もう15年以上愛用している私のお弁当箱。
大好きなのです。
今日の運動会でもちゃんと自分用のお弁当を詰めて持って行きました。

2004年9月30日(木) 
 昨夜の状況ではすっかり今日は台風のつもり、運動会どころか幼稚園も小学校もあるまいとタカをくくっていた私。4連休を祝してひとりでゆっくりワインを飲み(久しぶりにほぼボトル1本開けてしまった)本を一冊じっくり…つまり勝手気ままに夜型の本能が赴くままに,午前2時まで楽しんでいたのである。それから軽く目を閉じてふっと気付くと…なんとピチュピチュと小鳥がさえずる声がするではないか。おおお!?と起き上がると空が明るい。…まずい。非常〜にまずい。
さっと立ち上がってお米をとぎ、スピード炊飯ボタンを押すのと同時に電話がなった。息子の園の連絡網であった。園の先生方の念力が呼んだ勝利と言おうか、3度目の正直でついに運動会が決行されることになったのである!
その後の大騒ぎは目も当てられなかった。いつもなら9時登園のところが運動会だと30分早いのである。しかも親もお弁当持参。園の途中にはコンビニもなく、外食できる場所も無く我が身が可愛ければおにぎりだけでも作って行った方がいいというものだ。お弁当をつくりあげ、園に息子共々到着したときには正直言って息切れしていた。が。それはどこのお母様も同じようなもの。いつもはばりばりにメイクをしてらっしゃる方がほぼ基礎化粧のみ状態でこられたのは微笑ましかったし、どの方も当てが外れて大慌てという風情がただよっていた(ちなみに基礎化粧ママは15分後にトイレから出てきたときには、いつも通りの華麗なるメイク顔に変貌をとげていた)
本来なら6時前から場所取りのために長蛇の列ができるというが、平日の今日,駆けつけてこられる。お父様方は少なく、そのおかげでゆったり入場.私は例に寄って運良くぽこんといい場所におさまる。仲良しの方が呼んでくださったおかげである。(この人もやはり血液型はBだった)息子の活躍に期待していなかったが、入場のときからまず私をみつけて駆け寄り抱きついてきて激しいマザコンぶりを周囲に知らしめ(ま、そうなるように育てたのはワタクシですが)表現活動は保育主任の先生と一緒にニコニコしながら走り、他のクラスの演技中は膝の上にお気に入りの動物図鑑を広げて読書に耽りながらエレガントに演技を鑑賞、フォークダンスは出演拒否、私と一緒の親子競技は上手にこなし、なかなかご機嫌良く一日を過ごした。やはり先生方の溢れるような暖かさと優しさを感じ、感謝の気持ちでいっぱいになった。
はっきりと人間不信を心に根ざしていた私が、心から園の先生方を信頼できるように鉈のはちょうど一年前、この前の運動会の時だったのである。協調性、というものを一番苦手とする障害のある息子が奇異に見られることが無いように、どれだけ園側が配慮してくれたことか!昨年は夫婦でこっそり涙ぐんだ。感謝の気持ちから出る涙なんて人生でそう経験は無かったけれど、それはとても重くて心に一生分しみこんでいくような感じだった。
今夜、帰宅後のオットにビデオで撮影してきた息子の様子を見せる。息子の障害に関してはやや悲観的なきらいが強いオットですら、喜ぶほどに,今日の息子は成長して見えた。 


 
 新しい携帯電話900iに夫婦でぞっこん。
昨日はもちろん、カスタムジャケットで着せ替えできるんです♪

 で、夫婦でこういう風にしました。
左がオットの<藍>、右が私が選んだ<禅>
最近,私の中ですごく『和』ブームがきてるので、
求めていたものにぴたりとハマって快感です。

2004年9月29日(水) 
 新しい携帯電話の教育に夢中になる。電話帳の移植にむきになって昨夜はすっかり夜更かししてしまい、眠くて仕方ないのだけれど、朝になるといろんな人に番号変更のメールを打たなくてはならない。案外わたしは携帯電話のメールでたくさんの人とやりとりさせてもらってるんだなあと自分でも意外に思った。
2巡目の冬のソナタのビデオを返しに駅をはさんだ反対側の街に行く途中でも結局3人の知り合いに会い、二人の人にメールが届かなくなったと文句を言われ、謝りながらアドレスを伝える。レンタルビデオ屋に着く頃には義妹とも連絡がついてビデオ店の前のファミレスでお茶することにした。
2歳の甥のアレルギー検査の結果が、アーモンドと卵白に関しては生命の危機が懸念されるほどの強い反応、との予想以上に深刻な結果だったときいて驚いた。叔母としてちゃんときいておいてよかった。一緒に食事を楽しみたいときに間違いを犯さないようにしなくては。
アナフィラキシーショック…食べ物などに寄るアレルギー反応による呼吸困難などの状態を起こした人を一度でも見ると、心から怖くなるものである。私も見たことがあるし、友人も何人かあるという。その経験があると初めての食事の前には確認せずにはいられない。思えば昔はこんなことはなかったと思う。せいぜい卵アレルギーっていうのがあるんだって。へえ。アトピーだってさ。という程度の会話を物珍しくかわしていたくらいだろうか。
乳酸菌にたいするアレルギーは、乳児期に多く、幼児期が進むにつれ改善されることが多い。娘のお友達も小1になった今では普通に給食の牛乳も飲んでいる。甥もきっと大丈夫だと信じる。
午後から雨が降り始め、それがどんどん強くなっていった。神戸の友人からメールが届いて、台風がすごくて会社からも帰宅命令がおりたのでまだ午後2時にもならないけれど帰るとのこと。明日は息子の運動会である。帰り際に先生に「明日は…ないですよね?」とお伺いしたら「いや、あきらめないつもりです」とキッパリ言われた。熱血〜♪(この先生に限っては熱血が好きな私)
冷血な私はすっかり外出がおっくうになり、息子の幼児教室に電話をいれる。が担当の先生がたまたま電話に出られて断りづらくなり、しぶしぶスゴスゴでかける。その後はバスに揺られて隣の街で娘のバレエ教室。かなり激しく降っている雨の中、娘がレッスンをしている間に息子とふたりで買い物をし、Mr.ドーナツでしばし熱いコーヒーを飲む。
バレエレッスン終了後には本格的な大雨となっており、タクシー乗り場は長蛇の列、そしてバスは…40分来なかった…………。
帰宅後の私が機嫌悪かったのは言うまでもなく、そこへのんきに趣味の合唱の練習に参加して帰宅したオットに優しい気持ちには全くなれない。脱ぎっぱなしの服、次から次に,私をあごでこきつかおうとする横柄な態度。あげくにメールで買い忘れたものをコンビニにさっとよって(駅から家までの間にちゃんとコンビニは存在する)買ってきてと頼んだものまで、電車に乗っている間に忘れたと言う。キレました。
明日の息子の運動会に午前中だけ付き添うというのを冷たく拒否。すごくいて欲しい時には大変つまらない理由でおらず(妻子が台風の雨に打たれているであろうことを予測しながらのうのうと歌の練習に参加し、貴重なテノールだともてはやされてはいい気になっていた、ということを思うとどうにも同情の余地がない)別にいなくても大丈夫、っていうかオットがいない方が私もほかの友達と話しやすいのに〜!という時にいてくれるというのが、また許せない。そういうツボのずれたマッサージのような親切はいらないっちゅうの!



