やっと梅雨が開けるのでしょうか。夏の空が見えてきました。

2003年7月31日(木)
 月の終わりとか始まりにこだわっているのだろうか、なんとなくサイトを新しくしたくなる。とりこんだ洗濯物にアイロンをかけてなきゃいけない時間についついパソコンを開いて、大好きな素材サイトめぐりをしてしまいました。私の大好きな気分転換のひとつなの。更新する時には、素材をいろいろ選ぶことも私の大きな楽しみの一つになってます。素敵な素材をつくってくれる素晴らしい才能ある人たちには、ただただ感謝するばかり。心から尊敬してしまいます。最近とっても気になるのは写真素材。ハッ!とするような素敵な写真にしばし目が釘付けになることもしょっちゅうで、つかってみたいのだけど、このサイトってヘッポコながらお人形の写真を撮って見ていただきたいので、背景にも写真っていうのはどうかなあ、ッて諦める。いっそ別のサイトをつくってみようか、写真素材使いたさに。なんて、そんな時間があればお針子修行しています〜。でも素材をつかってみたくて更新することもある私。テーマを私なりに決めて、主役と素材はいい共演者。素材が勝ちすぎて主役がボケてるのは嫌だしな、と悩みながら、才能ある人たちの手で作られた素材を使わせていただくのはかなり嬉しい。残念ながら閉鎖しちゃってる素材サイトもあって涙…。

7月も終わり。色々あったなあ。めいっぱい充実してたのは間違いがなく、子を育てる、という本分は尽くしてきたつもりだし、お人形にもいっぱい恋をしました。8月は人形への恋は控えて、映画鑑賞に身をいれたいし、お裁縫とレース編みがしたいなり。読書は7月、かなりしました。昔、ドキドキしながらみたカトリーヌ・ドヌーヴの映画を思い出して「昼顔」を呼んでみたりした。昔はきゃ〜と思いながら読んでたのに現代の大胆露骨な性描写にすっかり慣らされてしまっているのが良く判るくらい上品に感じられて、あら〜、って感じ。さらに「御宿かわせみ」シリーズもさらさらと呼んでます。時代劇ものが好きになってきたのは年のせいか?
子育てにも悩んでる。今日の友人とのテーマは「子供の盗み」友人の子供の友達が、部屋においていたお金をとってしまったようで…。私は飾っていた食玩のひとつをもっていかれたらしいとずっと胸にひっかかっていることがあって、神戸(私の故郷)に住んでいる友人としみじみ、人間を育てることの難しさをメールで語り合ったりした一日でありました。
さよなら2003年7月〜。

 
娘の今日の髪型のテーマはお花畑とちょうちょ、って感じ。
実物はカチューシャも蝶の髪飾りもグリッターでキラキラしています。
2003年7月30日(水)
 気がつくと月末になっている。人形欲しい欲しいで明け暮れた月だったような気がする(^_^;)自分の欲望の際限がないことに途方に暮れたりした。これからもこの物欲との戦いは続くんだろうなあ。コレクションに節操がないので、自分なりに線をひかないといけないのだけど、それが時々すごく曖昧になってしまう瞬間がある。こだわっているのは、箱だしして遊べる子、っていう点なのだけど、そうでもない子が今少なくとも何箱か、クローゼットの上で飾られている。もしかして2、30年このままかも。私の子供達が相続してあっさり人にあげたり、オークションで売ったりするのかな〜。2、30年後の人形界ってどうなっているのだろう?今、何気なく売っている「シャイニープリリアントジェニー」とか「リカちゃんのくるくるキッチン」とかが珍重されていたりするのだろうか。私は今でもあの昭和40年代の商店街の中のおもちゃ屋さんを夢に見る。ずらっと並んでいたリカちゃん達、そのハウス、ドレスセット。あれはごく普通のおもちゃだったんだよね。
 子供時代の記憶は鮮明なもの。だから自分の子供達に心地よい印象を残しておきたくて夏休みはがんばる。しかし我が家の子供達は家が好きなのだ〜。お天気が悪いこともあって娘とぬりえをしたり(ディズニープリンセスという雑誌があって、その中にプリンセス達のぬりえがあるのだ。私の方がむきになって綺麗に塗ろうとしてしまう)、息子とおままごと(好きなんだよね、彼)したりして遊ぶ。お人形遊びする時も3人一緒なのだった。


子供服はほとんど頂き物か、でなければ通販ばっかりです。
これは息子用、フェリシモのパワージェネレーションのセット。
御存じの方も多いでしょうが、フェリシモは毎月どんなものがくるか判りません!
だから何が来てもOKというものだけオーダー。
乗り物好きの息子にこれはぴったり。男の子用のタオルハンカチって少ないから嬉しい。
デザイン。素材、縫製、悪くないです。これだけセットで¥3980だから、満足ではあります。
2003年7月29日(火)
 娘のお友達の家でプールパーティーを予定していたらまた雨。梅雨はいつあけるのかな?まあ暑くなったらなったで文句をいうには違いないんだけどさ。
 子供達を遊ばせながら母親同士がおしゃべりするのはプールをしたってしなくったって一緒で、のどが乾く程おしゃべりを楽しんだ。娘達は来年小学校入学。みんな地元の公立に行く予定ではあるものの周囲に私立が多くあることもあり、ちょっとは受験が気になる。去年の卒園生の誰が青山に行った、四ッ谷雙葉に行った、白百合に行ったなどなど、友人はそういう情報にとても詳しく、その話が面白い。ちなみにこの人は幼稚園のほとんどのお母さんと知り合いで、「どうして結婚したのか、なれそめを聞くのが趣味」という愉快な人。この方にふと気にかかる人の名前をあげて訪ねると「ああ、その人はね○○に務めててダンナさんは△△で、スキューバダイビングで知り合って結婚したのよ」とか「あの人は元スチュワーデスでね、某テレビ局勤めの旦那さんを逆ナンパしたんだって!」などなど、かいつまんではいるが面白いお話をきけるのだ。知り合いに一人、情報通がいるととても頼りになるものである。
 口を動かし過ぎて疲れたので、帰宅後に家事を済ませた後ゆっくり読書。図書館で借りた宮尾登美子の「天璋院篤姫」を読み終える。上下巻のしっかりした読み物だった。大奥というと創始のお江与の方と春日の局あたりのことばかりを今まで見聞きしていたように思うのだが、篤姫は徳川の終焉に立ち会った激動の人生を生きた人である。女の幸福についてしみじみ考えちゃった。私はやっぱり普通が一番いいなあ。ダイアナ元妃について考える時もそう思うし、大昔のマリー・アントワネットだってそうなのだけど、彼女達は普通の家に普通の女性として生まれ、恋をして結婚していれば、普通に幸せな生涯を送った確率が高いと思う。普通じゃない、ということが悲劇の始まりのような…。



今年の我が家の大ヒット商品の一つはこのビニールプール。
親子共に大受け。ふくらませるのが大変なんだけど、楽しいからいいか。
もしかしてオット、この日記初登場?基本はいつもトサカ頭。
でもベッカムより早くからやってたヘアスタイルなのよ〜。
2003年7月28日(月)
 夏休みをゆっくり楽しむ。子供達とテレビを見たり散歩をしたり、庭の手入れをしたり。お友達から電話がかかってきて、明日は遊びに行かせていただくことになった。私が好きなコーヒー味のクッキーと、揚げ塩あられを持って行こう。
千趣会やセシールからなど続々ともう秋のカタログが届く。こういうものはすぐに注文しておかないとちょうど良い季節になってからだと売り切れていたりするのだ。早速、断然いい!と思った子供服と私のブーツ(激安)を注文しておく。
ネットオークション、覗くのはやめようやめようと思いながら見てしまう。色んなお人形が好きなんだけど、その時その時でブームがあって、色々ふらふらした挙げ句今またタカラのお人形に私はひかれてる。ジェニーもそのフレンドたちも、リカちゃんもなんて可愛いんでしょ。見てるだけで目の保養だと本当に思うのだ。
それにしても今日は更新したかったなあ。明日、写真だけでも撮っておけるように朝のうちにがんばろう。


