Princess Party Cinderella

2002年に発売されたお人形です。
アメリカでは10ドルするかしないかのお値段、日本でもトミーが輸入元として
リーズナブルに売り出されていました。

 
子供心を誘うこのパッケージ。
見るからに安っぽいドレス。でも通りすがりにふと見たお顔が美しかったので、何気なくて手にとってびっくり。
マテル製作ではありませんか。
バービーとはモールドが違いますが、見れば見る程美しいお顔。
ちゃち、と思ったドレスもそれなりに可愛く見えて来ました。

 
箱裏に6人のプリンセスの写真が。日本でもディズニープリンセスグッズの人気が出始めた頃でした。
もちろん私も嫌いではありません。
いつかバービー・アズ…のドールを買いたいと思っていたのですが、
この「プリンセス・パーティー」を見ていると少なくとも半分のお姫さまはどうしても欲しくなって、
結局連れて帰って来てしまったのです。

 
ドレスにキラキラのスパンコール。ひたすら落ちます。
そして頑丈なパッケージ。さ、さすがマテル…。
付属品のプラスティックのティアラは、小さな女の子の指輪のようです。
左側の可愛いイラスト部分はポップアップして楽しめるようにもなっています。

 
苦手なオープンマウスなのですが、とても品があって可愛いシンデレラです。

髪型が、スワールといった感じで素敵。
普通、シンデレラのお人形と言えば、オバサンぽくアップにされてるものがほとんどで案外手抜きなのに、
このお人形は安価な割には髪に手抜きがないので、驚きました。


パッチリとして可憐だけれど、意志の強そうな目元。
このアイペイントに惚れ込みました。
そう、ディズニーのシンデレラって虐げられっぱなしで悲しんでばかり、じゃなくて、
聡明で、とてもしっかりした大人びた女性なんです。
娘と一緒にディズニーのアニメを見ていて、改めて、女の子キャラの誇り高さ、
気の強さに感心したところだったので、このお人形の顔は私の中でぴたりとハマりました。


残念ながらボディーはたぶん、マテルで下から2番目くらいの安価なものかと思います(^_^;)
私の好きなBetween Takesさんと比べると質感で劣るの…。
体格もシンデレラの方が良い…っていうか、あんまり華奢じゃないんですよね。

 
でも、無理矢理ドレスをかりてみたシンデレラさん。
ええ、いいお衣装もしっかり着こなせますとも!
(ちょっとお尻も胸もキツイんだけどね)


私が大好きなシンデレラです。

(2004.2.26)