 友人から絵はがきが届きました。
スペインを旅行中だそうです。
この写真の修道院に泊まりますとのこと。
いいなあ〜。

2004年9月28日(火) 
 昨日ほどではないけれど,今日もまあまあ涼しい。そうすると本当に体がよく動く気がする。本当に私は熱いのが苦手なんだと今年は思い知った(
-_-)
午前中、息子の幼稚園の秋のお祭りの準備でお母さん方で集まる。幼稚園近くの公園の中に町の集会所があり、そこの一室を借り切る。ゲームコーナー担当クラスの中でいくつかのチームに別れて,私が受け持ったのは銀モールで雪の結晶の飾りを作るところ。これが楽しくてハマる。いいなあ,小学校とか幼稚園でこういうちょっとした手作りを教えてもらえる機会があって。役員さんのはからいで手芸好きばかり集めたグループになっていたため、みんな手際が良くてすいすい作業がはかどるからそれだけでもかなり気分が良い。他のチームのお手伝いもして正午に解散。一瞬家に帰って有り合わせのもので昼食を済ませてすぐ,幼稚園にとって返す。息子を迎えて一旦帰宅。ゆっくりお茶を味わう暇はないが、絵の具と泥で朝のパリッとした姿は見る影も無い息子の服を着替えさせることはできる。また外出。娘とそのお友達を拾って英語教室へ送る。またまた一旦帰宅。洗濯物をとりこんでたたんでまたまた娘を迎えに行く。帰る。やっと本日の予定終了。
へとへとに疲れていたらオットが少し悲しいお知らせがあると帰ってきた。あれほど頼んだのに、オットの新しい携帯電話は番号を変えないでは変えなかったらしい。しかし、ヨドバシカメラのポイントをたくさん集めていたので大変安くゲットできたと、なんと私の分まで買ってきていた。悲しいお知らせとは,夫婦で共に携帯電話の番号とメールアドレスが変わってしまうことになり、したがってこれから数日内に電話帳を登録しなおさないといけないし、友人たちなどに連絡してまわる手間がかかる、とのことである。
でも実はうれしい。最新型FOMAの一つ前のタイプでカスタムジャケット交換ができるのだ。つまり携帯電話も着せ替えができるということ。ええ,私,着せ替えられるものは何でもすきみたいです…虫以外なら。
オットには関係ないけれど私的にショックだったことはボークスのお知らせ。新作の中に琥珀というのがあってその名前がショックなのだ。あと1ヶ月くらいで到着するであろうアナイス2には琥珀という名前をつけようと、ドルパの前から決めていたのに…。まあそのままでもいいか。それにしても琥珀と翡翠というお人形はどんなお顔をしているのでしょう。
生産中止になるお人形のラインナップを見てもあせる。買っておきたいものがいくつかある。でもお金がな〜〜〜〜〜い!!!
これが一番悲しいお知らせってもんじゃないかしら?



 娘の日記帳として購入した来年の手帳。
1行日記を書かせるつもり。
10月から早速使えるのも気に入ったポイントのひとつ。
またしても息苦しいほどにプリンセス尽くしでございます。

2004年9月27日(月) 
 本当なら運動会の後で代休のはずだったのに…と思いながら息子を幼稚園に連れて行く。空気がひんやりしてとても気持ちいい。生き返ったような気分である。やっとやっと夏が終わったのね!…本当に終わったのかしら?あまりにも苦しめられたので,猜疑心が強くなっている私である。またあの蒸し込むような夏がぶり返してくるかもしれない。いやいやもう10月も目の前なのだし…。
家族がいない午前中の貴重な数時間を、ためこんだアイロンかけで費やしてしまった。それでもあまり汗をかかなくなったのは嬉しい。コーヒーの豆を挽くところまではいけず残念。やっぱりインスタントコーヒーはあった方がいい。美味しいインスタントコーヒー…我が家が気に入っているのはネスカフェのプレジデントさんである。わりとどこにでも売っていて、なおかつ美味しい。ま、基本的には忙しい主婦は、飲めさえすればコーヒーの銘柄なんてどうでもいいわよ!というのが本音ではありますが。
息子の園からお手紙で、運動会は急遽今週の木曜日に行うことになった。心優しい先生方は近隣の小学校の予定を調べ合わせ,協議して、せいいっぱいの気遣いをしてくださったのである。ほとんどのお父さんは来られないでしょうがそれもオーケー。でもね、テレビの週間天気予報だと,木曜日もだめっぽいのですけれど…。



 来年のスケジュール帳…でももう早速使えるのが気に入って。
本当は来年はシックでシンプルな手帳にするつもりだったのに、
アリス好きの血が騒いでしまったのです。
派手なので,人前で出すのはちょっと恥ずかしいっす。
子供が一緒だとオーケーなんだけど(^_^;)

2004年9月26日(日)  
暗い空にうなだれる。うなだれながらも一応、早朝に起きてゆっくりコーヒーを飲む。当たり前だけれど豆を挽いて、引き立ての豆で入れたコーヒーはとびきり美味しい。手間をかけただけのことはあるなあと思う。早朝の雨雲とコーヒーはやけによく似合う感じがする。
そう思っていたら電話の音が。連絡網である。「中止です」「でしょうねえ」「ねえ、あはは」「アハハハは,お疲れさまでした〜、じゃあまた明日」
というわけで寝直そうと思うけれど、それももったいないのでPCに向かい、サーバー引っ越し作業をする。あ〜、面倒くさい。
本来ならお弁当になるはずだった品々を朝食に仕立て直してテーブルに並べると、家族がその豪華さをかなり喜ぶので,逆に腐る私。すみませんねえ、いつも質素で!
 それからオットがどうしてもリビング用の新しいゴミ箱を買いたい,古い、ふたが壊れてはずれた(息子が踏み台代わりに乗って壊した)ゴミ箱をみつめる生活にもう限界を感じるという。見つめ泣きゃあよさそうなものだがそうもいかないらしい。私への気配りはあちこちボロボロぬけおちるくせに、日常生活の家庭内のことは潔癖性を盾にかざして色々と小うるさい。低血圧まるだしですっかり出不精モードになっている私だが、仕方なくなくでかけることにしたのは、オットにはゴミ箱を,息子には新しい水筒を、娘には新しいバレエタイツを、私には新しいスケジュール帳を買う必要性を見いだしたからだった。
雨空の下で似合うもの…それは愛する大澤さんの歌でもある。in-fin-tyという曲が好きで,雨の日には聞きたくなる。首都高を車を走らせながら聞くのは格別の味なので、こういう機会をくれたオットに、まあ感謝することにする。買い物は無事成功。どれも望み通りのものを見つけて満足。



 シーズンごとに届けられる新作のお知らせ。


 胸がときめきます。

2004年9月25日(土)  
  早朝に目をさまし、すっきりしない空を見上げながらどうか、どうか今日運動会をしてくれますように、と祈った。しかしながら息子の園は用心深い。おにぎりを握りながら心配していたらやっぱり連絡網がまわってきて中止が決定。が〜っかり。だが、しかし。本当はこれでいいのだと思い直す。娘も息子もオットも、どうにも風邪をまだ引きずっているのは明らかなのが、起きてきて判ったからだ。私だけが元気である。ええ,私が寝込むと悲惨なことになるからね。最近はうまく気分転換もして、あまり落ち込まないようにしているのもいいのかも。気のせいか,お財布の中がいつもスカスカだけれど、多少の買い物依存症で家庭が平和に保たれるならオーケーでしょう(いや、かなり危ないからよくないです。)
娘は本気で具合がよくないので、幼児教室も休ませて家でのんびり過ごす。冬のソナタにますますハマっている娘は,借りてきたビデオに夢中である。やはりヨン様が好きなようだ。私は『スキャンダル』を観て以来、かなり本気でペ・ヨンジュン氏に惚れ込んでいる。そもそもずっとスルーしてきた冬のソナタに関心を持ったのは、テレビで映画「スキャンダル」についてとりあげられていたのを観て,ぱっと見た瞬間の映像、舞台背景や衣装の美しさに魅せられた。何より、主役の男性の顔が良い。それが、どうもひしひしと身辺に迫る巷の流行りもの、冬のソナタのヒーロー、ヨン様だと気付いたのはかなり後である。その後タイムリーに幼稚園のお母様方の熱気に当てられ、おつきあいもあって観てみることになったのだが、なにぶん泣けなかった。私の周りにも数人そういう人がいて皆こっそりとブームの行方を見守っている。夫婦で心を入れ替えて,もう一度観てみようとしているこのドラマ、冷静に観ると突っ込みどころの多さが楽しくもある。それにやっぱり見逃していた小さい演出とか,違う解釈に気付いたりもする。ちなみに、冬ソナで泣かなかった私の周りの人に共通していたのは血液型だった。そう、あの型です…。きっと関係ないんだろう.多分,類は友を呼ぶ、という以外にはね。。。



