双子?ってみんなに聞かれたけど、2才違いの姉弟です。
2004年2月29日(日)
 朝起きる時に体がどうにも重い。家族の着る服、朝食を支度するのだけど、なんだかいつもより10倍引力がかかっているような気が。オットはギリギリまで子供と一緒に寝ている。男はいいわね、フン!
子供達が元気に起きて来てくれたのが救いだった。今日の主役である息子も溌溂として、念のために幼稚園までオットがおぶっていったのだが、門のところで大好きな園長先生が呼んでくれると、私達家族を振り返りもせずスタスタと登園。調子良さそう。
息子の幼稚園は大きいので、文化祭は二日にわけ、クラスごとに父兄が見られる日を定めている。それでもすごい人数、熱気ムンムン。大ホールはいっぱいでこれは立ち見だなあと覚悟していたら、お友達が「ここ空いてるよ!」と声をかけて下さって大感謝。そこは最後尾の真ん中、という我が家にとって最高の場所だったのだ。つまり娘なんかが席の上に立っても誰の迷惑にもならない。しまいには私も立って見学。良く見えて最高!
最初は年長さんの合唱。その声の美しさに唖然。副園長先生の
「この園ではよく子供の歌に対して言われるように『大きな声で』とか『元気よく』とは言いません。のどが潰れてしまうからです。ただ『おくちを大きくあけましょうね』とだけ言います」
との解説に、声楽道のオットも唸る。本当に本当に綺麗な歌声だったんだもの!合奏もそうで
「子供達にはメロディ楽器をひかせません。どうしても間違ってしまうし、そうしたらその音でやっていくしかなくて、子供達も『どうでもいいや、音なんて』という意識を持ってしまいますから。メロディは教師が担当して、子供達は打楽器だけです。子供達のリズム感、音を聴き取る力は素晴らしいです」
との解説後に始まったラデッキーマーチは、本当にとてもよかった。
息子はというと合唱は拒否。なんとか先生がひな壇に立たせるだけでもと頑張って下さっている様子が見られたが、なんだかすぐひっこんでしまったわ、あはは…。
自由表現という舞台ではですね、大ウケしました。最初に登場するインディアンの一人として可愛いブルーの羽飾りを頭につけて現れた息子だけ、手に大きな大きな図鑑を持っている。そしておもむろに舞台の中央にトコトコすすんできた。えっ、なに?そんな演出きいてないけど!?と親も焦るナチュラルさ。しかし園長先生が慌てて息子をだきあげて他の子の動きに合わせだしたので、爆笑。そう、舞台まで機嫌とりに持たせておいてくれた本を、息子は本番になっても離さず、あろうことか舞台の真ん中で読書にふけろうと試みたようだった…あは、あは、あはは…。
一旦ひっこんで他の子たちの出番の後にまたインディアン登場。息子は最後に園長先生に抱えられて、不満そうに足をバタつかせながら、横切って行った。先生!そこまでして出してくださらなくても良かったのですけど、シクシクと涙ぐむ私の横で、「いや〜、うけてるよ、いいよいいよ」とおおらかなオット。
後はお楽しみのオペレッタ。去年の「タイムマシーンにのって」はすごかった。こんなすごい幼稚園で息子はやっていけるのかなと不安になるくらい。今年は「鳥の王様コンテスト」。とても素晴らしい舞台で娘も大感激。これに出演するとその世代の親御さんは皆、感動のあまり泣くという。2年後、なんらかの形で私も泣いている事まちがいなしだわ。
幼稚園の子供達の発表に触れていると、本当にこんなにピュアなものはないな、って感動してしまう。子供を産んでよかったと思える瞬間でもある。
家族で美味しいお蕎麦屋さんに行ってから帰宅。私とオットは文字どおり、倒れこんだけど、子供達はすっごく元気。いいんだ、明日は息子は幼稚園お休み。こうなったら娘も休ませよう。
うーん、今年はうるう年だったのね。さようなら2月。


ティアラを手作りした妹。
2004年2月28日(土)
 やった、お天気だ!!もうこれだけで今日は勝ったようなものです。
 当然ながら母も妹も昨夜は興奮気味だったのだけれど、母の舞い上がりかたと言ったらひとかたのものではなくて、式は12:30からだというのに4時間以上も前に美容院の予約をいれてしまい、着物の着付けに行くのに着物を忘れて大騒ぎ、あんたはサザエさんかい!人生70年近く生きたなら、もっと落ち着きなさいよ〜とたしなめる。そんな例えを出したのが悪かったのでしょうか。私にとっては初めての美容室の先生に、妹の結婚式ですがスーツを着ますといったら、そういう時はどんなにカジュアルなお式いうても留袖着なアカンわ、まー、しゃーないけど、と文句をいわれ、挙げ句に普通にセットを頼んだのに、サザエさんそっくりの髪型にされて絶句。わ、私のイメージはさりげなく三浦りさ子風だったのに…。そう言っても先生は「そんなん地味や」の一言で却下。まあ、ドレッド風?って言えない事もなかったのだけど。そう考えればサザエさんのあの髪型も今となっては結構ヒップホップかもな〜、なんて遠い気持ちになりながら帰宅。案の定、オットに大爆笑されて、ふて腐れた私。でも娘におしゃれさせると気持ちがすっごく和んだ。これって一種の着せ替え人形効果なのね。
 妹が式場に選んだ場所は家から徒歩5分。芦屋川のほとりにたつ素敵なレストランで、チャペルもある。子供の頃からさんざん遊んだ芦屋浜、松原を目前にしながら、妹は挙式。
食事会も楽しかった。妹が「不味いから覚悟しといてな〜」と言っていたけれど、美味しかったよ。
特にワインがまろやかで、そう安物じゃなかった。間違いなくフルボディだと思う。何しろ痩せたおかげで出産前のスーツを着る事が出来てその分節約できて嬉しいことと、あとはもう食べて帰るだけよっという高揚感で気持ちよくワインをたくさん飲んだのに、ちっとも酔わず、自分でも怖くなって来た。給仕の人は3杯目のワインまではいちいち「おかわりおつぎいたしましょうか?」と聞いてくれたのに、以降はもうまったくコメントなく、自動的にいつもグラスが満たされる状態。でも他の方達が皆、ちょっとお酒に弱めの方達だったので、私だけでもしっかり飲んで、妹のためによかったのではないかと思う。(もし、後で追加料金とられてたらごめん)
 式が終わるなりお別れした。新しい弟さんの御親族の方達は皆さん、素敵な人柄の方達ばかりでおしゃべりしていて気持ちよかった。
 帰り道、オットが時間を読み間違えてリムジンバスに乗り遅れる。阪急電車をのりついて蛍池へ。
途中の十三駅で並んでいたら、乗車する時に肉マンを食べながら大声でおしゃべりしていた10代の女の子3人に割り込まれ、さすが関西と瞑目。しかし、娘のために座席をつめてくれた人もいれば、肩で眠ってしまった息子を抱えて立っていたオットに席を譲ってくれた若い女性もあり、これも関西と感じ入る。ちなみり肉マン女たちはブ○だったけど、席を譲ってくれた女性はふわっとフローラルな香がするすごく綺麗な線の細い女性だったね、とオットが感心。なぜ、外見どおりの行動を取るのでしょうね、人って。
タクシー乗り場でもがんがん割り込みされ、オットキレる。関西で生き抜くためのパワー、もう私にはないかも。伊丹から飛行機が飛び立った頃には一家で疲労困憊。オットが帰りにリムジンバスに乗り遅れて、私が大嫌いな、荷物と子供を抱えて混んでる電車を乗り継ぐ羽目になったことをさらっと謝って来たので、黙って受諾。っていうか、もう人形買う決心してるよ、悪いけど。
羽田から首都高速に乗り、普段滅多に見ない夜の闇の中にライトアップされた東京タワーを見て娘が喜びの声をあげた瞬間、私の気持ちが「帰って来た〜」とホッとしたことに自分でもびっくり!
私は関西人だと思い、ずっと神戸を心に思って生きて来たけれど、もう私の実家周辺は様変わりしていてなつかしい、というより目新しかった。転勤を繰り返して東京に住んで3年。6才と4才の子供達には3年ってすごく大きくて、その濃密な時間を過ごしたせいなのか。私は東京に戻って来たらホッとするようになってるんだ〜。そんな日が来るなんて。さらに世田谷に入った時にはもう大丈夫だと心からホッとして、馴染みのデニーズで夕食を囲んだ時にはしみじみ嬉しかった。時刻は22持を回っていて、家族の体力気力限界。でも明日は息子の幼稚園の文化祭。まだ一頑張りなのだ〜!


故郷神戸についた時には夕暮れでした。
住んでいた頃には感じなかったのですが、風はやはり潮の匂いがするのです。
2004年2月27日(金)
 さあ、いよいよ旅のはじまり。好きな人には呆れちゃうくらいの小旅行、しかも行き先は実家、なんてこともないでしょう。でもね、私は旅嫌い。旅番組は大好き、紀行本も大好き、知識には詳しいのでよく人から旅行好きと誤解されるけれど、根っからの出無精なので、実はかなり前から気合いをいれてかからないと、テンションが上がらない。で、ググ〜ッとあげて来た訳だけれど、昨夜オットが趣味にひたって、お酒に酔って、出来上がって帰って来た挙げ句、私に荷物と子供をつれて電車やバスを乗り継いで羽田空港へ行くとひょうひょうとして言うので、激怒してしまひました…(^_^;)そんな普通の男みたいな計画たてるなよ!!はっきり言いましょう、私があなたと結婚したのは顔が小さくて首がながいところと、イベント企画立ち上げ上手の仕切り上手だからです。顔や首はきっと変わらないだろうけど、仕切りベタな男について行く気ないからっ!!はっきり言って去年のディズニーランド行き以来、あなたの仕切り最悪〜ッ!
夜中にいい気持ちでかえって来たらツマに起こられ、起きてみたら密かにファンだった女優の若村真由実さん(遊び相手には井上和香ちゃんがいいけど、妻にして自慢したいのは若村さんだったそうだ)が訳の判らない教祖さまと結婚と言うニュースを受け、朝から半泣きで旅行の予定を変更したオット。なんのことはない、羽田の空港に自家用車を1泊させるくらい、コレクタブルバービーくらいの料金でできるのだ。二人の子供を抱えて長距離を移動する苦労をして私の機嫌を悪くするよりずっといいことに今さら気付いたオット。愚かな。
しかし、怒るという形で私の低めの血圧が上昇したのはいいことで、きびきびと旅の支度ははかどりました。ま、私が洗濯して浴室に干しておいたり、朝食の後片付けをしたり、子供達のおやつやおもちゃを持ち込む準備をするので走り回っている時に、のんきに座ってスポーツ新聞を読みふけっていたオットに何も感じなかったと言えば嘘になりますが(笑)しかしこれ以上、彼を落ち込ませても仕方ないので我慢我慢。むかつきがピークに達したら、黙って人形買うだけさ、ふっ。
恐ろしい事にまた渋滞にハマってしまったけれど、空港に40分前に無事到着。あわや昨年12月22日の悲劇ふたたびかと夫婦の間に緊張感が流れたけれどね(そうなったら、2体目のスーパードルフィーを買っていた事でしょう)
飛行機に乗るのはなんと3年ぶり。ええ、実は飛行機だいっきらいなんざます。だから余計ピリピリしていた訳で。乗るまでのあの面倒臭さと、乗ってしまうとあとは完璧な密室と言う重圧がどうにも苦手。でもスチュワーデスさんは綺麗だ〜。綺麗な女性からサービスされると、女の私でも本気で嬉しい。ただのコンソメスープでもとっても美味しく感じられる。
乗ってる時間はたったの50分。そういつか。子供がお荷物でなくなったら、私もきっと少しは旅が好きになるのかも。
リムジンパスで西宮北口駅まで直行で45分。タクシーで妹の新居の芦屋へ25分。そこからタクシーで5分で神戸の私の実家に到着。そう考えるとやっぱり、う〜ん、東京から神戸は遠いなあ、とため息。
妹の新居はとても素敵な、淡いサーモンピンクの洋館風で、ここでこれからうまれる赤ちゃんはどんなに幸せでしょう、と私もやっと気が晴れて嬉しい気持ちになり、実家に戻るとなつかしい母の素朴な手料理がとても美味しくて。
酒屋さんでワインを買ったら「1310円やけど、1300円いただいときます」なんて言われて、ああ、関西だ!!と懐かしくなったり。
高いところから見下ろす神戸の夜景の美しさには、帰郷のたびに胸が痛くなる程感動するのです。


