、指示に従えない。仕方なく手をひいてセレモニーホールの入り口まで連れていく(普通はみんな、自分でチョコチョコ先生の先導に従って歩く)。あとは入るだけ、というところで息子から離れて父兄席にすわったら、10分後アナウンスで呼び出された。急いで廊下に飛び出したら(つまり先程息子と別れた場所)困り果てた3人の先生に囲まれて、ひっくりかえって泣きわめいている息子の姿があった。私が声をかけると涙と鼻水にまみれた顔で(汚くてすみません)必死の形相をしてすがりついてきた。後は私に抱っこされての御入場…。ごきげんとりにキリンのぬいぐるみを2個持たせてもらい、私の服を握りしめて式にでていた息子よ、案の定だ!格好だけはバッチリ決まっていたのだが、見事に見かけ倒しだった。とほほ、おかげで明日からのお迎えが、人よりうんと早くて10時です。(普通は10:45)ってことは、9:10くらいに送り届けて50分後に迎えに行く。その1時間半後に娘を迎えにいく…。うおおおおん、家にいてくれた方がよっぽど楽だよ〜!!(>_<)こ、これが育児なのねっ、教育なのねっ。母は運動できてとても嬉しいよ…。
こうなると、あののんびりほんよりの娘が、俄然しっかりして見えてくるから不思議。娘も最初はこの世の終わりを迎えたか、というほど泣いたものだった。それが今は年長さん。おっとりしつつ、マイペースでいるのだから、息子もなんとかなるでしょ、と思うしかない。
 娘のお友達が誕生日プレゼントに買ってもらったというお人形を持ってきて見せてくれた。ディズニー・プリンセスに凝っている彼女はシンデレラ・バービーに一目惚れして、ついにそれをゲットしたのだ。前からちらっと見て可愛いと思い、あまりよく見ないようにしてたの。なのにとっくり見せてもらっちゃって…すごくすごく可愛いよ、私も欲しいよ〜(>_<)本当に上品で美しいお人形だった。別のお友達は春休みにハワイに行った時のお土産だといって、バンドエイドをくれたのだけれど、それがバービー・グッズ。「まあ、テレサにクリスティーもいるじゃない!」と叫んでしまって「え、これ全部バービーじゃないの?」って聞き返され、思わず説明したらマニアックな印象をもたれてしまったみたい。娘のお友達にはアメリカ生まれの子が多く、異様に可愛いバービーの自転車とかヘルメットなどを持っていたりするので、娘じゃなく私が羨ましがってしまう。でも案外みんなテレサとかクリスティーとか知らないのよね。ってそれが普通なの?
 それはともかく、今日はお天気に恵まれてよかった。桜も案外残っていたし。なにはともあれ、新生活が始まるみたい。


近所のケーキ屋さんで買ったプリン。
もちろん器が目当てです。
2003年4月9日(水)
 気が付くと、今日で春休みは終わりなのだった。たいしたことはしてないけれど、ぼろぼろだった体調も整ってきたし、いい充電期間になったかなあ。お人形遊びはあんまりできなかったけれど、久しぶりに読書などゆっくりできたものもあり、満足満足。明日からまた頑張らねば。
 バレエ教室で思うのだが…みんな、なぜあんなに上のクラスにすすみたがるのだろうか?まだ習い始めて半年にもならない小さな子のお母さん達が口にするのは、いつ上に上がれるのだろう、発表会は来年のいつ頃あるんだろう、ということばかり。まだみんな、基本も何もできてないのにな。積み木を積むようにレッスンを重ねて、先生の言うことを理解し、その通りに体が動くようになるとクラスがあがる。気負ったって仕方ないのだ。私も娘も野望を持ってないので、その点お気楽だわ。