 また作ったリング…

2004年9月24日(金) 
 オットが休みの平日をいかに有効に使うか,夫婦でさんざん悩んだあげく壁にぶちあたった。なんと運動会をあさってに控えた息子の幼稚園が,本日は午前保育であることをうかつにも失念していたのである。11時お迎えというのはいかにも早い。8時45分の開門と同時に息子を預けてどこへかけつけたところで、おしゃれな町のお店というのはほとんど11時以降回転なのである。いっそ整骨院にマッサージに行ってそのあと安めのコーヒーショップでもお茶でもしようかという思いが心をよぎるが、そんな中年丸出しのコースに甘んじるのは嫌ダ(>_<)考えた末、等々力渓谷をそぞろ歩こうと決めて車を走らせた。と、途中で小雨がぱらつきはじめる。雨の中を渓谷散歩も気がすすまないねえということになり、進路を二子玉川に変更。高島屋が開店するまでのんびり周囲をお散歩。普段、子連れで来てもそそくさと用があるところにしか行けないので、目的も無くただ歩くと言う行為すら贅沢に感じる。息子のお迎えに戻る道を、混雑時で30分と見ても店内にいられるのは30分だけなので、迷わずまっすぐAfternoon Tea Roomにはいり、オットはチャイ、私はパンケーキセットとアールグレイを頼んだ。このパンケーキがおいしくてうっとり。
私は灰色の雲がたれ込める空も嫌いではない。美味しいお茶の味と香り、温度に酔いながらしばし空のグレイを楽しむ。
息子を拾って今度は焼き肉屋さんへ車を走らせる。お肉嫌いの娘がいると普段行けないところである。美味しいお肉に舌鼓を打ちながら家族で満腹になるまで食べる。そのお店のとなりがポルシェの販売店で我が家には珍しく車の鑑賞などもした。走ればいいや、という考えの私と、こだわりはじめるとキリがないからそうこだわらないことに決めているというオットと二人して好きな車はポルシェである。でもあの嫌味さはどうでしょう。まあそこがいいとも思っている訳で、本当に眺めて楽しい車。でも乗り心地が抜群だというのも実感している。昔,友人のお友達の車に同乗させていただいたことがあり、その快適さに唸ったものだ。もうこの車以外は乗れないよ、と言っておられたけれど,今もポルシェにお乗りでしょうかねえ。お、いいな、と思ったのはファミリータイプのカイエン。あの独特の流線型の美しさは,ファミリータイプになってもちゃんと息づいてるのね。実際のところ、車の買い換えを検討する段階にはいりつつ我が家だけれど、いよいよの時はきっと国産車にするでしょう。嫌味が無いやつね(笑)…でも嫌みなほどに美形、っていうのは車に限らず決して嫌いではないのだけれど。
娘を拾って帰宅。家族そろって猛烈な睡魔に襲われる。子供達が急に眠りだしたのに驚いたけれど、どうやら風邪をこじらせてきたみたいだ。特に娘の顔色が悪い。心配なので体操教室は休むことにする。寝る時間がもったいない私は、家族が置きだしてくるまでこつこつとサーバー移転の作業を繰り返して夕方を過ごしました。ああ,早くこれ終わりたい。



 バーゲンになっていたので買った和風髪飾り。
娘につけるのが楽しみ?

2004年9月23日(木) 
 明日も休みをとっているオットは連休だと浮かれている。彼の場合,浮かれるととにかく家を綺麗にする!と宣言するのが私にはうっとうしくてならない。途中で気付くまで、オットはずっと勘違いしている。家というのは動かないものだと。いいえ,家は生き物です。じっとしていてはくれないのです,特に育ちつつある子供がいるとね。片付ける端から息子がブロックを持ってきて散らかす。娘ははさみとのりとセロハンテープを駆使して色紙などを使って作品をつくりあげる。そのカスが散らばる。どれが娘にとって「作品」でどれが「ゴミ」なのか、正直判別がつかないものが多数あり、それを聞き分けているだけでもとっぷりと時間は立つ。それでオットも辟易しているうちは私も小気味よく見ているのだが、いかんせん彼は炊事など家事を一切しない。しない人というのはそのための段取りが判らず、それがどのような労力の元にこなされているものか理解しない。関知しないことによって気持ちよく責任逃れをし、ふと気付いたように「さあ、そろそろ飯を食おうか」とつぶやくのだ。誘っているような言い方だけれどそれは実質命令である。
彼はなぜ、いつも家が散らかっているのか理解できない。私と言う専業主婦がいればとにかくいつも家は万全にかたづいているはずなのに、と納得していないのだ。自分が身につけているものすべてが、自然に汚れが落ち,しわが伸ばされ,区別されて収納されていると思っている。食料は自然に家の中にあり、常に食べ物が用意されていると思っている。チリも積もらず、床にも壁にもテーブルの上にもエアコンフィルターにも汚れは付かないと信じている。子供は手間をかけること無く自然に小ぎれいな清潔感と知性と教養を身につけた可憐な青少年に育ち、故に私には時間があるはずだと思っているフシがある。
と、このような嫌味を私に言われるまで気付かないところが嫌なのよ、オット。彼が「さあ、この休みのうちに家を綺麗にしよう。俺もいっしょに手伝うからさ、ね?」と明るく爽やかに言い出すたびに私は陰湿に目を光らせる。「わたしがいつもどおり、洗濯して掃除して洗濯物を干して、ご飯を作る支度をして、庭の花に水をやってる間にあなたがそれをやってくれると助かるわ〜」と答える。かくてオットは悲壮感を漂わせながら好きなように片付けをし、1時間後にそれが雲散霧消している事実を嘆くことになる。彼の欠点は記憶力がないことで、反省してもそれが次回に生かされないのだ。おかげで私は同じ嫌味を年に6回はいうことになる。毎日毎日、家を維持することと子育てに尽力しぬいている人間が、休日にまたさらなる深い片付けものをして、本当に幸せな気分になれると思っているのだろうか。面倒くさいので,その点について聞いてみたことが無い。きっと何をどう返事されても私の気にはいらないでしょうしね。

好き放題に子供とオットが蹂躙した家の中がやっと静まった頃、ワインを飲みながら映画を見る。今日はまた韓国映画のビデオを借りてきた。話題のヨン様初主演映画「スキャンダル」である。これが私にはすごくよかった!あのグレン・クローズとジョン・マルコヴィッチの「危険な関係」よりずっとずっとよかった。美しい官能の世界だったわ。まR18指定なので、ご家族ではご覧にならないようにおすすめします。でも人の恋情というものはいい年をした今になってもまだ謎なので、こういう映画も興味深くて。私はやっとふっきれて、ペ・ヨンジュンが好きだとはっきり思えた。



 ディズニーのキャラクターグッズ、生活実用品。
S字フックはベビーカーにつけて愛用していました。
その役目を終えて,今では窓辺で揺れてます。

2004年9月22日(水) 
 ビデオを返しに行く途中でふと思い立って友人に電話をしたら、ビデオ店の前のファミレスまで来てくれると言う。午前10:30からの韓国ドラマ「ホテリアー」を録画しようと思っていたので,それまでお茶をと思っていたら話がはずみ、そんな理由で席を立つこともないのでそのままランチに切り替えて、午前いっぱい話し込んでしまった。家に葉山のようにすべき仕事を残していたけれど、人との交流も行きて行く上での大切な仕事だと思う。珍しく孤独好きの私の本能が,友達に電話をかけさせるという、行動をとらせたのだからそういう流れに逆らわないでおこうと思う。
息子は園で楽しそうに過ごしていて、運動会の練習などにもポツポツとは参加しているようである。先生方とお話して息子を連れて娘の小学校に行って娘を拾い,一旦帰宅して荷物をつくりなおしてまた駅前で出向く。息子の幼児教室。そのあとは娘のバレエ教室。くたくたに疲れて帰宅。今日は息子が午後まで保育があったのでまだ流れがよかったが、普通なら午前保育なので,間に家に帰るパターンが一つ増える。本当に出たり入ったりで,実はこれがすごく気力体力を消耗させる。出たなら出っぱなしが楽なのだ。
しかもくたびれた体にむちうって子供達をお風呂にいれ寝かしつけたところへ気持ちよく趣味の合唱グループから帰宅したオットが、夕食が無いといってすっとんきょうな声をあげる。
朝からさんざん私の予定を復唱し、確認して、今日はどうやら私が、いつもひと手間余計な手の込んだものを好むオットの夕食を用意したりできないことなど承知のはずではなかっただろうか。子供のようにふくれるオットをみながらため息をつく。どうやっても私のストレスは解消されないと認識する一瞬である。
今後、水曜日はいつもこうだからゆめゆめ私に余計な手間をかけさせないように、絶対に失言しないように言い含める。が、たぶん明日の朝にはもう忘れているであろうオットである。