昨年、オットの会社の人にもらいました。
フエルトちっくで可愛い。
やっとこういうバッグを持てるようになったよ〜♪
2004年2月26日(木)
 すっかり春らしくなったので、シャーベットオレンジの薄手のセーターをおろして着たら、みんなに褒められる。たまたま4年前、福岡の雑貨屋さんで¥700で買った帽子も似たような色合いで、でも今まであわせるのが難しかったのだけど、今日はピッタリ合い過ぎて嫌味な感じがするくらいだった。みんなにセットで買ったのかと聞かれる。私は好みのものは時間をかけて集めるので、必然的に傾向が統一されてきて買った時間もお店も全くバラバラなのに、しっくりしてセットみたいに見える、といわれるものがよくある。ちょっとしたことだけど久しぶりにオシャレすると楽しいなあ。息子、まだまだ腕白坊主だけど、それでもやっぱり大きくなって来たし、私も本当に気持ちにゆとりができてきてよかった。
 待っていたお化粧品のトライアルキットが届いたのだが、届けてくれた宅急便のおじさんの「今日、同じものを配るの、あなたで6人目!なんか奥さん達で相談したの?」という言葉には笑った。みんな見てたのね、美白の美神の出た番組。
 2月最後の更新をした。やっぱりディズニープリンセスということで締めました。横で娘が虎視眈々と狙っていたのがなんですが、お姫さまとして作られた人形はまた格別の良さがあるなあ、と認識。それに全然違うテイストのものを着せて見るのが楽しみだ。
2月ももう終わり。昨日から箱にせっせと家族の晴れ着を詰め、今日、郵便局の集配課の人にとりにきてもらって神戸の実家へ向けて発送。明後日はいよいよ妹の結婚式なのだ。オットは昨日は趣味の合唱部の集まり、今日は会社の飲み会と、特にこれといって何も手伝ってないんだけど、妹の結婚式ではがっちり子守りしてもらうわよ!明日、子供を幼稚園に行かせてひきとったら一気に羽田から伊丹まで飛ぶ。実は。飛行機嫌いなのだけど…。妹への御祝儀用のお金を新札に銀行で変えてもらったけれど、ご祝儀袋を買うのを忘れた。明日飛行機に乗る前に買わなくちゃ!実家に一泊して翌日妹の式にでたらその足でまた伊丹〜羽田。2月最後の日は息子の幼稚園の文化祭があり、息子が舞台にたつのだ。
燃え尽きた頃には3月…。はやすぎる!この間、お正月じゃなかったっけ?


オーダーしておいた、娘の新しいレオタードが届きました♪
レオタードが可愛いピンクのオーガンジーの袋に入っていて感激。

広げるとこんな感じ。オーバードレスがオリジナルで素敵でしょう。
下のレオタードの色も透けて見える感じがかわいかったし、別の巻スカートと組み合わせてもいい感じです。
2004年2月25日(水)
 水曜日は子供が午前保育なので行ったり来たり〜。子供と言うのはいつも何か食べていたい生き物で、必死で食べ物を用意し、他にも着るものや、勉強や遊びにつきあったり、ただ甘えたいだけで抱っこして欲しがったりするのに応えたしているだけで一日が終わる。女らしくというよりはははおやとしてのみ生きている生活、確かに家庭にしばられているような…。でも今日はちょっと変化を感じた。
私はファッションで言うと、靴とバッグに凝るのが好き。服はベーシックなものをそろえ、たまにプリント柄のものを1、2点用意しておくくらい。変化をつけるのは小物で、というのが好きだった。しかしながら子供が生まれてその事情も一変。靴はとにかく転ばないもの!服装は汚れても悔しくないもの!バッグはとにかく何でも放り込めて、なおかつ痛んでも惜しくないもの!
こんな感じでここ数年、汚いカッコして大荷物持って活動していたのだけれど、気がつけばもう子供達の着替えもおやつや飲み物、タオル、ましておもちゃなんて用意しておかなくてよくなってたのよね。最近の私は純白こそ避けておりますが、それなりにマシなカッコになってきた。靴もちょっとお洒落でもOK。すると…、バッグも小ぶりのものでいいじゃないですか!4年以上封印していたケースから、次々にチビバックを取り出してすごした感動のひととき。お財布とカギとお化粧ポーチだけのバッグ。歩いていてもスッキリして、なんて快適。これが自由への一歩という気がしみじみしたりして。
いい気分でバレエ教室へおでかけ。娘のニュー衣装は注目を集めます。普段、挨拶もさけるような人が(私はこのクラスでは一番先輩なの!)、こういう時だけ近付いて来て、どこで買ったか、どうやって情報を得たかききにくるのよね。ちゃんとした家で育った人なら、普段から基本の挨拶は欠かさないものです。ほんと、最近バレエ教室のお品がさがってきてヤだわ、ぷんぷん。
それはさておき、娘も新しいコスチュームが気に入って御機嫌でレッスン。息子を退屈させないため、彼の大好物の、あるパン屋さんのメロンパンとお茶、シールブック、小さなおもちゃを買って準備して優雅にレッスンを見学することに成功。でも帰りにはなんでも詰め込んだ大きなバッグを結局抱えていた私…。ふっ。それでも徐々に、女性として現役復帰しつつあるのだ〜!
今日は朝からオットにも驚かれ、午前中よった整骨院でも感心されたことがひとつ。
わたくし、痩せましてよ、オーホッホッホッホ!
11月から地道に始めてなんと6キロ減。最近、たくさんの人に褒められるのでございます。
実績をだせたので多少自信をもってダイエット法を公開。
朝昼しっかり食べる。ステーキでも天ぷらでもOK。甘いものも午前中に食べる。そのかわり、お昼以降はたべない。夕食は野菜。でもオイルドレッシングはさける。果物も果糖が高いからできるだけさける。
これだけ。
私はこれで実績でたけれど、極端に頑張る人は夕食はゼリー飲料だけですまし、甘いものも一切とらず、食後にかならず30分以上散歩し、ストレッチ体操をするそうだ。
そこまでできないからどんなものかなと思ったけれど、十分だった。このダイエット、辛くないのがいい。夕食だけ軽くすませる癖がつけば(できれば御飯無しで本当に野菜だけで過ごす)なんでもない。
家族用のこってりしたおかずも、翌日の朝かお昼に食べられると思えば我慢するのも辛くないし、おやつもそうなのだ。夜のお酒も我慢せず楽しんでるし、ほんと、食べたいものはなにも我慢していない。夜に食べない、というだけ。ストレッチ体操は腰痛と肩凝り防止のためにそこそこするくらい。不思議な事にお肌も艶がでてきたような、そんな気までするし。
ますます女性として現役復帰かしら。おほほ、春はもうすぐね♪


青系、紫系のパンジーが好きです。
2004年2月24日(火)
 何ごともないのだが淡々と忙しい。そういう生活のペースにはいると私は自分に没頭してしまう。ここ数年そういう感じできた。
 ふーんって不思議な気持ちになるお話がある。私には同性のストーカーがついているようで(!)、その人はとにかく私の動向を非常によくチェックしている。私のあらゆるスタイルを真似するのは当たり前で、私が誰と仲良くし、どう言う事を話しているかに常に神経を尖らせている。私にも挨拶はするけれど決して親しそうには近付いてこないのに視線ははずさない。ひたすら真似る。好きだと一言いってくれればいいのに(笑)
そして私の親しい人に接近し自分がその人と仲良くなろうとしていく。罪ではないけれどなんとなくじわじわと私を端に押し出そうとしているような感じでもあり、自分ではそれらを気付かれていないつもりなのか、開き直っているのか。
でも何もそこまで、と呆れる程私の行動の後を追っているのをみると可笑しくなり、こちらもちらちら見るようになった。別の人たちが言うにはたぶん、私の位置をのっとりたいのだろう、ということ。真似してるのは傍から見ても一目瞭然、でもあなたがオリジナルだと分っている人はわかってるからと、慰められたりする。のっとりたいというほどの位置に私は別にいないと思うけど(笑)かなり羨ましがってくれてるのねと感じさせられるのは不思議な気持ち。ちょっと晴れがましいような?(爆笑)実は、若い頃から定期的に似たタイプの人を吸い寄せてしまう性癖が私にはあるようで、今回が初めてではないのだ。昔は務めていた会社の近くにあるお店をたとえにだして「元祖いちご大福やと、本家いちご大福やだね」なんて言われる事もあったし。
私なんかを目標にせずにもっと頑張ってね、とエールをおくることにしましょう。