最近、お料理にめざめた娘の為に、
おばあちゃまが小さなピンクのフライパンをプレゼントしてくれたのです。
おかげで今の所、我が家は毎日、娘がつくる卵焼きを食べております。
2003年7月27日(日)
 さして疲れているはずもないのだけれど(でも毎週末の我が家のスケジュールを話すとみんなにハードだと言われる)なんとなく朝から体が動かなくてダラダラ。テンションをあげようと会えてネットオークションページを開いてみる。果たしてテンションが上がった…。新しいお人形を買い集めるより、お洋服をつくることを楽しむべき時期に来た(息子がやっとミシンやアイロンに手を出さなくなってきたから)と思いながらも、お人形達に魅せられることの果てしなさ。ちらっと見ただけでかなりテンションがあがって、やっと主婦らしく一通りの家事をこなすことができた。
今日は我が家初のプール開きをした。可愛いディズニープリンセスのビニールプールを新しく購入したので、オットが屋上で必死で膨らませる。なかなかの労力だったけれど、子供達は大喜び。娘が自分からシャワーをかぶり、水に顔をつけられるようになったので驚いた。プール教室ではあんなに怖がっていたのに。娘自身も輝くような笑顔になった。挫折感があって、それを挽回したかったんだね。たいそうな自信がついたらしく、曇ってから寒くなり、唇が紫色になるまでプールに浸かっていたのだった。水にはいっている子供達は寒く、見守っている大人達は暑いという日。でも久しぶりに洗濯物が乾いたようだ。今年の梅雨はなんて長いんだろう。東北での頻繁な地震が恐い。小さな赤ちゃんと幼児を連れて避難している女性の姿をニュースでみると、走っていって助けてあげたくなる。何か手伝える自分でありたいのに、無力なのは悲しいな…。
 夕方からまた昨日とは別のお友達のバレエの発表会に娘と二人で出かけて行く。小さな花束を買って贈りにいくのって楽しい。昨日と同じく、幼稚園の同級生たちが集まってわいわいとおしゃべりに花が咲く。面白くて、娘は完全なクラシックバレエの教室に通い、昨日のお友達はクラシックとモダンが半々のお教室、今日のお友達は完全なモダンバレエのお教室なのだが、モダンバレエ教室の発表会を見るのは初めてだったので、またまた新鮮な感動があった。衣装はすべて先生とお母さま方のデザイン、手作りということだったけれど、本当に素敵だったし、創作ダンスの数々は音楽がバラエティに跳んでいることもあって楽しかった。全然違うかもしれないけどでも、幼い頃私の母がよく見せてくれたフレッド・アステアの映画を思い出した。クラシックバレエからモダンに転向する人の気持ちがよく分った。
面白い舞台だったけど、男の子達にはやはり耐えられなかったらしく、全員第一部を見終わったところで花束を預けてそそくさと帰ってしまったのが面白かった。第2の熊川哲也が誕生するのは難しいわね、と残った女の子のお母さん達で話して笑った。
帰りはオットが迎えにきてくれて、中華料理を食べていく。暖中、というチェーン店だけど、店内装が凝ってて面白いし、美味しいし、店員さんのサービスがよくて好き。レタスたっぷりの生春巻き、美味しかったよ〜♪


娘が背中につける蝶の羽。
2003年7月26日(土)
 家族で渋谷に出かけて、おもいがけずブライスが売られているのを見かける。初めて生『ラブ・ミッション』『ディスコ・ブギー』『ボヘミアン・ビート』を見た。ラブ・ミッションが可愛かったかなあ。とても上品なメイク。アイシャドーはとても淡いグレイで、すごくナチュラル。プチブラもみて、ソーイングマイウェイのピンクの子が可愛いと思う。バービーだと、ダンシングフレックスを生で見られて嬉しかった。写真でみたほどくねくねじゃない。ジェニーのナチュラルボディにそっくり。
ジェニーといえば、ケーブルテレビの子供番組の合間に頻繁にはさまれる「シャイニー・ブリリアント・ジェニー」を娘がほしがるのでじっくり眺める。子供の遊び相手には楽しい相手なんだと思う。買ってあげようかと思ったら娘はおもちゃ売り場で目移りして、「明日のナージャ」というアニメのキャラクターグッズコーナーに釘付けだった。すごく欲しいんじゃないなら買わなくてもいいね。そう思ってジェニーを棚に戻しながらちょっと残念な私だった。
昔、古風な商店街の中のおもちゃ屋さんではあったけど、こんなふうに無造作にたくさんのリカちゃんが売られていた光景をまざまざと思い出す。花のトリオが売り出されていた時で、たくさん並んだレディリカの中から母が「赤いのが可愛いね」と言って赤いワンピースのレディリカを選んでくれたこと…花のトリオのマンション、夢みたいでため息をついて眺めていたなあ。
それにしても、つくづく、お人形は直にみて買いたいもの、と思い知る。それがほとんどできない今のブライスの状態ってやっぱりよくない気がするわ。
おもちゃをみて浮かれていたら大ぼけをやらかしてしまい、テンションが下がる。でも娘のお友達のバレエの発表会を観に行って、気晴らしになった。舞台の上は夢の空間。そこに自分のお友達が立っている姿は、娘にはいい刺激になったみたい。


夏休み短期スイミングスクールを終了し、放心状態のムスコ。
2003年7月25日(金)
 今日で子供達のスイミングスクールが終わる。保護者がプールサイドで見学されることが許されたので物珍しい気持ちで見学していたら冷や汗タラタラ。二人とも問題児(^^;)どうして息子はいつもスイムキャップをかぶらないですぐ取っちゃうのかな、と思っていたら、顔に水しぶきがかかるたび「タオルゥ〜〜〜〜」と切実に求めながら空しく手を泳がせて、やにわに頭から帽子をむしりとってそれで顔を拭いているのだった…。そしてひたすら先生に抱っこ状態。こんな具合なので初歩の「顔を水につける」というのも△マークだった。4日間(つまり4時間ということだけど)抱っこしてもらうためにワタシャ6千円払ったのかい、と情けなく、でも笑えた。娘の方は真面目に頑張ってる分挫折感が大きかったみたいで可哀想だったかもしれない。どうしても水にもぐるのが恐くてできなくて、大泣きだったのだ。順番に名前を呼ばれて水にもぐってみせるのを待つ間、娘は体を震わせて涙をポロポロこぼして泣いていた。もとより私にそんな娘を責める気持ちはまったくなくて、鼻が埋まらない程度に水に沈んだだけで十分上手だよ、と褒めたら、やっと娘に笑顔が戻った。「出来の悪い子ほど可愛い」という言葉があるけど、わが子達を見る限り本当にそうだと思う。幼稚園でも習い事でも徹底したマイペース、でも先生にも周りのお友達にもいつも目をかけてもらっている。親としてただただ感謝。人は生きているのではなく生かされているのだ、ということを日々実感するばかり。
夏休み短期スイミングスクールはまた来月にも開かれる。子供達には悪いけど、また申し込むことにした(^^)


ネーミングによるインパクトは抜群。スーパーの可愛い系ヨーグルト類の中で異彩を放ってます。
「マサイ民族の健康調査より生まれた植物性乳酸菌LP1ヨーグルト」ということで、
活力を求める人の行動体力・防衛体力を支えます、とも記述されてます。
支えて〜!って感じで愛飲。なんか豆乳?って感じ。
大塚製薬の商品です。
2003年7月24日(木)
 スイミングスクール3日目。娘はついに一瞬、水に潜った。それがとても自信になったようで大変得意げ。息子はあいかわらずのコアラ状態。でもすごくいい気分転換に親子してなっている。発散するのって大事だ〜。
そして私にはお人形という発散方法もある。でもこれは好きだから、往々にしてストレスの原因にもなり得る…。欲しい、でも買えない、という苦しさ。思いきってきちんとリストを作り、ああでもないこうでもないと眺めていると、ある程度心の整理がついてくることもある。でも叶うなら。デミ・ムーアになりたい。自分で思いっきり稼いでなんのためらいもなくお人形を買い、人形用の家を建てて暮らしたい(><)ただ最近のお人形との出会いを振り返って思うのだが、本気で大好きなお人形って迷わない私だ。見た瞬間「!!」となるお人形は、万難を排してでも買う。その決断力を持たなかったがために数年越しに恋をし続け、いいプレ値がついちゃってるものがあるのだ(T_T)ああ、定価より安く買ってこその主婦。闘うコレクター魂。


この夏の、私とオットにとっての大ヒット商品です。
缶チューハイなんですけど、うーんブドウ!って感じの味でおいしい。
炭酸が苦手の私でもこれは飲めるのでし〜。
2003年7月23日(水)
 子供のスイミングスクールって面白いわ〜。子は必死、親は笑う。っていうか笑うしかない。娘は、プールに入る前のシャワーコーナーで泣いた。これをくぐり抜けることによって消毒済みになり入水が赦されるのだが、わりと水の勢いが激しいために怖がってしまってどうしても通り抜けることができない。すると娘と同じ幼稚園同じクラスの(って言っても1クラスしかないけど)プリンス・ナオちゃん登場。「大丈夫だよ、はしっこだったらあんまり水かからないよ」と手をさしのべてくれる。その気配り、行動の素晴らしさ。思わずその場でどうなることかと見守っていた大人の女性達が惚れました(笑)さりげなくその後ろでフォローにまわってくれていたプリンス・ナンバー2のタカちんも渋い。男とはかくあるべし。
そういうわけで娘はそれ以外は昨日に引き続き好調にレッスンを重ねていたが、治まらないのは息子である。泣く泣く泣く。ひたすら先生に抱っこされていて「お前はコアラか!抱っこされにここに来たのか!先生に抱っこしてもらうためにパパとママは高い代金を払ったのかい!?」と思わず興奮してしまうほどに抱っこされていた。で、先生がちょっと油断してプールサイドに座らせておくと、たちまち脱走を図るのだった…。付き添いの大人が詰めるギャラリーはガラス張りの2階席だったのだが、そこで一番受けていたのは我が息子である。トホホ。