 マクドナルドのハッピーミールに浸食されるのは本意ではありませんが、
こうして並べると可愛いものです。
ちなみにテレビはオットが白く塗りました。

2004年9月21日(火) 
 かねてから約束の義妹とのランチを,息子の幼稚園の近くの商店街でとる。ちょっと外に出ると、たいてい知り合いの誰かにあう。義妹と落ち合うまでに娘の通っていた幼稚園で学年は一つ下の男の子のお母様に会い、小学校のことを含めて夏休みとか商店街の物価とか、いろんなことを怒濤のようにしゃべる。そうしていると私も主婦だなあと実感できて楽しい。人との交流を嫌っていた若い頃の性分は今も私の心の底にくすぶり続けているけれど、今はなんちゃって社交家役を楽しんでいるのだ。人と会う約束は沢山しているし,お話もきくし、だからいつの間にか,ランチのお店に詳しくて,情報通と言われる身になっているけれど、実は私には友達がいないのよねとちゃんと思っている。とはいってもなんとなく本音で話し合える人がいつの間にかいて、時々天使のようにさっと救いの手をさしのべてくれたりもする。神様はわたしのようなはみ出し気味の娘もちゃんと面倒を見てくれるものなんだなあと,時々人との巡り合わせの不思議さに感動したりする。
私が人と距離をおきたいと身構えてしまう悪癖は、好きさ加減を調節できない不器用さに自分で悲しくなるからなのだ。愛と信頼はセットになっていてだからこそ引き立て合って輝くような宝石である。美しくて誰でも欲しがる。私も欲しい。でも私はそれが怖い。信じる、の方の裏側で対になっている「裏切り」が怖い。優しいまなざしをむけてくれる人が一転して冷めた視線でこちらを裁き評価をくだす瞬間を思うと怖い。そんな私は仲良くなりかけた人と一瞬,距離をとってしまう。素っ気なくしてしまう。私の中の、過去の傷ついた私が、もう同じ攻撃を受けまいと身構えているのを止めることができないのだ。たぶんこれがトラウマというものなんでしょうね。
とはいっても、そのトラウマだけにいつまでも捕らわれているのもいかにもしゃくなので,私なりに日々進歩向上を目指そうと言う努力はしているわけで、人との交流はその努力の中の一つ。ランチタイムっていいなあと思う。人と話し、つきあうのにちょうどいい時間。楽しくて物足りなく思う。それくらいの時間が本当にいい。笑顔で会って別れて、あちらの話も聞くし,こちらの話も聞いてもらう。これは一種の宣伝でもある。お互いに相手のことを知り合うのと同時に、相手に自分を知ってもらい、結局それはつれづれの日々のうちに、日常の社会の中にひろがっていくのだ。誰にでも体当たりでぶつかっていくだけではコミュニケーションの輪は広がらない.そこが幼稚園ママのような広いようで狭い社会の面白いところでもあり、苦々しい部分でもある。いつか山にこもる日を夢見ながら今日も私は新しいランチの約束をカレンダーに書き込んで行く。



 消耗品だと思うカーテンは私が適当に作っています。
これは近くのホームセンターで仕入れたカーテンクリップ。
天使のほほえみ〜♪

2004年9月20日(月) 
 昨日,アイドールに行きそこねた私は当然ご機嫌がななめになりきっている。わたしが醸し出すとげとげしい雰囲気にオットが大変用心しているのが判る。判るけれども刺をひっこめられない私も辛い。23日には愛する大澤さまのライブがあるのだったが、私は19日にアイドールに行くことの方を選んで,チケットを申し込まなかったのだ。今更、じゃあ大澤のライブに行けよ、と言われても入手できないチケットのことを思ってますます機嫌が悪くなるだけである。いいことも続くけど,悪いこともつづく。ふっきれるまでふて寝。オットがひとりで家の周りの草むしりをして汗を流していたが、ただの一度も手伝うどころか見に行くこともせず、子供達もオットにまつわりつくにまかせ、ひとり寝そべって本を読んでいた。ふん!!!


 
「あなたが好きそう」と友人が贈ってくれた時計。
ありがとう。好きです。

2004年9月19日(日) 
 午前中に最後の望みをかけてもう一度、ベビーシッター&保育室に電話をしてまわる。結果、どこも没。たくさんのご家庭が秋の行事に左右されており、皆、小さい子供を連れて歩く苦難を思って早め早めに手をうっているのだ。オットの仕事の予定がもっと早く判っていたら私も絶対そうしていただろうに。
ついにイベント行きを断念したのは9時だった。それよりもまえに出かけて行くオットは気遣わしげにしていたが、電話をかけてきてすべてのベビーシッターが駄目だったことを知ると、でも息子が風邪をひいていて、人に預けるのも心配だからちょうどよかった、と言った。それはそのとおり。でもこの人は本当に私の楽しみが何かわかっていないなあと思った。ふだん、私は怒るとカッと熱くなるがもっと越えると冷える。とことん気持ちが重力に引っ張られ、冷え冷えとした視線を相手に送ってしまう。たとえオットが目の前に立っていなくてもそれはかわらなかった。怒っても仕方ないことも理解、了解。しかし心の中に渦が巻く。そのために、今日は一歩も外にでず、子供達も好きな遊びをさせるように放置して、イライラと自分の心と戦うのに費やしてしまった。ちぇっ、ちぇっ。ああ、つまらないな。連休とかいっても、主婦業に休みなし。なんだかとってもテンションがさがってしまって、お酒もおいしくない。



 空気をいれて膨らます、ディズニープリンセスの家具3点セット。
ただでもピンクでむせ返るような夢見る娘の部屋が、
さらにドリーミングしています。

2004年9月18日(土) 
 昨日の親睦会の疲れがなんとなくとれず、でも別に大失敗というわけでもなし、あれはあれでよかったと思いながら夜を越した。1年生のうちに、この役目をさせてもらってよかったとも思う。1年生の私のクラスの中からPTA役員に立候補したり推薦されたりする人がいるとはほとんど思えないのだから。やはり真剣なのは小学校の3年生から5年生のお母様方で喧々囂々の騒ぎだと言う。こ、こわい。来年からはお手伝い係とかよくてベルマーク係とか、地味な裏方作業の仕事をしよう。今の役だって何がなんだかわけがわからないままに、担任の先生が「これはとても簡単なお仕事です,集まりも秋に1回あるくらいじゃないですか?」なんて言葉にだまされたのだ。ところがどっこい4月からミーティングの招集がかかり、その場はまるで軍隊の会議さながら。ぴりぴりムード満点。それでわかった、先生方は申し合わせて1年生のどのクラス担任も「簡単なお仕事なのでどなたでも是非」と声をかけていたのである。乗りかかった船はとことん乗りこなそう。とりあえず人事を尽くして天命を待つ、というやつである。
肩こりが偏頭痛に変わりそうな嫌な予感を押さえ込むようにバファリンを2錠飲む。子供の習い事を2件梯子。あっという間に日は暮れる。週末も、身も心もそんなに休まらない。
明日のイベントに行くためにベビーシッターさん数人に電話をするがいまだ調整がつかない。今夜は安眠できないみたい(>_<)



 ほとんど連絡はメールか電話になった昨今でも、
普通に手紙を書くのが好きです。
最近は時間があまりないので、心ならずも筆無精になっているのですが…。
10年以上愛用している郵便番号用のスタンプ。
最近の封筒にはこのマスが印刷されてないことが多いので、
私はこれが気に入っています。