100円ショップでつい色々買いこんでしまいました。
大きいのは娘用に、小振りなものはブライスにつけるつもりです。
形がレトロでナイス。
2004年2月23日(月)
 起きた時に寒い!と思わなかったのは久しぶりで、今日はコートは着ずに外出。でも風が強くて強くてびっくり。幼稚園ママはみんな洗濯物がとんでいくことを心配してそそくさと帰宅(笑)
そんな風の中を息子の幼稚園で仲良しのとても可愛い女の子とそのお母さまが遊びにきてくださって、親子共にとっても楽しかった。趣味に走りまくった我が家の雑貨類はもちろん、インテリアにも、私の人形コレクションにも驚いては面白がって下さるので、ガイドとして張り合いがあったわ(^^)幼稚園の事、習い事の事など尽きない悩みを相談し、楽しい憂さ晴らし。素敵なお客さまっていいな。
息子が幼稚園に行く事を少し嫌がり始めて気持ちが重くなりそうだった。彼の心が成長し始めて、今までは自分の独り遊びに没頭しがちだったのが、「自分が人と違う事に気がついて、それを悲しく思うようになっている」と園長先生、副園長先生が指摘なさる。そう聞くと母親としての私の胸は痛む。ひとりでぽつんと途方に暮れているわが子の姿を想像すると結構辛いものがあります。
息子が自分と人との違いに気付いてこれからどうして行くのか。親としては慎重に見守って行きたいところ。こういう時は恥ずかしがらずにガンガン、幼稚園の先生にお話することにしている。子供の心に傷が残ってから後悔しても遅いと思うから。幼稚園の先生は素晴らしくて、今日は早速、息子が一番好きな先生がそばについていてくださったそうだ。それを聞いて私はとても安心し、心強く思った。
信じる事ができない、というのが人としてたぶん一番の孤独であり不幸なのだと思う。息子が幼稚園と言う社会に入って行く当初、私は色んな可能性をシュミレーションした。よく人に、あまり考え過ぎないようにとアドバイスされるのだけど、いい年した私が一番うまくいったと思う人生への対処は、常にあらゆる可能性をシュミレーションし、最悪の事態を覚悟しておくという心構えである(^_^;)息子の入園にあたって、あまり多くを期待するまいと自分に言い聞かせていた私は、たぶん園を信じていなかった。不幸だった。そんな私と息子の心をほぐし、温め、いつの間にか信頼させてくれた園の先生方は本当に素晴らしい。こういう出会いをこれからも呼べるように、日々精進していかなくちゃと思う。
 オーダーメイドした娘の新しいレオタードが届いた。予想通りに可愛い!また気温が下がるようだけれど、今は梅と桃が道を綺麗に彩っている部分があって、空の色は柔らかい青で、春の気配にだんだん私は気持ちよくなって来ている。新しいレオタードの大喜びしてくれた娘はひらひらと、1時間以上家の中を踊り続けて「私やっぱりバレエが好きだわ」と言ってくれたのだった。
実は最近、バレエ教室の雰囲気が悪くなって来て悩んでいる。いっそ教室を変わろうかと思っているのだが、下の息子を連れて遠距離を週4日通うのは並み大抵のことではないので、二の足を踏んでいる。とにかく私の一週間は子供達の習い事で塗りつぶされ、隙き間も貴重な社交にあてなければならない。
繰り返し思う。主婦の最大の仕事は、人とのおつきあいなのだ〜。人形遊びしたいよ〜(T_T)


左は、1年前からずっと生存してくれているジュリアン。
宿根草だから上手に管理すれば咲くのは当然、でもその当然さが嬉しくて。
右は大好きなビオラ。
これは1年草だから、今を精一杯仲良く過ごすお友達です。
2004年2月22日(日)
 家族より早起きするのは毎日のことだけれど、日曜日の朝のそれは格別贅沢でゆったりしていて私にはかけがえのない時間である。たまたま思い立って、夕べやり忘れたパックをしてみた。美容品って買った時はすごく意気込んで毎日ちゃんと肌のケアして綺麗になろうと思うのに、ほとぼりがさめると忘れがちになるものである。だから効き目はない。でも反省して、夜になったらなんて思うからいけないんだ、今やろうと決めたのだ。そうしたら子供達が起きて来た。娘は見るなり
「ママったらどうしちゃったの?」
と聞く。ママはね、あなたがもっと綺麗になってと言うから頑張ってるのよ、と答えるとフーンと眉を軽くひそめ、それ以上コメントせずにテレビのアニメに意識を集中。
続いてトコトコ起きて来た息子は私を、大きな大きな、よく人に「落ちそう」と言われるくらいの目をさらにこぼれそうに見開いて凝視した後、おもむろにティッシュをとりに走り、それを懸命な顔をして持ってきて痛ましそうにふきとってくれ、私の背中をよしよしと撫でてくれた。笑った!
 朝から笑ったところで今日はなんの予定もない日。オットはもう予定をいれたくてムズムズした表情。それを牽制し、オフ宣言。オフと言っても掃除洗濯料理をしないと家の中は動かないものでそれだけはやる。私が自室に閉じこもった後、オットはシオシオと子供達を連れて公園にでかけていった。
ためこんだ布地を取り出し、本を見ながら、ああでもないこうでもないと作りたいものの計画をたてることの楽しいこと!本当に久しぶりに嬉しい楽しい気分に純粋に浸り切った一瞬だった。そこへ子供達の声がしたのでにこやかに迎えたら、お隣のお宅の坊や達と公園で合流して楽しく一緒にやってきたのである。お庭で遊び始めたので、おやつの支度をしていたらオットがやってきて
「オマエ、大丈夫なの?」
ときく。何が、というと化粧してないだろ?という。してないよ〜、今日は誰にも会わないもん。そう応えながら、幼いとは言えよその男の子に汚いカッコしてるところを見られるのは嫌だなあとは思ったら、
「いや、男の子ならいいけど。隣の奥さんも来てるよ」
ガックシ。今さらドレスアップする訳にもいかず、素っピンに薄汚れたトレーナー、シミがいっぱいついてるどうでもいいボトムで出て行って挨拶しました(涙)
あとで夫婦で落ち込み。最近私、すごく頑張って最低限のお洒落は心がけてるのに。今日は本当の本当にだれにも会わない、絶対会わないって確信してたから久しぶりにだらしなくしてたのに〜、と私が泣けばオットも、いつもヘアスタイルには気を使ってるのに、こんなに何もしない頭でいるのは滅多にない事なのによりによって今日…と落ち込む。やはり常に人の目を意識せなあかんよ!
 何か作りたい気持ちで一杯の今日、結局10月に生まれてくる予定の妹のベビーのためのドレスを象牙色の毛糸で編み始めた。楽しい〜♪ところがやはり敵出現。息子が油断すると編み針を引き抜くわ、毛糸をもつらせるわ。娘は娘でうっとりしてしまって手伝いたがり、ずっと話しかけてくるので編み目を数えてる時にすごく辛い。どうも我が家に赤ちゃんが来ると勘違いしてるらしいので、それは絶対ないから、と言い聞かせた。うーん、今日も充実してたのかな??


真っ暗な部屋では眠れないタイプです。
家を建てる時に設計士さんの奥さんが贈って下さったフットライト。
柔らかい明かりがほんのり灯って天使が浮かび上がります。
ちょっと目つきの悪い天使ですが、そこも好きかな、と(笑)
2004年2月21日(土)
 朝、お雛様のお道具の一つが壊れている事に気が付き夫婦でムンクの叫びの顔になった。犯人は当然ながら息子である。和の小物、ミニチュア家具の最たるものはお雛様のお道具だろう。私自身、子供の頃からわくわくして大好きだった。小さな箪笥、鏡台、お針箱、そしてお茶の道具。息子もそれらを気にしていつも触りたがっていたのだが、私はこればかりは自由にさせないようにしていた。でも目を離した隙があったんだねー(呆然)。お茶の道具の茶筅がすっかりめげめげになっていた。オットも大ショック。可哀想とは思いながら両親で叱る。息子は神妙な顔をしてごめんなさい、と頭を下げた。きちんと謝った場合は深追いして叱らない、ということをポリシーにしてるのだけど、くどくど怒り続けたい衝動を押さえるのに必死の心境だった。まあ、いつかは絶対笑い話なのだけど。真多呂さん(我が家のお雛様をつくっていらっしゃる会社)のお店に近々伺って、お茶道具だけのバラ売りをしてもらえないかお願いしてみなければならない。かくてまたカレンダーに予定がひとつ増えた。。。1月、2月と過ぎてみれば行動行動、また行動の毎日で、私は忙しいのに満たされなかった(v_v)。お家にいたいよ、くすんくすん。
今日も午前中は娘が入学する小学校でお祭りがあり、見学させて頂きに行く。なんかこう、すごく手がかかっていて大変そう。でも係りのお母さん方の人数は全校生との1/3くらい。そしてその中に私の知り合いが異様にたくさんいた。私、消極的な人間の割には子供のためにとがんばって、と色々なところに出かけているので、それぞれの先にお知り合いがいるけれど、別々の場所でのお知り合い同士が並んでフランクフルトを売っているところに行って、まあ、どうも!あらお知り合い?なんて挨拶をたくさんした。あとで聞くとこの小学校の役員、係りの割り振りは大変厳しく、行事はとにかく全員参加、一年に二つは役をしなくてはならず、フルタイムで仕事をしていようが、1才以下の子供がいようが足ぬけは許されないそうだ…。こ、怖い(涙)。どうしても参加できない人は、オットはもちろん足腰よわったおじいさん、おばあさんまで人身御供にさしだすという。どうしよう、私がさしだせるのはオットくらいだ。それもなんだかとっても頼り無いぞ。と、とにかく頑張らねば。と思いながら、次第に疲れて行く私。実は私はどうもお祭りが苦手なのだ。なんとなく漫然と、ぼ〜っとしてしまうのだが、手作り感あふれる素朴なものの数々に、なんとなくこう浸れないのね〜。いちいち靴を脱いだり履いたりするのもメンドくて実はとっても嫌だ。飲み食いするのもなんだかかったるい〜。ああ、だるい〜。
オットは私とは対照的にお祭り系を楽しみ尽くす人である。ヤキソバを買い、無料のお味噌汁をもらってウマウマと飲み、フランクフルトを握りしめる。食べるところを探して食堂に家族分の椅子を確保。それは廊下側の入り口のすぐ脇で、私が娘と分け合ってヤキソバを箸でひとすくいすするたびに、通りかかった知り合いに「○○さ〜ん♪」と挨拶されるので、なんだか随分丸のみしちゃった。オットがせっかく来たんだからちゃんとお祭りを味わおうと主張しなかったら、ヤキソバはお持ち帰りして自宅でゆっくり食べただろう。ま、私と対照的なオットと結婚して、間にできた子供のためには良かったかな。
一旦帰宅してお昼御飯を一瞬で食べ、娘を連れて体操教室へ行く。息子は実は今朝、また嘔吐下痢症発症したのだ〜、ほえ〜!その直後、息つく間もなく電光石火の移動で娘のバレエ教室へ。終わった後つかれた気持ちを癒すためにドライブ。家につく頃に、私が一番好きな曲がカーステから流れ始めたので、お願い遠回りしてとオトに頼んだら、そのまま二子玉川の高島屋に向かってしまった。2曲聴いている間についちゃうくらい近い。ここで娘の新入学用に、筆箱下敷き、鉛筆消しゴム、定規に連絡ノートなどなど購入。すべてディズニープリンセスもので揃えました。
そして日は暮れた。帰宅後ぐったり。娘は「パパ、ママ、あのね、私もっと家にいたいのよ」と言う。
母もよ!
オットに明日は何もしたくない、っていうか全部私、自分の好きな事に時間を使いたいと頼む。その後、ささいなことで喧嘩。感情的な私に感情的で返すオット。似た者同士でもある二人。温和な人と思って結婚したけど、それは見込み違いだったのだ、ちぇっ。オットがお風呂に入ってる間にネットショップの買い物カートに人形をポイ。ふん、ふん!