体調はよくなってきた息子です。
中国土産の服を着せてます。
心の傷が深いみたいで、夜泣きしたり、突然声をふりしぼって泣き出したりすることがあります。
なんとか息子の痛みを分かち合いたいなあ。
2003年7月22日(火)
 近くのスポーツセンターのスイミング夏期スクールに行く。今日から4日間連続だ。子供達は大緊張。娘は案に相違して幼稚園のお友達が数人いてくれたのが心強かったらしく、「楽しかったよ」と出てきた。この4日で水に顔をつけられるようにくらいはなるかしらん。
このスイミングスクールのバスでの送迎時間が慌ただしくて、ほとんど時間ギリギリにスクールに着くとただちに着替えて駆け付ける。それはいいんだけど、子供がプールからあがってまたバスに乗るまでに10分しかない。二人の子連れにはめちゃくちゃ過酷。母ひとり子一人の人じゃないとこのタイムスケジュールはこなせないんじゃあ…?
 たった1時間のことに異様に疲れてしまったので午後はのんびり過ごす。図書館でやっと待望の宮尾登美子の「天彰院篤姫」を借りられたのでぽつぽつ読みつつ、パソコンの存在を意識してしまう。もうオークションをみるのはやめにしなくちゃ、と思いつつ気になるぅ。今、私的にツボにハマっているお人形がいくつかあるので、ちょっと狙ってみたりするのだけど、やはり人気が高くいつも力およばない。ずっと見ていると落札するのは同じ人だったりして、なぜそんなに同じものがいるの〜!?ひとつくらいこっちにまわしてよ、意地悪〜!と叫びたくなる。お金がある人はいいなあ、くすん。
気晴らしに縫い物をしようかなと昨日片付けたばかりの自分の部屋にいくため、リビングで子供達が大好きなビデオを流していく。が、子供達、トコトコと私の部屋についてきてまとわりつく。一緒にお人形遊びをする。息子はなんとか自分でミシンをかけようとする。もう全く自由時間なし。平日は子供の幼稚園の送迎こそなくなった夏休みだけど、習い事が日に二つかさなることもあるし、お友達とのつきあいもあるし、週末は仕事に出たりするし、もしかして私って本当に時間がないのか。
子が寝静まった夜にはなんかもう針をもつ気力は失せている。っていうか私も疲れてるし。ただ、布地を取り出して眺めていると楽しい。なんでこんなに楽しいんだろう。


週末ごとに家の内装などの手入れに余念がないオット。
これは先々週の作品で友人達に大好評。
元は真っ黒のフィリップス社のテレビと焦茶色の台を白にぬり、足を金に塗りました。
寝室用のテレビざます。遊んでみました。
2003年7月21日(月)
 毎日テーマを決めて行動するオット、本日は私の部屋の模様替えに意欲を見せる。何しろ汚い。不潔ってことじゃないけど(!)アイロンとアイロン台、お裁縫箱がでんと部屋の真ん中にあり、その周りにアイロンをかけるべきもの、縫うべきものがちらばっている。さらにまだ眺めては楽しんでいる箱入り新品ちゃんの人形達と作りかけのドールハウスのキット類、食玩を集めて放り込んである紙袋などなどが山積みになっていて、「オマエ、これじゃ倉庫だよ」といつもオットが嘆くことしきりだったのである。
フットワークが驚異的に軽いオットは朝私がのんびり洗濯などしている間にササッとまた棚を買ってきた、そして2時間で、私の部屋に、ううう、嬉しいことに新たなお人形収納スペースが誕生した!食玩の棚も一応確保。きゃ〜。と舞い上がった私は早速秘蔵の小物を並べる。途中でダイソーに走り、¥200のコレクションケースを買い込んできた。ホクホク。これでお金さえあれば、またちょっとコレクションを楽しめるわ〜♪私が貧しい気分に落ち込んでいたのはズバリお金そのものよりも、「もうこれ以上、お人形を飾る場所がないわ!」というひっ迫感が原因だったらしい。かなり気分がよくなりました。
クローゼットの上に箱入りの人形をディスプレイまでしてくれるオット。ああ、あなたが一緒にこの趣味にハマってくれたらいいのに、とつくづく思う。そういえば、収納ひきだしをもちあげて「コレ、何がはいってんの?」と聞くから「カツラよ」と教えてあげたら何度も聞き返し、驚いていた。「そんなもの集めてたのか…」「だって楽しいのよ」「…わからん」この道にハマることはなさそうね。
 魔がさした様にだけど、レンタルビデオ店で「機動戦士ガンダム」を借りてくる。正真正銘第一作の第1話から第3話まで。私にとっては懐かしい青春の思い出なのだが、当時進学校に通い勉強に明け暮れていたオットは「ガンダム」「うる星やつら」などを見ておらず、いまだにかなり距離をとっているところがある(それ以前の特撮ものやアニメにはかなり詳しい)私自身がもう一度ガンダムという作品にこの年で触れてみたくなった。それは中々新鮮だった。オープニングやエンディングのテーマ曲、絵がダサい…。それはともかく、ああ、こんなにも残酷な話だったかと衝撃を受ける。主人公達が戦いに駆り立てられて行く設定上、人が死ぬ、死ぬ、死ぬ。14歳の私の記憶にはこんな生々しい死の痛みと恐怖の痕跡はない。(とすれば現代、少年達が人の命の重みを分っていないと言われている通り、私も肌で感じてはいなかったのだ!死を、人よりは身近に感じる経験を持っていたのに)そして当時カッコいいねえとよく真似していたセリフの数々が、今は実感として理解できる。やっぱりこれはれっきとした大人が、大人の感覚で作ったアニメだったんだなあ。オットも無事、楽しめたらしい。「ちょっと無理があるな」とは言っていたけれど。シャアの「認めたくないものだな、自分自身の若さ故の過ちと言うものは」とかセイラの「軟弱者!」とかはやったな。数カ月前だろうか、セイラ・マスの声を当てていた声優の井上遥さんが亡くなったと新聞で読み、ショックだった。御冥福をお祈りしつつ、思い出に浸る。当時も本当に大好きだったのだけど…私はブライト・ノアのファンなのだった。


ミニバラ。
つぼみがふくらむ度に胸がときめきます。開花すると本当に嬉しい。
2003年7月20日(日)
 オットの生まれ育った土地での今日はお祭り。海岸のそばなので子供達の水着と浴衣や甚平を用意して行く。往復2時間にたらない楽しいドライブ。地元の海岸はトッポイ若いカップルなんかは来ず(そう言う人は江ノ島あたりのメジャーな海岸に行くのだ。オットの故郷は車のナンバーこそ湘南だけど、大変地味な鄙びたお土地柄である。でも案外芸能人の別荘とか、本宅まであったりするのサ)家族連れがのほほんと水遊びしている感じである。オットと義父がそれぞれ子供達を連れて30分程海岸遊びをするのを私は楽しく眺めていた。息子もはしゃいでいて元気で、もう大丈夫かなと思う。明け方、「ダメヨ〜」「イタイヨ、やめテヨ〜」とうなされながら泣いているのが可哀想だけど。親子でしっかり立ち直らなくてはと思い、またイヤな話を再現するのが辛いので義父母には今回の事件のことは全く話さなかった。義父母叔父叔母みんな子供達の成長を喜んでくれ、かわいがってくれるのを有り難く思う。娘が中々社交家でとっても助かる。いい感じの潤滑油になってくれるのだ。息子も案外喋るようになってきたので本当に喜ばれる。義父母なりに自閉症のことなど色々調べて胸を痛めてくれているのだ。
夕方はお祭り!オットもその昔かついだという神輿。生のお囃子。花山車。本当に地元の人たちの熱気。なんとはなく血が騒ぐあたり、私も日本人かなと思う。
子供達を連れて歩いていると、みんなにオットの赤ん坊の頃を見るようだと感心される。「こりゃもう絶対間違いないねえ」と何回も言われたのだが。オットに似てなかったら誰の子か分からないってことですかい??「よく分っていいねえ」なんてほめられてるんだかなんだか…。


 とてもスイートなお姫様セット。
とりあえずピンクを買ったけれど、ブルーも可愛かった!砂糖菓子のようなティアラと杖です。
2003年7月19日(土)
 微熱と下痢がまだあって、時々突然泣いて「恐かったよ」というようになった息子。でも快方に向かっているのだと思う。「恐かった」と言葉にだして言えるようになってきてよかった。私は昔、「人を傷つけるよりは傷つけられる方がいい」というようなことをよく聞いては「ヤだよ!」とか思っていた。でも今回の件でつくづくやられた方でまだよかったと思う。ひとり、やはり乱暴が癖になっている別の男の子のお母さんから「やった方も悪気はないんだろうけど、大変だったね」なんて言われた。でもなあ!叩く=相手が怯む、傷付く、痛い思いをするだろう、という行為の因果関係は、実は1歳前後のアカンボでも承知しているのだ。まして堅くて先におもりがついた棒をわざわざ片隅から持ってきてそれを一度ならず降りおろし、相手が泣きじゃくっているのを興奮でギラギラした目で見据えながら殴り続ける、という行為のどこをどう考えれば「悪気がなかった」ということになるだろう?首を傾げてそのとおりのことを相手に告げたら、その人は悲痛な顔をして沈黙してしまった。そういえばその人はいつも子供が乱暴をするたびに、その乱暴の理由を探して意味付けしてなんだか慰めちゃったりしている人なのだった。それで子はまっとうに育つのだろうか…。
という風に、今回の事件では皆が心に傷を負ったのだけど、人間いつまでもクヨクヨしていられない。(息子に万が一のことがあったら私は修羅に変わっていただろうと思うけれど)午後から、子供達をオットに預けて仕事にでかける。今日は伊勢原まで行ってきた。遠くてイヤだと思ったけれど、行くとまた新しい知り合いができて、新鮮で楽しかった。妻や母としてでなく、ただの私として社会にでる、それが今の私には新鮮〜。
そうそう、朝一応某有名玩具店限定発売のブライスを購入できるよう頑張ってみたのだが、やっぱりダメだった。在庫あり、買い物します、というところまではすすめたのに、その先がさっぱり。「not Found」という画面が出るばかり。リロードし続けたけどダメで、ストレスたまっちゃった(涙)最初からいきなり在庫無し、になっていた方が諦めがついたなあ。
でも他に欲しいお人形が色々あるし、また頑張る!