2004年9月17日(金) 
 娘のクラスの親睦会に参加する。ここで私は例に寄ってPTA役員を選出する新しい方法をクラスとして可決するか否決するかその是非を問わねばならない。が、最初は楽しい手芸の集まりだったので気楽に楽しんだ。小さなコットンの端切れを使って可愛い髪飾りをつくるのである。中学生の娘さんがいらっしゃるお母様が学校の学園祭で用いた材料の残りとそのノウハウをご伝授くださり、皆で和気あいあいと楽しんだ。
でそのあとに、私から皆さんに発表。今回は前の保護者会の時とは違って質問がたくさんでたし、そもそも役員を選出するとはどういうことか、という基本的な話からきちっと理解してもらうように話をしなくてはならず、その点については小学校ママ初体験の私自身が理解がおぼつかないように感じているので、不安に思いながらお話するしかなかった。誰だって大役を引き受けるには勇気がいる。でも誰かがやらねばならない仕事である。これだけたくさんの人数のいる学校だから誰かいるんじゃないの?と聞いてくる人がいるのだが、皆様そうおもってらっしゃるようで、という返事は私が用意したものではない、委員会からの答えを私が代弁しているという形であっても心苦しいものだ。最悪、くじびきになるという話に及んで皆様ヒートアップ。現在の学級代表をなさっている方が、1クラスの学級代表でさえとても大変だと言うコメントをだされた。影で聞く所によると,実際,一部の心ない人達のおかげで大変なご苦労をなさっており、旦那様には2度と再び学校で役員を引き受けるなと厳重に言い渡されているとのこと。電話をかけるには非常識な時間帯、というものを理解していない人が同じクラスにいるということですでに不気味だし、その内容がまた学級代表に持ち込むべきではない個人的なこと、自分で直接担任教師に言ったら!みたいなことだというから、確かにうっかり役員なんかするものではないと私も思う。
息子の幼稚園で感じよくお話させて頂いている方で,現在,隣の小学校の学級代表を努めていらっしゃる方も、やはりこの役目を引き受けたことをとても後悔しているとおっしゃっていた。
なにはともあれ、私のクラスでは委員会からの新しい提案に反対する方針が決定された。公平な選出方法では皆に平等に役員になる機会が与えられてしまって困る、従来の立候補推薦方式なら、自分の上を素通りしていってくれるだろうから、という考えのようだった。
毎年同じ人が役員だっていいじゃない,その人が好きで,仕事に向いているということなんだから、と。
私は立場上,すべてをだまって聞いて記録し、あとで委員会に持ち帰ることになった。
つ、疲れた…。ランチのサンドイッチには私の苦手なトマトがこってりはいっていたこともあり、食欲そのものが衰退したのと、息子の園のお迎え時間が早いので、早めに退席させてもらう。この役目を引き受けて目立ってしまったことで、来年の役員選挙の時に推薦に名前をあげられそうな、いや〜な予感がするのを振り切るように,早足で歩いた。

夕刻、この件でばんばん電話がかかってくる。なおかつ別件で、電話がかかってくる。携帯にメールがあふれかえる。今の私の世界は2股、3股、4股状態であちこちに所属している感じ。人によばれるうちが花。これも子育ての味わいのひとつ。そう思いながら疲れた足のツボをおしてくれる猫でもいればすぐに飼うのになどとたわいないことを考えながら、重苦しいため息がでる。



 我が家の洗面所には家族それぞれのタオルがかかっています。
元々はこのフックの使い道を模索していて
こうなったのですが、これが案外有効です。
  
子供達が好きなキャラクターのワッペンを小細工して作るよう、
オットに執拗に迫られて完成したコーナーです。
(バンビとダンボのタオルクリップは既製品です)

2004年9月16日(木) 
 新築のマンションに引っ越したお友達のお宅にお呼ばれする。硝子の鉢に入った涼しげな観葉植物をお土産に持参。手作りのほうれん草のキッシュという美味しいお昼ご飯でもてなしていただき、おしゃべりを楽しんで、帰りは息子の幼稚園のお迎えに間に合うように車で送ってもらうと言うぜいたくぶり。新築のマンションは素敵でした。男の二人がいるお宅とは思えないくらい美しくて、おおおお〜と唸ってしまった。人間、努力なのね。私ってば努力が足りない人間かも。どうせ片付けてもすぐ散らかるし、ということで非常〜に掃除に手を抜いている。唐突にお客さんを呼んだりなど出来ない状態である。最近はずっとお客様をお招きしていない。どうしても家を綺麗にできる自信がないのだ。かつて実家にいる頃、私は家族全体に号令をかけて常に家が整っているように気を配っていた。自分は神経質で丁寧なところもあると信じていた。それが気がつくとかつての私と180度違っている。でも子育てが一番大事だもん、ま、いっか。この「ま、いっか」がくせ者なんだよな〜。



 黒のキットも揃えて買ってみちゃったんですよねえ。
ますます占い婆風。。。

2004年9月15日(水) 
 今日は息子のほうの保護者会があり、運動会の親子ダンスの練習がある。朝からフル回転、出かける前に洗濯が完了しなければ今日はもう一日洗濯のチャンスがない。それはいかにもヤバい。家族が眠りこけている間に鬼のように洗濯し,掃除機をかけ、家族全員の洋服をそろえて起床点呼。幼稚園向き、かつ、運動会の練習向きカジュアルコーディネートに頭をしぼる。本当は夕方のバレエ教室向きに少しフェニンな装いをしたかったがやめて正解。園庭は大変埃っぽかった。しかし!今日は涼しい。ああ、それだけで幸せ。
息子とのフォークダンスは難しく、でも適当に手をつないでクルクル回してごまかすことにする。息子はけらけらと大笑い。運動会に逆に泣いたりしないといいなあ。
一旦息子と帰宅して昼食。娘を迎えに行ってまた帰宅。息子の幼児教室にでかけて、娘のバレエ教室へ。ゼエゼエ。かなり息が切れてます。



 秋色のリングが欲しいと思ってキットを買ったけれど、
なんだか出来てみると占い師風になって戸惑っています…。

2004年9月14日(火) 
 久しぶりのお友達と一緒に早めにランチを頂く。私たちの子供が通っている幼稚園のお迎えは他の幼稚園よりダントツに早いので、他の園のお母さんとお昼を頂くと大変気の毒なことをしてしまう。同じ園の人同士で食事するのはかなり気楽。話題は尽きず,楽しく美味しくランチタイムを過ごして幸福。これでデジカメまで壊れていなければ私の機嫌もかなり植え向きになるんだけどなあ。
誕生日には人形、絶対人形と決めていたのに、本日あまりの辛さにオットに「誕生日プレゼントは新しいデジカメがいいかもしれない」と言ってしまう。オットはホイホイと一発オーケー。つくづく彼は人形が嫌いなのだ。考えてみるとそれ以外のものはほとんどたいていスムースに買ってくれる。それがパソコンとかカメラなどになると本人も好きなのでなおさらである。
ああ!なんとかオットを洗脳し、人形大好き人間に改造できないものか。ハバラ系にはならず、きわどいところで人形コレクションをファッションにできるような男に…そんな器用なことできるわけないか〜(ー_ー#)



 また作ったビーズのリング。
作るのは楽しかったけれど、この指輪に似合う服装って…?

2004年9月13日(月) 
 午後、母から電話があった。芦屋に住む妹が産気づき、急に今日産むことになったと言う。即座に妹に激励のメールを送る。夕方6時半、甥っこがついに誕生。37週目で逆子のまま産気づいたので堂々の帝王切開。目鼻立ちの整った美男子とのこと。ハレルヤ!
ああ、妹もついにはいるのか、険しい楽しい育児道に。



 案外重宝している黒板。
子供達はこれに落書きして大きくなりました。

2004年9月12日(日) 
 休日出勤の予定だったオットがお休みとなり、また家を片付ける片付けると騒ぐので好きにさせる。あのねえ,私はいつも片付けてるの!とは怒鳴らない。片付ける端から活動的な子供達が散らかして行く、そのあり地獄的無限の境地をオットに味わっていただくのも悪くない。不思議なのはオットは何回同じ目にあってもあまり学習しないということである。私と違って寝付きがよすぎるくらいよく、睡眠も深いオットは、眠りの国にいろんな浅い知識を落っことしてくることに寄って,人生気軽に楽しく行きているようだ。お幸せですこと。
映画の一本も見ようよと、例に寄ってレンタルビデオ店にでかけていく。韓流ブームに乗る気はないけれど、ここまでブームだと、最初に私のアンテナにひっかかっていながら数年前から無視していた映画を観てみようと思う。タイトルがすごい。
「猟奇的な彼女」
である。そう、出だしが猟奇的だったわ〜。ええ、とても面白かったです!テンポがよいのが一番いい。話が散漫にならず引き締まったいいリズムでストーリーに見入ることができる。呆れ、笑い、ジンとする。人を恋する気持ちをもう一度思い出す。
昔、オットと離れるのが嫌で嫌で、だから結婚しようと思った時のようなことをね。