懐かしい、4年前のある日の光景。
息子がまだハイハイしはじめたくらいの頃。
育児の初心に返る気持ちで今日はこの1枚。
2004年2月20日(金)
 息子、朝から私とオットの分も奪い、自分の分と合わせて3枚のトーストを平らげる。大変元気。とはいうものの、やはり情緒不安定な様子もある。とにかく甘えん坊状態なので、今日は息子だけ幼稚園を休ませる事にした。11:30から心理カウンセリングを受ける予定でもあったからちょうどいいかな、ということで娘だけ送り届けて一旦帰宅。すると息子大喜び。なんだ、私とふたりっきりで家にいる、っていうだけのことがそんなに嬉しいのか〜。二人で小さな庭の花に水をやり、私が花を植え変えるのを手伝ってくれる。好きなだけ抱っこしてあげたら、随分気がすんだようだった。
カウンセリングもこなして、お友達の家へ。娘の幼稚園友達とそのママ達とで、一足早い雛祭り。この時期、女の子の家を回ると色々なお雛様を拝見できてとても楽しい。
たまたま、今日スケジュールが合うママさん達同志で集まり、和気あいあいと盛り上がってお喋りもはずんだのだが、ふとしたはずみで血液型のお話になって、笑わせて頂きました。B、と、AB型集団!私がOだというとびっくりされたさ。
「絶対Bだと信じてた…」
うん、それ大昔からよく言われます。
帰宅してから子供達と一緒にカレーを作る。関西人の私は、カレーと言えばどうしたってもう牛肉としか思えないのだが、スーパーでカレー用豚肉を間違えて買って来てしまい、がっかりしながら作る。でもできてみたら美味しい。そうか、豚肉カレーも捨てたものじゃないね。息子はカレーを3杯も食べた。自分で作ったのがよほど嬉しかったのだろう。
 子供達を寝かし付けたら、楽しみがある。ゆっくりお酒を飲む事、好きな映像を何かみること。最近は「奥様は魔女」のDVDから大体1、2本ずつ見る。いろんな映画は原語で聴いて字幕スーパーで観るのがいいと思うけれど、この作品に限っては日本の声優さん達の吹き替えが本当にに素敵で好き。
そういえば、10時から米倉涼子さんの「奥様は魔女」日本版リメイクドラマもやっていて、いつもなんとなく観る。でもスッキリしない。私が好きなサマンサのイメージでは勿論ないから、それは仕方ないんだけど。「奥様は魔女」の素敵さはユーモアはもちろんだけれど、知的で上品、という面にもあると思う。サマンサのファッションはキュートでいてエレガントでもあり、彼女の立ち居振る舞い、言葉遣いがかもしだす雰囲気がとってもいいのだ。でもそれを現代の日本に置き換えるとなると、やっぱり制作側は若い女性、本当の「奥様は魔女」を知らない世代をターゲットに作り替えざるを得ない。で、こうなったと思うのだけど期待外れの感は否めない。米倉涼子さんの露出激しめのスタイルもイマイチだし、インテリアもなんとなく…。言葉遣いもそうだし。すごくいいのはエンドラ役の夏木マリさんとグラディスを演じる富士真奈美さん、その夫役のマギー四郎さんなのだが、このあたりはリアルタイムでじっくり「奥様は魔女」を観た人達なんだよね。よ〜く分っている人の役づくりはやっぱり違うのだ。竹中直人という俳優さんも、どんな役も全部自分色にする人だな、と思う。(このドラマと関係ないけど浅野温子さんとか柳場敏郎、木村拓也、それから恐れ多くも田村正和さんなどなど、どんなドラマでも皆さん台詞回しも仕種もかわらない種類の俳優さんたち。)
これを観てガックリきたあとに、本物の「奥様は魔女」をみるとびっくりするくらい素敵、楽しい。
なんてオシャレなサマンサ・ファッション。やっぱり日本版リメイクも、もっとレトロなテイストをとりいれてもよかったと思うな。あと、いつも感心するのは米倉さんのガタイの良さ。17年くらいバレエを習っていたときいた記憶があるけど、水泳もやってたのか?ッと言う感じの肩に、いつも目が吸い寄せられます。


お気に入りの、さくらんぼのコート。
2004年2月19日(木)
 一夜明けても機嫌が悪かった私。ますます不機嫌になりたくて、10年ぶり以上くらいに、デパートのバーゲンに出かけた。ほとんど乱心。でも新宿まで各駅停車の電車に揺られていたら、なんだかその時間が贅沢でゆったりしていて、うつらうつら眠ってしまって。デパートに着いた時にはほぼ、闘争心は失われていたんだよね。っていうか、バーゲンというものを甘く見ていました。なんですか、あの狂乱状態は。女って怖い、怖いわ〜!あんなに邪険に人に押し退けられ、突き飛ばされたのは…もしかして初めての経験かも。漫画であるみたいに、赤ちゃんをオンブして闘っている人もいました。もう心配で心配で泣きそうになっちゃった。こりゃあかん、と早々に私は尻尾を巻いたのだけど、運命の女神はちらっと微笑んでくれたのね。ほんとにまったく偶然に、目の前にぽんと新しいハンガーがだされ、お目当ての白いスプリングコートと、白のスーツを破格値でゲットできた。ぽ〜っと手にとってぼんやり眺めているうちに、あっという間に押し出されていて、自分でもそれが本当に好きなのかどうか、よく考える暇もないまま精算してしまい。自己嫌悪でどっぷり落ち込みながら家路に着く。帰りは急行に乗ったのだけど、空いてて座れて、また和んじゃった。
今日は帰宅して昼食を食べて、コーヒーまで飲むゆとりがありました。
一息ついてから子供達を回収(幼稚園にお迎え)にでかける。息子がお弁当にまったく手をつけず、先生にべったり甘えて赤ちゃん返り傾向が見られるので、注意してくださいと言われる。確かに今週の息子はいつもより感情の起伏が激しい。食欲にむらがある。幼児教室の後、病院に行って診察を受けたけれど、おそらくはまだ嘔吐下痢症の影響が残っているだけで、もうなんの薬も飲む必要はないから、ゆっくり家でや済ませてあげてといわれただけ。精神的に何か大きな変化が息子の中で起こっているような感じもあり、気をつけてよく目を合わせて話し掛けるようにする。
 夕食後になってやっと今日買ったものを着てみた。思っていたよりとても良かった!なんという幸運でしょう、時間もお金も無駄にならなかったという喜びは大きいわ。これで娘の卒園式、入学式の装いは完璧。あらら、すっかり不機嫌がなおってしまったわ。でもやっぱりできればもう二度と、あの地獄の中に飛び込みたくないものです。
デパートで、とっても可愛いお財布を2種類見掛けて、ふたつともすごく欲しくてたまらなくなってしまった。悩みながらバッグ売り場を通り過ぎると、ゴブラン織のバッグにまたまた一目惚れ。や〜ん、たまに都会に出ると誘惑が一杯!o(>_<)o
 OLをしていた頃は豪華一点主義という言葉に入れ込んでいた時期があったのだけど、今の私は安いものをたくさん派に変貌。育児してると本当に身の回りのものすべてが汚れたり壊れたりする可能性が高いからなのだけど、流行ってやっぱりあって、一生モノのスーツとかコートって言われても、シルエットや微妙な丈の違いなどなど、結局ちょっと今年はもう着られないなあ、ということもあったし。私の母のように数十年寝かせておいたら、また流行が巡って来たわ♪という喜びを味わうのも、まあ、オツなものかな〜とは思うものの、やっぱり1、2年使いきりの衣類でたくさん楽しんじゃえ、という方に気持ちが落ち着いている。この世のほとんどのものは消耗品だと思えば余計な執着もなくて。(そういえば男すら消耗品だと言い切る本が、確かあったわね)でもお人形だけは違うな〜とやっぱり改めてしみじみ、私はお人形に尽くそうと思ったりもするのだった。
そういえばまた新たなお人形の魅力にちょっと開眼して困りそう。季節の変わり目上、色んな通販会社から新しいカタログがおくられてくるのだけれど、中にお人形を小物につかっているものがあって、それにハッとしちゃったのだ。デュエルという43cmのお人形。昔、タカラが売り出したのだけれど売れなくてすぐに生産中止になり、その金型をひきついでノアドロームで今も販売されているというお人形。その存在は知っていたけれど、カタログの中で使われている彼女はキュートで素敵に見える…。
また新たな病にかかったらどうしようと、我ながら怖くて仕方ないです。