 真っ白なソックスで、ちょっとレースつき、っていうのが以外と見当たらないものです。
見つかった時に買いだめ!
娘はこれを履く時、とっても喜びます。レースが嬉しいのかな?
2003年7月18日(金)
 朝から顔色もよく元気な息子。娘の幼稚園に連れて行ってから(そこではもうすっかり噂が広まってしまっていた。当のKコンビのお姉さん達が言ったらしい。彼女達は責任を感じて、いっぱいお詫びの言葉をならべたいじらしいお手紙をくれた)経過報告に病院へ。そこでももう大丈夫だろうから、ゆっくり休ませてあげるように指事をうける。
 今日は娘のお泊まり保育の日。この期におよんでもまだ行きたがらない娘を説得しつつ夕方幼稚園へ。息子と二人だけの夕食は変な感じ。いや、また元気がなくなっている…。そこへ園からの電話。娘がみんなと一緒の晩御飯(苦手のカレーライスもちゃんと食べたらしい)花火、キャンプファイヤーと楽しんで寝る支度になったら、泣き出して止まらなくなったという。無理するのも可哀想なので、お迎えにきてくださいとのこと。ちょうど帰途のオットに電話し、帰りに拾ってきてもらう。娘なりにプライドの傷付いた顔。でもお家に帰りたかったの、パパとママと弟とネンネしたかったの、というのが可愛い。夫婦で娘を真ん中にはさんで寝かし付ける。息子、再び微熱。心はなかなかスッキリしない。
お母さん同士は最初からもめてなどいないし、もう十分に謝ってもらったのだが、激しく殴った当人の3歳7ヶ月の男の子が納得していない。彼にとっては自分のおもちゃをとろうとした人間が悪いのであり(でもそれはもともとが息子のおもちゃ)、堅い棒で力任せに数十回殴打することは相手に対して当然の報いなのであって、自分は正当防衛をした、くらいに思っているらしい。幼い子供が邪気に満ち満ちた表情で睨んでくる顔には、ひたすら寒さを感じる。その子の御両親はやさしく、ある宗教を信仰していらっしゃる。この間までおっとりと育っていた息子がなぜこうなったか、とひたすら戸惑っている。人は育ちなのだろうか?自分も子供を育ててみて思うのだけど、人は生まれた瞬間からもうある人格を備えているように思う。それをどういう方向に向けようとするかは、周囲の儚い努力にすぎないように思えることがある…。


 赤くなるのを楽しみに待っていた庭の苺。
この撮影直後、息子が摘み取ってしまいました。くぅ〜、不覚!
2003年7月17日(木)
 今日のお天気がどうだったのかよく分からない。朝8時半から夜8時まで病院にいたから…。途中で外に出た時に晴れていたような、曇っていたような気がするのだけど。
 朝一番に息子を病院に連れて行く。いい、と遠慮したのだけどオットが会社を休んでついてきてくれた。かかりつけの医師に昨夜の状況を話して、やはり精密検査をした方がいいということになり、紹介状をもらって幸い近所にある国立小児医療センターの救急外来に飛び込む。レントゲン、尿検査、血液検査。息子はぐったり、ずっと発熱状態。食べず、飲まず、吐く。幸い、頭蓋骨にヒビなどの外傷はなかった。尿検査で「ケトン」という成分が+3との結果が出たとのこと。これは通常ではまったく発生しない成分で、これが今回の体調不良の原因である。ではどうして発生するのかと言うと、ほとんどの場合が強いストレスからくるそうだ。やはり息子の心は暴力によって傷つけられていた…自分の不覚が悔しくて涙が出る。息子は生まれて初めて点滴を受けた。針がとびっきり苦手なので(誰でも苦手、というツッコミもあるだろうが、案外平気な子供は多いのだ)この時だけは力を振り絞って暴れて泣いて大変だった。ところがベッドに私もあがって添い寝すると、ふと抵抗をやめて目を閉じて眠ってしまったので、それがまた不憫に思われて。結局、オットが休んでくれてよかった。娘は幼稚園の夏期保育で送迎が必要だったのだ。Kコンビのお母さん達も気を揉んで何度も電話をくれる。でも頭蓋骨骨折はなかった、ということでかなり安心したみたい。それはもちろんいいのだけど、だったらいいかと思われるのもイヤだな、とふと思ってしまったりする。現に息子はこんなに苦しんでいるのだから。
点滴が終わり、やっと病院を出た。息子の足取りがふらふらしてあまりにも可哀想なのでオットが抱いて、息子に好きなものをたべさせてあげようと、お店に入った。息子は目を輝かせてフォークを手にとり、ひとくちふたくち…また吐いてしまった、大量に。病院に逆戻り。さらに検査。そしてもう一度点滴。今度は息子はほとんど暴れなかった。ずっと付き合っている娘が可哀想なので、オットと二人で家に帰ってもらい、私はしみじみ息子に添い寝して、彼が大好きな動物図鑑をくり返し8回くらい読んだ。
息子の顔に不意に生気が戻り、ムクッと起き出したのは19:00過ぎである。帰る時にはいつものキラキラした目にもどってきていて、やっとの思いで帰宅するとケーキをむしゃむしゃ食べた。バナナを食べた。また吐き、でもまたバナナを食べた。
 気が付くと、私がボロボロ。いやいや育児道はまだまだ上り坂だし、人生も山あり谷あり。今週末もかなり忙しい予定なのだけど、どこかで充電しようっと。

 


 今日の娘の髪のテーマは「パピヨン」
バレエのお稽古日なので、たまにはシニヨンにゆったりします。蒸し暑い日には涼しいし。
2003年7月16日(水)
 朝から息子がおかしい。ぐったりとして声がでず、体をくの字にまげて寝転がってぼんやりしている。苦痛に喘いでいるのならすぐに異変にきがついたけど、ただただ静かで、やがて約束通り娘のお友達二人がきてにぎやかになり、それでも息子はじっとしていた。食事もおやつもほしがらない。いつもの息子を知っているお母さん方がおかしいおかしいと言い出し、顔色も悪いと指摘された。熱があったので私も驚いた。それで言いふらすようでイヤながら昨日の話をした。ことの難しさに皆で頭を抱える。バレエの稽古があるので早めに解散したのだが、息子を病院に連れて行くことにした。かかりつけのお医者さんはのども腫れていないし、何も症状がないので風邪ではないという。昨日のことを放したら吐いたりしなければまず大丈夫、でも小さい男の子の力の強さは予想をこえるものだし、数分間殴打され続けていたとしたら、頭蓋骨へのヒビなどがないか心配だ。「吐いてないし大丈夫ですよね」といってひきかえしたのが夕方。帰宅後、少し元気を取り戻した息子に好物のパスタをだすとすぐ嬉しそうに食べ出したから安心して、この日記の写真を画像サイズ調整したりしていたら娘が「ママ!」と叫ぶ。はっと見ると、息子が椅子からおりて吐き続けていた。
 救急病院、どこも脳神経外科の当直医がおらず。息子は吐いてすっきりしたらしく、「オフロ、ネンネ」と片言で言う(これで4歳!)明日の朝まで様子をみて、それから病院にいく。
Kコンビのお母さん達が電話をくれた。状況を言いづらい。


 夏の風物詩として金魚の次に好きなのが朝顔。
特に青いのがいい。
これは何種類も混合の種を蒔いたので、何色が咲くのか分からなかっただけに、
「あ、青い!」と喜んでしまいました。写真にとっておかないとすぐ萎んでしまうのよね。

2003年7月15日(火)
 楽しく過ごすはずだったのに、悲しい日になってしまった。
 娘のお友達二人を招いた。女の子達は可愛く、また例によってお姫さまごっこを始めた。今日集まった女の子達には偶然にもみんな弟がいた。一人は息子よりひとつ年上、もう一人は同級生。Kちゃん、K’ちゃんとしておく。Kちゃんは娘と同じ幼稚園にかよっているが、K’ちゃんは定員一杯のため空き待ち、幼稚園浪人である。Kちゃんは元から幼稚園一か?と言われる程の活発少年、K’ちゃんは最近ちょっと様子がおかしい。些細なことで金切り声をあげてなきじゃくり、母親をバシバシ叩く。おもちゃの剣を振り回すのが好きで、それをしているとご機嫌なのだが、前回女の子達にそれがあたってみんな泣くやら怒るやらの大騒ぎになり、お母さんが剣をとりあげ、後に捨てられたそうである。K’ちゃんはそのことに納得がいかない3歳7ヶ月児。体は中くらい、力はかなり強い。我が家には格闘武器系のおもちゃはまったくない。だから安心していた。
子供達は子供部屋で遊び、母親達はリビングでくつろいでいた。女の子と男の子は別の部屋に分かれて遊んでいたのだが、娘が心配そうに、息子が泣いていると知らせにきた。階上にあがると幽かな泣き声がして、なぜドアを閉め切ってるのかといぶかしかった。開けたとたん聞いたことがないような悲痛な慟哭に近い息子の泣き声。部屋の隅に追い詰められ、真っ赤になって両腕で顔をかばって全くの無抵抗で力の限り大泣きする私の息子を、先におもりがついた堅くて長いバトンで激しい勢いで殴打し続けるK、K’ちゃんの姿があった。
次の瞬間のことを私はよくおぼえていない。
声をあげ息子をかばいながら、力強く殴打を続けていたK’のバトンを払い除けた瞬間、手がK’ちゃんの顔にあたった感触があった気がする。ぽかんとしたK’ちゃんの表情も覚えているような。「やっていいこととわるいことがあるのよ!」私の声は大きくて、Kコンビは泣き出した。この辺りから、私の記憶がある。二人の母親が駆けつけてきた。
お母さん達は泣き、手をついて謝ってくれた。私も泣いた。
喋らない、はなせない息子。人とコミュニケーションをとれない息子の、こんな姿をいつも予想しおびえ続けていたのに、なぜ目を放してしまったのか。それは子供達に混ぜておいたら、息子にいい効果があるかもしれないと期待したから。甘い願望だ。
私が好きな人たちの息子さん達だから信じた。娘の大の仲良しの女の子の弟さん達だから信じた。それが過ち。
Kコンビの暴力性を私は感じていたのに。うかつだったのは私である。
「これを大きくなってからやったら犯罪だから!」私の叫び声はKちゃん達のお母さんの心に突き刺さってしまっただろう。
Kちゃん達は狂ったように泣き、謝り続けた。
K’ちゃんが言うには、彼が持っていた車を息子がとろうとしたのだという。その正当な理由を得て、K’ちゃんはむしゃくしゃするもの、日頃の運動不足(お姉ちゃんの幼稚園の送迎に付き添うしか運動していないらしい。つまり往復15分ということだ。公園あそびなど全くしないとのこと)の鬱憤をこれでもか、とばかりに手近な武器(まさか娘の可愛い綺羅綺羅したバトンとは!)にこめたのである。
 母親同士、たくさんの言葉でお互いのショックを和らげようとしたけれどうまくいったのかどうか。
さまざまなトラブルの予感に心が震える。
男の子を育てる難しさ。息子の障害(とはまだ断定されていないのだけど)を思う苦しさ。
普通であれば、息子もやり返し、男の子同組んづほぐれづ、もみくちゃになっていたのではないか。そうしたら私は笑いながらそれをふりほどき、皆をたしなめただろう。
息子の、全くの弱者ぶりが、幼い男の子(男と言うのは天性、暴力性をもっていると本当に思う)達の嗜虐性を誘ったらしい。昔、障害児を虐める子供達がたくさんいたように。
今日は…終業式で、無事に1学期を終えられた喜びを先生に感謝したっかりだったのにな。