可愛い髪飾りを見つけると、すぐ買ってしまいます。
こういう飾りをつけられるのも、娘が幼いうちだけ、と思って。
2003年4月8日(火)
 午後から大変な雨が降って、散っていく桜を残念に思いながら、でも楽しまずにはいられなかった。乾いて居心地のいい家の窓から、降りしきる雨や風が吹き荒れている様子を見るのは、楽しくて好き。
午前中は息子の幼稚園の予備入園日だったから、桜並木の道をあるいてでかけたのだけど、最後のお花見だったのかな。雨が降る前でラッキーだった。40分ほど私から離れて、同じ年のお友達と過ごした息子だが、今回は泣かないですんだみたいだ。動物のぬいぐるみに目がない息子は、教室の片隅のぬいぐるみコーナーに夢中で私がいないことに気が付かなかったらしい。ほかのお母さん達が迎えに行きはじめて、先生と立ち話していた私が最後に行くと、そこで初めて自分の母親がいないことに気が付いて動転し、泣き始めた所だった。明後日は入園式。明々後日から幼稚園生活が始まる。一応9:10〜10:45までなのだが、息子の場合は特別に10:00には迎えにいくことになった。様子をみて保育時間を長くしていくことになる。ここでもやはり先生は「まず幼稚園を苦痛に感じ過ぎないことが一番大切です。楽しい所だと思えるようにしなくては」という。私が子供の頃は、「子供は甘やかすとつけあがる」という教育方針が普通で泣けば泣く程嫌なことを無理強いする傾向があったと記憶しているのだけど、時代は変わったなあと有り難く思う。私は精神的に弱いから、子供が泣いて嫌がることを強要できないのだ。つまり、子離れに苦労するということなのだけど…、いずれは育つものなら、無理に早熟に育て上げようとしなくてもいいんじゃない?と思ってしまう辺り、とことん私には根性がない。
娘が入園したときも、彼女は私から離れる不安で鼻血がでるほど泣き、私も不安で寂しくてたまらなかった。でもその後、彼女は生き生きと幼稚園を楽しんでいる。しばらくは私は冷静ではいられないかもしれないけれど、来月の今頃は親子ともに余裕を持って、生活しているだろう…と思いたい。


娘のために借りたCD。
なかなかいいです♪
2003年4月7日(月)
 息子が眠っている間にお裁縫道具を広げる。いよいよお針子か!?と胸を高鳴らせつつ、最初に作成したのは息子の入園グッズ。袋ものあれこれ。3種類縫い上げたところで息子の目が覚めた。それ以前に娘がずっとミシンとお裁縫箱の横に張り付いていたので、実はかなり苦行だった。仕方ない、私も子供の頃はお裁縫をしている母の横に張り付いているのが大好きだったのだ。娘はチャコペンを使いたがり、ミシンに触りたがり、アイロンをかけたがる。そのうち絶対、針と糸を持って何か縫いたいと言い出すだろう。それもまあ、いいか。
 NHK教育TVで夕方18:10から、なつかしの「プリンプリン物語」が始まった。先日、本屋さんで雑誌の表紙になっているプリンプリンを見て、綺麗だなあと思っていたので楽しみ、髪型が可愛い。私が好きな銀髪だし。でも眉毛がないんだなあ。思わず録画してしまいました。