とても良いお顔をしてらっしゃる、我が家のお姫さま。
2004年2月18日(水)
 息子がまた園に入る直前に泣く。でも園長先生が迎えにきてくれると抱きついていくので園が嫌いということはないみたい。ついた後は楽しそうに最後まで遊ぶ、でも何かあるとすぐ先生に抱っこされにいくそうだ。たぶん、入学を控えたお姉ちゃんが何かと主役を張っている今日この頃なので、少し悲しい気持ちがあるのでしょう、と先生方と推測。母は色々愛情を注ぐべく頑張ってるのだけど、まだ足りんのかい。
 子供達を送って銀行に行き、警察に行って免許の記載変更。なんと引っ越して1年以上たつのに、住所変更してなかったのさ、あはは。だって警察署、遠くて不便なところにあるんだもん(>_<)
ダッシュで舞い戻って歯医者さんにとびこむ。本日でめでたく治療終了。また半年後にでも検診お願いします〜、と御挨拶して、息子の幼稚園に直行。甘えん坊の息子はやっぱり先生に抱かれて登場、今度は私がしばらく抱いて歩く羽目になる。そのくせ最寄りのホームセンターのそばに差し掛かると飛び下りて、すごい勢いで走って行かれ、結局ソフトクリームを買わされた…。仕方ないのでついでにスミレの鉢植えを2鉢買い、やっと家に戻れた、昼御飯〜と必死で食べて息子にも食べさせて、お腹をこすっていたら仰天。娘のお迎え時間に迫っていた!息子を連れてとびだし駆け付けようとしたら、うっかりミスタードーナツの前を通りかかってしまったため息子がひっくり返って暴れる。しかたなく持ち帰りでドーナツを買って納得させ、無事娘を保護。幼稚園友達の方々と金曜日に一緒に遊ぶ約束をして、スーパーで買い物をして帰宅。うるさい子供達におやつを与え、掃除し、問い合わせの電話を数件かけ、夕食の下ごしらえをして再び外出。バレエ教室です〜。17時すぎ帰宅。洗濯物をとりこんで即夕食お風呂。オット帰宅。夕食をあてがっておいて、子供達を寝かし付け。やっと一日のスケジュールをこなしてリビングに戻ると、オットの食い散らかした後がひろがり、部屋は散らかり、彼はひたすら食べて寝転がってサッカーを観ていた模様。私が好きな番組「トリビアの泉」を録画してくれてもいない。
むっす〜、とした私。疲れました、今日一日何も自分のための好きなことをしていません。パソコンにも寄り付けないし、朝刊も読んでない。オットよ、なんという進歩のなさでしょう。昔二人の子供が赤ちゃんだった頃の私の一日も悲惨で、息つく暇もなくクタクタボロボロで終わっていたのにオットからのフォローはなかった。そのことを散々話し合って協力を頼んで来たけれど、今でもちょっと黙っているとやっぱり何もしないオット。ほんと、散らかってる新聞を横に片付けておいてくれるだけでも、随分私の気持ちは違うのにな。たまには人形買っていいよ、ごくろうさま、の一言もかけて少し甘やかしてよ〜(T_T)


凛々しいからお内裏様よりかっこいい気がする、五人囃子の真ん中の太鼓を叩く人。
2004年2月17日(火)
 朝、幼稚園に行く時息子が泣いた。入園当初以来初めてでみんなに珍しがられたけれど、私もびっくり。体調がまだおかしいのかなと気になりつつ、大好きな園長先生の顔をみたら私の腕から乗り移るようにして抱かれにいったので、いいのかなと思ってとりあえず置いて行く。気になって、娘を幼稚園に送り届けた後(こういう時別々の園だと不自由)戻ってみると、屈託なくお庭で遊んでいたので安心。
他のおかあさんと世間話で盛り上がる。
子供達は同じ幼児教室に通っているけれど、4月から娘が小学生になるのでその内容についての説明会があり、たっぷりと1時間半うかがった。よくわかったのは、親の私もかなり力をいれて一緒に勉強しないといけない、ということ!まさに育児は育自、小学校にはいってもそれなりの厳しさが待ち受けている様だ。昼食を食べる間もなく取って返して息子を迎えに行く。何ごともなかったものの、先生にベッタリ抱き着いて過ごした、こういう反応をする時は体調が良くない時だと思いますよ、と言われる。でも帰宅すると力一杯元気な息子…。心が休まらないくらい悪戯三昧だよ〜(T_T)
夕方、その息子を心配して改めて幼稚園の先生がお電話をくださった。しみじみ、心癒される。私にとって初めての「恩師」だと思う。私は感情的な人間だし、私の身内がまた誰を見てもヒステリック傾向の強い人間である。それは心の弱さの現れだし、その上体も弱い私ってほんと困った人間…。そんな私から見ると、幼稚園の先生は心身共に健やかで慈愛に満ちていて、もう超憧れの存在。もう思わず拝んでしまいそう。
今日はお人形がたくさん届いてびっくり!な一日でもあり、私としてはハッピーでした♪思わず郵便局員さんに営業された¥1000の切手セット、買っちゃった。。。
今日、大切なお友達から頂いたお手紙の一文「日曜日の食卓にそっと人形を置いておいてくれるような男に会いたかった」というのに笑い転げました。ほんと!私もそう思う〜!!


今、我が家の子供達が大好きなアニメの「クルテク」
ロシアっぽいです。もしかしてチェコ系?
ちいさなもぐらが主人公です〜。
2004年2月16日(月)
 昨日、ものすごく嬉しいニュースを聞いて胸がドキドキ。今日になって確定して飛び上がって喜んだ。妹に赤ちゃんができた!
 これは我が家の悲願だった。私も7年不妊だったけれど、妹もずっとそれで苦しんだ。出会いと別れを乗り越えて、また新しい縁を固めたのが昨年末。もうすぐ挙式、という今、妊娠が分った。
楽しみ、嬉しい。色々考えてしまう。10月初旬に誕生予定の、私にとって血がつながっている初めての甥か姪のために、まずは可愛いベビードレスと靴下を編もう。久しぶりのわくわく。近くに住んでいない事が残念。もう二度と子供を産む事がない私にとって本当に待望の赤ちゃん、という気がする。
と、言う訳でなんだか私が新たに気持ちをひきしめたいところ。今日は娘が昨日の代休で家にいて、息子だけ5日ぶりに幼稚園に行ったものの心配で気もそぞろ。やはりお弁当を残した、と先生もちょっとびっくりした顔でおっしゃっていた。普段の息子ならあり得ないのだから。
家に帰って来てから体調が復活したらしい。もうすごい悪戯三昧。うっかり目を話すとお雛様がやられる。そっち方面にピリピリしていたら、宅急便が来てそれで一階に降りて凍り付いた。息子が前から触りたがっていた電気ストーブのスイッチが入っている。しかもそれが壁にぴったりくっつけてある。悲鳴をあげてスイッチをとめストーブを話したら、よりによってコンセントのある場所で、プラスチックのプレート部分がとろけてぐにゃり。白い壁もこんがりした色に変色。
ねえ、こういう時、どう叱ればいいのでしょうか?とりあえず私は息子を引きずって来て現場を見せ、
大声で叱りつけ、頭をポコンと殴りました…これって虐待?気がつかなければ、火の手があがっていたと思う。
オットは今年の人事異動、転勤を免れ、この1年耐え忍んだ職場から希望の部署へ異動になりルンルン状態。たぶん、きっと、息子の事も、私の事もゆるしてくれる…と思いたいけど…。


やっと出したお雛様。
また会えて嬉しいです。
2004年2月15日(日)
 私的には回復。息子も吐く方は今日はなし。でもちょっとでも怪しい気配があると身構える。小さい子は自分で予兆を訴えられない事がほとんどなので、大変です。
 今日は娘の幼稚園での作品展。朝いちばんに行ってみる。子供達の描いた絵、可愛い手作りの工作。自分の子供はもちろん、ほかのお友達の顔や個性を思い浮かべながら見るそれは本当に楽しいもの。ピュア、ってこういうことをいうんだろうね。
帰宅後、お雛様をだす。娘が飾りを手伝うようになり、それが私にはとても大きな変化。最初の節句の時には泣いてぐずっていた娘。とにかく一瞬私の視線がそれただけでも大声でなき、自分の存在をアピール、しかも抱かれていないと納得しない赤ん坊だった。一日ほぼ10時間以上抱かれて宙に浮いて過ごしていたわかで、私と母は「空中お姫」なんて呼んでいた。桃の節句にお着物をきせたら嫌がって大泣きして(赤ちゃんのほとんどは着物を着るのを嫌がる)今でもその瞬間のスナップが残っている。親戚が集まってお祝してくれたので、愚図る娘を背中にしょって、はまぐりのお吸い物を作ったりした。みんながおめでたがっていたのに、当の娘は迷惑そうだった…。それが今ではニコニコして、私のお雛様好きだわ〜、なんて言い、3月3日には着物を着ると言っている。
そうだ着物。七五三で着た後、お正月に体調を崩して寝込んでいた私はきせてあげられなかったのだ。今度こそ、と思う。
母に電話して着せ方をきいて、今から色々またお雛祭りの計画をたてます。


これが私の本命チョコ(笑)
オットと息子へ。二人のツボにはいったようでなにより。
2004年2月14日(土)
 息子、再発。悪夢ふたたび。っていうか私も感染ったですよ。夕べから胃にどんどん不快感を感じ始め、しまいには絶対性格の悪い鯉が胃の中でビチビチ跳ね回っているに違いないというくらいの苦しみになり、眠いのに眠れなかった。朝すぐに息子を抱えて病院に飛び込む。診察室の先客は娘のクラスメート。私達の後に来たのもクラスメート。うーん、ロタウイルス回っています。子供の吐き気止めの薬は座薬なので、私は内心激しく怯えていたのだけれど、普通に飲み薬をくれたので安心。家に帰って一眠り。そして反省。結局寝不足で風邪をひいている私。好きな事をしたくて睡眠時間を削ってしまうのだけど、病気になると余計に時間がなくなるので最低6時間は寝ましょう。
嬉しいのはこの1週間で、何人もの人に「痩せたよね!?」と声をかけられたこと。うん、地味〜に減らして3ヶ月で4.5キロ減。無理せずゆったりなんだけどもうちょっと減らして、できれば昔のベストに近付けたいかな。ほんと女って妊娠・出産で体質が変わるから損な気がする(>_<)
 昨夜、ふだん見ないテレビ番組をみて、そこで美白のミューズと呼ばれている化粧品会社の女社長に釘付け。最近ちらちらとみかけてその周囲から浮き立つような容貌に興味をもっていたのだけれど、その人のお話の仕方がなんとなく好きになった。かつての鈴木その子さんのようでもないし、下着会社のピーチジョンの社長ともちがう、独特のオーラ。そしてその番組ではついに、化粧品の名前も値段もあかさなかった。高い…とう以外は。私は日頃、化粧にお金も時間もかけない。美容部員をしている友人の激怒を買っている。コンビニでファンケルでも買えばごきげんって感じで、鏡の前に立つのはほぼ3分。そんな私でも興味を持った。ただ高そう…。調べてみる。高いけど、でもそうでもないかな?親戚に、化粧品に何十万円もつぎこんで借金をした人(もちろん女性)がいるけれど、セットで買ってもそんな大金でもないかな。トライアルキット¥2100。化粧品を欲しくなる、というのも老化のひとつなのかな〜。