息子の顔と首筋は赤く腫れている。眠っては泣きながら起きる。どうしたものか…
関係者一同の心の傷は、案外深いのかも知れない。
私からの話で私以上にショックを受けてしまったオットと話し合う。
息子から目も手も放さない。彼が自己の責任に於いて人間関係を築けるようになるまで。今さらながら得た教訓。

重い。なのに、仕事は面白いほど入ってくる。運がいいと人に言われる。人生、こういうものなのかな。


 スーパーの野菜売り場で見かけたこれはその名も「レモントマト」
見た目が可愛くてあまりに色鮮やかなのに惹かれて、オットが食べたいと言うので買ってみました。
味は…イマイチ(ボソリ)。
2003年7月14日(月)
 今週末土曜日の仕事が決まった。順調かも。また違う経験をできるんだな、と思うと楽しみでもあり、恐くもある。ただ私は体力がない人間なので、月〜金頑張って、土曜日も仕事というとかなり疲れてしまうのダ。今日はどのお友達ともからまず、幼稚園で子供を拾ったらまっすぐ帰宅、休養に勤めるべく横になって目を閉じた。子供達は綺麗に手を洗いうがいをし、おやつを食べ、トイレをすませ、ご機嫌でテレビを見ており、いい感じにくつろいでいる。気持ちよく睡魔が訪れてきた…とおもったら、ギュギュ〜ッ!とすごい力で文字どおり瞼をむりやり息子に開けられた(-_-#)振払って寝返りをうったけど、また私の顔の側にまわってきて同じことをする。しまいには得意の足の突っ張り攻撃。自分も横に成って私の体に足をぐいぐい踏ん張るという大変嫌な感じの荒技である。つまり寝るな、と。向かっ腹が立ちむしゃくしゃするのをググっとこらえた。
 その息子が寝入った夕方、私はパチパチ写真を撮りまくっていた。というわけで、ちょっと昔のケンですがアップ。ニヤけている中にもなかなか骨がある感じがする私のお気に入りさんです。ま、レイフほどじゃないけど。


 今日、ふらりと立ち寄った雑貨店に入るなりハッ!!とさせられた壁時計。
気が付くと、レジで精算を済ませていました(^^;)
ええ私、光リモノ好きで、友人達には昔からカラスと呼ばれております。
2003年7月13日(日)
 七田教室で開かれた講演会に行く。1時間半もだるいなあと思っていたらあっと言う間に感じるおもしろさ。育児は親育てというテーマだったのだけど、本当にそうだと思った。「手は放しても、目は放すな」という言葉に成程とは思ったものの、我が家の子供達は手を放すのも不安だと思う。そういう気持ちが子離れできない元になるのだろうか。ふと不安。
 講演後、オットが子供達を連れて迎えにきてくれるまで雑貨店、本屋に立ち寄り、パン屋さんでめちゃめちゃ美味しいメロンパンを食べた。コミック文庫を買って読んでいたらあっという間にオット到着。私が雑貨屋で衝動的に壁時計を買ったと言ったら、その唐突ぶりにオットが素頓狂に驚いたので原物を取り出してみせたら納得してくれた。オットも結構キラキラ好きかも。
娘が大好きな「コックさんのスパゲッティ」屋さんに行く。今日のオットは珍しく頭痛で苦しんでいて可哀想なので私だけ一走りしてバファリンを買ってきて飲ませたらそれがすぐ効いたみたい。やっぱりたまにしか飲まない人には効くんだなあ。毎週のように飲んでいる私はだんだん効かなくなってます(涙)
 数カ月前に見た映画「リトルダンサー」をもう一度見たくなりまた借りてきて、帰宅後オットとビデオ観賞会。やっぱり好きな映画。情熱、何かを好きだと思う(人に迷惑をかけない)純粋さ。思いあう気持ちなどに感動。そのあと、オットが眠ってしまってコミック文庫を読んでいたら恐くてゾクゾクしてきた。私ってば恐がりなくせに今市子の「百鬼夜行抄」1巻なんかを買っちゃったのね。前から興味があったこと、文庫版で手軽だったこと、表紙の絵が魅力的だった、などの理由に誘い落とされたのだ。今先生のカラーイラストの美しさは、内田善美先生に似ているようでとても好き。そしてお話も楽しいです。確かにユーモラスなんだけど、私には恐さの方がちょっと強い…。そこへ娘があらぬ方向を指差して「ママ、あの緑の人はどうしたの?」なんて言う。「ええっ!?」「あの緑の人、どうしてそこにいるの?」「だ、誰のこと!?」「あの青い洋服の人の隣」「ええ〜!?」本気でパニくった私は恐怖のあまり立ち上がり、娘が指差す方向に突進。とそこには「これ?」「そう!」私が買ってだして並べて飾っておいたトミーのキャラパーティーという食玩のフィギュアが並んでいた。青紫のザーゲと緑の恐竜。『人』とか言うな〜!…ああ、暗示にかかりやすい私。なのにまた夢枕獏先生の「陰陽師 生成姫の巻」を読んでしまうのね。今夜もきっと眠れない。。。


 女の子がいると本当に楽しい。
渋谷のアクセサリーショップで、思いっきり選んだヘアアクセサリー。
バレエのレッスンの時用をメインに、華美系チョイス。
髪飾りでうんと遊べるのも、娘が小さいうちだけらしいので…。
2003年7月12日(土)
 実に7年ぶりに仕事をした。
 先月、単発で短時間の仕事ばかりを紹介してもらえるように登録した会社から、ほとんど毎日お話をもらっていたのだけれど、やはり二人の子供がいると覚悟していた以上に時間の調整がうまくいかず、でも念願かなってやっと今日、少しだけだけど母親としてではなく社会に羽ばたいたのだった。。。
休日の朝なのに早起きして、家族の着る服と朝食を用意してから銀座まででかける。銀座、と考えただけでわくわく。私はなぜか銀座が好きだ。歌舞伎座の前を通るとお年寄りを中心にたっくさんの人がならんでいた。出し物は「四谷怪談・忠臣蔵」うわ〜、こてこて!でも観たい〜、と思いながら職場に到着。それから3時間、予想以上にフレッシュな時を過ごしたのだった。育児がらみじゃない人との会話は楽しかった!少し、昔の自分に返ったかのような錯角さえあった。
 充実感いっぱいで正午過ぎに帰宅すると、家が荒廃していた…。そりゃあ、私もきちんとし過ぎてる、ってことはなかったけど、4時間そこらでここまで!?と目を覆う程の荒れっぷり。昼食は例の「そうめん太郎」で流しそうめんをするから大丈夫だと胸をはっていたオットだが、食いしんぼ父子がそれだけで足りるはずもなく、飢えた子供達が私に飛びついてきた。
休む間もなく、娘のバレエ教室に付き添う。今日はまたおニューの赤いレオタードを着せたのが注目を浴びた。オーダーメードでとても可愛いのである。。娘は小柄なので赤!という色を着ても、微笑ましく映る感じ。そんなひとときはちょっと安らいだのだが、その後は買い物に走り回ってしまった。本屋にどうしても行きたかった。「クララ」という小さいバレリーナ向けの雑誌を初購入したかったのである。今までいつもさらっと立ち読みしていたのだけど、最近の娘をみていたら一緒にページをめくってみたくて。色んなバレエ教室やバレエを習っている少女、そして少年の姿を垣間見るのが面白い。
 疲れた私を気づかってオットが夕食を外食にしようと近くのお店に電話をしたら、オーナーが定休日であることを申し訳無さそうに教えてくれたのだけど、その言い方がいい。「今日はお休みなんです」というところを「あのう…きょ、今日はお休みさせて頂きたいんですけども…」。その押しの弱さが気に入って、今度ぜひとも行くとオットは意気込んでいる。
 100円ショップでまたハンカチを買ってしまった。リカちゃんの浴衣によさそうな柄だったのだ〜。夏休みは未熟な腕をひっぱりあげるべく、針修行したいと祈願しております。