鳩と桜。
2003年4月6日(日)
 昨日、寂しそうな義母からの電話があったというから、そろそろオットの実家に顔を出さなくてはいけない。と思いながら、近所の桜のあまりの見事さに、こちらを優先させようよとオットがいうので、今日は花見散歩をしてしまった。昨日の風雨で散ってしまった木が何本かあるけれど、まだまだ綺麗、でもやっぱり今の内に見ておいた方がいい。桜フェスティバルにも行ってみる。何人もの知り合いに会った。私は屋台やなんかが出て、人が飲み食いに必死になってるお花見があまり好きじゃない…。ただぼーっと、桜だけ、春の景色だけじっと見つめ続けたいと思うのだけど、それって案外難しい。子供達は花見と言うより犬見状態だった。犬を連れてきてる人がたくさんいたのだけど、見かける度に子供達は走り寄る。皆さんとても親切で、子供達と犬を遊ばせて下さるのでありがたかった。お互いに相手の子供をほめ、犬を褒め、という感じ。今の家に引っ越してからオットはずっと犬を飼いたがっていて、今日の子供達の様子を見たら私も心は揺らぐものの、世話の大変さ、責任の重さを考えるとそうホイホイと頷けない。いつか、運命の出合いがあるかもしれないけれど…アイフルのコマーシャルみたいに。
 レンタルビデオで映画などをゆっくり観る。スカパーに入っていた時も、今のケーブルTVでも映画のチャンネルが充実しているのだが、育児中はノンストップで映画を観続けるなんてできないから、キッズチャンネル以外は契約を切ってしまい、結局レンタルビデオが一番と言う状態。ビデオだと、不本意ながらでも途中で止めて、後で続きを観ると言うことができるから。今日は娘の為にディズニーの「シンデレラ」をまず観る。といっても私とオットは床暖房の上でついいい気持ちになってうたた寝してしまったのだが、娘は文字どおりのめりこんで観ていたらしい。ディズニーアニメに出てくる悪女が案外好きな私。シンデレラの継母もいい味だしてるぅ。
コーヒーをいれて、さて、と気合いをいれなおし、それでも期待をせずに見始めたのがメグ・ライアンの「ニューヨークの恋人」。そうしたら、面白かったのだ〜。タイムトラベルものだとは気付かずにみたのだけど、ヒュー・ジャックマンって知らない俳優さんだったのだけど、とても素敵で堂々たる主役ぶり。オットも「十分楽しい」と言って最後まで飽きずに観た。本当に娯楽映画って感じ。願わくば、その後の2人がどうなったかも、もうちょっとだけ描きこんでほしかったかな。メグ・ライアン…嫌いになれない女優さんだ。一番好きなのは「恋人達の季節」なんだけど(ビリー・クリスタルは好きじゃないのに)、トム・ハンクスとの共演の「めぐりあえたら…」もかなり好き。「ニューヨークの恋人」のタイムトラベルの理屈は、小説家ジャック・フィニィの理論に似てる。やっぱり下敷きはフィニィなのかな。 
ジャック・フィニィの「ゲイルズバーグの春を愛す」は私が大好きなファンタジー短編集。ふわっとノスタルジックな夢を見たい気分の時には読み返す。
ファンタジーと言えば、昨日本屋でアーシュラ・K・ル・グィンのゲド戦記第5巻が出ているのを見て衝撃を受けた。単行本だけど、買いたい〜!1巻から全部揃えたい。1〜3までを中学時代の私はどれだけのめりこんで読んだことだろう。でもすごく金欠病…。
そういえば我が家の車のCDオーディオが壊れてしまったのだが、私が人形にお金を注ぎ込んじゃったので、おいそれと取り替えることができず(オットに100万回謝った)、今ひさしぶりにカセットテープにCDから音を落としてます。いいのは、自由に編集できることかな。娘のお気に入のとミニモニと氷川きよしのカップリング、実は家族でかなり気に入っているのだった。