娘が男の子達に配ったチョコレート。
トランクケース型で可愛いから、私も自分に一個欲しかった…。
2004年2月13日(金)
 息子、わりと復活。でも念のために幼稚園は休ませる事にする。オットはさすがに出勤。
 朝から娘と二人で必死でラッピング作業。何かと言うと、バレンタインのチョコレートです。明日は土曜日で幼稚園お休み、男の子達にあえないので、今日渡す事になってるの。
娘のクラスに男の子は7人。女の子8人に役員さんから打診があり、誰でも漏れなくチョコがもらえるようになっているのだけど、娘は担当以外の男の子数人にも贈りたいとの意思表示。そうするとたった7人の男の子なんだから、漏れなく全員にさしあげることにして、どっさりチョコを買い込んだ。
幼稚園終業後はもうすっかり愛の雰囲気に包まれていました(笑)
意外に、チョコをあげた男の子たちもそのお母さん方も喜んでくれてうれしはずかしだったら、おもいがけず息子も幾つかチョコをいただいてびっくり!!…うん、私がとってもうれしかったです(*^^*)
ホワイトデーのお返しは何がいいかな?ってなんか考える楽しみがある。
 そして今日はみんなで楽しくランチの約束。気の合うお母さま方と一緒に、ロイヤルミルクティーのとても美味しいお店でランチ。大人4人と園児6人、ベビーカーの赤ちゃん二人の集団で、でも運良く禁煙席を確保。ま、子供達がいるとなかなかおしゃべりにも食事にも集中しきれない辛さはあるものの、たのしくランチを終え、あとは我が家に来て頂いて…と思っていたら突然、娘の仲良しのEちゃん発症。もうすっかりお馴染みの嘔吐下痢症です。。。これは本当に突然くるから怖い。Eちゃんも前触れなく、突然のことに自身がぼう然自失、お母さまも涙目になる騒ぎ。
うーん、これって一度なったらもうその冬の間は免疫ついてかからなくなるのかなあ。そうだったら、せめてなんかこう、報われるんだけどね。
とりあえず我が家でお遊び会。女の子のお客さまは可愛くて楽しい。みんなお姫さまになる。姫嫌いを称する子もいるんだけど案外楽しく遊んでくれるんだよね。
お母さん同志の話はシビアよ〜。最近は親との同居とかがテーマ。あと家を買おうと近辺をさがしている人にみんな様々なアドバイス。迫る老人介護の話もあれば、子供の小学校入学についての話にもなる。でもやっぱり一番みんなが気にしているのは親の事。私達の世代は育児から解放されたかな〜?と思うとすぐ親の介護問題に直面してしまいそうな位置にいる事が多いのだ。私のように親元を遠く離れて住んでいると、不安はさらに募る。目を閉じた瞬間に、ふっ、っと母の顔が思い浮かぶ。私の生活に母の影響がしみついていることを毎日感じる。素直に親孝行できるようにならなくちゃ、大人になったとは言えないんだろうな〜。


もういやだ、これ以上家に雑貨を増やすのは…と思う代表格が
マクドナルドのハッピーミール。
でも子供達が欲しがるの(T_T)
今は「おじゃる丸」シリーズ。これはツッキー。…まあ可愛いけど。
母はマダムアレクサンダー・ハッピーミールを思い出し、瞳うるうるです。
2004年2月12日(木)
 息子がよそう以上にぐったりしてしまった。典型的な嘔吐下痢症で、吐く瞬間はさながらエクソシスト!おおっ!?おおおお〜!!、って感じである。有り難いのは我が家の家具が皆やすもので、じゅうたんも畳もしいておらず、フローリングなので掃除簡単、なにも惜しむことがないっていうことだ。でも吐いてる本人にはものすごい辛さなのだから、それは親として可哀想でならない。
娘の方は復活。でもオットもぐったり。私達家族の看病をするためと言いながら休んで、自分も寝込んでしまった。あらあら、結局家族に蔓延してしまたロタウイルス。思いがけぬ連休になり、家族が寝込んだ瞬間に私は密かにHP更新。アリエルも可愛いです。セキグチといえばモンチッチだったけれど、このディズニープリンセスシリーズは素敵。内藤ルネ人形も期待大。
 滅多に行かない本屋さんに行ったらとても素敵な表紙の雑誌が目にはいった。高橋真琴先生の美しい絵がババーンと表紙になってるの。思わず手にとったらゴスロリの人のため?の雑誌のようだった。
今の流行といっていいのかどうか、見ていて辛いのは汚ギャルと言われている人達なんだけど、こういうゴスロリ系の人達は綺麗好きなのかしらん?娘もいつかは何かの流行にのめり込むかも知れないけど、とりあえず清潔なら母は何も反対しない覚悟です。不潔だけは嫌だな。


今日は3体のお人形をアップしました。
この子はセキグチ社のティンカーベル。
皆さんに好評で、人気がでそうな予感です〜(^^)
2004年2月11日(水)
 休みになると、せっせと部屋を片付けている夫婦。娘は昨日よりずっと元気そうなのだが、念のために家族で家で過ごすことにした。そうしたら来ました、息子に嘔吐下痢症。あちゃちゃ、これで明日、幼稚園も幼児教室もお休みするのが決定です。いっそスッキリ。子供達はたぶん、明日はもっと元気になっているのだろうけれど、家でおとなしくしていましょう。できたらまた更新したいと目論み中。


オット一人でスーパーに行かせたら、まんまと試供品コーナーのオバちゃんに捕まり、
こんなジュースを買って来た。
小さいのに¥150。
まあ、名前は強そうでいいかな。

2004年2月10日(火)
 息子、娘を幼稚園に送って行くと9時すぎ。いつもはさっさと帰るのだけど、お友達のお母さんにピンキング鋏を貸してほしいと数日前から頼まれていて、すれ違いでずっと渡し損ねていたのが心残りだったので、その方を待つために、私もしばらく園庭に残ってみる。なるほどなるほど、皆さん談笑していらっしゃる。こうやって親交を深めているんだなあと改めて思う。私がマッサージに行ったり歯医者に行ったり、買い物したり、図書館に行ったり、郵便局や銀行に行ったり、はたまた家に戻って掃除したり、庭仕事したり…という費やし方をもっと「社交」に振り向けるべきなのかもしれない。立ち話しているのもそれなりに楽しかった。意外なお話をきける。たとえば娘のことを好きだと言っていつも遊んでくれる2つ年下のMくんのお母さまは、作曲家だったのだ。お父さまはサキソフォン奏者だと言う。びっくりした。お母さまが有名音大の作曲科出身なのは知っていたのだけど。聞くとやはり音楽が日々の糧になると楽しい、というより苦しい事が多く、育児に十分向き合えない事が、母親としての最大のコンプレックスになっているという。そんなことない、とってもとってもいいお母さまなんだけどな。
趣味として、生涯、音楽を楽しんでいる人が羨ましいとのこと。
たぶん、それは私のオットのような人のことだろうなあ。普通の大学の経済学部で学んで、でもずっと合唱部で歌っていて、結局音楽関係の会社に就職(これは合唱部仲間に今でも羨望されている)。今も男声合唱団に入り、テノールとして週1回は練習に参加している。見かけはブリティッシュロック?って感じでそれも嫌いではないけど、基本はクラシック。
今年、我が家はピアノを買う予定なので、オットも私も数十年ぶりに、子供達と一緒にピアノを始めようと思っている。お友達の小学校1年生の息子さんが、自分の意志でヴァイオリンを習いたいと言い出してがんばっている、というお話にも心が動く。息子の幼稚園では実はソルフェージュ教室にも場を提供しているので、娘を通わせてみたいとも思う。子供達はパパ譲りのいい声と音感、リズム感をしているので、その方面の才能はどうか試してみたいなと思ったり。
そういえばオットと付き合い始めた頃、なんでもないちょっとした音が全部音階に聞こえる、というのでものすごく驚いた。それも自分でうんざりなので、普段はその方面の耳を閉じる事にしているけれど、聞こうと思えばすべての音を言うことができるという。
色んな才能を持った人がいて、デザイナーの方は色を分解して捕らえるそうだ。シアン何%、マゼンダが何%とかいう風に。数学者のお父さまは、息子さんとプラレールで遊んでいる時に、線路のカーブを見て思わず数式が頭に浮かぶ、という。
作曲家の人はふとした瞬間に妙なるメロディが頭に浮かび、我を忘れるという。
すごい。
わたしなんかへ理屈ばっかり考えてるだけなのに。(>_<)

娘の英語教室で先生と面談。英語好きな娘は先生から見て幼児クラスではもうレベルがかなり高く、発音は完璧だという。そうなの、最近話しかけても英語で返事されて、私ついていけませんのよ。ハリー・ポッターのDVDもディズニーアニメのDVDも英語音声で観るというしね。
英語教室はいいけど、算数はさっぱり。3+5は?と聞かれて途方に暮れ、先生の指を借りてまともに数えて答えていた。ひえ〜!そっちの遺伝は私だよぉ、まずい。小学生になると幼児教室では100マス計算をするという。英語教室も一気に宿題が増える。それってつまり親にも一緒にやれっていうことなのだ。…そうか、でもまた勉強するのって楽しいかもしれないな。
夕方、娘が風邪を再発。微熱をだして愚図る。わたしもぐずる。息子が2時間も寝てくれなかったので、このサイトの更新作業がはかどらなかったのだ。
すっかりぷりぷりしていたらオットが、私の永遠のスターさまのライブビデオを持って帰って来てくれた。一気にごきげんです。


お家の形の可愛いケーキ♪
2004年2月9日(月)
 娘、なんとか通園。郵便局銀行により、幼稚園ママ友達に誘っていただいて、新百合丘のリリエンブルグというケーキ屋さんに連れて行ってもらった。女3人の楽しいドライブ。ケーキもずいぶん美味しい。途中で、娘や息子の幼稚園から呼び出しの電話がかかってくるかとヒヤヒヤしたけれどそういうこともなく、(オットからかかってきただけだった)楽しいまま地元の町に戻り、ついでだからとお安いパスタ屋さんでランチ。
子供達を回収して、娘のお友達二人をお招きして帰宅。お友達Rちゃんのお母さんはイケル口。お互いに腕白坊主の母親として苦労を語り合い、励ましあう仲で、同志とも思っている。まずは一杯だけやらない?と、取りあえずワインで乾杯。昼に飲むその味がまた最高だよね、と盛り上がる。
話も楽しく、お菓子も美味しく。ワインのあとは真面目に紅茶でお話つづけて、一日はあっという間に過ぎた。
母親同士で語り合うと、誰ともなく言い出して皆が私も、私も、とうなだれる言葉がある。
それは
「子供が子供を産んでしまった」
「私みたいに未熟な人間が母親で、子供が可哀想だと思う」
という言葉。私自身、何百回そう思った事かしら。みんなおんなじなのね〜。