 温度計です。まあアリスグッズといっていいでしょう。

2004年9月11日(土) 
 2学期になって初めて今週フルに通園通学したわけで、やっと週末か〜と脱力脱力。なんだかやっぱりとっても濃い1週間だった。
HP更新できないので、携帯電話を使ってのメールのやりとりに力をいれてみたら、普段の3倍くらい友人達からメールがくるくる。親指だけ使ってポツポツ打つ携帯電話でのメールが私は実は苦手である。とても時間がかかる。暇さえあれば返信を打つのだが、やっと返事を出し終わったのは夕方だった。その間、食事の支度もしたし、娘の塾や息子の体操教室の送迎もこなしていたのではあるけれど。普通に、PTAとしての仕事も多い2学期だが、開いている日もついつい友達とランチなどの約束を入れてしまう。約束がない日でのんびり歩いていてもどこかで誰かに会うので,お茶をすることになる。こういう忙しさも、育児中ならではのことだそうなので、今のうちに味わっておくことにしている。
というわけで、すでに年末までカレンダーは予定がたくさん書き込まれつつある。



 昔からアリスグッズを集めていて、これは通販で購入した額。
ロゴ以外、別にアリスじゃないのですが、
当時1歳だった娘の写真を飾ったら宝物になりました。
以来6年このままです。

2004年9月10日(金)  
 夕方からの体操教室がかったるいのだが、行くとでかしたよ私!という気分になる。でも仲良しの友達が転勤で来月引っ越すことになったときいてがっくり。
西宮の夙川か神戸の岡本近辺で家を探しているという。おお〜〜、そここそ私の青春の町!
なので熱を入れて話し込んでしまい、なんだか私も極端なホームシックになってきた。夙川には私の永遠の大親友が家を買って住んでいるし,妹もずっと働いていた町である。神戸の東灘区岡本は毎日歩いた、十代はほとんどそこで過ごしたと言ってよいところだ。悩んでいる友人にどちらも大丈夫だと請け合い、帰宅後さっそく友人に電話して,最近の地元の雰囲気、学校はどういわれているかなどをきく。出会いと別れの繰り返しとは言いながら,やっぱり友達との別れは寂しい。でも3年後には帰ってくるんだよね。行く場所も私も地元。そう思えば,辛いばかりの別れでもないかなと思えてきて、自分を慰められた。
ちなみにサーバーの調子も悪いが,デジカメも壊れかかっているようで、今はその面でパニック。



 これも100円ショップ。

 100円なのにこの充実ぶりはすごいでしょ。
下に定規もはいっているのです。

2004年9月9日(木) 
 オットが休みをとるので、どこに行こうかと前から相談していた。8時半から13時まで子供がいない状況を楽しめるのである。しかしながらどの町もお店などがオープンするのは11時以降がほとんど、ということがネックになり、結局なつかしい自由が丘へ行くことにした。道がすいていたので、我が家からすぐに着く。曲を3曲くらいきいている間のことなので、あれこんなに近かったっけ?と驚く。新婚の頃、都立大学駅から徒歩5分のアパートに住んでいて、まずそこを見に行く。懐かしさにふたりで盛り上がる。そこの広めの1LDK、ムク材を使ったフローリング、壁一面の大きなクローゼットが当時とても気に入っていたものだ。新築だったそこも、今はそれなりの建物。くすんだ感じがまたよかった。二人でよく散歩しながら行った自由が丘は、あったお店がなくなり、なかったお店が増えて変化の多い町なりの活気がある。今住んでいる町はなんて地味で何もないことか、と改めて感心。若いおしゃれなお母さん達が、泣いてぐずる赤ちゃん達を連れて、ベビーカーで道やお店をふさぎながら楽しんでいた。オープンテラスカフェなら気楽だから、そんなところを探して行こうよと話しているのをきいて,笑う。そうそう、そうなのよね。
雑貨やさんを見て回り、案外いろいろなところにブライスがいるので興味深く見る。ティンカーベルのゴミ箱を娘に、トイストーリーズのお弁当箱を息子に買う。
素敵なお店を見つけて夫婦でランチ。あっという間に息子の幼稚園のお迎え時間になり、決してゆっくりとはできなかったけれどいいリフレッシュになった。
 午後から娘の小学校の保護者会。ドキドキの役員説明を終えて気楽になったそのあとは、友人達と安くてそこそこ美味しいパスタの店で夕食。おほほ、今日は昼も夜も外食よ♪しかも子供抜きで幸せっす。
オットは子供二人をひきうけて井の頭公園まで行ったらしい。
小学校の保護者会は2時間近くありヘビーなのだが、案外ご主人が休みを取って子供の面倒をみてくれる、というご家庭が多かったのが印象的だった。やっぱり夫婦はそうでなくちゃね。 


 
 またまた100円ショップのすぐれもの。
カバーだけでなく

本体にもやんとオーロラ姫が刻まれていることに感動。
切れ味も普通にいいです。

2004年9月8日(木) 
 老人に絡まれて警察に電話する羽目になった。

 今日は午前保育で、二組の親子と一緒に仲良く川沿いの桜並木の遊歩道を歩いていたのだが、後ろから自転車ですよ〜、と一人のお母さんが気がついてさっと両脇に避けた。そう猛スピードでもなくゆっくりやってきた自転車の老人はよけた私たちの真ん中ギっと自転車を止め、薄笑いを浮かべてじっくりと私たちを見回した後私にからみはじめた。右側通行が日本の常識なのに、あんたは左によけた。あんたは間違っている、というのだ。息子が斜面に登っていたので,私も斜面にのぼるようにして道をよけた。右に避けるということは進行してくる自転車の真ん前を横切ることになるのでの判断だったのだが。私は謝った.友人達も謝った。ところが老人は道の真ん中に陣取り,後ろから来る人たちを止めながら、20分私に絡み続けたのである。
さて。私はおとなしい人間ではない。
誤って許せないなら、お互いの伴侶と警察を立ち会わせて話し合いましょうと言った。
老人は呼べるものなら呼んでみろ、とすごんだ。
私が警察に電話を始めると、「警察呼んでお前、恥かくな!」と叫び、私が警察に場所を説明し始めると、「逃げたと言っておけ!」と叫んで逃げた。
とりあえず、おまわりさんに来てもらうのはやめたけれど、災難である。

近所の人なら誰でも知っているが、綺麗でも寂しい遊歩道であり、あの場合,逃げる場所がなかったのも問題。友人達には勇気を褒めたたえられたがすっきりしないので、帰宅後もう一度、管轄の警察に電話する。生活相談課の男性に話を聞いてもらったが、老人が女子供にからんで、意地悪をするという苦情を世田谷区ではよくきくそうだ。わざわざ人気のないっ道を選び、通りすがりに一言注意するならまだしも(しかしながら、もともと私たちは真ん中の道を十分開けていたのだ。それまでにも何台もの自転車を通過させている。ほとんどの人が逆に、遊歩道なのに自転車でごめんなさいという言う意味で『スミマセン』と逆に私たち歩行者に謝って行く。その老人はただ誰か、腕力のなさそうな誰かに因縁をつけたくて左側にいた私に声をかけたとしか思えない。ちなみに東京では駅など皆左側通行を呼びかけられている。大阪はその反対ですね)
相手が暴行に及ばない限り、被害届を警察が受理しないのも問題で、その手前までならいくらやってもオーケーらしい。奥さんは今回、十分勝ってますよ、その男もこりて当分他の女性に絡むのはやめるでしょう、奥さんは人のためになったんですよ、という言い方にがっくり。私が電話したこの場所は,後で調べたところによると警察官ではなく、民間のボランティアの人が対応することにしてある場所とのこと。道理でパトロールのこととか、起訴のこととかに話をもっていくとノラリクラリと抜けると思った。
あとで友人にきくとこの春にも、留守をしている隣家の裏口に怪しい男が立ち、ドアを開けようとしているのを室内の窓からみかけたのでで110番したところ、それだけでは行けないと言われたと言う。友人はその男性の身なりといい雰囲気といい絶対怪しいし、隣家の人とは仲良しでよく知っているから、断じてそんな男が身内にいるわけがない、と言い張り、なんとか彼女をあしらって電話を切ろうとする警察と友人とで十分ほども押し問答をしていたそうだ。そうこうするうちに男がバールをとりだして、鍵をこわしはじめた。友人がそれを言うと、「ああ、そこまでやりましたか。じゃあ今からおまわりさんを行かせます」と応じたと言う。が、彼女の視線に気付いた男は逃げた。おまわりさんはやってきて「本当だ、こじ開けられていますね」と感心していたという。
この警察は有名な一家殺害事件をいまだに未解決にしているところである。私が今回の絡まれ事件で「そういえば常日頃からおまわりさんの姿をみかけないのですが、パトロールはどうなっているのでしょう?」と突っ込んだときも、「いや、してますよ。してますけど、えっと〜、過去に事件が起こったところ中心になっちゃうんでねえ」「じゃ、あの遊歩道は?」「いや〜、あそこは平和なところだから」
一家が殺害されたのも、平和な公園の真ん中でございましたっけよ。