娘が大好きなモンスターズ・インクのガシャポンを見つけました。
これはタブレットといって、ラムネ菓子をいれるケースです〜。
2003年4月5日(土)
 満開の桜をいたぶるような雨と風。気温も低くて、まるで春の嵐のよう。桜、桜、がんばってと祈りながら桜並木の道を傘をさして歩く。駅近くのまちは桜フェスティバルという企画をするだけあって、ものすごく桜が多い。こんなに桜が多い街に住むのは初めてだ。我が家のすぐそばを流れる川のほとりにも延々と桜が咲いていて、気も狂わんばかりの美しさだ。惚けたように、口をあけて見上げながらとてとて歩く。途中に映画会社の撮影所があり、先日友達はここで織田雄二と水野真紀をみかけたそうだ。踊る大走査線?
 それはともかく、今日は年寄り臭く病院巡りをしてました。お医者さまに会うと心も癒されて、なんだかすっかりクセになってるあたり、本当に年寄りと一緒!接骨院の先生に「養命酒って効くと思います?」と聞いたら小声で「まだまだ早いですよ!」と言われてしまった。私、はや余生を楽しみに生きてます…。
 とにかく寒い寒いといいながら、活動的なオットにひっぱられるように買い物巡りもするし、美味しいお店でランチもたべる。大昔からある駅ビルの古い古いレストランで、見栄えもよくないし、入り口も暗いしで、知る人ぞ知るお店なのだけど、実はスパゲティにピラフなど滅法おいしく、しかも安い。私の中ではNo2!駅前の目立つ所にあるガラス張りの新しいお店は高いのにいつも満員だけれど、そこより全然美味しいのだ。
その後、一旦家に帰るとまったりしちゃって外出が億劫でたまらなかったけれど、気合いをいれなおして、娘をバレエ教室に連れていく。娘ねえ…いつの間にかバレエを習い始めて1年半、一番下のクラスでは実は一番のベテランになってしまった。ま、それなりに上達してはいるのだけど、娘の持って生まれた気性が、ほんとのんびりしていて、適当に手抜きをしているのが見ていてよく判るのだ〜。いつまで続くことやら、って感じ。でも今は、小さな女の子達が色とりどりの可愛い可愛いレオタードをきて、一生懸命見よう見まねで踊っている姿を見ることを、何よりの目の楽しみにしている。先生はもとタカラジェンヌだった方で、美しい。子供好きで優しく、ユーモアある指導をして下さる。近くにいくつかバレエスタジオはあるのだが、ある所の先生は厳しく、髪型は全員一糸乱れぬシニヨン、レオタードも飾り気がなプレーンなものと決められていて、指導も大変厳しいという。その点、うちが通っている先生はにこにこして、髪もまとまっていればいいという。だからみんな、髪型や髪飾りをとても楽しんでいる。レオタードも「今はとても可愛いものがお店で選べるから、何でもお好きなものを楽しんで選んできて下さいね」とにこやかにおっしゃってくださって、第一印象から大好きな先生だった。指導助手の先生方は若きバレリーナさん達で、またすごくお綺麗。少女漫画そのままのスタイル、美しい立ち居振る舞いに、鎖骨などにうっとり見とれてしまう私なのだった。正直、来ているお母さん方は皆、昔自分がバレエを習いたかった、という人ばかりで、娘がバレエを習っている、ということに興奮を隠しきれない人が多い。私もつい昔の「赤い靴」というバレエドラマを思い出しそのオープニングだった「踊ろう赤い靴〜♪」というフレーズを繰り返し歌っちゃうのよね。ちなみに娘はどう言う訳か赤い靴がいい、と言い出し嬉しがって赤い靴で練習しています。みんなピンクか白だからすごく足裁きが目立つので、よく先生に注意してもらえるようになりましたとさ。
そのせいか、何人かの女の子が赤い靴に買い替えた。娘はおっとりしているのに、時々、周囲に流されない自分の意見を主張する。それがいい方向にのびてくれるといいな〜。


幼い頃、母が買ってくれた絵本。
6冊のリカちゃん物語集。
お洋服などを見てるだけで楽しい。
2003年4月4日(金)
 昨日ほぼ一日寝込んでいたら、家のなかは見事に崩壊していた…(涙)なのに、お客さまが来るので、朝から大突貫工事って感じで、家を片付けまくる。でもその甲斐あって楽しくお客さまをお迎えできた。娘が幼稚園で仲良くしてもらっている姉弟ちゃん。とても元気で活発。おっとりしたうちの娘とよく遊んでくれる。お母さまがまたすごく素敵な方で、お話できて楽しかった。やっぱりお人形棚でウケる。お客さまの傾向をみていると、お母さん方は絶対的にタイニー・ベッツィー・マッコールが気に入り、女の子達にはバービー(特にピンクボックスの子)が人気があるのだ。娘はどういうわけか、ブライスやクール・ブラッツをすすめるのだけど(笑)マニアックすぎて、あまりウケない…。リカちゃんでは、東京ミュウミュウリカちゃんが異常な人気を誇る。なぜかな?アニメの方に女の子の殆どが親しんでいることももちろん関係あるみたいなのだけど。大人の女性も案外みんな人形好き。手にとって、ちょっと遊んでみたりして、顔をほころばせてくれる。そして昔、遊んでいたお人形の話をしてくれたりして。そんな様子をみていると、私もしあわせ。
 今日も胃はやや不調。血圧もやっぱり昨日も低かったので、お医者さまにすすめられてスポーツドリンクなどを飲む。血糖値をあげるのに良いそうだ。最近、養命酒のコマーシャルにもすごく心ひかれる私。なんだかだんだん、健康マニアへの道にのめりこみそうだ。そのうち、みのもんたにハマるのか??