 うんざりするほどのデカバッグからの脱却を試みる日々、ふと目に付いて気に入ってしまったのがこれ。
3つのしきりがあって、小さいながら物がはいります。
実は私はバッグ・フェチ。
高級なものより、安くてデザインが可愛いもの、面白いものが好きで、いくつも欲しくなるのです。
今はもっぱらこれがお気に入り。
2003年7月11日(金)
 息子の幼稚園での、秋のバザー準備のため朝から役員で集まりがあり、そのあと某再訓練になだれ込んだ。軽い気持ちで来たお母さん方がほとんどだと思うけれど、責任者の先生はかなり熱が入っていて、入り過ぎていてヒステリックになっていた。それで寄り道をしないでまっすぐに帰るように言われていたのだが、そのすぐあとに別の幼稚園に通っている娘を迎えに行く予定のある私は、息子の強力な要望もあって近くの喫茶店で彼にアイスクリームをなめさせながらひと休みしていたのだが、巡回中の先生にみつかり、怒られた。。。人生で一度も捕まったことがない私だけど、補導される学生の気持ちがわかった。でもねえ、無理があるのよ。先生のいうことを聞いていたらあたかもみんな母ひとり子ひとりの世界みたいなんだもん。(その先生自身は教育に一生を捧げ、子供はもっぱら実家に預けっぱなしだったとの噂)常々思うけれど、母ひとりに子供ひとりなら育児自体がかなり楽しいし、子供をきっちり守り切ることもできる。私だって娘だけなら今頃もう超楽勝生活。仕事もしていたはず。お母さん同士密かに言い合って苦笑し合うのだけど「一人でやめておいたら、すごく楽だったのにね」という言葉は、思わず胸をよぎるのだ。今は確かに核家族時代で、みんなそれほど頼る人を持っていないから多かれ少なかれ苦しい思いを噛み締める瞬間がある。命を守ることの責任の重さ。災害時に私一人で二人の子供を守れるだろうか。
 なんて思いつつ、今日はまた娘のお友達のお宅におよばれ。その方はもう3人を育てていらっしゃる大ベテラン。やはり育児での苦悩はあるようで、でも本当に労を惜しまない素晴らしいお母さんなのだ。一番上のお姉ちゃまが高校生でいらして、娘はそのお姉ちゃんにすごく惹かれた模様。もううっとりと崇拝のまなざし。いいないいな〜、そのうちお姉ちゃんぶったりするようになるのかな。小学校にあがったら『ちゃお』とか『なかよし』とか読むようになるのかな。いずれは『nonno』『セブンティーン』とか?ああ〜楽しみ!一緒に読むわ〜。…息子はそのうち、エッチな本とかベッドの下に隠すようになるのかしらね。友人は、お兄ちゃんが外出すると、お母さんと一緒にその部屋に忍び込み、さんざんそのテの雑誌を熟読して「へ〜」「ねえ、こうなんだって!」なんて楽しんでいたそうだ。何もしらないお兄さんはひたすらクールぶっていたという…。ああ、それも楽しみかも!我が家の場合、家族であっけらかんとそういう雑誌を回し読みしそうな気配がある。でも思春期の男の子には拷問?


息子が誕生してから間もなく、我が家には車が増殖しはじめました。
来る人来る人車をくれます。
娘の頂き物はバリエーションがあって、贈る人も楽しいらしいけど(特に私の友人達は)
息子はひたすら車を頂き…喜んでおります。
これは美容院の方がくださったもの。飾りとしてもミニカーって可愛いのよね。
2003年7月10日(木)
 眉間に出来た縦じわをもみほぐす。ふと鏡をみるとすごい形相なのだった、雨の日の外出の後は。息子が大変なのはもういうまでもないのだが、雨の日ばかりは娘も大変。彼女は雨が大嫌いだ。なぜ?と不思議におもいかけてふと思い出す。幼い頃は雨の日独特の雰囲気に、自分の気持ちだってざわめいたもの。足下の悪さは大人でも不快だし皆やっぱりうっとうしい気持ちで歩いているからピリピリしている人が多い。それらマイナス要素に無頓着でいられる子、過敏に反応する子、ふた手に分かれるとおもうけれど、娘は不幸なことに後者に属する。いつも以上に私と手を繋ぎたがる。しかし傘がない日でも人二人がすれ違うのが精一杯の細い道だらけの街では、親子3人が傘をさして並んで歩くなんて無理なのだ。かといって、息子の手を放せば彼は遠からず死ぬか、死なない間でも大怪我をする。おびえていて可哀想だけど、娘に一人で私の前を歩いてもらうしかない。すると娘はゆっくりゆっくり歩く。まさに蝸牛のごとく。その遅さ、恐るべし。道行きはいっこうにはかがいかない。息子は暴れ娘は涙ぐむ。物理的にも精神的にも、二人の子供達は漬け物石のごとく私には重く、苦行に等しいものになる。雨の日を楽しんでいたのも今は昔。雨の日は朝からブルーだ。
しかし今日は七田の教室日。驚くのはそれほどに雨嫌いの娘が、「ママ、いこっ」と積極的に出かけたこと。息子も教室が見えると走り込んだ。やっぱり楽しいんだなあ。子供の習い事は正直辛い。二人分の幼稚園の月謝、バレエ教室、二人分の幼児教室、あわせて11万円の出費。そして時間。連れて行き、付き添い、連れて帰る労力。親ばかにでもならないとやってられない世界だなあと思う。で、周りを見回すとみなさんもっともっとタフなので、うっかり愚痴もこぼせないような(笑)。でも楽しんでいる子供の表情、スキルアップしていく姿を目の当たりにすると、やはり嬉しい気持ちにはなる。
そう気を取り直したところへさらなるブルーが…。家計簿をつけていて1万円もあわないのである…。いつもは恐いくらいピッタリ合うのに。どうしても1万円の帳じりがあわず、昨夜からずっと苦しんでいる。もしかして、無意識に人形でも買ったか、私!?確かにロングヘアーのtiny Betsy McCallも欲しい、なんて思いはじめてはいるんだけどさあ〜(悶)


携帯用ブラシもバンピ♪
娘の髪をまとめるときに便利です。
2003年7月9日(水)
 本日も、娘のお友達の家におよばれである。子供達を遊ばせながら母親どうし愚痴のこぼしあい。なんか女の子のことではそう文句をいうことはないのだが、息子を持つ身では日頃の鬱憤がとてもたまっているのだ。肩凝りがひどく偏頭痛持ちなのは私だけのことのように思っていたら、男の子のお母さんはもれなくそうだった。確かに大変大人しくて聞き分けの良い天使のような男の子も存在するのだが、あいにくたいていの人がその反対のタイプの男の子に体当たりされ受け止め、歩く格闘技のようして育児に奮闘している。今日伺ったお宅のお嬢さんの弟さんのKちゃんもかなりすごいタイプ。お母さまは「猿以下」とおっしゃる。それは私も息子に対して思うことがある。つれて歩くのに苦戦しながら、ふと「これはきっと、猿の手を引いて歩く方が楽なのに違いない」など。先日は別のお母さまに「ペットショップで子犬を見てたら、やっぱりKちゃんと○○○くんのことを思い出した」と言われて笑ってしまった。Kちゃんが柴犬っぽくて、うちの息子はゴールデンレトリバーっぽいそうな。笑ってしまった。現段階で言えることは猿か犬の方が、この息子達よりずっと賢いだろうということだ〜。
 帰りは別のお友達のお母さまがバレエ教室前まで車で送ってくださってものすごく助かりうれしかった。そこで、あの長崎の4歳の男児誘拐殺人事件の犯人が中学校1年生の少年らしいことについて話し込む。帰宅後のニュースでそれが事実であることを確認した。
 ものすごく嫌な気持ち。しかもそれに対して私はリアリティを感じてしまう。常日頃、幼い子供達を連れて町中を歩く時、最大の脅威は中学生男子だからだ。道一杯に広がり自分達の話に興じる姿、幼い子たちの顔の真横で重い鞄を振り回す。バスではシルバーシートに我がちに座り、お年寄りはもちろん足が不自由な人がきても譲らない。目をそらすなら可愛げがあるけれど、まじまじと正視して平然とし、時には薄い笑みをもらす。彼等には自分達こそが世界の中心であり他者は皆、バカな生き物なのだ。そう思えるよな、と話し合ってるのを聞いたことがある。そんな彼等は東京都内でも有名な名門学園の生徒達でもある。恐い。私の息子はいつ、そんな世界に踏み込んで行くのだろう。娘はどうやって道を切り開いて行くのだろう。
12才の犯人を裁き制裁を加えることはできないそうだ。それは遺族にとって地獄だろう…。


