2004 きものサヤカ


2004年の「きものサヤカ」嬢です。
ジェニーの着物シリーズは毎年秋の末頃になると発売され、
買う気がなくても一応はチェックするのが私の楽しみの一つです。
なぜ買う気がないかと言うと,定価4500円とお高いから。
なのに肝心の着物がどうにも固くて安っぽい生地で染めである事に耐えられないから。
けれど、お顔は日本製だけあって綺麗なのです。
時に欲しくて迷うのはお顔さえ綺麗なら,着物は妥協していいかな、と思えるお人形を見た時。
迷っているうちに好きなお人形からなくなったりしますが…。
このサヤカ嬢は2005年も半ば過ぎ、トイザらスでバーゲンにて半額以下で入手♪
嬉しくて小躍りしました。

  
黒地にピンクの桜模様と箱も和柄です。
毎年、主役のジェニーとフレンド数人がきものモデルに選ばれており、
この年はおなじみマリーン(毎年絶対はいっているようです)と、
サユリとサヤカ。
私が一番欲しかったのはサユリちゃんですが、バーゲンの中に彼女だけいませんでした。
マリーンは面白みがない気がしてパス。
ジェニーのこの髪型も別にいいや…とパス。
サヤカは我が家にいないフレンドでしたし、このボブカット可愛いじゃない!と
一番気に入って購入を決意(半額だし!)
批判気分一杯とは言え着物も、この4種類の中では黒地が効いていて一番好きかも、と思いました。

付属品は足袋と草履。お着物の柄はこんな感じ。
                        ねじり梅、菊、リボン、縞、鈴、などなど描き込まれています。


きものシリーズはお人形のメイクも少し濃いめだったりして、時に朱赤のリップが嫌な時もあるのですが、
このサヤカのメイクは珊瑚色の唇も美しく、洋装にも合う感じ。
髪型もやっぱりいい感じです。

  
日本を代表する着せ替え人形のメーカーとして、
タカラさんにはもう少し着物の素材について考えて欲しいなあ…。
ちゃんとした着物ならもっと高価でもいいし、この着物ならもっと安くてもいいし。
どうにも私には納得できないのです。
帯も変。

 
いわゆる断髪に着物ってとってもレトロモダンな感じで、実生活でも試してみたい憧れの組み合わせです。


我が家に今までサヤカがいなかったのは、彼女のお顔立ち自体、私には微妙だからで(笑)
色々角度を変えてためつすがめつ眺めて魅力を分析!

 
きものタイプというのは一種イロモノなので(^_^;)これだけでサヤカの魅力を判断しきれないかも。
初期スタイルはたしかブロンド系ウェービイロングヘアだったはず。
そんなサヤカが一番可愛いのかもしれませんが、
私はこのキリッと和風で初めてサヤカを買う気持ちになったのです。
だから私に合っているサヤカなのかも、ですね。

例によって手持ちのドレスで着せ替えして雰囲気の変化を楽しんでみます。
  
言うまでもなくキチンとした感じのスーツはまさにぴったり。
知的で品よく見えるところが素敵。


着物姿も、いかにも晴の日の衣装!的派手な振り袖よりも、
日常のお稽古ごとでよく着ていそうな小紋の着物などの方が
このサヤカにはより似合うんじゃないかしら、
などと想像するだけで楽しくなってきます。


イメージを膨らませてくれる素敵な彼女です。

(2006.4.1)