息子はこよなくぬいぐるみを愛するぬいぐるみフェチ。
着せ替えできないものにはあまり興味がない私も、最近は可愛いぬいぐるみをチェックします。
この子は有名な100円ショップ出身。
ある日、新作らしく十数個並んでいるのを見て、可愛いなと思っていたら、
翌日には1個だけになっていたので、思わず確保。
息子はおもいっきり気にいってくれました。
2004年2月8日(日)
 娘の体調が次第に良くなって行く過程を見つめて過ごした一日。可哀想にのどが乾くので勢いよく飲んではひどい目に合ってしまう。朝はそれでくすんくすん泣いていて、やはりこれは仕方ないと、医師からもらった吐き気止めの座薬(ToT)を使用。それが功を奏したらしく夕方にはかなり元気になり、いきなりマグロのお刺身ととろろかけごはんが食べたいと言うので、必死で止めた。第一、買ってないし!でも元気になってくれて良かった。今の所、息子もオットもピンピンしている。
 本当はオットが子供を見てくれる今日も、更新の準備をしたかった。お披露目待ちしている子達がたくさんいるのだ…。でも昨日だけで一気にものすごい量の洗濯物が増えたので(主婦にとってこれが一番、嘔吐下痢症の怖いところです。娘は嘔吐だけで良かったけれど)何回も洗濯機を回し、鬼のように干し、かつ家族の世話をしなくてはならなくて、1体のお人形の撮影しかできなかった。金曜日の晩に深酒して帰って以来体調のすっきりしないオットは動きが鈍く、役に立つどころか、何かと言うと遠くから私を呼びつけるので、私としてはてんてこまいで過ごす日曜日になってしまった。ちっ。また人形買っちゃうよ!


物を置く前に写真をとれば良かったのですが、四月に小学校入学の娘の学習机です。
とにかく甘い。たいていの女の子の家族はこのシリーズの前で足をとめるけれど、
「実用的じゃない」「きっとすぐ飽きる」と大人の誰かが言い、子供も素直に従っています。
『ま、いいか』が合い言葉の我が家は、「いいんじゃないの。こういう机でやってみるのも」
とジジ・ババさえ納得してしまいました。
これから順次、お友達が見学に来る予定です。

2004年2月7日(土)
 月曜日にお友達が来る予定。予定なんだけど、娘が突然体調を崩した。ついに我が家にも上陸、子持ちの親御さんならたいていの方がご存知であろう「嘔吐下痢症」。けっこう恐怖です。突然かなりすごい勢いでくるので。
日頃滅多に風邪もひかない娘だけれど、幼稚園にこの病気が流行っていて昨日はクラスのほぼ半分がお休み、という惨澹たるありさまだったので、まあ仕方ないという状態。娘にとっては相当な苦しみ。娘は赤ちゃんの頃からほとんど嘔吐したことのない子で、ミルクすら滅多な事では吐かなかったので、今日でたぶん人生3度目くらいの経験。6年8ヶ月生きて来た割にはすごい記録かも。
朝からぼんやりしてはいたのだけれど、冷蔵庫がからっぽなのでランチは取りあえず外に行き、それから買い物して…という計画で外出。たまたまオープンテラスで、しかも周囲に人が全くいない時だったのは天の配剤かと思うけれど、娘の突然の発症にはびっくり。唐突、というのが嘔吐下痢症、ロタウイルスの怖いところなのだ。今日もまた人の親切に救われた〜、。店員さん全員育児経験ありの主婦、というお店は素晴らしい。気がきくこと天使のごとし。
汚れた服を着せ替えに帰宅して、オットは娘を病院に連れて行き、私は考えた挙げ句にとりあえず息子を連れて体操教室へ。息子の無軌道ぶりに振り回され、人前で結構な恥もたくさんかき…う〜ん、これがこの子を授かった私の運命なんだから、こういう事態、精神状態も受け入れるしかないなあと改めて決意しながら帰宅。前日の、幼稚園の先生とのお話、先生の暖かいお人柄、言葉の感銘が胸に残っていたのね。でもこの時点で私は疲労困ぱいしていて、しかも6時間以上、飲み食いしていなかった。娘がすぐに具合が悪くなった時、素晴らしい店員さんが、ほとんど手がつけられていない食事を、持ち替えれるように手配してくださった、それがずっと心の支えとしてあり、とりあえずお湯ひとつ湧かしたくないと思うくらい疲れて、お腹がすきった状態で帰宅。家の中は惨澹たるありさま。散らかり放題、なぜにここまで?というくらい。オットがなにかをちらっと片付けるどころか、散らかす方に手を貸したのは明らかで、少なからずムッとしていたのだけれど、そこへオットがにんまり笑いながら、「悪いんだけど、お前の分もメシ食べちゃったよ。我慢できなくてさ。お前、なんか適当につくれるだろ?」
幼稚園の先生から受けた暖かい効果が、一気に冷たい濁流に押しながされて行くのを感じた瞬間。
…ええ、大爆発しました。
自分でもここまで大きな声が出せるのかと感心。
オットはすぐに何かテイクアウトしてくると財布を掴んですっとんでいったけれど、腹の虫はおさまらず、パソコンを開いてネットショップをのぞき、買い物カートへ人形をポイ。
ふん。

可哀想に、娘は数回吐いてぐったり。一旦さっとお風呂にいれてやり、髪を綺麗に洗って乾かした。匂いを自分で辛がるからね。それから編んで、枕の上にあげておく。たぶんきっとまた来る、と分っていて、その時にまた髪がよごれるとつらいので。ほんとはシャワーキャップでもかぶせておけばいいと思ったけれどあいにく我が家にはなかった。お布団には横にひろくバスタオルを敷いておく。嘔吐下痢症は一日でびっくりするほど洗濯物が出る。昨年、息子がやったのでよく分っている分、心の準備はできているのだけれど、綺麗好きな娘は自分でとても気にして泣くので可哀想。うんざりなことには、お医者さんが、息子のほうもたぶん二日後くらいに発症する、感染率高い病気だから、と予言したらしいこと。友達の話ではお父さんが倒れた、という家庭もあるらしい。いやだ〜、うちはいかにもそのパターンになるタイプよぉ!
オットはひとたび病人になるとものすごく手間のかかる人で、私はそれを心底忌み嫌っているのだけど(笑)彼が倒れた場合、ゆうぱっくでオットの実家にでもオット本人を送りつけようと決意。そうしないと私きっと暴れるし!幼稚園の先生も、そうそう私にかかりっきりでなだめてはくれないからね。


今日は月。
煌々と輝いてとても綺麗です。
2004年2月6日(金)
 子供達の事、人形の事を考えてまた一週間が終わった。
 冬休みの間に回復した体調、主に肩凝りがまたぞろ復活。でも原因は明白。毎日息子を連れて歩き回る生活が再開したからで、息子がほとんど私にぶらさがっているせいだ。もっと時間に余裕を見て行動すれば、息子の足取りに合わせてゆっくり歩けるはず。検討しよう。
 娘の事を思うと胃の右側が痛む。おおむね皆に仲良くしてもらって楽しそうにしているのだけど、私が「今日、幼稚園どうだった?」と聞くと必ず「楽しかった〜♪」と言うのだけれど、実は一昨日初めてトラブったらしい。Mちゃんというしっかり者の子がいて、一昨日、娘が他の子と遊んでいるところへ「入れて」と来たそうなのだが、それを娘が断ったと言うのである。先生も見ていない、友達も見ていない、わずかな隙のことらしいのだが、そのことでMちゃんが娘に強く「どうして入れてくれなかったの!」と迫り、その翌日である昨日の朝、娘がMちゃんがくるなりトイレに閉じこもって20分以上出てこなかった。「Mちゃんが怖いから隠れるの」問いただす先生に娘が震えながら言い、Mちゃんが自分で前日の出来事を話し、「きつい言い方をしてごめんね」と謝ってまでくれたそうなのだが、娘はすっかり取り乱して泣いてしまったらしい。そうするとクラス中の子が、娘を可哀想がって必死でなだめてくれて、Mちゃんが立場のない雰囲気に追いやられてしまったので、先生は娘にいつまでも泣いていないで、もう謝ってくれたんだからいいことにしなさい、みんなももう二人の事は放っておいて、と厳命した…というお話を今朝聞いた。娘は体が小さくて泣き虫で、いかにも幼い感じなので皆にかばってもらって得して生きている。Mちゃんはまっすぐで、しっかり者で、でもとてもナイーブな女の子だ。私は申し訳ない気持ちでいっぱいになり、そのことがMちゃんの心のしこりにならないように祈った。真相はよく判らない。でも私が先生にその話をきいている向こうでは、娘とMちゃんが寄り添いあって仲良く一冊の動物図鑑を眺めていた。だからいいのかな〜。
 息子のことを思うと胃の左側が痛む。夕方、保育主任の先生がお電話をくださって、たくさん息子の成長ぶりについてお話してくださった。世の中にはこうして、人の心を安定させる力を持った有り難い人がいるんだなあ、とつくづく思う。職業柄そうなった、というよりそういう天賦の心の能力を持っているから、この職業につかれたのか。助けられ、見守られているのは息子だけじゃなくて、私達家族全員なんだなあと、とても心が暖かくなり…そしてそれはなんだか痛いのだった。
優しくされて嬉しい、でも辛い。息子と接してくれる人達のたくさんの優しい思いやりに、いつもどこか痛みを感じる。感謝する、という心はどこかに何か痛いモノがあるんだなあ。過去にもそういうことはうっすら感じていたとは思うけれど今ほど、それを敏感に感じた事はない。
それに朝、空が白みはじめると自然に目がさめるようになったし…、というと同級生の親友もそうだとうなづき
「でね、それって全部老化のせいだと思う」
と、指摘してくれた。確かに。