 オットがこんなに可愛いキャンディを買ってきました。

2004年9月7日(火)   

 神戸では暴風警報で学校が休みになったと早朝に親友からメールが入った(毎日必ずメールのやりとりをする腐れ縁友達である)東京はいいお天気だなあと思いながら張り切って洗濯をし、息子の手をつないで幼稚園に向かって歩いていたら妹から電話が。また地震があり、そのせいで母がひどく取り乱しているから電話して慰めてやってくれとのこと。妹は今動けない。妊娠35週で産まれそうになり、あと2週間頑張るために、絶対安静で点滴を打ちながら入院しているのだ。その妹を案じて電話するならまだしも、怖い怖いと自分の不安を訴えた母の神経もどうかと思うが、もともとが強情な割には繊細で子供みたいな人である。どうせ地震で死ぬのなら、いっそ我が家と一緒に倒れましょうよ、今すぐ新幹線に飛び乗って東京においで、と電話したら急に恐怖熱(母の場合、どこか自分で自分のパニックを楽しんでいる面があるのだ)が冷めたらしく、夕方には落ち着いて明るい声で電話がかかってきた。地震を機に同居、ということも阪神大震災後ままあった。それで苦労した友人も数人いる。実母との同居だからといって楽なものでもないだろうけれど、オットの両親といい,我が母といい、つくづく老いを感じる瞬間があって寂しい。
 ゆっくりその感慨にひたっている間もなく、小学校の委員会に出席。たっぷり2時間、クラスへの説明と質疑応答についてのレクチャーを受ける。誰でもできる簡単な,楽な仕事と言われて引き受けた委員だったが、世の中そんな美味しい話はないもんだなあ、とふと窓から外を見上げながら考えた。ただベテランママにきくと、私が所属している委員会の長と副の方はスーパーウーマンらしい。常々、この方達のリーダーシップぶりの素晴らしさに感心していたけれど、けたはずれな方達だったらしくて、「○○さんと××さんがそろって長と副をしてるなんて信じられない。あの二人に引っ張られたら何でもうまくいくわよ」ときいて、急に気が楽になった私は、やっぱりかなりのんきなのかもしれない。
私が幸せを感じるときは,尊敬できる人に出会えた時である。
仰ぎ見る存在の人って灯台みたいな役割だ。迷う心に進路を示してくれるような。そういう人たちとの出会いが要所要所であった人生は、今のところ私はとても恵まれていたのかもしれない。これから先もどうかよろしくお願いしますと、あまり信じていない神様に祈る。
泣きたくなるのは悔しいときよりも、優しくされた時だ。
息子のことでも娘のことでも、悩みが尽きない私に優しい電話をくれた人がいて、驚いたし感激した。その方は私を過大評価していると思うのだが、とりあえずその暖かさに甘えようと思う。願わくば、その方の期待から外れすぎない私になりたいものだなあ、と自分の生き方を考える。でも嫌いなものは嫌いって言っちゃうんだよね。笑いたくないのに笑えないし、泣きたいのに我慢なんてできない。
ああそうか。私の母も祖母もこうなんだなあ。大人げない性格は血統ということで許してもらうしかないようで。

台風18号が通り過ぎて行った後に、まだ暴風が残っている。今日は気まぐれに降る大雨にみんな泣かされた。タイミングよく、間一髪で洗濯物を救えたのが、今日の私の一番の幸運。

 

 髪が伸びてきて、でもこの暑い夏は辛くて。
いつも髪をまとめるのに、すごく重宝したヘアクリップ。
やっぱり¥100ショップ出身だけれど、
デザインも機能も優秀です。


2004年9月6日(月) 

 映画の予告を見ていて、金城武主演の「LOVERS」が気になるので、その前段となる「HERO」も見ておこうかとビデオを借りてくる。実はずっとアジア映画を苦手としてきたのだが(おフランス映画も苦手ざます。どういうわけか眠くなるんだもん。頭が単純にできてるから、まどろっこしいニュアンスを楽しめないらしい。無粋ですみません)なんと言っても最近の韓国ブームでドラマで鍛えられたし、雑貨・ファッション的にはアジア系が今とってもツボにはまっているし、時期が来たと思った。
…でも駄目でしたね、あはは。全然感情移入できなかったわ〜、ワイヤーアクションには確かに笑わせてもらったけれど。中国、いいと思うのだけどな〜。

HPのサーバーがずっと不調で、先週半ばからサイトを見ることも出来ず、やっとみられるようになったと思ったら,ファイルのアップロードができない。最初はサーバー管理者にメールさえ送れない状態で、やっと送信完了できたと思っても返事が来ない。今までは即答だったのだけど。ダメージが深刻なのかな〜。
かねての決意でもありましたが、今日はせっせとサーバーお引っ越し作業をして過ごしもした。道のりは長い。

地震に仰天。東京はたいしたことはなかった。でも揺れたのだ。シャンデリアがいつまでも揺れ続けているその時間の長さを不気味に感じ、今にも直下型が突き上げてくるのではないかと身構えてしまった。
ニュースで奈良、和歌山が震度5と知り、すぐさま神戸の実家に電話。が通じない。妹にも友達にも通じない。一瞬,本気で焦ったけれど十分後に全員と連絡がとれた。みんなそれぞれ気になる人の無事を確認しあっていたらしい。
地震の恐さもさることながら、ロシアの学校占拠事件に泣く。
世の中はなんて、悲しい、辛い恐怖に満ちているんだろう。
宗教の慰めでもなければ、確かに人類はやっていけないと思う。でも人殺しを容認し,奨励するもの、それはもはや神ではなくて悪魔ではないのか。
誰か私のこの素朴な疑問に答えて欲しい。正義とはなんなのか、誰が決めることなのか。
人を傷つけず、愛し、守り、育てること、それが正義であり神のめざすものではないのか。
なぜ、人はこんなにも残酷になれるのか。誰か本当に教えて欲しい。

 娘のヘアアクセサリー集めも続いています。
こういう可愛いデザインを、照らいもなくつけられるのは
あと何年くらいでしょう。
ちなみに、一つ¥100


2004年9月4日(土) 

 義妹家族の家に、オットの両親と叔父夫妻が訪れるというので我が家も押し掛ける。義父母が持ってきてくれた地元のお刺身の美味しさに舌鼓を打ち、おしゃべりを楽しみつつ、娘の塾と息子の体操教室のために間を抜ける。子供達が習い事の間、夫婦で¥100ショップを漁る。収穫を得て満足して子供達も拾って再び,親類達と合流。夕食も我が家推薦の美味しいお店に出かけてごちそうになる。幸せだけど、お腹の贅肉が気になってきた。
それにしても朝から晩まで、やっぱり忙しい休日なのだった。疲れをとるばかりが休日にあらず。新しい空気、刺激に触れて内面の活性化をはかることも休日の役割のひとつよね。

