Petite Holiday Princess Snow White

1998年にマテルが、ディズニーアニメーションの中から代表的なお姫さまを3人選び、
大変小さなお人形にして発売しました。
これはその中の一体、白雪姫です。
(残り二体はシンデレラと美女と野獣のベルです)

可愛らしいパッケージは、森の中のイメージでしょうか。
とても小さいです。どれくらい小さいかというと…

 

箱入り状態で、普通のバービーとこんなに差があるのです!身長9.5センチくらいでしょうか。

 

小さな頭にちゃんと植毛され、ペイントもマテルらしいお顔。ちょっと老けてる(^^;)
ドレスがとてもよくできています。手に持っているのはマフです。

 

後ろ姿にも手を抜いていません。感動したことにドールスタンドまで付いているのです!


しつこく大きさ比べをしてみます。判りますか、この小ささ!

 

パニエも丁寧な作りで、パンツと一体型になっています。裾になぜか金の鈴が3つも付いてます。

 

可動ボディであることも素晴らしい♪靴は金色のペイントです。


プチブライスとボディを比較してみます。
手足が長く、腰が細いです。
全体のバランスから言えばやや、頭でっかちなきらいがあります。
髪の飾りは縫い止められ、髪に編み込まれていてはずせません。
 


私は今まで、植毛されているミニドールとしては
ドォンが一番頭部が小さいと思っていたのですが、
このお姫さまはその確信を軽く上回りました。


お洋服を貸してくださった皆さんともボディ比較。
手がかなり両側に張っていますね。

 

リトルクールブラッツ クロエのお洋服と、リカストラップのマツキヨドレスに着せ替えました。
可動ボディなので、椅子に座れるのが嬉しいし、
この小ささで着せ替えも楽しめるなんて、と感心してしまいます。

これはマテルの密かな傑作ではないでしょうか。
ミニドール好きには本当に嬉しいお人形です。


白雪姫の原作を知っていますか?
白雪姫のおかあさんはなかなか子供ができずに悩んでいて、
ある雪の日に針仕事をしていて指を刺し、
黒い窓枠の上に積る白い雪、その上に散った赤い血の配色に心うたれ、
『白い肌に黒い髪、赤い唇の女の子が欲しい』と願うのです。
その夢がかなって美しい白雪姫が生まれました。
だからどの映像でもすべて、白雪姫は黒い髪なのです。

ディズニーアニメの白雪姫も原作に忠実ですから、このお人形もそうです。
本当に小さいのにとても遊びやすい、素敵なお姫さま人形ですね。