愛さずにはいれれない春の花、ネモフィラ。
2003年4月3日(木)
 油断していたらまた来た。胃の調子が悪い〜(汗)夜明けに、胃の不快感で目が覚めた。痛いというのではないけれど、もたれる感じ。父を胃ガンで亡くしているので、すぐに不安になる私。亡き父が言っていたように、げっぷがやたらに出るし、胃のちょうど裏側に当たる背中が痛い。もし…子供達を残して死ぬことになったらと思うと恐くていたたまれなくて、オットを起して痛みを訴えるという子供じみた真似をしてしまった。が、彼は優しかった。慰めてくれて、背中や胃の上をさすってくれた。それだけでも有り難かったのに、心配して会社を休み、病院に連れていってくれた。こういうことがあるので、彼には頭があがらない…。お医者さまは笑って私の不安を否定してくれた。ストレス性の胃炎、消化不良。
結果としては思いがけずパパが家にいることになったので子供達は大喜び、家族でのんびりできて良い一日だった。
もっとも私は昼食にお粥をすすり、胃に手をあてて寝込んでいたんだけれど…。
春なのに、どうも不調な私。本ばかりを読んでいる。永井路子先生の「裸足の皇女」を再読。歴史を題材にした小説が昔から好きだったけど、最近ますます好きだ。ドラマチックな事件が本当にあったことなのだと思うだけで、胸を打たれるような気がする。帝の位をめぐる人々の権謀術数、恋愛絡みの事件さまざま…。そこに万葉集などに残されているような歌がちりばめられ、それを読むだけでも小説家でなくても時の彼方に生きていた人の息吹を感じることができる。恋も家族の情愛も、人の生き死にも、若い頃より今、しみじみ深いものに感じられるから、昔読んだ本を読み返すことが私にとって意義深い。自分の内側の年輪を照らし出す鏡になってくれるみたいで。


見渡す限りの桜、見事な桜をどうやってカメラに納めたらいいのか判らなくて、
とてももどかしい想いがします。
2003年4月2日(水)
 気温が下がって、雨が降る。桜が心配。でも細かい優しい雨だった。本来は大嫌いな雨の日の外出をしてみたくなるほどに。息子に新しいレインコートを着せてみたかったのだ。フェリシモ(通販)で買ったカエルのレインコート。息子はすっかり気に入ってしまい、ご機嫌で歩いた。通りすがりの人たち何人にも声をかけられた。娘のレイングッズも実は気合いが入っている。でも最近、知人みんなに言われるんだけど、子供と人形ばかりでなく、ちょっとは自分のオシャレもした方がいいのかもね。とりあえず、必需品だったので長靴は買ってみました。大人になってから長靴はくの、初めてかもしれない、と気付いたら感動してしまった。
 春は出会いだけでなく、別れの季節でもあったりして、情緒不安定にもなりやすいからか、ふとしたことで泣いてしまう。田辺聖子先生の「不機嫌な恋人」という本を再読していたらドッと泣けてきて。決してそんな滂沱の涙を流す小説ではないの。ちょっと切ない話だったよね、くらいの認識で再読したのだけど、初めて読んだ頃の私と、今の私はきっと別人なのでしょう、と思うくらいに涙が出て困った。田辺先生の言葉が本当に胸にしみこむほどの年になったということなのかな。


オットの知人からのプレゼント。オルゴールです。
なんていう曲なのかタイトルが判らない…「おさびしやま」じゃないことは確か。
2003年4月1日(火)
 いつの間にか、桜が満開になっていた。家のすぐそばの川沿いに、圧倒される程の桜、桜、桜。見とれながら歩いた。
オットの転勤のおかげで、色々な土地で桜をみてきた気がする。桜ほど、心に訴えてくる花も無いのかも知れない。桜を見て、ふと物思いに捕われる今の私はちょっと苦しいのだろうか。幸せなのだけど、そのバランスが微妙に保たれているものであるかのような不安。若い頃には感じなかった気持ちのような気がする。毎日たいしたことはなにもしていない。ただ普通に生きているだけ。それで手一杯だなんて、間違ってるのかしらという不安かもしれない。
 娘のお友達のお宅に遊びにいかせてもらう。玄関をはいってすぐのコーナーに可愛い玩具が並べてあって、ちゃんとリカちゃんとバービーもいたのが嬉しかった。
4月は、元旦とは違う感じで1年のスタート時期だし。ちょっとペースアップできるように、自分をコントロールしてみようか、と思う。まずはダイエットか!?冬服を脱ぎ捨ててみたら、見事な下半身デブであることよ。これからどんどん薄着になるのに、本気で恥ずかしい〜(>_<)