今日は夕日をパチリ。
お疲れさま、って、太陽とお互いに声をかけあうように。
2004年2月5日(木)
 またまた吉祥寺に行く。今日はお天気でラッキー。友人と、子供の入学用に手作りするものの布地や材料を見て回る。娘に選ばせたら、全部ディズニープリンセスか、リトルマーメイドのアリエルだろう。まあそれはそれでいいけれど、キャラクターものの生地のお値段は目の玉が飛び出る程高い(@@)正直、布は見るとどれも欲しくなる。テキスタイルデザイナーの人たちも本当に良く時代の傾向を読んでいるなあ、なんて素人がずうずうしく感心しちゃうくらい、ツボをつかれている。
 ユザワヤで初めてブライスの生ポンチョちゃんを見たら、可愛くてドキッとしてしまった。でもブライスはもうしばらくお休みしようかな、って思ってるんだよね…。
リカちゃんも見ているとやっぱり可愛い。傲慢なことに、一昨年くらいに私は「やっぱり量産品はダメかな、キャッスル製のものに的を絞ろう」なんて、リカちゃんをみくびっていた。可愛かった子で、大量生産だからと安心していたらもういない子はたくさんいる。今ではもうみかけないフレンドのきらちゃんもそう。とても好きな子だったのにな〜(>_<)それと、私が人形を集めはじめる前、たぶん’98のきものリカちゃんも忘れられない子。きものリカちゃんは毎年出るけれど、私の中でいまだにあれを越える子はいないのだ。いつか会えますように。
厳選してお人形を買いましょうと言いながら、ほんとはかなり色々な子が欲しい性格は治らない。ボークスにもでかけて、ドキドキ。今日はたくさんウィッグが欲しくなって困りました。
帰宅してその勢いでブライスにカツラをつけ、メイクを変えて遊ぶ。かなり楽しくて、時が経つのを忘れていたら、すごく偶然に間違い電話がかかってきて、まさに息子の幼稚園にお迎えに行く時間になっていたのに気付いた。危ない〜。人形遊びしていて遅刻しました、なんて先生に言い訳できないものね。
 先生と言えば、本当に私はいつも助けられている。今の幼稚園もそうだけれど、入園前からお世話になっている幼児教室の先生方も、どれだけ私を励ましてくれた事かしら。室長先生なんて、私といっしょにジェニーのドールブックまで眺めてくれたりしたのだった。今日も
「あなたはとても強くなったわよ」
と言って下さって、母に褒められたようで嬉しかった(私の母は、滅多に私を褒めない)。
幼稚園の副園長先生も
「○○○くんはちゃんとしつけられている子だから、大丈夫」
と言って下さって嬉しかった。毎日キーキー言いながら、まさに育児は闘魂!?って感じで頑張ってる甲斐が少しはあったのかな。
みんなに、そのうち子供の手が離れてさみしくなるわよ、と100万回言われているけれど、やっぱり私はそうならないと思う。心行くまでゴロゴロして、お人形遊びして、自堕落に生きてみせますわ。


朝日を浴びる教会。
娘が通う小さな幼稚園がここにあります。
2004年2月4日(水)
 通りすがりの人が持っていた紙おむつのパックを見てあっと思った。オレンジ色ですごく可愛いの。水森亜土さんのイラストだった。ドレミっていうブランドなんだけど、パッケージデザイン変わったんだ〜(*^^*)今度買おうっと。へへへ、実は息子はまだ、夜寝る時はオムツはいているのだ。
 娘の幼稚園の保護者会に朝、出席する。終わった後のタイミングで、先週の金曜日の小学校説明会の時に娘を預かって面倒をみてくれていた人たちに、ミニタオルハンカチをプレゼント。朝、それをラッピングして、カードを添えて、それでドタバタしたのだった。前日用意すればいいのに、ばかだよ。
それから数人のお母さん達とミスタードーナツでお茶。息子を迎えて、お昼を食べて、バレエ教室に行って、日が暮れて…。ふと思うのだけど、私、毎日けっこう喋ってるなあ、色々な人と。身近な人とお話して情報交換をする、親交を深め、縦横の絆を結んでおく…。これが主婦にとっての大切な仕事なんだな。
 昨年、息子の入園と言うメインイベントを迎え、息子の障害と言う個性の事もあって、私の心は大揺れで、それを外にだしたくないばかりに、どれほど人を避けていたかに、今さらのように気付く。心を閉ざす、ということは人に対して、失礼な事だったんだよね、たぶん…。
色んなお母さんと話してみてわかった。やっぱり育児は…っていうか人生はちょっと孤独。それで、なんとなくみんな不安。だから他の人が気になるし、何を見てどう感じて、どう話すのか知りたいと思う。それもごく自然な気持ち。お互いにそんな感情をまとわりつかせあうことを、悪意に捕らえ過ぎてはいけないんだな、と自戒。でもね、やっぱりあんまりしつこく探られると、めんどうっちいです。
人形のことでも聞いてくれれば、いくらでも熱く語れる自信あるのにさ。

娘のバレエの発表会の時のポーズ写真ができた。厚表紙で見開きにバストショットと全身ポーズ。おおお、すごい。バストショットにはソフトフォーカスかかってます!なんかあまりにも人為的な作成ぶりに、皆さん、しばし無言でした…。


上が昨年の節分時、下が今年の節分用ディスプレイ。
人形音痴のオット(キサラ以外、すべてジェニーだと言い張る)も
こうすると、季節感を感じるらしくて喜びます。
2004年2月3日(火)
 節分なので豆をまく。子供が生まれて以来、オットは鬼役をするのに命をかけている。まあ、単なるイベント好きなんだけど。無病息災を祈ってする行事って、家族を思うと本当に切実。気分の問題だから、やらないよりやった方が気分爽快。
 幼稚園で若くて綺麗なお母さんとお話をしていて驚いた。彼女は冬でも、生足に靴、というスタイルを固持しているという。ええ!?私なんか…
「あっ、それは言っちゃダメよ!」
と皆に止められたので黙ります。ふーん、お洒落は我慢、とピーコさんが言っていたけれど、本当にそうなんだなあ。私なんか今、1年を通して滅多にスカートはかない。でも昔は真冬でもスカート、それもどう言う訳か結構ミニでがんばっていたのだ。当時、同僚だった親友達と話していて皆首を傾げる。
「あれって一体、なんのためだったんだろうねえ?」
そう、それすらも判らなくなっている私達は立派なオバサン。当時は、ただ若かったってことなのね。
ちなみに生足のお母さんは、幼稚園年少さんの娘さんの下に2年あけたとはいえ、双子の男の子を御出産、でもいつも汗ひとつかかずに軽やかに通園していらっしゃる。大声をあげているところも聴いた事がない。何か秘訣があるのが今度伺いたいものだわ。
 最近、お人形的に嬉しい事が続いていてごきげん。迷わずに自分の趣味に邁進するわ、と決意を語ったら、オットに邁進しなくていいよ、と言われてしまった。


薄暗い部屋の中で、ピカリ!と光るアップルグリーンの瞳(笑)
明日はこの子をアップするよう、がんばります〜。
2004年2月2日(月)
 久しぶりの雨に空気が冷えて、午後の寒さには震え上がった。でも心はうきうき。
ひとりで小田急線、井の頭線と乗り継いで吉祥寺へ。いつも、ここに家を買うんだったなあ、と一度は思っちゃう町。私が好きなものがなんでも揃ってるんだもの。ああ、でもいくらお金があってもたりないから、今くらいの距離がいいのね、きっと(>_<)
 大好きなお友達のお目当てのお人形を無事に発見できてホクホク。それからお気に入りの布地屋さんに行ったら、月に1回のバーゲンの日だったらしく、うわ〜っと思わず呻いてしまったくらいの人だかり。みんなそんなに布が好きですか、私と同じですねえ、なんて気弱く内心でつぶやきながら、そそくさと立ち去る私。そう、私はバーゲンには決して向かない女。
でも素敵な布があったわ〜、また行くわ!
おとなしく、ユザワヤで定価でハギレを3枚だけ買って、帰って来た。
夕方にはまた素敵なものが届いてわくわく♪今月もできるだけたくさんのお人形をアップしたいと思っていて、今はそれが最大のストレス解消。
昨日、オットに協力してもらいながら、久しぶりにSDの写真を撮ったのだけど、それが本当に楽しかった。見飽かぬ美しさって言うものがあるのね。私のSDは初期タイプのキラなんだけれど、彼女の凛として、近寄る人を撥ね付けるようでいて、どこか誘われるような、目をあわせるとおこられそうなんだけど綺麗だからついつい見てしまうような、本当に親しみにくいところが好き(笑)これでも賛辞なんだけど。私の中では彼女は天使で、だからアンジュって名前をつけたのだけど、彼女は人形オンチのオットでさえ「綺麗なお人形だなあ」と感心させる子です。
この顔を最初に作ったボークスの造型師さんは素晴らしいと思うなあ。


玄関の時計。キラキラ好き。
2004年2月1日(日)
 2月になって最初の日は日曜日でのんびり。私にとっては幸先のいい出だしで、家族で思い思いに好きな事をして、まったりと過ごした。久しぶりに娘と一緒に「千と千尋の神隠し」のDVDを観た。ちょっと前まで怖がって、じっとは観ていられなかった娘なのに、今日はほとんどまじまじと見る。その表情を観ているのが私には面白い。唯一、顔なしが人を喰ってまわるシーンだけは怖がったけれど。息子の方は、DVDが始まるなりさっと逃げ出した。子供の「怖い」って思う感情、懐かしい。私も子供の頃、訳もなくなんでも怖かったなあと思う。今でもそうなのかもしれないけれど。
 主婦らしいお話なんだけれど、ゴミ当番というのがある。大体4、5軒の家がまとまって、ゴミ捨て場を決めていて、その場所のネット出し(出したゴミがカラス等につつかれないようにかけておくもの)、その片付け、付近の掃除を担当する当番を1週間ずつこなす。今日で終わりの私が、次のお家に当番札を届けに行こうとしていると、隣家のOLの娘さんが帰ってくる所に会った。日曜日だというのにお疲れの様子。この方はいつも我が家の子供達をとても可愛がってくれるので、娘なんか本当になついている。バレエ教室にも幼少の頃から通っていらして、そういう意味でも大先輩。それでお話を聞くと、なんでもバレエ教室の研究科クラスは暮れの発表会後、挨拶もしない状態で、雰囲気が悪くてやりきれないとか。今日は今日で、趣味のパイプオルガンのお教室に通っていらしたのだが(パイプオルガンって大きいからそうあるもんじゃないです)彼女以外は全員、音大のピアノ科卒の方達のため、プライドばかり高くてやりきれないとか、職場は共働きOLが育児疲れを理由にただ座ってるだけで仕事らしい仕事もしないので、見ているだけでストレスがたまり、家庭では結婚もしないでいつまでも家で好きなことだけしていてどうする、と責められるそうだ。うーん、大変そう。お返しに、私も幼稚園ママとしてのおつき合いの厳しさを語って差し上げる。お互いに相手に同情しつつ、激励しあってお別れした。
明日からまた1週間が始まる。のっけから雨が降るそうで、気合いをいつもの倍は入れておく必要がありそう。