ファミリアで購入した安全ピン。
息子が幼稚園の名札とハンカチを服にとめつけるために使っています。
息子の幼稚園でのマークは黄色いくまさんなのでぴったり。
娘はリボンの形のを愛用。
(ファミリアの安全ピン、幼稚園で流行らせたのは私です)
2003年7月8日(火)
 またまたお友達の家にお呼ばれしてしまう。お互いに二人の子供がいて、両方同じ学年なのと、母親同士もまた同学年であることもあって、親近感が人並み以上にあって、親しくさせて頂いているお友達。娘同士が現在同じクラスで、気が合っていて仲良しなのでとてもいいのだけれど、こういう時、やっぱり自閉傾向と言われている息子を子供達の中に入れておくのは辛い。息子は口を聞かない。めったに言葉を喋らない。かん高い声で独り言を言いながら、もくもくとひとり遊びをしている。おもちゃに関してだけ興味と感性が発達しているので、たまたま他の子達と方向が一致すれば仲良く遊んでいるように見えるのだけど、基本的にはひとりよがり。決して人を叩いたりはしないけれど、欲しいものがあると強い力で他の子の手からおもちゃをとってしまったり、おもちゃをこねまわすので、しょっちゅう子供達の誰かが「○○○くんがボクのおもちゃをとった」「おもちゃをこわした」って言いに来る。そのたびに私は平謝り。息子のそばにいって説得したりするのだけど、彼は意に介さない…本当は分っているようなのだけど。子供社会の平和のため、最終的にはひとり、息子を切り離して私が抱いて遊んでやったりしていることになる。こういう部分、時々辛い。ただ、息子だけをみているとこの数カ月での変化は素晴らしいのだから、それを信じて挫けちゃダメだと思うのだけど。
 娘の身体測定。ついに。身長100センチを突破!苦節6年。文句無しに学年一小さい娘だけど、2、3ヶ月で5ミリくらいづつ成長してるもよう。よかったよかった。幼稚園ではずっと得をしている娘(小さいと何でもすべてに幼くても赦してもらえるし、子供達にも可愛がってもらえたりするのだ)、これで来年小学校入学かと思うととっても不安だけど、親子で頑張るしかないわ〜。
 今まで、御挨拶程度しかしなかった他学年のお母さまが話し掛けてきて下さった。いつも大層お美しい方だなあと憧れのまなざしで拝見していた方なのだが、なんとお人形が大好きでたくさんのバービーをお持ちであり、食玩も大好きとのこと。ついに身近で同士発見!?と胸がときめいたのだった。


前から欲しかったガラスの箸置き。
一個¥250は高いかなあ、と迷っていたらズンズン売れちゃって、
残りわずかになったので、慌てて購入。
やっぱり可愛い(^^)

2003年7月7日(月)
 日本の梅雨ってわりと長いんだなあ。毎年こんなに長かったかしらん。梅雨明けしたらもう、夏休みじゃない。などと呟きつつ、今日は七夕である。幼い頃の私は星空が見えないと本気でがっかりしていたものだが、大人になると、どうせ大気圏外の話だからね、今頃織姫と彦星は逢瀬していることでしょう、なんて思う。意外にオットが七夕の話を知らなくて、かいつまんで話してあげたら、「全然いい話じゃないじゃないか!」「そうよね、要は色ボケしちゃいかん、ってことよね」な〜んて会話になってしまった(^^)
とはいえ、七夕記念と言うことで自分を発奮させて今日はちょっと更新してみた。私の部屋、倉庫みたいになっていてそれはそれで私には心地よいのだけれど、潔癖性のオットには耐えられないらしく、早く片せとうるさいので、箱入りちゃんをこれから開封していこうと思う。本当にいつも思うのだけれど、箱入り状態であることがお人形にとっては一番完璧なようでいて、出すととたんに輝き出すこと。やっぱりお人形は出して遊んでなんぼ、という気になる。
新しく欲しいお人形はたくさんあるのだけど、どこまでその欲望を達成すべきなのか、考えるところだわ…。

久しぶりに、成田美名子さんの新刊がでていたのでためらわずに購入。一気読みした。「花よりも花の如く」前作の「NATURAL」と微妙につながっていて、でも完全に能の世界に住む青年のお話で、新鮮な気持ちで楽しめた。初回は、そんな世界に一途にうちこむ真面目な彼が、電車の中でチカンのぬれぎぬをかぶる話。これは実話で恐い話を色々きくので、私もオットのことが心配。満員電車にたしかに嫌らしい男は多く存在するし、それは女性にとって忌むべきことで、私なんかもピリピリしていたけれど、そういう女性が疑心暗鬼にとりつかれ、間違った人を無実なのにチカンとして追い詰めて、その人の人生をめちゃめちゃに崩壊させてしまうこともあるのだった。私の友人のオットの何人かはそういう可能性が嫌で、毎日5時には起き、6時の電車にのり、会社に定時の二時間前に着いているようにしている人が実にたくさんいる。私のオットはそこまでではないけれど、やはり早めに出て、満員を極力さけるようにしている。一時話題になっていた女性専用電車はどうなったのかな。お互いの平和のためにも、乗り物は男女別にわけた方がいいかな、なんて思ったりするのだけど。
オットと二人で電車に乗ったことがあった。オットはたまたま端にすわった。そこへ女子高生がにぎやかにおしゃべりしながらはいってきて、ドアの脇にたち、横のバーにもたれかかってきた。それは結果的に端に座っているオットにデッカイお尻(太めの子だった)をぐぐ〜!っと押し付けてくることになり、オットは居心地悪そうに私の方に体をつめてきた。そのオットの身動きをなんと勘違いしたか、とたんにその太めでブサイクな女子高生がふりかえって、すごい形相でにらみつけてきたのである。あれは相当頭に来た。ので、私は言いました。「座っている人が入るのに、そのバーの上に半分お尻のせるなんてどうかしてるわ!そっちが痴漢みたい!」女子高生達はあっけにとられ、ついでむっとして背中をまっすぐに伸ばし、コソコソと私の悪口をいっていた模様。ああいうの、タチが悪い。そんな経験から、私はいつもオットの身を案じてます。


今年はなかなかいい笹を手に入れることができました。
子供達と朝からわいわいキャッキャと七夕飾りを作ったのはオットです。
私もちょっぴり手伝いました。
2003年7月6日(日)
 たくさんのお人形をちまちま買うよりも、すごくいいお人形をひとつ買ったら?…これがオットのアドバイスだった。すごくいいお人形…世の中には確かにそういうものが存在するのだろう、と思う。でもその価値観が私の中では違うみたい。私もそれは大変なお人形を手に入れてしまったら嬉しいだろうと思う。けれど、きっと困る…だって遊べないもん、私の性格では。
だから、私は遊べるお人形が好きで、あまり稀少価値が付されたものは取っ付きにくい。私が作る欲しいお人形リストはみんな、安めのものばっかり。それもチリとつもれば山になる、で、お高くなる。そういう時、ちょっと考える。この浪費を一点に集約すれば、何でも買えるのではないか、と。確かに、ボークスのSDには本当に心引かれるし、マダムアレクサンダーだって、タイニー・ベッツィーだって。¥2000前後のお人形達のかわいらしさ。手に入れた時のときめきは、10倍の値段のものと、私の中では同じなの…。
生活が充実していると、趣味のお人形遊びもさらに楽しい。慎重な手付きの娘と、どうやら本当にお人形好きらしい息子と一緒に遊ぶこと。そんな私の元に来てくれるお人形はやっぱり、どの子も全部愛おしいな。


オットがひとめぼれしてずっとほしがっていた流しそうめんセットをついに購入!
その名も「そうめん太郎」
さっそく、夕食に家族で流しそうめんをしました。
子供に大ウケ、大人がやってもかなり楽しい。
この夏のお客さまのおもてなしは、これでキマリか。
2003年7月5日(土)
 娘も来年は小学生、そうなると派手なもの、遊びたっぷりのデザインの髪飾りをあまりつけなくなると人にきいて、そうか〜、もう今年度かぎりなのかな、と寂しくなり(涙)、積極的におしゃれを楽しむことにして。で、家族で渋谷へ。大好きなアクセサリー屋さんで、娘の髪飾りを中心にたっぷりお買い物した。コレクタブルバービーが買えるくらいだから、豪快なお金使い(^_^;)大変すっきりした。可愛いものを買うのって、どうしてこんなに楽しいんだろう。
 ロフトで初めて、ニューボディのプチブライスを見た。アロハスピリットしかなかったんだけど、目を閉じて寝てた。日焼けちゃんはシナモンかと思ってたのだけど、アロハも結構日焼け色に見えた。迷ったけど、連れ帰らず。
あとで欲しくなるかな?といつも迷う。私が欲しくなるお人形って、遊びやすい子がメインで、バービーだとほとんど絶対ピンクボックス。でも数に限りがないようでどこまで自分の衝動を押さえるべきかわからず、我慢したあげく時間がたってから無性に欲しくなる。その時にはもう、あれほど数があったものがなかったりするのだ…。いい、と思ったものはためらわず買えればいいのにな(>_<)今、ケンで悩んでいる。FMケンは私にとってどれくらい大切な人かしら(笑)


息子の幼稚園は、ハンカチを腰に安全ピンでとめつけることになっています。
ハンカチは洗ってアイロンをかけなくちゃいけないけれど、タオルチーフはアイロン不要で、吸水性もいい。
だから今時はみんなタオルチーフ。
でも女の子用のものはたくさん種類があるのに、男の子は本気で「機関車トーマス」くらいしかない!
というわけでいつも、目が男の子向けタオルチーフを求めてさまよっております。
これは、そんな私が見つけたとっておき。しかも¥100でした。
息子は裏面(右)のほうが気に入っております。
2003年7月4日(金)
 子供達の幼稚園の行事が重なった。こういう時、二つの幼稚園に通っていると苦労する。けれど、たまたまオットが偶然休みを取っていたので大助かり。娘はじゃがいも掘りに(これは親がついていかなくともOK)、息子は七夕祭りの発表会。オットと二人で見に行く。息子は案の定、舞台にはたてなかった。でもあとで先生からお電話を頂いた。息子なりに毎日、がんばって幼稚園で過ごしている様子を事細かに教えてくださって有り難かった。大きな幼稚園なので、父兄も色々な人がいるけれど、先生方もさまざま。息子はいい先生にめぐりあえたな、と感動する。
 午後は娘のお友達のお宅におよばれだったが、そこで初めて知ったのだけれど、娘も案外幼稚園でうまくやっているようだ。人並みはずれて体が小さく、精神的にも幼いので、親としては心配だけど、それで得しているようなところもあるみたい。同性のお友達に可愛がってもらって、居心地いいらしい。なんにせよ、子供がうまく社会に適応していってくれつつあると思えるのは安心なものだ。
 寝不足気味だけど、夜中じゃないとネットできない今日この頃。夜にお人形の撮影ができるように、なにか証明が欲しいなあ。どんなものがあればいいんだろう?

