昭和おもひで家族 冬編 ももいろバージョン


2004年春、まだ寒い頃に出会ってしまった食玩。
それはあまりにも懐かしい、昭和の香り漂うミニミニドールハウスでした!
プチブライスさえ巨大に見えるという、両手のひらにちょこんとおさまるサイズ。
お人形遊びに使えるとは言えないけれど、その郷愁誘う細かい作りに心惹かれ、
思わずムキになって揃えてしまいました。

タカラの浴玩「昭和おもひで温泉」その後という設定が泣かせます。
温泉の方は揃えていないのが今更悔やまれてきました。

  
箱の横側にシリーズの写真がついていて、そそります。
中の入浴剤は、なつかし看板の…いや、看板を貼りまくった壁の模様です。


このシリーズには夏編もあって、それぞれに水色・桃色シリーズがあるのです。
つまり4種類そろってコンプリートというべきなのでしょう。


拡大図でお分かりいただきたいと思います。


私は冬編・桃色セットのみに的を絞ることにしました。


細かく丁寧にパッケージされています。


と、精一杯拡大してみました。細かさを判って頂けたことと思います(^^)

開封してみます♪
温泉で出会った栄吉と温子は同棲を経て結婚し、一人娘の由美子と共に、
平凡だけれど幸せな日々を送っているという、昭和40年代の家の一風景がひろがります…

 
『包丁の音』
台所用品の収納品が増え始めた時代とのこと…我が家には食器乾燥機はなかったです(笑)
炊飯器はこれと同じのがありました!!
私としては、ダイヤ型の硝子がハマったドアが、めちゃくちゃ郷愁を誘われるツボでした。
あと、流しの下の糠どこと梅干しのツボもね!(>_<)

 
『朝の団欒』と『ランドセル』は二つ組み合わせて6畳間になるのです。
うーむ、ここまでやるか、と唸るほど細かい作り。
学習机が座卓タイプというのはどうかな?
私の周りではそういう机の子はいなかったですよん(笑)
座卓学習机は昭和30年代前半のものじゃないのかしら…?
ひとつひとつ取り出して並べていると、懐かしくて面白くて、にやにやしてしまいます。
縁側に猫!これは欠かせないですね。踏み台の御影石まであります。


おそらく、水戸黄門の由美かおるさん的に、シリーズの中で決めてとなっているであろう、
入浴中の温子さんです。
あ、椅子を写し忘れています。
ここらでお気づきかと思いますが、何が水色・桃色編の分かれ目かと言うと、水回りのタイルなんですね。

この風呂釜まで、遠い日の我が家のお風呂場を思い出させます(涙)
二艘式洗濯機もそっくり!
このセットのタイトルは『狭いながらも…』。

 
トイレ、いや昔でいうところのお便所の細工にも手抜きなし!
組み立ててからだと狭くて写しにくかったので最初にとりましたが、今度は便器の蓋を忘れてました〜。


『朝の用足し』
ああ、この廊下、この箒とちりとりの位置…、あまりにもなつかしいのです。
本当にこんな感じの家で少女時代を過ごした私は、
母と一緒にテレビでみるアメリカドラマ「奥様は魔女」や「可愛い魔女ジーニー」などに夢中で、
「ああいうお家に住みたいねえ」などと言っていたのでした(^o^;)


じゃ〜ん!!全部を組み合わせるとこうなります。
プチブラとさえ遊べないのが残念なのだけれど、それでも飾っているのが楽しくなります。


裏側にも細かな芸が隠れています。

 
こんな落書きまであるのです(笑)

完璧コンプリートはできなかったけれど、私のお気に入りの浴玩です。

(2005.1.5)