 結局、話題のこのドラマも最後の最後の瞬間5分のために、
私の中ではいいドラマという感想に落ち着きました。
で、音楽は単純に好きなので、オットがプレゼントしてくれたサントラ盤。


2004年9月3日(金) 

 中止になっていた息子の園の花火大会が急遽,今日に決まる。夕方までにお天気が崩れるのではないかと心配だったけれど、無事に花火大会の運びとなり、ふたたび家族で浴衣を着る。たぶん今年最後かな。オットはあいにくの名古屋出張で来れない。代わりのお隣の奥様と男の子達を誘って出かけた。
園の花火大会なので、いわゆるヒュ〜〜〜ン…ドドーン!!というような打ち上げ花火はやらないけれど、先生方の創意工夫は素晴らしくて園庭にさまざまに仕掛けられた花火に次々に点火され、2.3メートルの高さの火花を吹き上げる吹き上げ花火の美しさで魅せる。
その前にもちろん園恒例の,子供達の歌と踊りがあってそれもやっぱり微笑ましくて可愛い。満足して帰宅。やっと夏が終わった気がする。
 オットが名古屋のお土産に天むすを買ってきてくれた。ダイエットのタブーを破って,寄る遅くに食す。うまい!!ああ、懐かしいこの味。息子を妊娠・出産した前後の思い出が蘇る。娘が人生初の公園デビューをした町、公園の帰りにいつも天むすを買って、娘とふたりでお昼ご飯に楽しんだ。息子が元気に産まれて幸せいっぱいだった頃の記憶が濃厚によみがえってくる。

家族が寝静まったあと、何度もハリー・ポッターの最新刊のページを繰る。
私はとても悲しんでいる。ハリーの胸の痛みを私も受けている。単に楽しいだけの読み物ではないことが判った。作者は生きる痛みを、身をもって経験してきた人だと心から感じた。
恋も信頼も、どこか喜びと苦痛が紙一重の裏表になっていて、プラス面ばかりではない。諸刃の剣のようなもので、でも壊れて何が一番痛いかというと、それは信頼の方ではないかと私も思う。
自分の中にヒーロー像がある人は幸福だ。その人は人間不信ではないということだから。人間として生きながら、他の人を信じられないというのが,私が推測するに人生で一番の不幸であると思う。人に裏切られる、という心の傷は生涯消えようがないものだと思うから。ヒーロー像が壊れる時、自分の信念、心のよりどころも壊れる。何を信じ、心の支えにしていいのか途方に暮れた時、人はぞっとするほどの孤独をすぐ間近に感じて震えるものだろう。その痛みを私も自分の過去の中から拾いだし、ただじっと感じている。
ハリーと共に、ハリーを囲む人たちとともに。

 マリー・アントワネットのことを、脚色もなくただ淡々と
資料を並べ、歴史的事実を列記し、当時の伝聞記録まで詳細にまとめられた
私にはとても楽しかった本。
これほど豊富に、マリー・アントワネットとその周辺の絵画を見たこともなく、
それだけでもかなり価値ある1冊。

2004年9月2日(木) 

 息子の咳がひどくなる一方なのが、お医者様は深刻な症状ではないとの判断。でも幼稚園の先生方も心配してくださるし、本当は咳がおさまるまで園を休ませるべきなの?と悩んでしまう。
幼稚園が夏時間なので忙しい。子供がいなくなって何が嬉しいと言って、誰もいない部屋の中をスカー!っと掃除機をかけられることである。この40日以上の休みの間、それは私を悶々とさせるストレスだった。掃除してもしても散らかる。掃除機をかけようと思った場所に娘か息子がちんまり座っていたり、おもちゃをひろげだしたり。
優しいお母さんをめざしながら、くく〜!おのれ〜〜〜!と叫びたくなる衝動を抑えるために、ただでも暑い毎日が余計に暑苦しかったりした。
誰もいない部屋をせいせいとして掃除する喜び。ああ,欲求不満解消。
子供達が帰宅して1時間後に,部屋はまた無法地帯と化したけれど動じまい。これからもたとえ一日に数時間でも、私ひとりになれる時間があるのだから。

 久しぶりの友達をランチをして楽しんだけれど、やっぱりお互いに息子がいると全く落ち着いて食事ができない。彼女のお子さんはADHDの疑いがありとのことで数年来悩んでいる。息子と同学年であり、偶然公園で知り合って以来,お互い励まし合ってきた。希望の見え方も同じくらいで、日常の生活で感じる悲しみとか寂しさ、悔しさも同じで。
ただ、わたしが息子の園のお友達とのおつきあいを全般的にあきらめて孤高を選ぶことにしたのに対して、彼女はまだあきらめがつかないという。でも数回、園ママ達とのお食事会に参加してその雰囲気が苦痛であり、息子さんがやはり普通の子の世界になじみきれないため、母子ともに園で浮いていることが寂しくてならないという。ただ慰める。
きっと、すべては必然で、全部がいい方向に向かうようになるはずだから、と。
心を上に向けている限り、必ず突破口は見えてくるから、と。
それは私が私に言い聞かせる言葉なのだ。その言葉の空しさを感じながら、それでも友達に言ってあげたい言葉でもあった。

 
夏休みの作品のひとつ。
シャワー台にテグスでいろんなビーズパーツをとめつけたリング。
可愛いけど重たいの(≧▽≦)

2004年9月1日(水) 

 2学期になると同時に早朝に目がさめることに自分でも驚く。子供達に持たせるものに忘れ物がないか入念にチェック。自信満々に送り出したら、オットに仕事で使うデジカメを持たせるのをわすれていたけど、ま、いいか。忙しいから自分のことは自分でやってね。子供の面倒もそれなりに出来る範囲で見てよね!
しかし残暑。
暑いのに,防災の日だとかで娘の小学校で防災訓練があり、親達は十時二十分に引き取りに行かねばならない。実は朝,娘は登校したくないと号泣していた。大変な嘆き悲しみようで、私もついには胸が痛くなった。
「○○○はママと一緒にいたいの!ママと一緒がいい〜!」
と泣かれると、胸が甘く痛むんだよね。オットが今日だけは特別といって車で送って行くことになったので多少は気を取り直したらしかったものの、車の中からも涙をぽろぽろこぼしながら私を振り返るのでせつなかった。一つ年上の,お隣のお兄ちゃんも今朝はどうもお腹が痛いとごねたそうだが、「行け!!」と蹴りだしてやったと奥さんが笑っていた。とりあえず娘の連絡帳に、娘がお友達の発言に傷ついたので夏休みのプール教室には一切参加しなかったこと、それが本格的登校拒否の引き金にならないか不安に思っている旨を書いておいたのだが、担任の先生はさすが。
防災訓練で迎えに行き,入り口からのぞくと小さくておっとり屋の娘に優しく防災ずきんをかぶせ、話しかけてくれていた。私にもとても優しく、大丈夫です、ちゃんと話しましたから、○○○ちゃん、2学期もがんばるといってくれました、と笑顔でいってくださった。
そのとおり、娘はもうニコニコして、新しく届いた絵の具セットを嬉しそうに抱きしめ、お友達に手を振ってから私にくっついてスキップしながら下校した。やれやれ。
息子の方はますます咳き込みがひどくなっているように思える。しかし熱はない。咳の合間は本人はいたって元気である。悩みつつ幼稚園に行く。これにもみっちり書いたお手紙を持たせた。つまり私は早朝に起きて,手紙三昧で家族が起きてくるまで書き狂っていたのだ。こんなことならニッペンの美子ちゃんでも昔やっておくんだったとボヤキながら。
息子はやはりいつもより元気がなかったと幼稚園の先生方が心配してくださる。風邪のひきはじめならとにかく寝ることだと思って、いつもは禁じられた昼寝をさせようと頑張っていたら息子はめちゃめちゃ元気で、逆に私が寝かしつけられてしまってトホホな午後になった。
目が覚めたのはチャイムの音のせいで、ヨダレをふきふき出てみるとアマゾンからのお届けものです,というのですっ飛んで行く。
ハリー・ポッターの最新刊「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』上下巻が届いたのだ!
それから岡村靖幸のニューアルバムもね♪
2学期はきっとまた忙しく,年末には私はすっかりダシが抜け切ったチキンのようになっているのだろうが(?)判っていても頑張るしかない。いよいよ始まったのだ〜。