 
私はコンタクトレンズなしではいきていけない女…(驚異の0.02程度の視力)
ケースが可愛いと嬉しいです。
2003年7月3日(木)
 特別なことをしている訳ではないのに、毎日やけに忙しい。忙しいのに運動不足(-_-#)肩凝りを抱えて、ヨロヨロと整骨院に通い、マッサージをしてもらってしばし夢見心地。子供達を幼稚園に迎えに行くまでの間、本屋と図書館をさまよい、楽しんだ。本って背表紙を見ているだけで、どうしてこう楽しいんだろうか。手に取ってぱらぱらとページをめくる瞬間のときめき。新しい本を抱えて帰宅する時はもうワクワクだ。
 子供達を七田の幼児教室に通わせてもう何年にもなるけれど、二人とも行くのをとても楽しみにしていて、それだけで価値があるなと思う。幼児教室に通わせていると言うと、娘が来年小学生になることもあって、「お受験!?(なぜ、『お』がつくのだろう)」と聞かれるのだが、さにあらず。私のように情けない親をフォローしてもらうためにいくのだ。でも、そこで「はじめての合格」というビデオを買った。面白そうだから、と。早速見てみてびっくり。難しい!小学校受験で、本気でこんなことするの?
りんごと梨とみかんとぶどうとすいか。仲間じゃないのはどれ?な〜んて言うのも分からなかった私。答えはすいか。りんごと梨とみかんとぶどうは木に実るもの、すいかは地面に生えるものだそうで。ほへ〜。おみそれしました、と早々にしっぽをまいた私に追い討ちをかけるように、ビデオの内容はどんどん難解になっていった。おそるべし、小学校受験。


アメリカのマクドナルドでハッピーミールになったクールブラッツ人形。
この子はサーシャです。
アメリカに住む姪が一生懸命集めたそうで、その中のひとつを私に送ってくれました。
幼いのに、伯母の人形好きを知っていてくれて、気にかけてくれるのね!と嬉しかったです。
お人形は嬉しいけれど、ハートがこもっているとなおさら輝いて見えます〜。
2003年7月2日(水)
 必要なのはガラスの靴。少なくともあと2足。ティアラはなんとかなるけど、ドレスがあと1枚欲しいかな。そして、アクセサリー類はもっと欲しい!…何かと言うと、娘のおもちゃです。
最近、お友達が遊びに来てくれるので本当に嬉しいのだけど、女の子達は皆、お姫さまになりたいのだ。我が家にはティアラが3つあり、アクセサリーもそこそこあって、最大3人の女の子がお姫さまになり、シャナリシャナリと家の中を往復する楽しい光景が見られる。一足きりのガラスの靴を健気に交換しあっている姿も可愛いのだけど、これも今だけの楽しみなんだから、もっとあってもいいかな、と思うのだ。先週、遊びに来てくれたお友達のお母さんが、ガラスの靴を2足も持参してくれて、助かった!3人のお姫様達がしずしずと行進し(弟たちはぬいぐるみを抱えて後に続いていた。なぜだろう?)母親達は笑わないように真面目くさって、女の子達の美しさを讃えたのだった。
 今日は、バレエ教室で一緒のお友達が遊びにきてくれた。一つ年下の彼女は、娘より少し前にバレエを習いはじめていて、福岡から東京に来たばかりの娘の、一番最初のお友達なのだった。ふたりはいつもぎゅっと手を繋いでレッスンを受けていて、Nちゃんがいてくれたおかげで、娘は今日に到るまでバレエを続けていられたのだと思う。今では二人とも大人になり、手を繋いでレッスンを受けたりしないけど、やっぱり仲良しさんで、それを見ている私もうれしい。Nちゃんのお母さんももちろん素敵な人。思いやりと気配りを備えた立派な女性で、年下なのに頼りになる方なのである。娘とNちゃんはそろってお姫さまになりきっていた。女の子は本当に楽しい。というと、その間息子はどうしていたかということだけど、さくらんぼをむさぼり食っておりましたわ…。なんかヤケになってるのか??所詮我が家は娘中心だからね〜。でも実は女の子光線をモロに受けてか、娘がいない時、息子はこっそりティアラをかぶり、ガラスの靴をはいてみているのだった。…心配〜!
 夕方何気なくニュースを見ていたら、有名なお人形販売会社の社長様がお出になっていらして驚いた。24時間営業の保育室のドキュメントで、そこのいる子供達の一人としてお子さまがクローズアップされ、それに伴いお母さまであるその方もインタビューを受けてらした。ああ、お人形好きで育児も頑張ってる人。私も元気をもらえた気が勝手にする。


NHKの人形劇『プリンプリン物語』が再放送されています。
子供達はもう夢中。特に娘はハマっています。
今日は、ドォン殿下とブリカ殿下が亡くなる衝撃的なお話でした。
私はもうなつかしくてなつかしくて。
ほとんどの歌を覚えていることに自分でもびっくり。
ジプシーが出てくる話がありましたね。『♪ふるさとを遠く離れて、果てしない旅を続ける。流浪の民われら、ジプシー』
っていう歌が特に好きでした。
2003年7月1日(火)
 振り返ると長いスランプだった。母親になってからの6年、喜びと苦しみ、両方が予想以上だったのだけれど、思春期のあの退屈と苛々に満ちた心理状態よりもっと不安定な種子を心に蒔いて育てていたような気がする。子供は可愛いし、育児は得難い体験なのに、なにかこう閉塞感に満ちて苦しいような、逃れたいような。矛盾の中で辛いため息をついていた。時には食器を洗いながら泣いたりもした。それでも蝸牛さながらに前進を続けた甲斐あって、今、私はトンネルを出た気持ち。子供達が元気に育ってくれているし、新旧まぜて友達に恵まれていて、ああ、充実してるな、と道を歩きながらふと思えて。
この感覚はこの数カ月で富みに育ってきたもので、どうしてかなと考えたのだけどたぶん、小さい小さい家を持ったことが大きいのではないか、と。今まで転勤族として、自分ながらどこか落ち着かない気持ちでただよう根なし草のようだった。迎えてくれる人たちも「あ、転勤で来た人なのね。そしていつかまた行くのね」って感じがあったなあ、と今にして思う。でも今は着々と人間関係が築かれて、それが未来に向かって伸びている感じ。たとえば娘の幼稚園の同級生達はほとんどが皆、小学校も中学校もたぶん同じで、そうじゃないとしてもずっと同じ町内に住むんだよね、っていう絆で結ばれている。近所の人たちもほとんど一生のおつき合い、っていう覚悟で暖かく接してくれる。結果、わたしはいままで伸ばしたことがない心の根っこを、ゆっくり、でも確実にこの街に伸ばしている。その感覚がすなわち、『安定』というものだったのか、と気が付いたのだ。
 オットの転勤に付いて、日本を回る生活は楽しかった。貴重な体験だった。本当を言えば、あと札幌と仙台にも住んでみたいと思う気持ちがある(オットの会社的にはそれで全国制覇)し、関西にだって今一度住みたい。でも、子供に幼馴染みと故郷を作りたいから、探究より安定した暮らしを望む。もちろん、未来のことは分からないけど。
ささやかな、なんでもない日々を積み上げているだけの私だけど、その毎日が大切で綺羅めいて感じられたりする。もし私に、日本女性の平均寿命が赦されているなら、まだ折り返し地点には到達していないものの、そう遠くもなく、だから半生を振り返って、ああこんなものかなと納得したいのだ。成果はまあまあ…以上かも?と思うのはひとりよがりにしても。あと半分をよりよく生きてみよう、という意欲が湧いてくる。それはきっと生きて行くエネルギーになる必要悪的野心だと思うのだけど。
 子供達がいない時間はまだわずかしかない。でもその時間は瑞々しく息ずいて私の呼吸を楽にさせる。数時間後に子供達を迎えた時、愛おしさもいっそう増して感じられる。
何気ない、たわいもないことがうれしい。食玩を集めるのもそう、庭いじりをするのもそう、読書や映画を楽しむこともそう。すやすやと眠る子供に添い寝する幸福。そして、人形遊びのときめき。ネットの楽しさ。
そんなあれこれが、今日もいっぱいにつまった一日だった。
川でまたカルガモの親子が登場。今度はなんと8羽ものヒナたちを引き連れている。カルガモ母さん、がんばれ!
本屋によると大好きなマンガの新刊が出ていた。『はじめの一歩』少年マンガです。ボクシングの話。知らない方、騙されたと思って読んでみて!と言いたくなる、好きなマンガ。週間少年マガジン誌で連載が始まった頃、ちょうどオットとおつき合いしはじめた頃で、以来ふたりでずっと夢中になって読んできた。65巻目の今に到るまで飽きたことがない。
でも、家族だんらんで盛り上がっていたら、オークションで狙っていたものを逃してしまった。痛恨〜(>_<)
しかも、今日は広島で雨が降っていたのね。野球が中止になっていて、気が付いたら今ひそかに一番好きなドラマ「大奥」が半分終わってました。ガーン(涙)これ着物が素晴らしくて、女優さん達が美しくて、大注目なのにぃ。油断したわ、きいぃ!
そして、欲しいお人形リストをつくってみては、涙にくれたりもして…。