私が少しジェニーから離れ気味だった2003年、初秋だったでしょうか、 ナイスジェニー誌での発売予告写真を見ただけで好きになってしまったシオンです。 シオンは言うまでもなく、 ジェニーフレンドとして登場してから大人気のフレンドドールです。 が、私はお迎えに至っていませんでした。別に人気ぶりに反発を感じていた、ということもなく、 ただ「買う」という衝動、 私の中の沸騰点に達することがなんとなくなかった、と思います。 で、彼女で来た来た〜!と思った訳です。
発売日にお店に行けたのは午後になってからでしたので、 もしかしてもう売り切れかもという心配、実際見たら好きじゃない感じがする心配と 二つ心配しながら出掛けたのですが、両方とも杞憂に終わりました。
シンプルなパッケージがちぐはぐな気がするほど、 華やかに美しいブロンドの巻き毛のシオンが我が家にやってきたのです。
今回のお披露目で何を着せようかとても悩んで、 思い切ってやはりナイスジェニーの着せ替えセットを試してみました。 本当はクールビューティーにふさわしい、 瞳の色にもあう寒色のドレスをと思っていたのですが、 とても見事なブロンドの縦ロール(大好き!)と、ヴァレンタインという季節には 案外このドレスが似合うかもしれないと思ったのです。
ノーブルでいて可憐なシオンのたたずまいがこの甘いドレスで引き立ちました。 清冽な印象のドレスを着せればハマりすぎるほどハマるのは判り切っています。 この美しいシオンを見て、彼女の魅力の深さに気付きました。 ピンク、リボン、レース…こんな素材を並べても、 ただ甘いだけにしない、奥行きのあるものに感じさせるシオンのたたずまいってすごい。
彼女にこんなヴァレンタインチョコレートを贈られるのは、 どんな人なんでしょう?
(2005.2.7)